クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ17ー18】第27節レスター戦

冬のマーケットで渦中の人となったマフレズの居るレスターとの1戦。マフレズはシティに移籍出来ませんでしたが、私はスポナビからDAZNへの移籍を強いられそうです(笑)DAZNってどんな感じなんでしょうね。

 

シティスカッド

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怪我人の多いシティですが、前節からの変更点はラポルトとジンチェンコでしょうかね。

 

レスタースカッド

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行方不明とも言われたマフレズがベンチ入り、どんな心境で座っているんでしょうね。岡崎は残念ながら怪我のため欠場です。

 

前半(1ー1)スターリング:ヴァーディー

 

開始3分程で先制点をあげる幸先の良いスタートを切ったシティでしたが、自陣でのミスキックからヴァーディーに決められてしまいました。

先制点ではベルナルドが右サイドでキープし、デ・ブルイネの高速アーリークロススターリングがゲットしました。スターリングは前節の事がありますから早々に得点できたのは、彼にとって大きかったでしょう。ベルナルドはやはり突破力には欠けますが、ボールをキープできる為こういったシーンで別の選手に時間とスペースを与える事は出来ます。

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久々に中日での試合がなかった為、数日のオフが取れたチームは積極的なプレスで相手にプレーをさせません。レスターは前線のヴァーディーのスピードを活かすべく、DFラインの裏へボールを送り込みますが、GKエデルソンが上手く裏のスペースに対処していました。残念ながらの失点はオタメンディがボールを奪った後のパスをミス。結果、ラポルトとヴァーディーの1対1になりシティの最高額移籍金の証明をしたいところでしたが、敢え無くヴァーディーに軍配が上がってしまいました。流石に前を向いてスペースのあるヴァーディーには分が悪かったですね。

 

その後はいくつかの良い仕掛けもありましたが、ラストパスが引っ掛かってしまいましたね。

 

後半(4ー0)アグエロ④:ー

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後半輝いたのはエース・アグエロとチームの精密キックマシーンのデ・ブルイネ。展開的には膠着してもおかしくなかったですが、2人の素晴らしいプレーが大量得点をもたらします。

2点目のシーンに象徴されるようにデ・ブルイネは、一撃必殺のパスを持ってますね。通常では困難なシーンでも鋭いキックで通せますし、ゲームメイクの質ではダビドに劣りますがゴールシーンを演出する能力は折り紙つきです。

 

またこの日4ゴールをあげたアグエロは素晴らしいシュートの連発でしたね。しっかりゴール前に顔を出せてますしシュート精度は流石です。クロスへの反応や3点目のループに4点目の強烈なシュートと多彩です。仕上げはフォーデンにアシストをつけてあげるゴラッソを叩き込みました。

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ギュンドアンとベルナルドは中々フィットには至りませんが、良いプレーもみせています。ギュンドアンはまだフィジカルが最高潮には達していない印象で、最後のプレー精度に欠けてしまいます。只、相手の逆をとって前を向いたり、意外性のあるプレーが出来るので一気にゴールへの活路が見出せそうなんですけどね。ベルナルドはやはりウィングではスピードに欠けますね。それでも彼のキャラクターをチームとしても活かしていきたいところです。怪我明けでの出場となったフォーデンは活発なプレーでした。

 

総括(5ー1)WIN

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前節ドローに終わったシティですが、この日はしっかりゴールを決め勝利を収めました。汚名返上をしたスターリングは良かったですね。これからハードな相手との対戦が続きますので、しっかり戦えるようフィジカルコンディションやこれ以上の怪我なくいきたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第26節バーンリー戦

水曜のゲームから早くも次のリーグ戦。流石に疲れも出てくるでしょうが、勝利をモノにしたいところです。

 

シティスカッド

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DFラインにはダニーロとコンパニが起用されています。前節打撲で交代したダビドに代わりギュンドアンが先発に名を連ねます。

 

バーンリースカッド

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前半(0ー1)ー:ダニーロ

 

