クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【マン・シティ19−20/プレミアシーズンレビュー】攻撃スカッド編

既に移籍市場がオープンになり、フェラン・トーレスとアケの獲得に成功しております。ポイントとしては理に適った補強であり、移籍金もトーレスはかなり抑えられていますね。アケはその分ちょっと割高に感じちゃいます。この2人についてはまた別の機会に触れることにして、守備スカッドに続いて攻撃陣のレビューです。

 

攻撃セクション

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今季もリーグで100得点を超えたシティですが、その得点力をそのまま受け取ることは難しいかもしれませんね。特に今季は守備を固めたチームへの先制点に非常に苦労しており、逆に先制点さえ入れば大量得点に持っていった試合も少なくありません。ファイナルサードでの精度に欠ける印象は多々あり、わずかなパスのズレやシュートのタッチミスなど、これがテクニカルな問題なのかフィットネスの問題なのか、はたまたメンタルの問題なのか。イマイチ乗れないなと感じる試合が多かったですね。

 

一つの要因としてあげられるのは、やはりラポルトの長期離脱でしょう。攻撃時のビルドアップにてラポルトの欠場は非常に痛手で、特に相手2ライン間に差し込む縦パスや、1発で展開できる斜めのロングパスに影響を与えます。次の展開につなげるこれらの楔が入らないのが、攻撃のスピードアップ欠如に繋がってしまうんですよね。また、先に触れたファイナルサードでのズレも言うなればリズムが悪いからであり、リズムを作るのは円滑なビルドアップな訳です。代役のフェルナンジーニョは本当によくやってくれましたが、右利きだとワンテンポ遅れてしまうので、左のCBにはやはり左利きということです。

 

しかし悪いことばかりではもちろん無く、個人にフォーカスすれば特にインサイドハーフの2枚看板は極上の輝きを披露してくれたと言えます。シティを10年支えた偉大なるダビド・シルバと新たな大黒柱であるデ・ブルイネ。このキャラクターの異なる2人の存在が、チームの攻撃に多大な影響を与えています。ダビドはやはり2ライン間でボールを受ける巧さと、密集地を苦にしないスキルで相手を翻弄し、デ・ブルイネは広大なエリアをカバーできる走力と一撃必殺のキックで攻撃を牽引してくれて心強い限りでしたね。また2年目のマフレズが一気に地位を確保。右サイドからのカットインで左足も、それをフェイクにした縦への突破も猛威を奮っています。相対的に印象の薄くなったベルナルドですが、ユーティリティな使い勝手とプレイの安定感は十分信頼できます。また終盤にかけて一気にブレイクしたフォーデン。そしてスターリングは年々凄みを増してきている印象です。

 

後は大エース・アグエロをジェズスが継承できるのかが今後のシティの鍵となるでしょう。

 

選手レビュー

 

DMF:ロドリ

今季の目玉はフェルナンジーニョがCBに回されたことにより、準備期間も程なくチームの最も重要なポジションを任されることに。体躯の良さを活かした守備は期待通りであり、ボール奪取に長けています。只、ビルドアップでは期待したほどでは無く、相手プレスによるボールロストも目立つこともありましたね。最も難しいポジションでもありますから、2年目に期待ですね。後、カンセロとそっくりさん。

DMF:イルカイ・ギュンドアン

インサイドハーフでもアンカーでも変わらず飄々とプレーするのが彼の魅力。結構、槍玉にあげられることも多い気がしますが、個人的にはかなり良いプレーヤーだと思います。守備力に難があるのは確かですが、チームの攻守が連動している時はスペースカバーとか抜群に上手いんですけどね。対人は苦手ですが、パス出しは非常に上手。

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AMF:ベルナルド・シウバ

昨季のMVP級活躍のベルナルドは、怪我から復帰したデ・ブルイネと2年目でハマったマフレズによりすっかり影が薄くなってしまった。その影響か頭もちょっと薄くなった気がするのは内緒。只、ウィングでもインサイドでも左右どちらともプレーできるのは、彼のスキルとバイタリティの高さ故、ダビドのいなくなる来季はフォーデンと並ぶキーマンになるでしょう。

AMF:ケヴィン・デ・ブルイネ

怪我からの華麗なる復帰。縦横無尽の走力、正確無比なキック。スルーパスやサイドからの高速クロスなど分かっていても止められない凄みがあります。そして最近よく使うFKでのドライブシュート。縦回転のあれはドライブシュートと呼ぶに相応しい、多分。MFとして世界最高かは判断しかねますが、間違いなくチャンスメーカーとしては世界最高であることを証明しています。今現在、彼以上に単独でゴールチャンスを作り出せるのはメッシ以外にいないでしょう。FFP問題が解消され、これで来季も彼に頼りまくります!!

