クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ17ー18】第21節クリスタルパレス戦

新年明けましておめでとうございますですが、取り敢えず年末の試合です。色々不安の残る試合になってしまいましたが、、、

 

シティスカッド

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タイトスケジュールで最近出番の増えたギュンドアンとベルナルドにダニーロの3人。ダビドの不在理由は何なんでしょうね。

 

パレススカッドは、不振のエース・ベンテケを前線にザハとタウンゼントが仕掛ける形でしょうか。

 

前半(0ー0)ー:ー

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お互いにアクシデントが出てしまった序盤、シティは久々の先発となったジェズスが負傷交代となります。パレスは守備の要ダンをこちらも負傷で欠く事となります。

 

パレスはあからさまな守備陣形は取らず、前からのプレスを嵌めていきます。シティはいつも程の流麗さはありませんが、それでもインサイドハーフの2人を中心に攻撃を組み立てます。時折見せるサイドチェンジと2列目からの飛び出しで、チャンスは作りますが決定打には至らず。

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パレスはベンテケへのロングボールを当ててきますが、オタメンディとマンガラで対応し、キープレーヤーであるザハの突破も対面のウォーカーが上手く対応します。セットプレーは1番怖さがありましたね。

 

後半(0ー0)ー:ー

 

後半は前半よりも押し込む展開は増えましたが、チャンスを決めきれません。途中出場のスターリングが活性化をしますが、今回はいつもの劇的ゴールにはなりませんでしたね。

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ベルナルドのプレーは、前節に引き続き物足りないモノとなりましたが、ウィングとしては突破力に欠ける印象です。逆サイドのサネが特に目立つだけに余計にですね。小回りの効くターンやキープ力を考えても、スターリング登場後に移ったインサイドハーフで試したいところ。

 

ビッグクラブへの移籍が噂されるザハですが、良いドリブル持ってますね。対面のウォーカーに手を焼いた後にダニーロの方に行きますが、ダニーロはやられてましたね。危ないシーンをいくつか作られてしまいました。

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最終盤にPKを取られ最大のピンチを迎えますが、エデルソンがビッグセーブ。最高過ぎると思ったのも束の間、今度はデ・ブルイネが悪質タックルで負傷。非常に不安な年明けになっちゃいました。

 

総括(0ー0)DREW

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リーグの連勝記録は18でストップしました。まぁそれ自体は遅かれ早かれ訪れでしょうから気にする必要ないですが、負傷者がかなり心配です。ジェズスとデ・ブルイネと主力ですし、ダビドも謎の不在が続いてますので、不安がよぎります。

 

ストーンズはベンチ入りしましたが、CB以外も怪我の程度によっては考えないといけないかもしれません。新年になって流れを変えないようにしたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第20節ニューカッスル戦

素晴らしいパフォーマンスを披露したボーンマス戦から、智将ベニテス率いるニューカッスルに乗り込みます。北部は流石にかなり寒そうですね。

 

シティスカッド

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前節復帰したダビドはまたも欠場でギュンドアンが先発。また前線もサネとジェズスがベンチスタートでベルナルドが先発入りです。左サイドバックにはダニーロを起用ですね。

 

ニューカッスルスカッドは5ー4ー1。 

5バックで自陣を堅めるのは、大抵のチームが採用してきますね。

 

前半(0ー1)ー:スターリン

 

波風のないような静かな前半でした。理由は2つ、ニューカッスルが自陣で引いて守った事と、シティも攻撃面に於いてスピードアップ出来るような局面が少なく、紅白戦のようなハーフコートゲームで淡々と攻め続ける展開に終始しました。

 

前半の最大のトピックスは主将のコンパニが再び怪我をして、早々に交代になった事ですかね。これで純粋なCBはオタメンディとマンガラに、若手のアダラビオヨくらいという中々に逼迫した状態にはなりました。それでもCBとの交代をジェズスで前線を2トップにするのはペップらしさでしょうか。

