クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ17ー18】第23節リバプール戦

カップ戦2つを挟んだリーグ戦。強豪リバプールとの一戦です。

 

シティスカッド

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ダビドはベンチで、ギュンドアンとデ・ブルイネのコンビ。デルフも復帰してますね。

 

リバプールスカッド

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コウチーニョの移籍はありましたが、マネやサラーといった高速ウィンガーは健在。

 

前半(1ー1)チェンバレン:サネ

 

一進一退の対決となった前半。スタートからアグレッシブなプレスを仕掛ける両チームにより、互いにアップテンポなプレーとなります。結果、中盤で思ったようにボールをコントロール出来なかったですね。只、チャンス自体は作り出す事も出来たので攻め合う展開に、観ている方は面白かった。

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シティはチェンバレンに出鼻を挫かれました。失点シーンは何気ないものでしたが、こぼれ球をチェンバレンが拾うとシティは数的優位だったにも拘らず、スペースを空けてしまいます。チェンバレンの推進力とシュートは素晴らしいものでしたが、エデルソンもタイミングをずらされてしまったかもしれません。

 

リバプールは積極的なプレスの他、コウチーニョの抜けた中盤が運動量があり、パワーや活動量といった面で却って良かったというくらいに難敵でした。守備面ではチャンが攻撃面ではチェンバレンが躍動しており、ワイナルデュムは攻守のハブとして上手く機能していましたね。

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それでも、ウォーカーのサイドチェンジからサネが単騎突破でブチ抜きます。チームno1の突破力を誇るサネが活きた反面、逆サイドのスターリングは強烈なブーイングと共に苦労する事となります。

 

後半(3ー2)フィルミーノ、マネ、サラー:ベルナルド、ギュンドアン

 

”呑み込まれた”。そう形容するのが、最もしっくりくる後半は非常に厳しい状況を突きつけられてしまいました。前半から続き60分過ぎまではイーブンに渡り合っていましたが、フィルミーノに2点目を決められると一気に流れを持っていかれてしまいました。

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フィルミーノの失点シーンはストーンズが油断しており、クリア出来そうなところで上手く身体を入れられてしまいました。エデルソンが飛び出しましたが、落ち着いてループを沈められてしまいました。ここからは、勢いに乗るリバプールアンフィールドの雰囲気に圧倒されミスが多発します。チグハグなビルドアップを潰されマネにゴラッソを決められると、更には飛び出したエデルソンが非常に珍しいキックミス。サラーに4点目を献上します。

 

後半途中からガクッと運動量の落ちたシティは反撃の糸口を見つけられそうな状況になく、逆に充実するリバプールと、勝利はほぼ決まったようなものでした。最終的にベルナルドとギュンドアンがそれぞれ終盤にゴールを決めましたが、今季リーグ戦初黒星を喫しました。

 

総括(4ー3)LOSE

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リーグ初黒星はリバプールにやられました。リバプール側は会心の出来だったのではないでしょうか。強力な3トップもさる事ながら、チーム全体の活動量が半端なくクロップのチーム感がモロに出た良いチームでした。

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ペップとクロップのフットボールは噛み合いまくりなので、攻撃的な展開でアップテンポであり、面白いですよね。結果、クロップはどうも苦手なペップですね。只、シティ側としてはそこまで気にする必要のない敗戦かと思います。先程述べた通りリバプールは最高の出来でしたし、相性からしても悪いですし、4ー1ではなく4ー3で終われたのも前を向くのに役立ちそうです。

 

疲労の色はかなり観て取れましたし、デルフがまた負傷してしまいましたから、その辺を上手くやることの方が大事ですね。

 

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シティ17ー18前半戦総括【MF編】

シティの17ー18シーズン前半戦総括のMF編です。
各選手を個人的に現時点の評価と今後の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

A:とても良い
B:良い
C:及第点
D:悪い
E:とても悪い

 