AMF:ダビド・シルバ

ダビドがイングランドに渡って早10年ですか。まぁ本当に巧いという表現が似合いますね。ポジショニングと走り込むタイミングといい間の取り方が抜群で、その絶対的なボールスキルは密集地でも苦にせず。匠の技を見せてくれる安心感。最後にビッグイヤーを掲げさせたいですね。後、可能性もう薄そうですが神戸に来てくれても良いんですよ。観たい、、、

AMF:フィル・フォーデン

コロナ後で多くの出場機会を得ると、卓越したパフォーマンスを披露しています。ウィンガーとしての起用が多かったですが、ダビドよりもスピードがあり縦への推進力で勝る為、コンビネーションだけでなく単騎突破も期待できます。ユース出身、ダビドの後継者に次の10年を担ってもらう事としましょう。

 

RWG:マフレズ

2シーズン目にして遂に本領発揮。シーズン前のアフリカネーションズカップで飛躍し、守備意識も向上して精力的に参加するようになっています。基本、右サイドで受けてカットインが1番の武器ですが、抜ききらずの巻いたクロスもカットインを囮りにした切り返しも威力抜群。デ・ブルイネを使うタイミングなども昨季よりスムーズで、ようやくハマった感はあります。

 

LWG:スターリン

今やデ・ブルイネと並ぶ攻撃の中心。左でも右でも高性能で、ドリブルでのカットイン、コンビネーションを使った裏への飛び出し、インサイドに巻いたシュートにゴール前でのポジショニングの良さと、攻撃の全局面に関与しています。また優れた機動力と敏捷性により速攻でも遅攻でも問題なく力を発揮できるのも強みですね。得点も遂に大台の20ゴールに到達、ウィンガーとしては十分過ぎる成績でしょう。マドリーに変心する前にマドリーをやっつけてもらいたい。

LWG:レロイ・サネ

エティハドを沸かせたドイツのモジャモジャも、今季は怪我に泣かされ、契約残り1年となったところで移籍となってしまいました。やっぱドイツ人にとってバイエルンは盟主なんでしょうね。シャルケファンは泣いても良いでしょう。サネで思い起こされるのは、やはりリバプール戦ですかね。かなりのアップテンポとなるリバプール戦では大活躍してくれました。ありがとう。来季もリバプール戦のみレンタルさせてください。そういう契約ないですか?そうですか。

 

CF:セルヒオ・アグエロ

今季も頼りになった大砲。活動量はそう多くないですけど、ここ一番の決定力とペナルティエリア内での巧さは抜群。シティの大エースはゴールという面で非常に頼もしい存在です。終盤の怪我で、いつ頃復帰できるのか。コンパニ、ヤヤ、ダビドと長年プレーした盟友たちが去って行きますが、来季も頼っときます。

CF:ガブリエル・ジェズス

入団時の勢いが萎み気味なのが、次期エース候補筆頭のセレソン。ウィングも問題ないスピードとテクニック、真面目なプレスと出場すればそれなりにゴールなりアシストなりしているのだけれども、全幅の信頼をまだ寄せられないのは、重要なゴールが少ないせいか垂れた眉毛のせいなのか。来季、覚醒しなければ、いよいよ別の誰かを考えなければいけなくなる可能性も。

 

という事で書いてて気づいたのは個々のパフォーマンスは浮き沈みはあったものの、結構良いプレーも多かったんだなと。そう思うと、CBやアンカーなど重要なポジションで想定外だったのが、チームに影響を及ぼしたのかなと思います。まぁ過去に何度も触れましたがこのチームは一旦ピークは過ぎてますので、既に決まっているトーレスやアケなど新風を吹き込んで、カネを注ぎ込んで、新たなモチベーションを持って行かなきゃいけないかなと思います。

 

只、その前にマドリーとの今季の大一番も残っていますし、勝ち続ける限りまだダビドのシティでのプレーが見れますから、今季残りも応援し続けたいと思います。ダビドがビッグイヤーを掲げたら胸熱なんですがね!!