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この4ー4ー2は完全に機能したかは微妙ですが、それでも前半はスターリングのゴール含めて3〜4度は裏への抜け出しが成功していました。特に良かったのはアグエロで、最近のプレーは目を見張ります。流石にジェズスも自身の立場含めて、焦りがあるかもしれません。それくらいアグエロのプレーは際立っており、惜しむらくは訪れた決定機を決めてくれれば、この試合は早々にクローズに出来ただろうにという事でしょうか。

 

後半(0ー0)ー:ー

 

前後半に築いた数多くのチャンスをモノに出来なかったツケが終盤に回ってきますが、何とか凌ぎました。ベニテスは運にも恵まれましたが、粘り強くプランを進めれたお陰であわやという機運を持ち込むことには成功しました。持ち駒の中で、しっかり勝ち点の確保を狙ってゲームプランを立てたんだというのはしっかり分かりました。残り10分手前くらいからは、危ない試合になってしまった。

 

シティの攻撃は左サイドを中心に行われましたが、逆サイドのベルナルドはあまり持ち味を発揮出来ませんでしたね。スターリングのプレーがコンスタントに良いだけに、ベルナルドは難しい立場にありますね。もしかしたらウィングよりもインサイドハーフでの起用の方が良いかもなぁとも思いましたが、インサイドハーフは絶対的な選手もいるのでそれも難しそうです。

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ダビドの不在を感じる試合ではありましたが、ギュンドアンのプレーは良かったと思います。散らしのパスは問題なく、プレスからのボール奪取も何度か披露し、狭いスペースで受けても前を向けるので、良い縦パスを通してましたね。もう少しファイナルサードでのアイデアが出たら更に面白い存在になれそうです。

 

総括(0ー1)WIN

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穏やかな前半からは一転、終盤だけは苦しみました。ゴールは取れる時に取っておかないとというのは昨季思い知ってますけど、まぁこんな試合もありますね。それでも勝利で終わらせてられるのは今季の強さと言えるかもしれません。

 

CBの補強は急務となりましたが、噂のあったファン・ダイクはリバプールで決まったようなので、誰を獲得するんでしょうか。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第19節ボーンマス戦

前節スパーズ撃破に、中日のカップ戦もPK戦を制しセミファイナル進出と勢いをキープ出来ているシティ。リーグは折り返しのゲームとなります。

 

シティスカッド

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スパーズ戦よりダビドとコンパニが復帰です。

 

ボーンマススカッド

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5バックで引いて守るのはここ最近の対戦相手の傾向ですね。

 

前半(1ー0)アグエロ:ー

 

パーフェクトな前半だったと思います。攻守にボーンマスを何もさせなかったですね。高いボールポゼッション、素早いプレスと即時奪回によるハーフコートゲーム、アグエロのメモリアルゴール。良過ぎて書く事があまり無い(笑)

 

シティのしたいプレーをこれでもかと披露しましたが、特に良かったのはネガティブトランジションの圧倒的な速さと連動性。これを支えているのが完璧な距離感とポジションバランスによるポゼッションなんですよね。正に攻守一体で、チームで勝利をもぎ取っているのが分かります。

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その結果が先制点でした。相手を押し込んだ状態から次々とプレスしていき、デルフの所でカットするとフェルナンジーニョから素晴らしいパス。アグエロはフリーでエティハド通算100ゴールを達成しました。この日のアグエロはドリブルのコース取りも良かったですし、デルフの守備も目立ってましたね。

 

後半(3ー0)スターリング、アグエロダニーロ:ー

 

後半も全く文句なし。何点取っても変わらないスタイルでプレーしているのは賞賛に値します。デ・ブルイネも早々に休ませることも出来ましたしね。 

本当に完璧だった為、最後にダニーロの笑顔とガッツポーズをどうぞ。

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総括(4ー0)WIN

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完璧なゲームを披露して17連勝を達成。このチームは一体シーズン最後に何を勝ち取るんでしょうか。