前節のようにはいかず、結構難しい前半でした。攻撃の形は作れましたし、実際チャンスも相当数ありましたが、 ピンチになりそうなシーンもこれまでに比べると目立ちましたね。要員としては、疲れはもちろん溜まっていたと思いますし、DFラインも不安定なビルドアップでしたね。コンパニのパスは弱いシーンがいくつか気になりました。ミスもチーム全体で多かったかと思います。

 

またもう一つの要因は、バーンリーの徹底したロングボールとそれに伴ってライン全体を押し上げ、プレスを高い位置から行うというシンプルな戦術。疲れの見えるシティには結構辛かったと思いますね。ロングボールを活かすためのFWにはサイズとパワーのある選手を2枚用意してましたし、セカンドボールに対するアプローチもチームが連動してましたから。セットプレイも含めて失点しておかしくないシーンはありましたね。

 

只、攻撃陣は高いプレスを掻い潜るとチャンスはかなり創出していたと思います。特にチャンスに絡んだのはデ・ブルイネとギュンドアンのコンビ。ギュンドアンは前節よりも動きが積極的で、彼特有の相手のギャップを突く動きはバーンリー守備陣を崩すのに役立ってました。最後の精度に欠けた面はあれど、再三あった2人のショートコーナーからのプレーは、ゴールの匂いを感じさせました。只、この2人だと縦の意識は強いですから相手の戦術も相まってアップダウンの激しい展開になりましたね。

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そんなショートコーナーからまさかのダニーロのミドルで先制点をもぎ取ります。浮いたボールの処理が危なっかしいなぁと思ってみていたダニーロが、攻撃面でまさかのゴラッソ(笑)コーチ陣に驚きと喜びを届けてくれましたね。

 

後半(1ー0)グズムンドソン:ー

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ビハインドとは言え1点差で済んでいるバーンリーは後半も徹底した戦術で狙いをもってプレーしていましたね。古き良きイングリッシュフットボール全開って感じでしたが、何度も屈強なビッグマンと競り合い、セカンドボールに向けて走るのは今のシティにはこたえましたね。

 

前半と同じくビッグチャンスありビッグピンチありの試合でしたが、こうなると勝負の分かれ目は細部の精度と集中力になる訳ですね。となるとスターリングが最大の決定機を逸したのは痛かった。エデルソンもこの試合ビッグセーブを2本見せてましたが、敢え無く最後は陥落。

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只、スターリングは今まで窮地を救ってきましたから、試合後ずっとカメラに映されてましたが、切り替えるしかないでしょう。ダニーロは守備面でコンパニは攻撃面であまり大きな貢献はありませんでしたね。

 

総括(1ー1)DREW

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勝ち点3欲しかったところですがバーンリーの頑張りが素晴らしかったので、会場の雰囲気も含めてまぁ仕方ないかなという感じです。

過密日程もこれで一旦落ち着きますので、シティとしてはリフレッシュして次の試合に向かうとしましょう。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第25節WBA戦

カップ戦は観戦できてませんので、久々レビュー。全コンペティションを勝ち進んでいるのは良いですが、怪我人の多さがヤバい事になってきましたね。

 

シティスカッド

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最大の注目は新加入のラポルト。ペップ待望のCBが早速デビューです。また負傷してしまったサネの代わりを務めるベルナルドにも注目です。

 

WBAスカッド

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前線のロンドン、ロドリゲスが注目ですかね。こちらも新加入スターリッジはベンチスタートとなっています。

 

前半(1ー0)フェルナンジーニョ:ー

 

ほぼ完璧な前半でしょう。ハーフコートゲームで完全に押し込み、多くのチャンスを作り出しては、守備でも強烈なプレッシングで何もさせず先制点もいただきました。惜しむらくは、ダビドの負傷交代と追加点のチャンスを逃してしまったことでしょうか。