 

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【マン・シティ19−20/プレミアシーズンレビュー】守備スカッド編

シーズン2位フィニッシュし、カップトレブルはFAカップセミファイナルでアーセナルに敗れた為、後はCLを残すのみとなっているシティ。余談ですが、朝イチのFAカップ・ファイナルにてアーセナルチェルシーを下し、アルテタ監督としての初タイトルとなりましたね。試合終了後の様子を見る限りでは、選手と非常に良い関係を築いているのだなと感じました。おめでとうございます。チェルシー側では愛と信頼の第2GKことカバジェロの勇姿が見れたのもシチズン的には良かったですよね。

 

さてシティですが、数々の困難に見舞われた今季だった訳で、ピッチ内外で苦しいシーズンでした。リーグ戦におけるリバプールの強さは圧巻でしたし、付け入る隙はシティの方が多く見せてしまいましたね。シーズン中のマッチレビューでも何度も述べた気がしますが、今のチームは一つのピークは過ぎたと思ってますので、CLの結果に関わらずチーム改革の必要があるでしょう。いくつかのポジションで問題を抱えているのも周知の事実ですね。その意味では、シーズン最高の働きを見せたのが映画の如き弁護士50人だったとかは内緒。

 

という事で、各選手及び各セクションレビューです。

 

守備セクション

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今季最大の失速原因は守備陣が安定しなかった事なのは間違いないでしょう。各方面でも指摘されている通りで、ラポルトの離脱が非常に痛かったのも事実です。ただ勘違いしてはいけないのは、ラポルト離脱の影響は純粋に守備力が落ちた事だけでなく、攻撃時のビルドアップの質の低下に大きく与えており、マン・シティにとってはそれが守備力低下にも繋がってしまうという事ですね。寧ろこちらの方が重要かもしれません。基本的にボールを持って相手陣内でのプレーを好むチームにおいてビルドアップが安定しないという事は、リズムを乱す原因であり、また不用意なカウンターを受けるのと同義ですから、即失点に繋がる危険性を多分にはらんでいます。Jリーグの今季の鹿島とか見てる人には分かり易いでしょうね。つまり来季求めるCB像も純粋な守備者としての能力だけではないという事です。

 

ハイプレス・ハイラインが基本の守備は過去3シーズンと同様で、ビルドアップの規制の掛け方にはコロナ前とコロナ後で変化することはありましたが、コンセプト自体に変化はありませんね。コロナ前では4−4−2の守備ラインで相手CBにアプローチを掛けるのは、トップとインサイドハーフの内1人(主にダビド)が前に出て規制していましたが、コロナ後はトップとウィンガーが片方のサイドを切りながら、相手守備陣にアプローチを掛けていましたね。まぁ今季はハイプレスを掛けても上手く切り抜けられるシーンが結構ありましたから、その辺を気にしていたんでしょうかね。外されてセットアップした守備になった時、シティの守備力はそれほど信用できるモノでもありませんし、サイドに限定しながら囲い込みたかったかもしれません。

 

また前述のラポルト離脱によりほぼCBとしてプレーしたフェルナンジーニョは居てくれて本当に助かる存在です。只、本職ではないのでどうしてもクロスへの対応などは問題出てしまいますから、ペップらしいっちゃらしいですが、厳しい局面もありました。まぁラポルト以外のCBが如何に不甲斐ないかの証明みたいになっちゃってますから、フェルナンジーニョが不憫でなりません。結果、1シーズン目からアンカーとしてフルスロットルとなったロドリは、対人守備では良いものを見せていましたし、スペースのケアも上手くやっていましたが、ビルドアップへの貢献は期待したほどではありませんでした。全盛期のブスケッツと比較しても仕方ないよなとは思いつつ、まぁ2シーズン目に期待しときましょう。

 

選手レビュー

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GK:エデルソン

非常に良いパフォーマンスだったのは、シティの守備が上手くいっていないことの裏付けにもなってますね。守備機会が増えた今季は、シュートストップで大いに貢献してくれました。弾丸パントも健在で、あれだけ問題抱えた守備陣においてゴールデングローブを獲得できたのは少々意外でしたが、パフォーマンス的には最高峰でしたね。

GK:クラウディオ・ブラボ

昨季はカップ戦で大活躍だった印象ですが、負傷やレッドカードやらで踏んだり蹴ったりのシティ生活も今季で見納めでしょうか。

 

CB:エメリック・ラポルト

出場時の攻守における安定感は、負傷で長期離脱したことでより鮮明になったのは最大の皮肉。彼がコンスタントに出場できることと相棒をきちんと見つけることが来季の目標ですね。守備陣の大黒柱ですが、書いてる評価がかつてのコンパニとシティ守備陣に似てる気が、、、錯覚だよね。

CB:フェルナンジーニョ

頼りになる大ベテランは今季は本格的にCBを主戦場に。なったことはシティの苦しいチーム事情とイコールになってしまいましたね。流石の戦術眼と対人能力の高さで第2のマスチェラーノかと、私だけが沸き立ってましたがそこまで上手くは行きませんでした。でも彼がいなけりゃ後述する2人が出てくる訳ですから、大変貴重な存在でした。来季もオナシャス。

