【プレミアリーグ16ー17】第2節ストーク戦
ではシティのスタメン。
こちらはストーク。
前半(0ー2)ー:アグエロ②(PK1)
非常に攻守のトランジションの早い試合となりました。シティもストークも素早いプレスで相手を囲い込み、かなりタフなチャージで相手の攻撃を遮断。良い展開はあまりなかったですね。
まぁ意図してこの展開だったら良いですけど、ペップのベンチで眉間にシワを寄せた、かなり険しい表情を見る限り不満タラタラでしょう。
そんな前半において、セットプレーで2ゴール取れたのは救い。CKでの密集で倒されてPKをゲットするとチャンピオンズリーグ戦での失敗を物ともせず、アグエロがゴール。更にはFKからデ・ブライネのキックから再びアグエロがヘッドでこの日2点目を決めます。アグエロは、開幕から連続ゴール続けてますがチームの状態が上向けば更に期待が持てそうです。
ストークに関してはタイトな守備してますね。プレスで引っ掛かれば前線に素早く当て、ボージャンやアルナウトビッチが高い位置でボールが持てた時はチャンスになってます。シティは結構危ないシーン作られてました。
後半(1ー2)ボージャン(PK):ノリート②
後半も結局ボールは落ち着かないまま、あっちへこっちへ。ずっと感じてきてたことですが、今のシティに司令塔っていないんですよね。シルバにしろデ・ブライネにしろ、はたまたフェルナンジーニョも司令塔タイプではないです。
良い打開策がないまま、65分過ぎたあたりでナバス→ノリート。
80分あたりで契約延長となったイヘアナチョも投入。結果的にこの交代が実ります。
イヘアナチョが前線で粘り、シルバとのワンツーでDFラインを突破すると飛び出したGKも躱して中央のノリートへ。問題なくノリートがゴール。終了間際にもスターリングが抜け出し再びノリートへ。無人のゴールに流し込み試合を決定づけます。
総括(1ー4)WIN
非常にイングランドらしい試合でした。プレスが速いのと相まって強烈なタックルも飛び出し、縦に速いそのスタイルは、まさにイングランドって感じでそれにお付き合いしてしまうシティはまだまだなんだなって実感しました。
正直プレミアでアップセットが多い理由ってこの辺にあるんじゃないですかね。もちろん資金力を活かして下位クラブでも代表クラスが居るのはあると思いますけど。これだけ縦に速くプレーを繰り返すと何かが起こる可能性は充分にあると思いますよ。
あと良く言えばタフなんでしょうけど、悪く言えば雑で下手です。プレミアを咎めるつもりは全くなくても単純に上手くない。一つ一つのプレー精度が低いし、ボールも落ち着かないし(個人レベルでもチームとしても)。
そう言う意味ではボージャンよくやってました。PK以外にも良いアクセントにもなれるし前半のラストパスは素晴らしかったです。イングランドで上手くやってくれててなにより(笑)私はかなりボージャン寄りの人のようです(笑)
スコアを見れば大勝したかに思える試合ですが、内容は全くだったと言わざるを得ません。
動き方は色々叩き込まれてるっぽいですが、状況判断やボールの動かし方など技術・戦術レベル両方でグレードアップを図って欲しいです。バルサ、バイエルンよりはるかに難しい課題であることは確かなようで、それはライバルが少ないからではなくチームの技術、戦術レベルによってですね。まぁ挑戦を欲してきた訳ですから、ペップにはやる事多くて良いんじゃないかな(笑)