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クラブはペップとの契約を延長したい意向ですが、まぁ当たり前ですよね。あとはペップの気持ち一つでしょう。それにしてもペップの年俸って約20億らしいですが、毎年年末ジャンボが必ず当たるよりも凄いのかと思ったのは、私がサラリーマンの庶民だからですね(笑)良いなぁ。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第18節トッテナム戦

リーグ前半戦最後のBIG6との対戦です。昨季、非常に手強かったスパーズを迎えます。

 

両チームスカッド。

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シティ側は欠場のダビドに代わってギュンドアンが先発。右サイドはスワンズ戦で休めたウォーカーが復帰しています。

 

スパーズはいつも通りの好チーム。チームの練度が高い上に、ケインやエリクセンを筆頭にビッグタレントも顔を揃えます。

 

前半(1ー0)ギュンドアン:ー

 

前半戦は前節のスワンズ時の良い流れを引き継ぎ、ダビド不在でも良いパフォーマンスを発揮しました。またスパーズが前からハイプレスを仕掛けてきてくれた事により、俄然好ゲームになる予感がプンプンしましたね。

 

スパーズは引いて構えるという事を良しとしませんでしたので、シティもより集中力のあるプレーを求められました。攻撃時も簡単にボールを蹴らない辺りは、シティと似ている部分がかなりあると思います。まぁシティもかなりハイプレスを掛けてましたので、お互いのスキルを比べあったような前半でしたね。

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その中で際立った個性を発揮したのは、シティのデ・ブルイネとサネの2人。最近ダビドに存在感を持っていかれていた感のあるデ・ブルイネは、前線からのタイトなプレスやボールを持った時の推進力と大外まで見れる視野の広さを披露。ダビド不在のチームをリードします。サネは得意の左サイドで爆発的なスピードを持って、対面のトリッピアを切り裂きました。また正確なキックでギュンドアンの先制点をアシストしています。

 

スパーズも戦えてましたが、大きなチャンスを作るには至ってません。可能性を感じさせるのは、やはりケインとエリクセン。ケインはシュートまでの流れが早いし正確で強烈なキックを持っているので、良いストライカーですね。攻撃を作ろうとしたのはエリクセンで、彼のパスからスペースと時間を創り出そうとしてましたね。

 

後半(3ー1)デ・ブルイネ、スターリング②:エリクセン

 

後半は立ち上がりから積極的に仕掛けたスパーズに押し込まれます。スパーズはGKのところ含めて前から嵌めていき、対人プレーがあればファウルも辞さずでシティが中々ボールを繋げませんでした。その中でも守備陣は踏ん張っていましたし、シュートは撃たれましたがGKエデルソンを中心によく守りました。

 

エデルソンはそのシュートストップだけでなく、ビルドアップでの落ち着きやパントキックの正確さも素晴らしく、本当にペップの理想を体現したGKです。また、押し込まれた事によりカウンターが効果的に発揮されたのもシティの強みですね。

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待望の追加点も自陣からのカウンターで、中央でジェズスが受けるとギュンドアンが左サイドを駆け上がるデ・ブルイネにパス。そのまま左足で打ち込みました。3点目もカウンターからギュンドアンが再びスルーパスでサネを走らせ裏を取ると、スターリングがクロスを流し込み試合を決定付けます。

 

最終4点差までなったラストにエリクセンのミドルを決められましたが、試合が決した後でしたね。ジェズスはPKも外してしまい、そろそろ本人もゴールが欲しい事でしょう。フォーデンにも出番が訪れましたが、落ち着いてプレーが出来ているのが素晴らしかったです。

 

総括(4ー1)WIN

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点差以上に中身のある試合とも言えますし、それはスタッツにも現れていると思います。最も低いボールポゼッションでしたし、70分過ぎまででパス本数とパス成功率がスパーズと全く同数というのが、この試合の難しさを物語っていたかと思います。 

只、それでもカウンター含めて押し切る強さも改めて感じれましたし、ダビドの代わりで出場したギュンドアンも3得点に絡み上手さを見せました。結果的にはシティの方が勝利に相応しかったでしょう。