CB:ニコラス・オタメンディ

2シーズン前のベストDFの一人。時の流れは早く時に残酷なモノではありますが、そのプレイに面影は一つもないですね。異常なまでの判断の見切りの速さで悉く賭けに負け続けたギャンブラー。もうちょっと我慢できんかなと、見ているこっちの我慢も限界に。

CB:ジョン・ストーンズ

2シーズン前のベストDFの一人。時の流れは早く時に残酷なモノではありますが、そのプレイに面影は一つもないですね。あれっ、一緒なこと書いてますね。こちらは兎に角自信のないプレーに終始しています。度重なる負傷で感覚を失ってしまったのか“天才ですから“とあっけらかんと自信満々に言ってくれれば良いんですけどね。

CB:エリック・ガルシア

コロナ後のレギュラークラス。バルサ出身のCBは見事なビルドアップを披露し、ペップの信頼をガッチリ掴みました。またコンスタントな出場があったからこそ見えた守備の課題を克服できるかが、今後のキャリアの鍵となるでしょう。地元界隈からの復帰要請が強いようですが、5年目のシティファン及び23年目となるクレとしては、混迷するブラウグラナのようにどっちつかずな気持ちに。スミマセン。

 

右SB:カイル・ウォーカー

頼りない守備陣で頼りになる兄貴は、ピッチ外でもハッスルし過ぎて大顰蹙を買うことに。しかし、ピッチ内のプレーは非常に良かったです。30台になっても衰えない驚異的な走力は、時には自陣の広大な裏のスペースを、時には相手のタッチライン際を爆走し、近寄る相手をなぎ倒すダンプカーさながら。彼こそシティ守備陣の重戦車。

右SB:ジョアン・カンセロ

とても良い人ダニーロさんと入れ替えで加入したポルトガル人ラテラル。噂通りの守備の軽さはイングランドの地でも健在。攻撃面でのテクニカルな多彩さはウォーカーとは違う良い味ですが、今のところレギュラーとしては不十分ですね。最近は左SBでも起用されるマルチぶり、ってこれ別にダニーロさんのままでも良かったんじゃ。来季の変貌に期待!!

 

左SB:バンジャマン・メンディ

とても陽気なフランス人ラテラルは、在籍3シーズン目にしてようやくコンスタントな出場を手にしましたが、満足できるモノではありませんでしたね。未だに判断に迷うこともしばしばですし、自慢のクロスも明後日の方向へ。考え過ぎて頭に?が浮かんでそうです。迷いのないSNSFIFAインタビューがハイライト。

左SB:オレクサンドル・ジンチェンコ

デルフの次の偽サイドバック兼デ・ブルイネの弟。今季はハネムーンなどピッチ外程の幸せはピッチ内では教授できなかったです。メンディよりもスムーズなビルドアップは流石の一言ですが、強力なウィンガーの前では守備の脆さを見せるのは相変わらずで、本職サイドバックを求められる所以に。背番号11の左SBというコラロフから2代続く謎の系譜は、ここで途絶えるのか否か。

左SB:アンへリーニョ

今季一押しのサイドバックと見込んだアンへリーニョですが、プレミアへの順応が上手くいかず敢えなくレンタルで途中放出に。レンタル先のライプツィヒではレギュラークラスとして頑張ってるそうなので、成長してのレンタルバックを期待しときます。

 

以上、守備陣です。長くなったので次回、攻撃陣とします。

 

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【FAカップ準決勝〜リーグ最終戦】勝負ところ間違ってますけど、、、ダビドに万雷の拍手を

月末に向けて多忙になる中、フットボールシーズンもいよいよ佳境ですな。試合はチェックしてましたが、なかなかレビュー書けずでダイジェストとしました。

 

勝負ところ間違ってるよ!!

 

この3戦で重要だったのはFAカップセミファイナルだけだった訳ですが、見事にアーセナルに敗戦。リーグは順位もCL出場も確定済みでしたので、カップトレブル目指そうになってた筈なんですがね。

どの試合も基本的にはボールを支配し、相手陣内でのプレーでしたが、決定力に欠いたのがアーセナル戦です。特に後半は攻めたてましたが、スコアを動かすことはできず、見事にカウンターに沈みました。

 

3戦全てで先発を飾ったエリック・ガルシアですが、問題を抱えたのはアーセナル戦で、やはり裏への飛び出しに苦労しています。リバプール戦でマネに苦しめられたの同様、今度はオーバメヤンのスピードにやられる事態に。チームの特性上、ハイラインで裏のスペースは広大にありますし、中盤でフィルターが掛らなければ苦しむのは致し方ないとは言え、1対1で千切られることも目につくのでDF面での改善はやはり必要です。

