【プレミアリーグ16ー17】第33節サウサンプトン戦
前節ようやく勝利を取り戻したシティ。CL出場権確保の為、負けられない一戦は続きます。
両チームスカッド。
シティは前節に続きブラボがGKと右サイドバックに入るナバス、主将コンパニも先発復帰と周囲の不安を吹き飛ばしたいところです。
サウサンプトンですっかりレギュラーに定着した日本代表の吉田は先発。どういったプレーを披露してくれるのかとても楽しみです。
前半(0ー0)ー:ー
序盤に2度アグエロが大きなチャンスを迎えますが、ノーゴールで終わると終盤までは引いて守るサウサンプトンを中々崩す事が出来ませんでした。
チャンスを作ったシーンでは最初の左サイドで3人が短いパスの連続で絡んだプレーや、アグエロやサネ、ヤヤが見せたように自身のスキルとクオリティを持って作り出さねばいけません。
4度は迎えたチャンスを一つはモノにしたかったですね。サネのプレーはPKものでしたがジャッジは無情にも笛を吹きませんでした。
守備陣ですが復帰したコンパニはポジション柄、結構肉弾戦で不安にもなりますがフィジカルの強さを見せていましたね。ピンチのシーンはカウンターの際に、フェルナンジーニョが入れ替わられたのが痛かったです。幸い最終的なシュートが枠内を捉える事はありませんでしたが。
ブラボはセービングするようなシーンがほぼありませんでした。
吉田ですが、序盤のアグエロのシーンを除いては良くプレーしていたんじゃないですかね。自陣に引いたチームと連動して中央はガッチリ固めてました。
後半(0ー3)ー:コンパニ、サネ、アグエロ
後半、試合を動かしたのは主将のコンパニ。セットプレーから吉田を抑え込んでのヘディングを炸裂。待望の先制点を齎してくれました。コンパニは守備面でもフィジカルを活かしたプレーとビルドアップでいくつか良いパスを通してました。
追加点はどちらもデ・ブルイネのアシストを決めましたが、良かったのはそこに繋がるデ・ブルイネ自身のフリーランニングとシルバのスペースへの縦パス。特に2点目のシーンはデ・ブルイネに渡った時点で勝負は決していましたね。
ナバスはサイドバックとしては守備面で不安を覗かせましたが、3点目のように攻撃時にはサイドでのプレーに幅を齎してくれます。一長一短ではありますので、上手く活用したいですね。ブラボは、枠内シュートが試合通じてほぼありませんでしたけど、吉田のヘディングは正面で危なげなくキャッチ。無失点で終える事が出来ました。
総括(0ー3)WIN
勝ち続ける必要のある試合でクリーンシートと勝ち点3をゲット出来たこと、また負傷に苦しめられていたコンパニがフル出場でゴールも決めた事は、単純に喜ぶべきトピックスでした。3ー0としても攻撃のクオリティに改善の余地を残す内容なのは、今季通じての事です。
シーズンもいよいよ大詰めですので、残すFAカップとリーグ戦を良い形で締めくくって欲しいです。