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これでBIG6との対戦は取り敢えず全勝でいけました。順調過ぎるくらいに順調なので、落とし穴が怖いですが、今のチームは底力があると言えます。選手層がかなり薄くなってしまったDF陣は、しっかり補強して年明け以降にも備えたいですね。

 

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【番外編】日本代表と東アジア選手権

今回は日本代表について思うところがあったので勝手な独り言を。

 

東アジア選手権について

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まず、今回の東アジア選手権においての日本代表の位置づけですが、国内選手のみの構成でW杯へのサバイバル!!ってメディアは騒ぎ立てます。しかし実際にはサバイバルらしいサバイバルは、そもそも殆ど無いと言ってもいいと思います。W杯に向けて残り半年程の時期に、チームの構想が1からなどと言う事はあるはずもなく、解説のラモスも言ってましたが2〜3人程新たな何かが見つかれば良いかなって程度だと思います。

 

その上でではどんな選手を見るべきなのか。殆ど急造のチームに組織的なプレーを求めるのは野暮なので、実際のスキルやメンタル含めて個のクオリティで違いを示せるかと、それがゲームに影響を及ぼせているかに尽きると思います。なので、余程優れたパフォーマンスでなければ、今回呼ばれただけで終了の選手はたくさん出るでしょうね。

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そんな条件下で該当する選手が出てきたかと言えば、まぁやっぱり居なかったかなというのが正直な感想です。敢えて挙げるならGKの中村と右サイドの伊東のレイソルコンビですかね。特に中村は年齢も含めて期待感を唯一持てそうな選手です。サイズも良いですし、シュートへの反応も上々です。その他の選手には大きな期待は出来ないかと。それは韓国戦で如実に現れていたのではないでしょうか。

 

国内組と海外組

 

これをもって国内組は全くダメという訳ではないですが、レベルが高くないのは事実だと思います。残念ながら所謂海外組との実力差は実際のところ、大きくあるでしょう。海外組でもイマイチなプレーじゃんと言う方もいるでしょうが、つまりそれが世界における日本人の立ち位置なんだと思います。

 

また韓国戦でメンタル面についても解説陣が言及してましたね。もっと落ち着いていつも通りプレー出来ればと。でもそれが出来ないのが現実って事です。ラモスが俺に預けたら全部ゲームメイクするみたいな事言ってましたけど、その位の自負があるのかどうかが、国際レベルでもやっていけるかの違いじゃないですかね。彼等は代表でのキャップ数が初めてだったり、1桁の選手が殆どだったと思いますが、日常的に緊張感のある試合をあまり経験出来ていないというのも大きな問題かと思います。

 

それと比べた場合、ヨーロッパでのプレーというのはかなり厳しい環境といえますね言えますね。日常的にも常に外国人とプレーするというのは重要です。代表戦がなくても場馴れする事が出来ますからね。この事についてJリーグは真剣に考えていかなきゃいけない。せっかくDAZNマネーなるものも入ってくる訳ですから。でなければ、有望な若手は声さえ掛かれば直ぐにでも海外に出るべきだと思いますよ。

 

選手は結局のところ環境面に大きく影響されると思いますし、国内組がこの程度ならやはりJリーグは変えていく必要があるでしょう。勿論、その辺のところは言われなくても分かってらっしゃると思いますが。

 

今季優勝した川崎や2位だった鹿島、クラブ規模を考えれば浦和などには是非とも積極的な投資をしてほしいですね。選手の獲得でスカッドを強化して欲しいですし、優れたコーチの招聘などにもトライして欲しいと思います。そしてそれを協会やJリーグはきちんと支援するべきです。

 

日本フットボールとワールドカップ

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厳しい状況にある日本フットボールですが、直近にはW杯がある訳ですから同じ日本人としては勿論応援してますよ。絶対的な選手がいない日本ですが、それでも香川や本田などこれまでの主軸には大きな責任を背負ってプレーしてもらいたい。ここまで海外組も決して良い状態にある訳ではないですけどね。

