【PL18ー19・第3節ウォルバーハンプトン戦】低調な内容のシティ。早速、勝ち点を取りこぼす、、、
【ウォルバーハンプトン:1ー1:マン・シティ】DREW
スカッド:ウォルバーハンプトン(HOME)
GK:パトリシオ
DF:ドハーティ、ベネット、コーディ、ボリ、オット
MF:コスタ、モウチーニョ、ネヴェス、ジョタ
FW:ヒメネス
スカッド:マン・シティ(AWAY)
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、コンパニ、ラポルト、メンディ
スコアラー:ウォルバーハンプトン(ボリ)
スコアラー:マン・シティ(ラポルト)
【トピックス】
開幕2連勝とチーム状態は好調なシティですが、怪我人が多発中です。デ・ブルイネに続きGKのブラボが負傷離脱。試合外で不安要素があります。
逆に開幕2戦で勝利のない昇格組ウルブズですが、パトリシオやモウチーニョにシティ補強の噂にも上がったネヴェスなどのポルトガル勢が多く、ベンフィカのヒメネスなどリーガNOSの新旧主役達がいつの間にか揃ってるんですね。知らなかった(笑)バレンシアでも暗躍したメンデス改革は今回は果たして、、、
【総括】
インテンシティの高いゲームは厳しいものとなりました。ウルブズの5ー4で組んだ2ラインは縦横共にコンパクトで距離感もよく、シティは良い形でバイタルエリアにパスを中々入れれません。残りのCFヒメネスがフェルナンジーニョをケアしていた為、シティの攻撃も外側を迂回するシーンが多く、中々テンポアップに繋がらないです。ウルブズの守備は引き過ぎるでもなく、前へ押し上げる時のプレスはチーム全体が連動しており、意思統一がしっかりしていましたね。
またウルブズのメンデス顧客のタレント達は、確かなボールスキルを持っており”只守備をしているだけ”ではないのが、シティにはプレッシャーになってましたね。時折見せるボールキープや捌き、いくつかの仕掛けは、チャンスを作るには足らずとも、リズムを相手に明け渡さないという意味では十分でした。シティにとっての失点自体はセットプレイからで、ハンドを見逃されたものではあります。只、シーン的には完全にマークを外されており、前節同様セットプレイの対応は今後の課題となりそうです。それ以外のピンチはシティのミス絡みで、特にコンパニのビルドアップは非常に危うく、失点に直結しそうな大きなミスを2つはしてたのも問題です。
それでもシティの攻撃陣はいくつかのシーン、特に失点直後にリアクションを見せ気を吐きました。チャンスになったのは、やはりバイタル付近にボールを入れられたシーン。アグエロもしくはインサイドハーフの2人が受ければ、そこからコンビネーションで崩しにかかりました。最後の所でGKパトリシオのビッグセーブも含めてウルブズの粘りに、こじ開けるまでは至らず。ポスト直撃弾も2つはありましたし、後半のダビドの受けたファウルは確実にPKでしたが、ジャッジは取らず!!
ペップは試合中、苦悩の表情を浮かべていましたが、交替策はそこまで効果的には働きませんでしたね。1人目のジェズスに関しては、バイタルでのボールを引き出すプレーや、クロスの受け手の増加という意味でも効果を発揮したと思います。サネとマフレズに関しては空転する事が多く、システムも4ー4ー2に移行した為、カウンターをよく受けるようになってしまいました。まぁ案外、相手の守備が堅いので敢えてノーガードの打ち合いを望んだのかもしれませんが。だとすると危うい賭けになりそうでもありました。
勝利出来る可能性も十分に(不可解なジャッジも)ありましたが、ドローが妥当とも思える程相手は頑張りましたね。どう考えても今日喜んでいるのはウルブズであり、失態を犯したのはシティな訳です。まぁ非常に残念ではありますが、切り替えていくしかないですね。