【プレミアリーグ16ー17】第23節ウェストハム戦
CL圏内を確保する為にも是非とも勝利の欲しい1戦です。ジェズスが加入してからの良い雰囲気を維持したいところ。
先発トップはジェズス、アグエロはベンチスタートとなりました。また遂にと言えますが、最大のトピックスはGKカバジェロの起用。ブラボは、起用し続けていたペップもお手上げと感じたのでしょうかね。
前半(0ー3)ー:デ・ブルイネ、シルバ、ジェズス
素晴らしい前半でした。まず特筆に値したのはプレスの効き具合。前線3人は非常にスピード豊かであり、特にジェズスはかなり積極的にプレスに参加していましたね。そのプレスで奪った後に流れるようなショートカウンターで2点奪っており、結果にも表れました。
攻撃面で際立った動きを見せたのはサネ。ここ3試合程は非常にチームにフィットしてきており、自慢のスピードが活きているのですが、この前半でも2点目はサネの単騎突破で2人を抜き去りシルバのゴールをアシストすると、3点目もサネのボール奪取から齎されました。素晴らしい。
ジェズスもリーグ前節の期待感そのままに、細かなタッチとスピードにパスのアイデアと精度もよくゴール以外の部分もペップのフットボールに合いそうです。そして待望の初ゴールもゲット。
守備面ではポゼッションを安定させる事で相手の勢いを消せていましたし、ピンチらしいのは1度でしたね。先発となったGKカバジェロも不安にさせるシーンは皆無でしたよ。ビルドアップの面でも無難にこなせれていた印象でした。
後半(0ー1)ー:ヤヤ(PK)
前半3点リードした事でかなり優位に進めれましたね。前に急ぎ過ぎる事もなく、安定的なポゼッションを披露してくれました。ここまで安心して観て入られたのはもしかして初めて?ってなくらいで。そしてカバジェロが意外なほどの落ち着きでボールを捌いてました。後半でも守備で好循環を生んでいます。
試合はデ・ブルイネのスルーパスからスターリングが抜け出し、PKをゲット。ヤヤが冷静に沈め、この時点で勝負は決していました。おかげでシティとしては主力を休ませることもできましたし、変わって出場したフェルナンジーニョやアグエロらは精力的にプレーしていました。
ペースはややダウンしますが、勝ち点3を積み重ねました。
総括(0ー4)WIN
会心の出来と言えるゲームだったかもしれませんね。今季は良い内容でもゴールが入らず落とした試合はかなりありましたので、ペップの満足そうな表情に全てが表れていましたね。
やはりゴールはチームを勢いづかせるのに充分な役割を果たしてくれますので、良い形でゴールが決まったのは大きかったです。ジェズスの加入からサネのフィットなど上昇気流が見え隠れしますので、この流れを維持したいところです。
これで2位グループはまた混沌としてきましたので、トップのチェルシーを捉えるのは難しいでしょうがCL圏内は確保したいですね。