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日本の相手はコロンビア、ポーランドセネガルと何処とやろうが格上しかいないので勝てれば大いに喜んでいいと思います。と言うのも成功体験から得られるモノって負けるより遥かに大きいですから。勝者のメンタリティと言うのも、この成功体験の積み重ねだと思いますしね。

 

日本人の負けても得られるモノがあると言うのは素晴らしい美徳ですが、ことフットボールに於いては勝利することでしか得られないモノがあると思います。是非とも1勝してもらいたいですね。

そして本当に大事なのはW杯が終わった後に、日本フットボールがどう動くか。出てきた結果に対してどういったリアクションが取れるのかに注目したいと思います。

 

 

【プレミアリーグ17ー18】第17節スウォンジー戦

マンチェスターダービーにも勝利し勢いづくシティ。前半戦最後の難敵であるスパーズ戦を前にスワンズのHOMEに乗り込みます。

 

シティスカッド

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タイトな日程にいくつかの選手をローテーションしています。注目は右サイドで共に先発となったベルナルドとダニーロのコンビでしょうか。

 

スワンズスカッドには、元シティ選手のボニーが前線に構えます。またロケ・メサも個人的な注目選手です。

 

前半(0ー2)ー:ダビド、デ・ブルイネ

 

ダービーを勝利した事により勢いづいたのか、12月に入ってからはベストなパフォーマンスだったと思います。下位に沈むチームを相手にしたとは言え、ビルドアップやファイナルサードでも精度高くプレー出来ていました。カウンターを受けたのも数える程でしたし、ゴールも引いて構える相手に対して、前半の内に上げれたのは大きかったですね。

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注目の右サイドですが、上手くプレー出来ていたと思います。左サイドバックで起用された時よりもダニーロはプレーし易かったでしょうし、こと攻撃面では問題なくプレーしていました。また右ウィングでの起用となったベルナルドもボールキープやデ・ブルイネと良いコンビネーションを見せ、優れたクロスを2本送るとダビドの先制点に繋がりました。

 

またダービーで出番が訪れなかったアグエロは、その鬱憤を晴らすかのようなハイパフォーマンス。何よりも今日はボールが足に付いていて、殆どミスなくプレーしていました。

 

スワンズはほぼ対応策を持ち得ていませんでしたが、中盤でたまにロケ・メサが上手くプレスから逃げて時間を僅かに作っていたんですけど、共鳴してついていけるようなチームメイトはいなかったです。今のシティ相手では致し方ないとも思いますけどね。

 

後半(0ー2)ー:ダビド、アグエロ

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後半も前半同様にプレー出来ており、70分程で3点差に出来た為、選手を休ませる事にも成功して言う事なしでした。3点目は左サイドでスターリングとダビドの鮮やかな連携からゲットし、4点目はこの日のパフォーマンスへのご褒美のようにアグエロが締めました。

 

試合は途中からシティのプレーに対して”オーレ”も飛び出し、スワンズは何もすることが出来なかったですね。プレミアリーグであれだけ”オーレ”が出るチームって早々いなかったんじゃないでしょうか。それも二十本近くもパスを回しながらも最終的にアグエロの決定的なシュートにまで持っていっているのが凄いと思います。

 

交代出場のヤヤのプレーがイマイチに見えたのは、今季のフェルナンジーニョがそれだけハイパフォーマンスを見せているからでしょうか。ビルドアップのセンスは相変わらず高そうでしたが、如何せんスロー過ぎるかなと思います。

 

総括(0ー4)WIN

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終盤セットプレイなどで危ういシーンもありましたが、久々の無失点で勝利とスパーズ戦を前に弾みがつきましたね。これで15連勝とリーグ記録を何処まで更新出来るでしょうか。と言っても既に次節が山場ですが。まぁ期待出来ると思います。

 