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という事で、注目点にあげていた新加入のラポルトですが問題なくフィットしてますね。CBですので守備能力を見たかったのもありますが、実際には守備機会自体が少なく正直分かりません(笑)ですが、このチームの肝の一つであるビルドアップにおいては流石のプレーでした。左利きのCBは、滑らかにプレーに絡んでいましたし、テクニックはもちろん出す相手の選択が素晴らしい。いきなり見せた縦パスとロングフィードにセンスを感じますな。

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またもう1人の注目点ベルナルドは悪くはないんですが、まだチームに良さが上手く還元するまでには至っていない様子ですね。普段右サイドでプレーするスターリングとは、利き足も含めてプレースタイルが違いますので、特に同サイドのウォーカーはサポートの仕方を変えた方が良いかもしれません。左利きのベルナルドは、スターリングと違いインサイドに運ぶ傾向が強い為、ウォーカーはいわゆる通常のオーバーラップでサポートした方がプレーしやすいんじゃないかなと思いました。

 

後半(2ー0)デ・ブルイネ、アグエロ:ー

 

後半も基本的にはボールを保持してプレーしますが、崩しの局面は停滞。ピンチもないがチャンスも少なかったですね。ダビドがいなくなった影響はあるかと思います。ギュンドアンもベルナルドも共に高いテクニックとセンスを持っていますが、プレーへの関与がダビドに比べると少ないです。まぁ、そもそも今までシティで積み重ねたモノが違うので、比較すると可哀想ではありますが、今後は彼等がそういう存在になっていかないといけませんからね。 

只、それでも鋭いカウンターも強力で2点積み重ねました。カウンターはスピード感も参加してくる人数も迫力があります。

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気になるのは、デ・ブルイネのシーンでもそうでしたが、悪質なタックルが多過ぎる。その上、レッドカードすら出ない始末。ペップも相当怒っていましたが、サネも失っているだけに当然ですね。激しいタックルとラフプレーは全く別物ですからね。

 

起用機会のあったディアスや先発のジンチェンコは良いプレーしていましたね。ジンチェンコはかなり落ち着いて見れました。攻撃時のアクションはもちろん、プレスバックやカバーリングでもチームが主導権の多くを握れる試合なら全く問題なさそうです。ディアスは若手らしい積極的な仕掛けでチャンスを作ってましたし、ループは惜しかったですね。サネも復帰に時間が掛かるので、頑張ってもらいたい。

 

総括(3ー0)WIN

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試合自体は全く危なげなく勝利を収めました。トップグループが敗れた為、勝ち点差は更に拡がり大きく前進しました。新加入のラポルトは安定したプレーが頼もしく、若手のディアス含めて怪我人の多さを乗り切りたいですね。

 

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シティ17ー18前半戦総括【FW編】

シティの17ー18シーズン前半戦総括のFW編です。
各選手を個人的に現時点の評価と今後の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

 

A:とても良い
B:良い
C:及第点
D:悪い
E:とても悪い

 

〜ウィング編〜


ラヒーム・スターリングイングランド)評価:A、期待度:A
■レロイ・サネ(ドイツ)評価:A、期待度:A

■ベルナルド・シウバ(ポルトガル)評価:C、期待度:A
■ブラヒム・ディアス(スペイン)評価:C、期待度:A

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2年目としての成長なのか、ベルナルド加入の危機感か、或いは両方でしょうかね。若き2人のウィンガーが強烈な存在感を放っています。

左ウィングのサネは、チームno1の突破力を誇るスピードスターで、崩しの上でのキーマンとなります。スピードを活かしたカウンターは強烈で、1対1にも強く、ダビドとのワンツーでの崩しもレパートリーに入れます。大抵の場合に相手よりも上回れる左サイドは、チーム最大の武器と言えます。また、スピードにクローズアップされがちですが、キックの質が高く、高速クロスでアシストする事も多いですね。若さのせいか熱くなりやすい性格ですが、前線を務めるならこのくらいの負けん気があって良いかと思います。