ボランチ編〜


フェルナンジーニョ(ブラジル)評価:A、期待度:A
ヤヤ・トゥレコートジボワール)評価:C、期待度:C

チームの強力な中盤を支えたのがフェルナンジーニョ。昨季よりも落ち着いてプレー出来ているように見えるのは、チーム全体が上手くいっているからかもしれませんね。昨季はビルドアップに不安のあったフェルナンジーニョですが、今季は殆ど問題ありませんね。また鋭い縦パスやサイドチェンジのロングボールは精度もよく、良いアクセントになっています。

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またフェルナンジーニョの最も良いところは、守備時のポジショニングと広範囲をカバーできる運動量ですね。これは現在のヤヤには到底持ち得ないモノなので、このポジションで不動なのは当然とも言えます。まぁ対人守備のプレーの荒さは玉に瑕としても、重要な存在ですね。現在のシティは速攻も強力な武器であり、またプレミアの特性としても比較的チームの縦幅は広がってしまうこともあるので、フェルナンジーニョが意味を成すのです。

 

ヤヤは昨季後半にスタメンに返り咲きましたが、今季はフェルナンジーニョにポジションを奪われ、殆どをベンチで過ごしています。出場した試合でも、今季のヤヤのプレースピードはチームより遅れている事が多く見受けられます。この序列が覆る事はないでしょうが、それでも今季は外野の声がうるさくはないですし、ヤヤも今のチームの団結の一助となってくれるでしょう。

 

インサイドハーフ編〜


■ケヴィン・デ・ブルイネ(ベルギー)評価:A、期待度:A
ダビド・シルバ(スペイン)評価:A、期待度:A
イルカイ・ギュンドアン(ドイツ)評価:B、期待度:B
■フィル・フォーデン(イングランド)評価:C、期待度:A

このインサイドハーフの2人がチームの最重要ポイントであり、デ・ブルイネとダビドは最高のコンビとなっています。速攻をリード出来るダイナミズムと正確無比な長距離砲を持つデ・ブルイネ、密集地を苦にしないボールスキルと創造性を持つダビド。キャラクターの違う2人がイングランドで首位を爆走するチームの牽引車となっています。
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デ・ブルイネは広範囲に動き回り、その自慢のキックで素晴らしいパスを何本も通していますね。最も遠くまで見れる視野の広さと、距離を問題としないパスの正確性とパワーは唯一無二ですね。ポジションは違いますが動けるクーマンって感じがします。昨季ポストに当てる事を得意としていたシュートは、今季多くのネットを揺らしています。しかもアーセナル戦やチェルシー戦などビッグマッチでのスーパーゴールという圧巻の内容ですね。

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またダビドは遅攻の際の要です。ボールを引き出し捌く技術はスペイン人MFらしさが満載であり、デ・ブルイネにはない特徴です。特にシーズン途中から対戦相手は露骨にゴール前を堅めるような守備陣形を作る事が多いので、余計にその存在価値が輝きます。また2列目から飛び出しラストパスやシュートでゴールを演出し、チームにクオリティをもたらしてくれます。現在は早産の子供さんの為に離脱を繰り返していますので、彼の為にもチームは勝ち続けたいですね。

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あまりに素晴らしいMFが2人がいる故に出番の少なかったギュンドアンですが、長期の怪我から復帰すると過密日程もあり、徐々に出場ペースを増やしています。彼の良さはまた別にありますから、上手く活かされると思います。間で受ける感覚や前を向くタイミング、相手の逆を取るのが上手いのがギュンドアンであり、良いアシストも決めてきていますので、後半戦は更に重要な存在になって欲しいですね。若手のフォーデンはカップ戦が主戦場ながらチャンピオンズリーグでもプレーしており、期待しかありませんね。数年後のシティで主役を張っている可能性もありますから、成長をじっくり待ちましょう。

 

素晴らしき中盤、他の追随を許さぬ出来

 