もう一つ良いパフォーマンスと敢えて言いたいのは、倉敷さんの実況と戸田さんの解説。私は普段スポナビで観戦していますが、倉敷さんの実況は昔からお気に入りですし、戸田さんの解説は丁寧かつ的確で素晴らしいと思います。特に倉敷さんのボキャブラリーの多さや言葉のチョイスのセンスは、私のツボです。興味のある方は実況、解説にも注目してみるとフットボールがもっと面白くなるかもしれませんよ。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第16節マン・ユナイテッド戦

さぁ遂に迎えたマンチェスターダービーです。CLでの敗戦を経てではありますが、選手をターンオーバーした効果を期待したいですね。

 

シティスカッドは、CLで休んだメンバーが復帰し、故障者を除けばベストの布陣。トップにはアグエロではなくジェズスをチョイスします。

 

ユナイテッドスカッド。 

こちらはポグバが出場停止で、イブラヒモビッチもベンチスタート。

 

前半(1ー1)ラッシュフォード:ダビド

 

戦前の予想通りの展開かと思います。シティがボールのイニシアチブを握り、ユナイテッドは自陣で構えカウンターを狙います。殆ど膠着状態の続いた理由としては、両者ともに慎重なゲーム運びをしたからでしょうか。

 

ユナイテッドはハイプレスは敢行せず、自陣の奥深くに陣取りました。ハーフラインは勿論、バイタルの手前でも厳しいプレッシャーを受ける事はあまりありませんでした。代わりにゴール前はかなりの人員を掛けていますし、ここ数試合と同様ゴールするのは容易ではありません。

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ペップは前線にジェズスをチョイスしたのですが、3トップの並びは普段とは別のものを用意していました。いつもは左ウィングのサネを右サイドに、中央のジェズスは左ウィングへ、そしてスターリングが中央でプレーします。恐らくペップはスターリングの偽9番を狙ったのではないかと思われます。と言うのもゴール前に籠る守備に手を焼いていますので、中央の密集地に人をおかず最終局面で誰かが入り込むスペースとして扱おうとしていました。

 

何度かラインブレイク出来そうな気配があったのは、そういったスペースメイクのお陰で相手CBが走り込む選手の応対にズレが出来たからだと言えます。只、最後のシーンではユナイテッドも粘り強く対応した為、決定機はそれほどありませんでしたね。

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方やユナイテッドのカウンターはかなり低い位置からでしたので、脅威はなかったと言えます。結局、どちらもミス絡みで1点づつ獲得し、前半を終えます。

 

後半(0ー1)ー:オタメンディ

 

後半早々から両者ともアクシデント絡みで1人づつ交代します。シティはコンパニを欠いた為、フェルナンジーニョをCBに、ギュンドアンボランチで起用します。

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後半も基本的には同じ展開ながら、ユナイテッドは前半よりも圧力を掛けてきたので少し守備の機会が増えていきます。しかし、2点目がセットプレイから思わぬ形でゲット出来ると、安定したプレーが割と出来たのではないでしょうか。

 

またジェズスがマンガラと交代で退くと、ダビドを前線に回しいよいよゼロトップの色合いは大きくなります。その後、大きなチャンスを作った訳ではありませんが、ギュンドアンの飛び出しから2つほどチャンスが生まれそうでした。

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ユナイテッドもイブラヒモビッチを投入するなどカードを切っていきますが、ビッグチャンスは終盤のルカクのシュートくらいでしたね。それもエデルソンがビッグセーブを披露してくれました。

 

総括(1ー2)WIN

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かなり堅い試合展開となり、ゴールも思わぬ形で生まれました。どちらもそこまで良いプレーだったとは言いがたいですが、ハッピーになれたのはシティでしたね。

 

これでリーグは2位以下を大きく突き放す事に成功しました。この勝利は非常に重要で、ビッグ6との対決もここまで4戦全勝ですのでタイトルレースをリードしたと言えます。

とは言えコンパニが離脱した場合、守備陣はかなりの人員不足となる為油断は禁物ですね。

 

モウリーニョが試合後にシティとやり合ったっぽいですが、マドリー時代を思い出しますね(笑)元気そうで何よりでした。

 

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