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反対に右ウィングのスターリングは、裏へのフリーランが上手く、またネガティブトランジションの意識が特に高い選手ですね。本来ドリブラーですが、サネ程の突破力を有してはいません。ですが、小柄な体格とクイックネスを活かしたキープと、周囲との連携を上手く活かして崩しています。また、今季になって際立っているのは得点力や粘り強さ。これらは、彼のメンタルの成熟がもたらした恩恵ではないかと思います。自信とも言いますかね。一時期の停滞を覆した事は素晴らしいですね。

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さて、その躍動する若手達に押されっぱなしなのが新加入のベルナルド。正直、私が1番期待していただけに少し残念ですが、異国や新チームに慣れる必要はありますね。ベルナルドは基本的に右ウィングでの起用で、スターリングと違い足元で受けてインサイドに入ろうとする動きが特徴ですが、中々上手くプレー出来ないですね。所々では良いプレーがあるのですが決定打に欠け、出場時間もそこまで長くないのでリズムが上手く掴めないのかもしれません。まぁサネのようにシーズン後半での活躍を期待しましょう。

 

ディアスは他の若手と同様にカップ戦での起用がメインとなりますが、そのプレーは意欲に溢れており自身の特徴であるドリブルを中心に活気付けています。 

 

〜ストライカー編〜

 

セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン)評価:A、期待度:A
■ガブリエウ・ジェズス(ブラジル)評価:B、期待度:A

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ベルナルド加入で奮起したのがスターリングなら、ジェズス加入で奮起したのがアグエロですね。昨季のジェズス加入当初のプレーでは、センターフォワードの座を譲りそうな状況でしたからね。

アグエロが明らかに向上したのは守備意識とチームへのサポート。元々優れた得点力を有する大エースがチームのメソッドに沿って、献身的にプレー出来ているのが大きいです。ゴールだけでなくアシストも行なっている事が、かえって本人のチャンスも増えているような印象も受けます。昨季は決定機を逃しているシーンを多く見かけましたが、今季は本当に頼りになりますね。

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飛ぶ鳥を落とす勢いだったジェズスですが、少しトーンダウン気味ですね。序盤は好調でゴールを量産していましたが、その後はゴールから遠のきます。プレー内容は良いものが多いですが、ライバルのアグエロがゴールしているだけに焦りのようなものを感じましたね。とはいえ、プレー範囲やバリエーションはアグエロを上回り、次代のエースであることは間違いないため慎重に使いたいですね。プレー時間を分け合うのもフラストレーションが溜まる一因でもあるだけに、ペップが上手くコントロールしたいところ。そして最大の気掛かりは怪我の多さ。今季も負傷離脱しているだけに、怪我が彼のキャリアを傷つける事のないよう願いたいですね。

 

破壊力抜群のアタッカー達。冬の補強は必要なのか!?

 

今のアタッカー陣は非常に好調で強力です。なので殆ど心配はしていないのですが、1つあるとすればスカッドの陣容。現状、ジェズスが怪我で離脱の為、ほぼ先発は変わらずアグエロスターリング、サネの3人となっている訳です。ここにベルナルドを加えた4人で回しているのですが、未だ4つのコンペティションを戦っている以上、コンディションに不安を覚えるのは確かです。

 

只、気を付けなければいけないのは、アグエロを除いては日々進化している若手だと言う事。彼等はコンスタントに出場する事で、場数も含めて成長していますので、ユナイテッド移籍が濃厚にはなりましたがサンチェスレベルの選手を獲得するのは余計な問題を引き起こすかもしれません。かと言って将来有望な若手を獲得するくらいならユースのディアス等でよく、難しいところですね。

 

実際には、ジェズスが怪我から復帰し5人で回すのが一番ベストに思います。という事で、前線はジェズスの早くしかし確実な復帰を待つ事にしましょう。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第24節ニューカッスル戦

前節リーグ初黒星を喫したシティ。ラファ・ベニテス率いるニューカッスルとの試合に臨みます。

 

