【プレミアリーグ16ー17】第24節スウォンジー戦
前節AWAYで快勝したシティ。新加入のジェズスやサネが躍動しており、この試合でも活躍に期待です。
シティスカッド。
先発メンバーはほぼ変わらず、右のサイドバック起用でフェルナンジーニョが復帰してきています。若手が活躍する中で移籍報道も出ているアグエロはベンチスタートとなりました。まぁ前線の3人が好調ですからね。
こちらはスワンズ。
前半(1ー0)ジェズス:ー
勢いという点では前節に劣りますが、ゲームプランとしては上出来の前半でした。開始早々から積極的に仕掛け、10分前後でジェズスが先制点をあげる形でリードします。その後も殆どの時間でハーフコートゲームを展開し追加点はあげられなかったものの、無失点で切り抜けます。と言うかスワンズのシュートってあったかなという前半でした。
際立った動きを見せたのはサネとシルバ。サネは仕掛けた1対1では殆ど勝利し、シルバは多くの局面に絡み、この2人が好連携を見せた左サイドはイニシアチブを取れていたんじゃないでしょうか。
また先発復帰したフェルナンジーニョは右サイドバックでの出場でしたが、頻繁に中央に顔を出してボランチ化し、ポゼッションを握る上でヤヤと共にゲームをコントロールしていました。
完全に押し込んだ形により絶好機が頻繁に訪れた訳ではなく、自陣を固めたスワンズ守備陣をこじ開ける迄には行かず。こういう時には狭い局面をドリブル突破出来るような選手が出てくると良いんですがね。 何度かあったチャンスも最後はスワンズに粘られましたので、追加点をあげられない事でこの後苦労する羽目に。
後半(1ー1)ジェズス:シグルドソン
後半は出だしからスワンズが前に出てきた事により、シティが前半程のコントロールが効かなくなります。シンプルなロングボールをジョレンテ目掛けて蹴る事により、単純ながらDFラインが押し下げられてしまいます。またプレスもかなり頑張っていましたが、囲い込んだところでボールをモノに出来ないシーンも少しづつ目立ってきましたね。
只、それでも大きなピンチのシーンは作らせず80分頃まで来たのですが、遂にゴール前で上手く前を向いたシグルドソンがミドル。同点に追いつかれてしまいます。この時点で、アグエロも投入となりスクランブル体制に。
チームを救ったのは、アグエロではなくジェズス。アディショナルタイムにシルバのクロスに抜け出すとフリーで放ったヘディングは1度弾かれますが、こぼれ球を押し込み決勝点。ジェズスはそれ以外でもポストプレーが非常に良かったです。決勝点のシーンでもそうですが、スペースに走り込んだり受けるタイミングが非常に良いです。それがワンタッチでのポストプレーにも活きているのかなと。インサイドハーフが前を向いてプレーするのに一役買っていました。
総括(2ー1)WIN
良い流れが途切れないで本当に良かったです。正直、押し込みながらも同点になった際にはまたかという感じでしたが、若きセレソンの9番がやってくれました。
渦中のアグエロは終盤での起用となりましたが、何かをやってやろうという雰囲気は見て取れました。最後は惜しいヘディングもあったのですが。チームへのフィットという点ではジェズスの方がタイプは合ってそうです。 只、アグエロの得点力も捨て難いので上手く共存出来ると良いのですが。
この勝利により3位に浮上したシティ。2位争いはまだまだ続きそうですが、せっかく作った勝利の流れをこのまま続けたいとこですね。