【プレミアリーグ17ー18】第7節チェルシー戦
チャンピオンズリーグから中3日のリーグ戦の大一番、昨季の王者に乗り込みます。気になるのは怪我人の状況、メンディに続いてアグエロが交通事故により離脱。バッドニュースを掻き消す活躍をジェズスには期待です。
シティスカッド。
アグエロが離脱した前線にはもちろんジェズス。左サイドバックには継続してデルフを起用です。
前線のトライアングルは非常に強力です。アザールには昨季やられてますので、充分気を付ける必要があります。右サイドはモーゼスでも新加入のザッパコスタでもなくアスピリクエタをチョイス。
前半(0ー0)ー:ー
かなり拮抗した前半。僅かに上回っていた印象のシティですが、チェルシーの守備陣は堅く、こじ開けるのは大変だなという印象です。ボールはキープしてビルドアップ出来ましたが、ファイナルサードの崩しのイメージまではいかない。
デルフの左サイドバックは、ビルドアップを助けるという意味では良く効いています。かなり集中力の高い試合ですので、一つのミスが大きな痛手に繋がるリスクを抱えていますが、危ないミスはチーム全体でもウォーカーの1本くらいでしたでしょうか。
守備陣はチーム全体の連動したプレスと、DFラインの粘り強さでチェルシーに殆ど何もさせませんでしたね。危なかったのも1度くらいでエデルソンの好セーブで凌いでいます。エデルソンは今季の補強で最大のヒットとなりそうで、背後に必要以上に心配することがないというのは素晴らしいですね。
攻撃面ではチャンスは多くありませんでした。自陣に構えると流石にチェルシーの守備ブロックは堅い。ボールを廻して揺さぶりましたが、あまり効果的ではなくビッグチャンスになったのは寧ろカウンターから。スターリングがデ・ブルイネとのワンツーで右サイドを抜け出したシーンで、クロスをミスしてしまいペップがブチ切れてました(笑)中にはジェズスとダビドの2人が完全フリーでしたので、きちんと合えば1点ものでした。
両者守備意識が非常に高く、チャンスの少ない試合でしたので、集中力の継続と個のクオリティが求められます。
後半(0ー1)ー:デ・ブルイネ
後半も前半同様、堅い試合となりました。前半よりも違いが出始めたのはトップのジェズスにボールが入り始めた事。前半はプレスではかなり頑張っていましたが、攻撃時にはボールも殆ど入らず沈黙していました。後半になると、DFラインや中盤からジェズスに入るようになり、ポストプレイで存在感を上げていきます。
実際、待望の先制点であり決勝点となったのは、DFラインからデ・ブルイネに良いパスが入り、ワンタッチでジェズスへ。ジェズスがデ・ブルイネに落とし、CLに続いてのスーパーミドルを突き刺しました。もしかしたらですが、チェルシーは中盤の構成でセスクとバカヨコを入れ替えた事も影響したのかもしれませんね。
ゴールが入ってからは試合が動き出し、チェルシーも存在感を発揮できなかったアザールがペドロと代わり、バチュアイも投入されるとサイドが活性化します。シティとしては少しバタつきましたが、前に出てきてくれた分カウンターがハマり出します。2度目の決定機でスターリングはフリーのジェズスをよく見ていましたし、ジェズスのボレーも抑えが効いて完璧でしたが、戻ったDFに防がれました。
シティはベルナルドやギュンドアンを投入し、試合を締めました。
総括(0ー1)WIN
大きな1勝となりました!!昨季にダブルを喰らった王者を相手に、楽な試合でもありませんでしたがそれでも勝ち点3を取るに至ったのは素晴らしい。本当にデカイ。これが昨季だったら結果的に上手くいかない試合が多かったですが、今季は粘れて結果に結びつけている。
これで今季は苦杯を舐めたチェルシーとリバプールに先勝できました。下位との取りこぼしも気を付けなければいけませんが、ビッグ6との直接対決は重要です。怪我人だけが気になるところですが、インターナショナルウィークで更に増えない事を祈りましょう。