【プレミアリーグ16ー17】第11節ミドルズブラ戦
久々の勝利を取り戻しているシティ。上位は混戦だけに首位をキープしたいところ。
シティのスカッドはこちら。
GKにブラボ復帰、最近好調のナバスも先発です。そして怪我から復帰したクリシが久々の起用。オタメンディに代えてCBにはコラロフが入っています。
ミドルズブラはこちら。
馴染む深いメンバーが居ますね。GKバルデスはデビュー当時から観てますがベテランとなっております。また元バルサで言えばアダマ、その他FWにはネグレドで監督カランカとリーガファンには馴染みのメンバーが結構居ますね。
前半(1ー0)アグエロ:ー
ほぼワンサイドゲームな前半でした。ボールを完全に支配しハーフコートゲームを展開、守備の場面は皆無に等しく何点決めれたかが結果的には重要となってしまいました。
ポゼッションを支えたのは好調のギュンドアンやデ・ブルイネを筆頭にシルバ、フェルナンジーニョも絡みボールを牛耳ることに成功します。只、相手も深い位置にDFラインでバスを停めましたので中々に中央は固かったです。
それでもフェルナンジーニョのサイドチェンジは効果的で、ナバスを上手く使いリズムを変えたりしていましたね。もう少し精度が上がればより大きなチャンスに出来たかもしれません。
ゴールシーンでは、デ・ブルイネの素晴らしいクロスによりアグエロが反応。ワンタッチでのゴールを決めました。しかしデ・ブルイネのキック精度は凄まじい、あのレベルのクロスは早々観られないですよ。
大きなゴールチャンスは3〜4度は訪れましたが、結局アグエロの1点のみでした。GKバルデスのビッグセーブを中心にボロは粘ってました。このボロの頑張りがシティにとっての最後の落とし穴に繋がる訳ですが。。。
後半(0ー1)ー:デ・ローン
前半よりもボロが前からの圧力を高めた事により、前半程の圧倒する展開にはなりません。それでも相手のチャンスではGKブラボのファインセーブで凌ぎ、また前半同様決定機も演出します。
特にアグエロは少なくとも後半だけで2度はゴールチャンスがあり、前半も合わせて考えればハットトリックをしていても可笑しくなかったんですが。
気になったのは中盤の選手が多いこと。ペップはバルサ時代でもよくやってましたけど、ゴール前を固める相手では却って停滞してしまう事があるんですよね。バルサ時代で言えばイニエスタを3トップの一角としてウィングで起用する際がそうですね。こういう際には素直にウィンガーを置いた方がいい気がします。
もう一つ言えばワールドクラスのウィンガーは実は少ないということ。高確率でサイドでの1対1で勝利できるウィンガーはバルサやバイエルンに居ても、シティには居ないです。スターリングはその可能性を感じさせるものの、ナバスはどちらかと言うと深く抉るよりも素早くクロスを上げるタイプですし、ノリートも所謂ドリブラーではありませんしね。その辺はスターリングを筆頭にサネや冬に加入予定のジェズスなんかに期待になる訳ですかね。
最後の最後で同点ゴールを許し、勝ち点を落としてしまいました。
総括(1ー1)DREW
ゴールを逃し続けた罰が最後にやってきてしまいました。まぁ得てしてこういう事は起こりえます。大きな勝ち点を落としてしまいました。これで首位陥落となりましたが、ペップの語った『結果が伴わない』 がこの試合の全てでしょう。
只、チャンスは多く作っていただけにチームの戦い方は悪くありません。後は、如何に結果に紐付けれるかは選手の技術・創造性がモノを言うだけに選手達の奮起が必要ですし、続けていき本物になっていくしかないですね。
それに今日はボロの頑張りが勝ったという事でしょう。特にGKのバルデスは良かった。ユナイテッドで干された時は心配しましたが元気そうで何より。バルサ時代のたまにポカするけど何度もビッグセーブで勝利に導いてくれた彼を思い出しました。今日はポカしてくれても良かったんですけどね(笑)
波に乗り切れませんでしたが、まだまだ混戦。次なる勝利を目指しましょう。