シティスカッド

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ダビドがスタメン復帰した他、注目は左サイドバックに入ったジンチェンコ。カップ戦でも起用されていますが、リーグ初スタメンとなります。

 

ニューカッスルスカッド

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リーグ前半戦では徹底して引いて守ったニューカッスル。戦術的な変更はあったでしょうか。

 

前半(1ー0)アグエロ:ー

 

前からガンガンにプレスをかけてきたリバプール戦で黒星を喫しましたが、ニューカッスルは自陣で守る事を選択しました。まぁリバプールニューカッスルでは明らかにタレントで差がありますし、クロップとベニテスはそもそも毛色の違う監督ですしね。

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という事で、この日もほぼハーフコートゲームに終始します。シティとしては、やはりダビドが居るとボール回しがより円滑になります。この日の攻撃の中心を担ったのもダビドとサネのいる左サイド。ここはシティにおける崩しの肝となります。またデルフの代わりに出場となったジンチェンコですが、安定した良いプレーをしていたと思います。攻撃時においてはデルフよりも面白いパスが出ますが、元々の攻撃的MFらしさが出ているのでは。ダニーロは右利きなので、どうしても左サイドでは窮屈なプレーになりがちですが、イニシアチブの握れる試合ではジンチェンコ良さそうです。

 

攻撃は何度もチャンスを作りましたが、ゴールは1点のみ。デ・ブルイネのクロスにアグエロが頭で合わせました。まぁ多分触ってなかったと思いますが、このゴールによって彼の200試合出場はよりメモリアルになったので良いでしょう(笑)

 

後半(2ー1)アグエロ②(内PK1):マーフィー

 

後半も前半同様のハーフコートゲーム。左サイドはサネの突破力を中心に、右サイドはスターリング、デ・ブルイネ、ウォーカーの連携とクロスでチャンスを作っていきます。また固定のポジションに囚われない動きでニューカッスルを撹乱していきます。

 

リバプール戦で失意の途中交代となったスターリングはピッチを躍動。ダビドとのワンツーで抜け出すとPKをゲットしました。守備面でもプレスが機能してほとんど何もさせませんでしたが、一瞬の隙を突かれ縦パス1本で抜け出され失点してしまいます。マークすべきなのはジンチェンコで、もう少し中央よりのポジショニングが必要だったかとは思いますが、まぁこの辺は致し方なしですね。ジンチェンコは守備面で少しの不安を露呈しましたが、それ以外のシーンでは概ね問題なくプレーしており、プレスやルーズボールを拾ったり出来てましたので、起用しながら様子を見ても良いと思います。

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2ー1で嫌な流れになるかと思いましたが、サネの才能が発揮されます。中央左寄りからドリブルをスタートすると3〜4人の相手にゴール前まで持ち込みクロス。アグエロがPKと合わせてハットトリックを達成します。サネのキレのあるドリブルはもちろん、あの局面でもきちんと中の状況を見れているのが素晴らしいですね。

 

総括(3ー1)WIN

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リーグ初黒星による嫌な流れは来ませんでした。素晴らしい!!それだけ、タレント力もチームの成熟度も高くなったということではないでしょうか。

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終盤にディアスが出て来て活発なプレーを見せたように、ジンチェンコや怪我のフォーデン含めて若手の突き上げに期待したいですね。サンチェスはどうやらユナイテッドのようですし、前線は人数がいないですから。 

ここからまた勝ち点落とさずにいきたいですね。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第23節リバプール戦

カップ戦2つを挟んだリーグ戦。強豪リバプールとの一戦です。

 

シティスカッド

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ダビドはベンチで、ギュンドアンとデ・ブルイネのコンビ。デルフも復帰してますね。

 

リバプールスカッド

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コウチーニョの移籍はありましたが、マネやサラーといった高速ウィンガーは健在。

 

前半(1ー1)チェンバレン:サネ

 