シティの中盤が歴代最高とは思いませんが、現在のプレミアでは最高の中盤である事は間違いないでしょう。チームの攻撃性に優れたクオリティをもたらしているのは、中盤の3人なのです。デ・ブルイネとダビドはお互いが補完関係のコンビであり、彼等が健在であればタイトルも見えてくるはずです。

 

つまり後半戦は相手というより自身のとの戦いですね。連戦の中でも最低限のクオリティを維持しつつ、バックアッパーも含めて上手くローテーションしていけるか。ペップの腕の見せ所でしょう。

 

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シティ17ー18前半戦総括【DF・GK編】

シティの17ー18シーズン前半戦総括の選手編です。

各選手を個人的に現時点の評価と今後の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

 

A:とても良い

B:良い

C:及第点

D:悪い

E:とても悪い

 

ゴールキーパー編〜

 

■エデルソン・モラレス(ブラジル)評価:A、期待度:A  

クラウディオ・ブラボ(チリ)評価:B、期待度:B

 

昨季の期待を大きく裏切ってしまったブラボに代わり、ベンフィカより獲得した新守護神エデルソンが今季新加入組の最高のヒットとなってくれました。彼の加入と新たなDF陣が今季前半戦の驚異的な記録を支えているのは間違いありません。

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初のイングランドという事で不安もあったエデルソンですが、鋭いシュートストップに冷静なビルドアップ、そして極上のパントキックで攻守にシティを支えています。最近の試合ではハイプレスをかけられる事も少なくなりましたが、一つはエデルソンのビルドアップが非常に安定している事が要因かもしれません。技術の正確性は勿論、フリーの味方を探す状況判断が素晴らしい。またハイプレスの際に見せるパントキックが秀逸で、飛距離と正確性は驚異的です。あんなに綺麗なキックを見せるGKは観た事ありませんね。そして、GKとして最も必要となるシュートに対する反応も良く、何度かビッグセーブを見せてくれています。味方の高い最終ラインを補う広範囲な守備力も欠かせないものとなっております。

 

昨季に失格の烙印を押されてしまったブラボですが、2ndGKとなった今季は主にカップ戦で大活躍しています。流石に2年目で慣れた事もあるでしょうし、精神的なプレッシャーも減った事でしょう。カップ戦にて2戦連続でPK勝利をもたらしたのは、間違いなく彼の活躍あってこそです。彼のキャリアを考えれば移籍もあり得ると思いますが、今季は頑張ってもらいたいですね。

 

センターバック編〜

 

ジョン・ストーンズイングランド)評価:A、期待度:A

ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン)評価:A、期待度:A

ヴァンサン・コンパニ(ベルギー)評価:B、期待度:B

■マンガラ(フランス)評価:C、期待度:C

■トシン・アダラビオヨ(イングランド)評価:ー、期待度:C

 

2年目となったペップ体制で、2人のセンターバックの成長がチームの躍進に貢献しています。ストーンズ は昨季とは見違えるようなパフォーマンスで、怪我をしてしまうまではベストDFと呼べるような活躍でした。今季の補強は守備陣がメインでしたが、CBは昨季のまま迎えました。その中で周りがかなり安定したお陰なのか、終始落ち着いたプレーが出来ていましたし、ビルドアップは勿論、何より1対1での守備が大きくパフォーマンスを上げています。カバーリングの速さや判断の良さも優秀で、新たなDFリーダーとして今後に期待されるのは間違いありません。そろそろ復帰となると思いますが、前半戦と変わらぬパフォーマンスをして欲しいですね。

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またそのストーンズとコンビを組む事となったオタメンディも、向上の一途を辿っています。元々持っていたアルゼンチン特有の激しさはそのままに、特に攻撃面での貢献が顕著になっています。バレンシア時代は優秀なストッパーと思っていましたが、鋭い縦パスを何本も通すような選手になるとは思いませんでした。セットプレーでも上背はなくても貴重なゴールを上げており、本人の意欲も相当高まっているのが分かりますね。

 