 

大事な試合でアルテタ監督にやられるのは悲し過ぎますが、チャンピオンズリーグでは何とか高い壁を乗り越えて欲しいですね。FFPの件で、悪者にはなってるでしょうが、マドリーを退けることで次のステップへと行きたいところです。

 

スターリング20ゴール、デ・ブルイネ20アシスト、リーグでのダビド見納め

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リーグ2戦は沈黙したアーセナル戦とは打って変わり、チャンスをゴールにできましたね。しかし、最終戦を見ても実際にはもっとゴールを決められたでしょう。ダイナミックな攻撃は2ライン間とハーフスペースをうまく使いながら、決定機を量産。相手GKクルルの好セーブもありましたが、あれだけの決定機があればもっと欲しいところです。

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まぁそれでも最終的にはチームもリーグ戦100点越えを達成し、個人にフォーカスしてもスターリングがキャリア初のリーグ戦20得点と、デ・ブルイネがアンリに並ぶリーグ戦20アシストを成し遂げています。スターリングは年々高いパフォーマンスの安定感と共に得点力にも磨きがかかり、シティの貴重な得点源となっていますし、怪我から復活したデ・ブルイネは一撃必殺のキック精度で20アシストは素晴らしい。最近の試合で見せる縦回転のFKはかなりえげつない威力で、期待はさらに増します。

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そしてリーグでのラストダンスとなったダビドは、最終戦でもポジショニングの妙と正確なボールコントロールで、攻撃をオーガナイズし10年続けた優れたプレーを締めくくりました。コロナの影響で当然ファンからの直接の拍手はなかった訳ですが、シティファンに限らずプレミア或いはフットボールのファンであるならば、大いなる拍手を送ったことでしょう。後はチャンピオンズリーグ、シティに足りないタイトルを果たしてダビドの手に渡せるのか、期待してマドリー戦を迎えるとします。

 

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【PL19−20/第36節 ボーンマス戦】凡庸なパフォーマンスの中の特別なタレント!!

マン・シティ完全勝利にピッチの外が非常に騒がしいですが、ピッチの中での戦いは続きます。連戦での疲れなのか停滞する中で、それでも煌めく才能を見れました。

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズオタメンディ、メンディ

MF:ベルナルド、フェルナンジーニョ、ダビド、ギュンドアン、フォーデン

FW:ジェズス

 

今日のCBは2年前が旬だったコンビです。2年の月日がこうも残酷とは、、

 

【マン・シティ:2−1:ボーンマス】WIN

 

本当にパッとしない試合でしたね。勿論これはシティ側からみた話で、残留争い渦中のボーンマスは勇敢にアグレッシブなプレーで戦ってました。おとぼけCBコンビとあってか、守備時も前からのプレスを積極的に仕掛けてくるわ、スペースへの攻撃も上手く仕掛けられるわで大変でしたね。彼らだけではなく、殆ど良い局面を作り出せなかったシティですが、特大のタレントがつまらないチームに華を添えてくれました。

 

2ライン間でのプレーならNo1

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この試合勝利できたのは一重に彼のおかげです。そう、ダビド・シルバですね。4−5の2ラインで集中して守るボーンマスを相手に、外回りのボール回しに終始しそうなシティでしたが、ダビドが上手く2ライン間でボールを持てば魔法が発揮されました。

ダビドはポジショニングとタイミングを心得ており、ボールを引き出すのが非常に上手いです。またわずかなスペースでもプレー出来るだけのスキルと判断力を持っています。それが存分に発揮されたのがジェズスのゴールをアシストしたプレーで、まさに2ライン間でボールを受けるとすぐさま反転しジェズスへの縦パスを見事に通し、御膳立てするのでした。

 

ダビドは反転が早くて良いですね。これは小柄な彼の敏捷性だけではなく、判断及びコントロールの卓越さに起因するものであり、相手のプレッシャーのきつい狭小スペースでもプレー可能な特別な武器となっています。同じくスペシャルなデ・ブルイネとは違ったモノであり、故にこの2人を活かすのがシティにとっての最大の武器です。

彼のシティでのダンスが今季で最後になるのが残念でなりませんね。

 

守備陣で唯一奮闘したエデルソン

 

攻撃で存在感を放ったのはダビドとジェズスでしたが、守備陣で際立ったのはGKエデルソン。というかエデルソンが目立っている時点で、この試合にいかに苦しんでいるのか分かりますね。