一進一退の対決となった前半。スタートからアグレッシブなプレスを仕掛ける両チームにより、互いにアップテンポなプレーとなります。結果、中盤で思ったようにボールをコントロール出来なかったですね。只、チャンス自体は作り出す事も出来たので攻め合う展開に、観ている方は面白かった。

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シティはチェンバレンに出鼻を挫かれました。失点シーンは何気ないものでしたが、こぼれ球をチェンバレンが拾うとシティは数的優位だったにも拘らず、スペースを空けてしまいます。チェンバレンの推進力とシュートは素晴らしいものでしたが、エデルソンもタイミングをずらされてしまったかもしれません。

 

リバプールは積極的なプレスの他、コウチーニョの抜けた中盤が運動量があり、パワーや活動量といった面で却って良かったというくらいに難敵でした。守備面ではチャンが攻撃面ではチェンバレンが躍動しており、ワイナルデュムは攻守のハブとして上手く機能していましたね。

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それでも、ウォーカーのサイドチェンジからサネが単騎突破でブチ抜きます。チームno1の突破力を誇るサネが活きた反面、逆サイドのスターリングは強烈なブーイングと共に苦労する事となります。

 

後半(3ー2)フィルミーノ、マネ、サラー:ベルナルド、ギュンドアン

 

”呑み込まれた”。そう形容するのが、最もしっくりくる後半は非常に厳しい状況を突きつけられてしまいました。前半から続き60分過ぎまではイーブンに渡り合っていましたが、フィルミーノに2点目を決められると一気に流れを持っていかれてしまいました。

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フィルミーノの失点シーンはストーンズが油断しており、クリア出来そうなところで上手く身体を入れられてしまいました。エデルソンが飛び出しましたが、落ち着いてループを沈められてしまいました。ここからは、勢いに乗るリバプールアンフィールドの雰囲気に圧倒されミスが多発します。チグハグなビルドアップを潰されマネにゴラッソを決められると、更には飛び出したエデルソンが非常に珍しいキックミス。サラーに4点目を献上します。

 

後半途中からガクッと運動量の落ちたシティは反撃の糸口を見つけられそうな状況になく、逆に充実するリバプールと、勝利はほぼ決まったようなものでした。最終的にベルナルドとギュンドアンがそれぞれ終盤にゴールを決めましたが、今季リーグ戦初黒星を喫しました。

 

総括(4ー3)LOSE

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リーグ初黒星はリバプールにやられました。リバプール側は会心の出来だったのではないでしょうか。強力な3トップもさる事ながら、チーム全体の活動量が半端なくクロップのチーム感がモロに出た良いチームでした。

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ペップとクロップのフットボールは噛み合いまくりなので、攻撃的な展開でアップテンポであり、面白いですよね。結果、クロップはどうも苦手なペップですね。只、シティ側としてはそこまで気にする必要のない敗戦かと思います。先程述べた通りリバプールは最高の出来でしたし、相性からしても悪いですし、4ー1ではなく4ー3で終われたのも前を向くのに役立ちそうです。

 

疲労の色はかなり観て取れましたし、デルフがまた負傷してしまいましたから、その辺を上手くやることの方が大事ですね。

 

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シティ17ー18前半戦総括【MF編】

シティの17ー18シーズン前半戦総括のMF編です。
各選手を個人的に現時点の評価と今後の期待度を算定しました。評価は5段階で最高A〜最低Eとなります。各評価イメージはこんな感じです。

A:とても良い
B:良い
C:及第点
D:悪い
E:とても悪い

 

ボランチ編〜


フェルナンジーニョ(ブラジル)評価:A、期待度:A
ヤヤ・トゥレコートジボワール)評価:C、期待度:C

チームの強力な中盤を支えたのがフェルナンジーニョ。昨季よりも落ち着いてプレー出来ているように見えるのは、チーム全体が上手くいっているからかもしれませんね。昨季はビルドアップに不安のあったフェルナンジーニョですが、今季は殆ど問題ありませんね。また鋭い縦パスやサイドチェンジのロングボールは精度もよく、良いアクセントになっています。