負傷を繰り返しているコンパニですが、それでも今季はプレー出来ている方で、一定のパフォーマンスの保証が効きますから、及第点ではないですかね。また、コンパニ含めて負傷者が多く出たDFラインに於いて、貴重なバックアッパーとなったのがマンガラ。今思えば居てくれて本当に良かった。ビルドアップや判断力で不足を感じるものの、彼はスタメンクラスではない為、充分と言えるでしょう。アダラビオヨは主に国内カップ戦での起用となります。

 

サイドバック編〜

 

カイル・ウォーカーイングランド)評価:A、期待度:A
■バンジャマン・メンディ(フランス)評価:C、期待度:A
ダニーロ(ブラジル)評価:B、期待度:B
■ファビアン・デルフ(イングランド)評価:A、期待度:A
■オレクサンドル・ジンチェンコ(ウクライナ)評価:ー、期待度:C

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今季最大の再編ポジションとなったサイドバックが、大きな効果を発揮しています。特筆すべきはイングランド代表の2人。右のカイル・ウォーカーと左のファビアン・デルフですね。右のウォーカーに関しては期待通りの働きぶりで、彼の強靭なフィジカルとアップダウンを問題なくこなすタフネスさは恐れ入ります。右サイドは主にスターリングと組む事が多いのですが、攻撃面の連携も去ることながら守備時の帰陣の速さには舌を巻きます。これが攻撃的なチームにとっての大きな保険となっており、高いDFラインの裏への対応や、相手のエース格が構えるウィングに対して1対1で優位に立てるなど、スピードとパワーで圧倒しています。攻撃面でもビルドアップやオーバーラップからのクロスで、幅をもたらしています。唯一はポカが割と出る方というのが欠点ですかね。技術的にも問題ない選手ですので、単純に集中力の欠如でしょうけど、何試合に1回は必ず不用意なミスが出ます(笑)

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左のデルフは最大の発見となった訳ですが、これを予想できた人がいたでしょうか?当初、DF史上最高額で獲得したメンディがプレーしていましたが、怪我の長期離脱を機にデルフをコンバート。彼は攻撃時のボランチ化によりシティのビルドアップや、ダビドとサネとの連携で左サイドで脅威になるなど、バリエーションをもたらしました。守備面で偶にミスが出てしまいますが、殆どの時間を敵陣で過ごすシティにとっては大きな問題ではないですね。

 

また左右のサイドバックでバックアッパーを務めるダニーロは可もなく不可もなくってところでしょうかね。デルフの想像以上の活躍により出番を失っていましたが、冬の過密日程と共に両サイド出来るダニーロは付加価値を持っています。長期離脱となったメンディは序盤はパワーのある突進から高速クロスでチャンスを演出していましたが、復帰を待つしかないですね。ジンチェンコはデルフの様なプレーをイメージしているのか、カップ戦で左サイドバックでの起用が試されています。

 

DF陣の充実がチームの土台、怪我人続きがどうなるか!?

 

ここまで守備陣の各選手を個別で振り返りましたが、間違いなく今季の連勝に於いて重要な役割を担っています。GKエデルソンを最後尾に構える守備スカッドは堅固です。

 

問題になるとすると負傷者が守備陣に集中していることでしょうか。ストーンズは戻ってきましたが、コンパニは相変わらず負傷を繰り返しており、デルフやウォーカーも軽傷とはいえ不安要素を持っています。メンディは長期ですので復帰出来てもシーズン最終盤でしょう。流石のペップもコンバートで乗り切る選手も使いきりそうな勢いです。 

 

ファン・ダイクはリバプールに獲られちゃいましたので、どうしますでしょうか。

 

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シティ17ー18前半戦総括【チーム編】

昨季は文句ばかりあった総括ですが、チームがこれだけ調子良いと楽しいもんですな(笑)

 

プレミアリーグ:1位(20勝2分)

FAカップ:ー

カラバオカップ:セミファイナル進出

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夏の補強が上手くいき、ペップ体制も2年目となってチームが非常に機能している結果が、数字に表れていますね。プレミアリーグ記録となる18連勝を達成しています。