チーム全体が凡庸なプレー或いは緩慢なプレーに終始する中、ピンチを再三ビッグセーブで救っています。失点は一つ喫したものの、GKの要因ではないですし、エデルソンのセーブがなければ負けていたかもしれませんね。

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また後半から出場したエリック・ガルシアは右サイドバックとしてプレー。ウォーカーやカンセロのような攻撃時のサイドでのアイデアは期待するのが酷というもの。むしろ気になったのは対人守備で、対面のキングにぶっちぎられたシーンは修行が足りませんよと言わざるを得ないでしょう。まぁ本職CBでスピードもありませんから致し方ないところはありますが、ちょっと相手になってなかったのは問題ですね。

2年前のCBコンビはこのままでは発表された最新のスカイブルーのユニフォームを纏うことは難しそうです。復活に期待したいですが、厳しいかな。

 

非常に凡庸でしたが、ローテーションしながら怪我人なく勝利できたので良しとしときましょう。如何せんリーグでは最早すべきことが少ないので。後はFAカップとCLに向けて上手く調整してもらいたいと思います。

 

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【FFP裁判】証拠不十分により勝訴

様々な方面からの意見があるであろう今回のCAS(スポーツ仲裁裁判所)での、マン・シティとUEFAFFP裁判でしたが、結論から言えばシティ側の完全勝訴と言えるでしょう。

 

以下が、CASの判決です。

https://www.tas-cas.org/fileadmin/user_upload/CAS_Media_Release_6785_Decision.pdf

 

Google翻訳さんに頼った結果によると、CASはスポンサーの水増し疑惑等に関しては“侵害の殆どが確立されていない(証拠不十分)“及び“時間切れ(時効)”として認めませんでした。また、それとは別に以下に記載する“クラブライセンス及びFFP規則の56条(捜査協力)“に違反したとして、罰金1,000万€の30日以内での支払いをシティに求めました。

 

クラブライセンス及びFFP規則

https://www.uefa.com/MultimediaFiles/Download/Tech/uefaorg/General/02/56/20/15/2562015_DOWNLOAD.pdf#search=%252756+of+the+Club+Licensing+and+Financial+Fair+Play+Regulations.%2527

 

つまり、シティファンからしてみれば完全勝訴と言える内容ではないでしょうか。これに異論のある方も多そうな気がしますが、何はともあれ推定無罪の原則からすれば証拠を確立できていない以上、罰則を強いるのは難しいでしょう。

ただ、BBCのニュースを読む限り、UEFA側としては一応スイス連邦裁判所への上訴が可能とのこと。現実的にはその線は薄いようですが、UEFAがどのような見解を今後発表するのか分かりませんが、継続して見守る必要はありそうです。

 

BBCニュース記事

 

この勝訴がもたらすものとは

 

今回の結果に対する反応を見る限り、良いようには受け取ってないのが大半でしょうか。特にシティファンでなければ尚更ですね。個人的には、そもそもあれだけの大きなクラブになってくれば、シティに限らずグレーなことはしている前提で思ってますので、無罪となりましたが“確実な白“とは言い切れないだろうなぁと本音では思ってたりします。ただ、少なくとも有罪とするためには証拠が必要なのもまた確かでしょう。それを揃えられなかった時点でUEFAは負けたと言えます。

 

心象という意味では随分とヒールになった感じはしますが、特にヒーローだったクラブでもないですし気にする必要もないかなと思います。シティファンは“クラブが罰則を受けるべきだった“とまで、自虐的になる必要はないかと。過去にFFPで制裁を喰らったクラブもありますが、当然今回のシティのようにCASに上訴したクラブも複数存在します。

 

この勝訴によりシティとしては変わらずの強化の道を辿れる訳ですが、クラブを見る目は変わるかもしれません。シティとしては心理面において気にする必要はないですが、財務面及び情報セキュリティ面においては強化するに越したことはないでしょう。

 

またFFPは意味ないものだという意見も見受けましたが、まさにここが焦点でしょう。全くその通りで意味のないというよりかは価値のないものだと思います。只、気をつけるべきはFFPが全く意味なく守る必要がないかと問われれば、そうでもないと思います。今回のシティは証拠不十分のために無罪となっていますが、どのケースでもこれに該当するかは分からない訳ですから。価値のないものだと思うのは、クラブの財政を守る建前ではありますが、既存のビッグクラブを守る意味合いが多分に含まれていることは既知の通りで、またUEFAにアル・ケライフィが入り込んでいる時点でおかしいですしね。結局のところ政治色が強いものに行き着きますし、それは今回の判決を不服と感じた方も納得せざるを得ない部分かなと思います。

 

何にせよ今回の結果により、FFP及びUEFAはまたしてもとても脆弱な部分を露呈しました。FFPは死んだか、否、既に死んでいたが正しい。ルールそのものも去ることながらFFPという概念自体、本当に必要なのかを見直す時が来ているという事でしょう。

 

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【PL19−20/第35節 ブライトン戦】攻守に圧倒して勝利!!スターリングもハットトリック!!!