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またフェルナンジーニョの最も良いところは、守備時のポジショニングと広範囲をカバーできる運動量ですね。これは現在のヤヤには到底持ち得ないモノなので、このポジションで不動なのは当然とも言えます。まぁ対人守備のプレーの荒さは玉に瑕としても、重要な存在ですね。現在のシティは速攻も強力な武器であり、またプレミアの特性としても比較的チームの縦幅は広がってしまうこともあるので、フェルナンジーニョが意味を成すのです。

 

ヤヤは昨季後半にスタメンに返り咲きましたが、今季はフェルナンジーニョにポジションを奪われ、殆どをベンチで過ごしています。出場した試合でも、今季のヤヤのプレースピードはチームより遅れている事が多く見受けられます。この序列が覆る事はないでしょうが、それでも今季は外野の声がうるさくはないですし、ヤヤも今のチームの団結の一助となってくれるでしょう。

 

インサイドハーフ編〜


■ケヴィン・デ・ブルイネ(ベルギー)評価:A、期待度:A
ダビド・シルバ(スペイン)評価:A、期待度:A
イルカイ・ギュンドアン(ドイツ)評価:B、期待度:B
■フィル・フォーデン(イングランド)評価:C、期待度:A

このインサイドハーフの2人がチームの最重要ポイントであり、デ・ブルイネとダビドは最高のコンビとなっています。速攻をリード出来るダイナミズムと正確無比な長距離砲を持つデ・ブルイネ、密集地を苦にしないボールスキルと創造性を持つダビド。キャラクターの違う2人がイングランドで首位を爆走するチームの牽引車となっています。
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デ・ブルイネは広範囲に動き回り、その自慢のキックで素晴らしいパスを何本も通していますね。最も遠くまで見れる視野の広さと、距離を問題としないパスの正確性とパワーは唯一無二ですね。ポジションは違いますが動けるクーマンって感じがします。昨季ポストに当てる事を得意としていたシュートは、今季多くのネットを揺らしています。しかもアーセナル戦やチェルシー戦などビッグマッチでのスーパーゴールという圧巻の内容ですね。

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またダビドは遅攻の際の要です。ボールを引き出し捌く技術はスペイン人MFらしさが満載であり、デ・ブルイネにはない特徴です。特にシーズン途中から対戦相手は露骨にゴール前を堅めるような守備陣形を作る事が多いので、余計にその存在価値が輝きます。また2列目から飛び出しラストパスやシュートでゴールを演出し、チームにクオリティをもたらしてくれます。現在は早産の子供さんの為に離脱を繰り返していますので、彼の為にもチームは勝ち続けたいですね。

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あまりに素晴らしいMFが2人がいる故に出番の少なかったギュンドアンですが、長期の怪我から復帰すると過密日程もあり、徐々に出場ペースを増やしています。彼の良さはまた別にありますから、上手く活かされると思います。間で受ける感覚や前を向くタイミング、相手の逆を取るのが上手いのがギュンドアンであり、良いアシストも決めてきていますので、後半戦は更に重要な存在になって欲しいですね。若手のフォーデンはカップ戦が主戦場ながらチャンピオンズリーグでもプレーしており、期待しかありませんね。数年後のシティで主役を張っている可能性もありますから、成長をじっくり待ちましょう。

 

素晴らしき中盤、他の追随を許さぬ出来

 

シティの中盤が歴代最高とは思いませんが、現在のプレミアでは最高の中盤である事は間違いないでしょう。チームの攻撃性に優れたクオリティをもたらしているのは、中盤の3人なのです。デ・ブルイネとダビドはお互いが補完関係のコンビであり、彼等が健在であればタイトルも見えてくるはずです。

 

つまり後半戦は相手というより自身のとの戦いですね。連戦の中でも最低限のクオリティを維持しつつ、バックアッパーも含めて上手くローテーションしていけるか。ペップの腕の見せ所でしょう。

 

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