際立つのはビルドアップや崩しのアイデアの向上、尋常ではない攻守に於けるトランジションの速さが売りと、今まで際立った強さを見せてきたペップフットボールの真髄が、ここマンチェスターでも観られるようになったのは感動です。

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今まで率いたチームと同様の特徴を落とし込んでいるだけでなく、きちんとマン・シティとプレミア用にカスタマイズされています。最近はバルサと比較されるシーンもあるかと思いますが、大きな違いは誰が中心のチームかという事ですね。バルサでは当然メッシだった訳ですが、シティではデ・ブルイネだと言う事です。故に密集地での打開力にはバルサに劣りますが、カウンターの威力はショート・ロング問わずシティの方がダイナミックでスピード感があります。また遅攻の際には、ダビドのスキルとアイデアが輝きますので、インサイドハーフのコンビは盤石ですね。

昨季に個人的には不満のあったフェルナンジーニョが今季になってよく見えるのは、シティでのチーム作りの違いが認識出来たからかもしれません。勿論、フェルナンジーニョ自身のポテンシャルもあったとは思いますが。

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チームの好調さは、守備陣の再編も大きく寄与しています。エデルソンはこの上なく理想的なGKで、大型資金を投下したサイドバックは、メンディの負傷はあったもののウォーカーが獅子奮迅の活躍。チームの総合力を向上させてくれました。個人的にGKエデルソンと右SBウォーカーの2人がシティにとっての攻める上での保険になっていると感じています。

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年末年始の過密日程もあり、故障者が増えてきてますので、出番の少ないメンバーがどれだけのプレーを見せてくれるかも重要なポイントとなりそうです。カップ戦ではフォーデンやディアスなどユースの若手がピッチで堂々としたプレーを見せており、また昨季失意のどん底に落とされたGKブラボも2戦連続のPKストップでチームの勝利に貢献するなどしています。

 

ここまで順調過ぎるくらいに来てますが、1つ負けた時の反動はあり得ると思います。それでも今季はチームの地力を感じられる前半戦でしたので、大崩れは早々無いでしょう。是非ともタイトルを取って欲しいとこですね。

 

チャンピオンズリーグ:GS1位(5勝1敗)

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リーグ同様に良い戦いのできたチャンピオンズリーグナポリ戦は熾烈な争いながら、お互いのクオリティの高さが感じられる好ゲームとなりました。 

シーズン唯一の敗戦となっているシャフタール戦ですが、この時点で既にグループステージ突破を決めていましたし、リーグのユナイテッド戦に向けて、選手もチェンジしていましたので、内容自体は不満でも大きな不安材料にはならないでしょう。

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決勝トーナメント初戦はバーゼルとなりましたが、シティにとっては上々の相手を引いたと言えますが、昨季の敗退したモナコ戦のように油断は一切なしでいきたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第22節ワトフォード戦

ついに連勝ストップした前節、負傷者も重なり中1日でのワトフォード戦。忙し過ぎるよイングランド

 

シティスカッド

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ジェズスは2ヶ月程の離脱となってしまいましたが、デ・ブルイネは大丈夫だったようですね。また、ダビドとストーンズも先発に帰ってきました。

 

ワトフォードスカッド

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前半(2ー0)スターリング、OG:ー

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連勝ストップと怪我人で、嫌な流れになる可能性もありましたが、いきなり不安を払拭します。この試合、常に相手の脅威となっていたサネがサイドに飛び出すとスターリングに完璧なクロス。開始早々の先制点となりました。サネは対面のヤンマートを完全に上回っており、シティにとっては大きな武器となっていますし、スターリングは貪欲にゴールを狙っていますね。

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怪我が心配されたデ・ブルイネとここ数試合欠場の続くダビドのコンビは流石のプレーを披露しています。ダビドは先制点と2点目のシーンで直前のスルーパスを出しており、ボールに多く関与しゲームメイクを行なっていました。デ・ブルイネの正確無比なキックも相変わらずで、オウンゴールを誘発したり惜しいFKも。