前34節ニューカッスル戦で5−0大勝したシティはブライトンとの対戦です。

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ガルシア、ラポルト、メンディ

MF:デ・ブルイネ、ロドリ、ベルナルド

FW:マフレズ、ジェズス、スターリン

 

過密日程にローテーション多用のペップは、前節大活躍のダビドをベンチスタートです。

 

【ブライトン:0−5:マン・シティ】WIN

 

ゲームの内容としても結果としても順当な勝利を挙げました。ブライトンはシンプルな4−4−2で、シティCBや或いはGKエデルソンのところまでプレスを掛けることもあり、前めに重心を置いていましたね。またカウンターの際には2トップがライン裏へと何度も走っていましたので、ハイプレスとショートカウンターが理想のプランだったかなと思います。まぁシティはそれに上手く対応していました。ビルドアップ時にも問題らしいモノはほとんどありませんでしたし、困ればエデルソンからロングフィードも飛びますから。ブライトンも意識はありましたが、それほど強烈でもなかったので少し中途半端だったかなと。

 

円滑なビルドアップ、裏への対応を上手くやれれば

 

守備陣は前述の通り攻守に上手くやっていたと思います。被シュートも3本に抑えてますしね。気になったところと言えば良くも悪くも若いエリック・ガルシア。コロナ後はメインで使われている19歳のCBですが、ビルドアップでの安定感は素晴らしいの一言。寄せられても焦るシーンも殆どないですし、判断が早くパスも正確で停滞させることがありませんね。反面、気になるのは守備時の対応です。特に相手FWの裏への飛び出しへの対応が少し危ういですね。

 

リバプール戦でもマネに再三裏を狙われてましたが、あれはシンプルにマネの速さに手こずっている印象だったんですが、この試合でも1度裏を取られシュートを放たれ、ラポルトに怒られてましたね。見ている限りですが、ガルシアは裏に走る選手に対して追ってつくのではなくオフサイドを取りに行く傾向が高いのかなと思います。前述のシーンでも裏を取られて追わずに手を上げてますし、少し楽に行き過ぎかなと。まぁスピードがあるタイプではないでしょうから、オフサイド取れるのが良いんでしょうけど、シーンによっては安易な選択をしてしまっているかと思います。プレミアのFWはスピードありますし、1発があるのでそこで仕留められてしまう危険性が出てきてしまいます。幸いシュートは外れましたが、改善すべき点でしょう。

 

またリバプール戦でもこの日でも、それを上手くカバーしているのがラポルトとウォーカーですね。特にウォーカーの超人っぷりは守備面でよく役に立っています。正直、獲得するまでは攻撃的なサイドバックのイメージ持ってたんですが、ウォーカーは身体に無理が効くだけにDFラインを高く設定するシティでは守備面で特に頼りになります。勿論、爆速オーバーラップからの高速クロスも素晴らしいですが。

 

スターリングの3発

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攻撃面ではスターリングが素晴らしいプレーを披露しています。バリエーションという意味ではサネの退団が痛いですが、スターリングからポジションを奪うのはかなり難しいと言わざるを得ないほど、彼は成長しています。左からのカットインからの1点目は、シンプルに独力でもたらしたモノであり、得点力不足(特にシュート力不足)を喩屋されていたとは思えない充実振りですね。2点目はウィングながらにゴール量産に直結している理由で、きちんとゴール前に顔を出せるようになったが故。3点目は多少ラッキーな部分はあったかもしれませんが、あれも貪欲にゴールを狙う姿勢がもたらしたと言えます。

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反面ジェズスはゴールこそ決めたものの、物足りなさはあります。決定機も他にもありましたし、ストライカーである以上得点力は求められて然るべきでしょう。4−4の2ライン間でボールを受けて、チャンスは供給していましたけど、最早求められているのは彼なら得点してくれるだろうという期待感を醸し出せるかどうか。勿論、それは日々の試合で積み重ねたゴールへの信頼で成り立つものなので、貪欲にゴールを狙い続けるしかないわけで。彼ももう4年目ですし、いよいよアグエロの退団する時は近いと思われますので、そこまでに確固たる信頼を積み重ねられるかで、シティでの明暗が分かれそうです。

 

