【PL18ー19・第1節アーセナル戦】危なっかしい開幕戦。メンディは時々殺したくなる(笑)
【アーセナル:0ー2:マン・シティ】WIN
GK:ツェフ
DF:ベジェリン、ムスタフィ、ソクラティス、ナイルズ
MF:エジル、グウェンドゥジ、ジャカ、ラムジー、ムヒタリアン
FW:オーバメヤン
スカッド:マン・シティ(AWAY)
GK:エデルソン
スコアラー:アーセナル(ー)
スコアラー:マン・シティ(スターリング、ベルナルド)
【トピックス】
コミュニティシールドを制したマン・シティ。プレミア開幕戦は、新監督エメリ率いる新生アーセナルですね。新加入は結局マフレズ1人だけだった今季のシティは、ペップのやり繰りがモノを言いそうです。
アーセナルは長年率いたヴェンゲル体制が遂に終焉を迎え、エメリと共に新しい時代に足を踏み入れようとしてます。新加入選手も複数加入しており、ICCチェルシー戦も観ましたが事前情報ではチームがまだ読めません。
【総括】
アップダウンの速い試合は、まだまだ昨季の調子には程遠いなと感じた試合。特に前後半の序盤と終盤はアーセナルに勢いがありました。それでもリードで終えれたのは、左右両方のサイドの攻防にシティが上回ったからですね。特に攻撃面に関しては新加入のマフレズ、今回は左サイドに入ったスターリングが対面のサイドバックを凌駕する事で、チャンスは多く創れました。スターリングのゴールは素晴らしかったです。
そのスターリングを筆頭にコンディションが良さそうなのはイングランド代表組。ウォーカーは昨季はあまり多くなかった爆発的なオーバーラップを何度か見せていますし、ストーンズはビルドアップの起点としても、1対1の守備でも打ち勝てています。
そして最も優れたプレーを披露したのはベルナルド。スタートはインサイドハーフで、後半途中からは右ウィングに出てプレーしましたが、攻守に存在感を発揮しています。プレシーズンやコミュニティシールドの好調そのままに、献身的なプレスとカバーに、貴重な追加点と大車輪の活躍を披露しました。
逆に不安定だったのはギュンドアンとメンディ。ギュンドアンは鼻の手術によりバットマンとなっていますが、今一調子が上がっていないのかパスミスが多い。メンディは殆ど新加入みたいなモンですが、良くも悪くも昨季のシティにはなかったキャラクターです。上下動の馬力は凄まじいですが、ビルドアップ時には足元の覚束なさや判断の悪さも見せています。また守備面でも勢い任せの感が否めず、自慢のフィジカルで無理が効かないシーンがあるとハッキリ言えば穴になりそうな予感です。後半2点目で見せたようなオーバーラップでクロスというのが最大の持ち味ですが、デルフのような偽SBでは不器用さが目立ってしまいますね。
アーセナルですが、エメリ監督になって前から連動したプレスや後方からのビルドアップという、チームとしてやろうとしている意図がピッチに見えていたのは確かな変化ではないでしょうか。現時点での問題は当たり前ですが、精度が追いついていないということですね。特にビルドアップはかなり怪しいです。ツェフの不安定さを見るとエデルソンの異質さが際立ちますね。とか言いたかったんですが、エデルソンは後半にらしくないミス3連発をかますという、、、(苦笑)まぁ勿論流石ツェフというようなビッグセーブもあったわけですが。
プレスについては、アーセナルの守備は4ー3ー3のような並びになる事が多かった気がします。これはシティが攻撃時に3バックを形成する頻度が多いことと、中盤中央も厚くする事により高い位置でボール奪取をしたいという意図が見えます。実際にそこで嵌められて、フェルナンジーニョやギュンドアンがミスを誘発されて危ないシーンもありました。
前半を修正して後半盛り返したのも含め、エメリ監督の元かなり組織的なチームにアーセナルは変わっていきそうですね。
各選手の調子やコンディションはイマイチで、後半残り15分くらいから運動量と共に随分集中力も落ちましたが、それでも無失点で開幕勝利を上げれたのは大きいですね。