 

早々にリードを広げると、徐々にペースダウンします。サネを中心に左サイドから多くのチャンスを作りましたが、ビルドアップでは幾つかミスもありましたね。この辺は、連戦の疲れが出てきているとみていいでしょうか。

 

後半(1ー1)アグエロ:グレイ

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ジェズスが離脱した前線を1人で任される事となるエース・アグエロは、この日も好調を維持しています。前半の内にもう何点かは決めておかしくありませんでしたが、後半にこぼれ球を押し込みゲット。この日の攻撃の形は全てクロスからでしたね。

 

単純なクロスではない事がシティらしいプレーでしょうか。基本的にはきちんとサイドを攻略した上でのアーリークロスか、マイナスの折り返しですね。そこで役割を果たしたのはボランチフェルナンジーニョ。ウィングに当てるロングボールの展開力があり、そこから2列目が追い越してサイドを深く侵入するのは、今季のシティの攻撃の形です。

 

70分前後で3ー0とすると、主力を温存にかかります。ダニーロのCB起用には驚きますが、デルフのサイドバック起用と同様に、純粋なCBとしてのプレーを求められている訳ではないでしょう。ヤヤとベルナルドは中盤での起用となりましたが、既にチームのプレーペースは落ちていましたね。終盤、押し込まれ1点返されてしまい、ウォーカーが終了間際にアクシデントとなってしまいました。

 

総括(3ー1)WIN

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連勝ストップに中1日での試合と考えれば、上々の内容と結果だったと言えます。ダビドは家庭の事情とのことなので、どのくらいプレーできるかは分かりませんが、出場してくれると良いプレーが保証されますね。

 

ストーンズは戻ってきましたが、ウォーカーが離脱する可能性も出てきました。この冬の市場でシティがどう動くか注目ですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第21節クリスタルパレス戦

新年明けましておめでとうございますですが、取り敢えず年末の試合です。色々不安の残る試合になってしまいましたが、、、

 

シティスカッド

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タイトスケジュールで最近出番の増えたギュンドアンとベルナルドにダニーロの3人。ダビドの不在理由は何なんでしょうね。

 

パレススカッドは、不振のエース・ベンテケを前線にザハとタウンゼントが仕掛ける形でしょうか。

 

前半(0ー0)ー:ー

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お互いにアクシデントが出てしまった序盤、シティは久々の先発となったジェズスが負傷交代となります。パレスは守備の要ダンをこちらも負傷で欠く事となります。

 

パレスはあからさまな守備陣形は取らず、前からのプレスを嵌めていきます。シティはいつも程の流麗さはありませんが、それでもインサイドハーフの2人を中心に攻撃を組み立てます。時折見せるサイドチェンジと2列目からの飛び出しで、チャンスは作りますが決定打には至らず。

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パレスはベンテケへのロングボールを当ててきますが、オタメンディとマンガラで対応し、キープレーヤーであるザハの突破も対面のウォーカーが上手く対応します。セットプレーは1番怖さがありましたね。

 

後半(0ー0)ー:ー

 

後半は前半よりも押し込む展開は増えましたが、チャンスを決めきれません。途中出場のスターリングが活性化をしますが、今回はいつもの劇的ゴールにはなりませんでしたね。

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ベルナルドのプレーは、前節に引き続き物足りないモノとなりましたが、ウィングとしては突破力に欠ける印象です。逆サイドのサネが特に目立つだけに余計にですね。小回りの効くターンやキープ力を考えても、スターリング登場後に移ったインサイドハーフで試したいところ。

 

ビッグクラブへの移籍が噂されるザハですが、良いドリブル持ってますね。対面のウォーカーに手を焼いた後にダニーロの方に行きますが、ダニーロはやられてましたね。危ないシーンをいくつか作られてしまいました。