リーグは後は怪我しないことを前提にカップ戦への調整となるでしょう。前節ドイルが出場しましたが、若き力も今後も見られるかもしれません。そして狙うはかなり厳しいですがカップトレブルです。期待しましょう。

 

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【PL19−20/第33節 サウサンプトン戦】リバプール戦の後のこれは、、、

この光景を今季は何度見たでしょうかね。これが今季ですよ、これがね。

 

GK:エデルソン

DF:カンセロ、ガルシア、ラポルト、ジンチェンコ

MF:ダビド、フェルナンジーニョ、ベルナルド

FW:マフレズ、ジェズス、スターリン

 

気付いてませんでしたがどうやらフェルナンジーニョを本職のアンカーで起用したのは今季初だったようで。それだけ苦しい台所事情だったんだなぁと実感です。

 

サウサンプトン:1−0:マン・シティ】LOSE

 

チャンスいっぱい作りましたね。シュートいっぱい打ちましたね。30本近かったですね。枠内シュートも決定機もたくさんありました。ジンチェンコ思いっきりミスってましたね。掻っ攫われて見事なループシュート決められました。そう、これこそが今季です!!!

 

リバプール戦で見せた集中力はどこへ

 

プレーの内容自体は良かったですよ。本当に多くのチャンスを作りました。両ウィングの仕掛けや裏への飛び出しへのロングボール。セットプレイからの流れなど、多くの決定機を迎えましたが遂に報われることはなかったです。今までのシーズンとの違いは何かと言われると難しいですが、ラストの精度(特にラストパス)が微妙にズレてしまうのは何でしょうかね。

 

リバプール戦で決定機を次々とモノにして行ったのも、大きく後塵を配したライバルに一矢報いたいとの思いだったのかもしれません。そして、この日のプレーが今季っぽさを象徴していますね。またマフレズ、スターリングの両ウィングを早々に下げたわけですが、全員で引いて守るセインツの守備網を破るのに彼らドリブラーは最低1人は必要だったのではと思います。勿論、今後のより重要な試合を考慮してのコンディショニングの一環だったのだと思いますが、厳しいですね。

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途中出場したデ・ブルイネは今日はフィットあまりしていませんでしたね。また、ベルナルドも昨季ほどの存在感(特にゴールに直結するようなプレー)が少なく感じます。ジェズスもそろそろエースとして独り立ちしてもらわないと困りますが、この日もシュートは放つものの待望のゴールを挙げることは出来ませんでした。

 

若き2人のプレーはシティの希望

 

この日もスタメン入りしたエリック・ガルシアですが、フォーデンと共にトップチームに居場所を作りつつあります。ガルシアは前節リバプール戦でも抜粋されておりペップも期待をかけている事でしょう。特にリバプール戦はウォーカーとの間から飛び出すマネに結構苦戦しており、超一流のアタッカーとの対峙は彼の守備者としての経験値を高める上で、重要なモノとなったと思います。

 

セインツ戦ではマシア出身者らしく淀みのないビルドアップで攻撃にリズムを与えていましたね。判断を向上させることによりプレースピードを上げるというのは、本来のバルサが目指すべきものだと思いますが、ガルシアもその流れを汲んでいると言えます。正直、ビルドアップにおいては既にオタメンディストーンズよりも良いモノを持っていますから、守備面での向上が彼のキャリア形成に於いては重要になるでしょう。

 

フォーデンもコンスタントに良いプレーを披露しています。スターリングやマフレズほど単独突破を得意としている訳ではありませんが、ダビドやベルナルドよりも縦への推進力はあります。また、デ・ブルイネとのワンツーなど周りを使うのも上手いですから、コンビネーション含めて仕掛けてゴールを脅かすというのが彼の型となりそうです。現状では、どちらかと言えばサイドでの起用が多いですが、ダビドが抜ける来季はより中央寄りでのプレーが見られるでしょう。

 

リーグで何かを求めるのは困難か、カップ戦に懸けるほかなし

 

まぁ今のチームにリーグでの安定的なパフォーマンスは最早難しいかもしれません。調子が良ければ大量得点も見込めるでしょうし、基本的にはチャンスも作るでしょうが、このようにミスから失点して負けることもまだありそうです。

リーグタイトルを早々と逸し、取り敢えずリバプールに一矢報いた形になった今、シティに残されたモチベーションはカップ戦以外に求められないでしょう。

 

残りFAカップとCL。この2つだけがシティにとっての重要事項ですね。後は恐ろしいのは今週末あたりで発表されるFFP結果。場合によっちゃ空中分解しそうな気もしますが、可能な限りポジティブなシーズン終了としたいですね。

 

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