プレシーズンマッチ・アーセナル戦②
前回前半までの記事はこちら
今回は後半です。
後半
スタートからはカバジェロに変えてGKハートをプレシーズン初起用し、それに伴い多くのメンバーを60分以降入れ替えていきます。
後半早々でしたが、アーセナルの自陣よりのカウンターでバックラインの裏に通されるとフェルナンドとコラロフの連携も不充分で難なくシュートまで持っていかれてしまいます。。。イウォビのゴールで同点とされ、トドメの3失点目も変わって入ったCBアダラビオヨが痛恨のパスミス。ジ・エンドとなりました。
前半からそうでしたが、メンバーが変わっても不安定なプレーは続き最後に1点返したもののシーズン開幕前の最終戦は不満の残るような形に。
総括
プレシーズン通してですが、ペップの意図を具現化するには相当な努力が必要だと思ったのが率直な感想ですね。
技術的なミスはもちろんのこと、ビルドアップでこれだけモタついていれば良い攻撃は出来ません。選手の技術レベルが今までよりワンランク落ちることもありますが、ポジショニングが少し前に行き過ぎているんじゃないかと思います。ですので、必然的に間延びもするしロングボールも増える。結果、ボールを上手く保持できず、カウンターを浴びるしリズムが掴めない。この試合はずっとそんな感じでした。
選手もまだ動き方に戸惑っているようにも見受けられましたので、ペップの落とし込みがまだまだなのかもしれません。特にSBとインサイドハーフは改善の余地ありかと。
イングランドのチームは総じて基本縦に速いんですが、そこをどこまでコントロール出来るかがペップシティの今季を占う気がします。そういう意味ではギュンドアンの復帰と早期フィットが一つのポイントだと思いますね。
シーズン序盤は苦戦する可能性は否めませんが、ペップのお手並み拝見といったところですかね。