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最終盤にPKを取られ最大のピンチを迎えますが、エデルソンがビッグセーブ。最高過ぎると思ったのも束の間、今度はデ・ブルイネが悪質タックルで負傷。非常に不安な年明けになっちゃいました。

 

総括(0ー0)DREW

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リーグの連勝記録は18でストップしました。まぁそれ自体は遅かれ早かれ訪れでしょうから気にする必要ないですが、負傷者がかなり心配です。ジェズスとデ・ブルイネと主力ですし、ダビドも謎の不在が続いてますので、不安がよぎります。

 

ストーンズはベンチ入りしましたが、CB以外も怪我の程度によっては考えないといけないかもしれません。新年になって流れを変えないようにしたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第20節ニューカッスル戦

素晴らしいパフォーマンスを披露したボーンマス戦から、智将ベニテス率いるニューカッスルに乗り込みます。北部は流石にかなり寒そうですね。

 

シティスカッド

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前節復帰したダビドはまたも欠場でギュンドアンが先発。また前線もサネとジェズスがベンチスタートでベルナルドが先発入りです。左サイドバックにはダニーロを起用ですね。

 

ニューカッスルスカッドは5ー4ー1。 

5バックで自陣を堅めるのは、大抵のチームが採用してきますね。

 

前半(0ー1)ー:スターリン

 

波風のないような静かな前半でした。理由は2つ、ニューカッスルが自陣で引いて守った事と、シティも攻撃面に於いてスピードアップ出来るような局面が少なく、紅白戦のようなハーフコートゲームで淡々と攻め続ける展開に終始しました。

 

前半の最大のトピックスは主将のコンパニが再び怪我をして、早々に交代になった事ですかね。これで純粋なCBはオタメンディとマンガラに、若手のアダラビオヨくらいという中々に逼迫した状態にはなりました。それでもCBとの交代をジェズスで前線を2トップにするのはペップらしさでしょうか。

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この4ー4ー2は完全に機能したかは微妙ですが、それでも前半はスターリングのゴール含めて3〜4度は裏への抜け出しが成功していました。特に良かったのはアグエロで、最近のプレーは目を見張ります。流石にジェズスも自身の立場含めて、焦りがあるかもしれません。それくらいアグエロのプレーは際立っており、惜しむらくは訪れた決定機を決めてくれれば、この試合は早々にクローズに出来ただろうにという事でしょうか。

 

後半(0ー0)ー:ー

 

前後半に築いた数多くのチャンスをモノに出来なかったツケが終盤に回ってきますが、何とか凌ぎました。ベニテスは運にも恵まれましたが、粘り強くプランを進めれたお陰であわやという機運を持ち込むことには成功しました。持ち駒の中で、しっかり勝ち点の確保を狙ってゲームプランを立てたんだというのはしっかり分かりました。残り10分手前くらいからは、危ない試合になってしまった。

 

シティの攻撃は左サイドを中心に行われましたが、逆サイドのベルナルドはあまり持ち味を発揮出来ませんでしたね。スターリングのプレーがコンスタントに良いだけに、ベルナルドは難しい立場にありますね。もしかしたらウィングよりもインサイドハーフでの起用の方が良いかもなぁとも思いましたが、インサイドハーフは絶対的な選手もいるのでそれも難しそうです。

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ダビドの不在を感じる試合ではありましたが、ギュンドアンのプレーは良かったと思います。散らしのパスは問題なく、プレスからのボール奪取も何度か披露し、狭いスペースで受けても前を向けるので、良い縦パスを通してましたね。もう少しファイナルサードでのアイデアが出たら更に面白い存在になれそうです。

 

総括(0ー1)WIN

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穏やかな前半からは一転、終盤だけは苦しみました。ゴールは取れる時に取っておかないとというのは昨季思い知ってますけど、まぁこんな試合もありますね。それでも勝利で終わらせてられるのは今季の強さと言えるかもしれません。

 

CBの補強は急務となりましたが、噂のあったファン・ダイクはリバプールで決まったようなので、誰を獲得するんでしょうか。

 

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