ようこそウォーカー、さよならダニ
移籍の噂が何度も動いた右サイドバックは、遂に決着を迎えました。当初より報道されていたトットナムのイングランド代表DFカイル・ウォーカーの獲得を発表。待望のサイドバック補強第1号となりましたね。
積極的なピンポイント補強
先週あたりではユーヴェの退団が発表された時点で、いよいよシティ加入か!?と思われていたダニ・アウベスでしたが、急転直下でパリにてメディカルチェックという報道により雲行きが怪しくなり、案の定そのままPSG加入でズッコケた訳ですが(笑)結果的には当初の目標通りのウォーカー獲得という運びになりました。
ダニの場合、ペップのフットボールを実践出来る保証があるのが最大の強みであり、それを考えるとウォーカーはこれからフィットさせる必要がある訳です。只、年齢を考慮すればウォーカーの獲得には納得が行きます。加えてイングランド人ということでホームグロウンにも当たるので、個人的には良い補強かと思います。
移籍金に関しては報道通りとは限りませんが、かなりの高額だった事は間違いないでしょう。先程のホームグロウンの関係もあり特にイングランド選手は高くなる傾向がありますね。サイドバックに5000万ポンドというと一昔前では考えられないような金額ですが、現在のプレミアの移籍市場は異常な状況ですし、まだまだビッグクラブとしての歴史がないシティにとっては足元見られても仕方ないですね。
只、金額に関しては高いですがシティは割と的確な補強をしている印象があります。今回もチームにとって最も必要なポジションですので、下手に動いて失敗するよりは確実に確保に動いたのだと思います。まぁあとはウォーカー自身のコメント通り、彼がペップの元でさらなる飛躍をしてくれる事が重要となるでしょう。以下、公式サイトよりウォーカー、チキのコメントです。
『シティとの契約を喜んでいる。始まるのが待ちきれないよ。ペップ・グアルディオラ監督は、世界で最も尊敬されている指導者の一人だ。僕が新しいレベルへと行くための助けになってくれると感じている』
チキ・べギリスタイン
『カイルは、とても優れた、両サイドでクオリティを作り出してくれる選手だ。トットナムでのプログレスを追ってきて、どのように成長してきたのか感動している。プレミアリーグで最高のサイドバックの一人で、それがイングランド代表でレギュラー獲得に繋がっている。今季とそのあとも、マンチェスターシティで成功できると確信している 』
これで右サイドバックのレギュラーは確保しましたが、まだまだ両サイドバックは獲得が必要です。という事で、次はメンディお願いね。