【PL18ー19・第19節レスター戦】想像を絶する不甲斐なさ、、、リーグは早々に終戦になる可能性も
【レスター:2ー1:マン・シティ】LOSE
スカッド:レスター(HOME)
GK:シュマイケル
MF:オルブライトン、メンディ、チャドュリー、ヌディディ、マディソン
FW:ヴァーディ
スカッド:マン・シティ(AWAY)
GK:エデルソン
MF:デ・ブルイネ、ギュンドアン、ベルナルド
スコアラー:レスター(オルブライトン、チャドュリー)
スコアラー:マン・シティ(ベルナルド)
【トピックス】
痛恨の敗戦から立ち直りたい1戦。アグエロとデ・ブルイネが先発に帰ってきました。また前節低調だったウォーカーではなくダニーロをチョイス。
前節チェルシーに金星を上げたレスターは不気味な存在です。特に天敵ヴァーディは非常に怖いです。
【総括】
想像を絶する低調な出来にかなり心配ですね。前節の敗戦はショッキングでメンタル面に影響を与えていると思いますが、フィジカルコンディションの低下も無視できないレベルへとなっています。
全体的に非常に重くミスのオンパレードでは、勝利は勿論、ゲームのリズムを作るのも難しいですね。
コンディション低下があらゆる面で悪い影響を与えています。攻撃面では単調なミスも多く、判断の遅れやサポートの遅れに繋がり、ボールロストも増えリズムが上がりません。守備面ではハイプレスを行うことが難しく、結果ラインが下がるか中盤にスペースを与える要因となってしまいます。ラインが下がれば構えた守備をする必要があり、そうするとデルフの守備が非常に危うくなってるんですよね。
先制点はスムーズに連携で崩せましたが、その他ではコンビネーションで崩すシーンはかなり少ないです。前節もそうでしたが、ボックス角を突くパターンが殆どない。シティにとっての得点パターンの顕著な例なので、これが出ないとなると厳しいです。要因の一つはインサイドハーフとウィングの関係。良い時はサイドで張ったウィングにボールが入ると、インサイドハーフがすかさず裏に走るんですが、ベルナルドとデ・ブルイネには殆どありませんでした。前半殆どなかったのに対して後半だけで3度はありましたから、何かしら意識の修正が入ったのかもしれません。
また、ウィングとインサイドハーフの関係はウィングにも影響を与えています。この試合かなり孤立気味になった両ウィンガーは、出しどころも突破するスペースもなく、無理にボールをキープしてはロストするを繰り返しました。ダビドが交代してからサネが劇的に良くなった事からも、インサイドハーフとの組み合わせは考えなければいけませんね。
失点のかさんでいる守備に関しては、不運な面は確かにあります。1失点目のキッカケとなったダニーロのボールロストは明らかなファウルを受けてますし、2失点目はスーパーゴールを2戦連続でくらうという悲しさ。とは言え、この日は守備が良かったとはとてもじゃないですが言えないですね。1失点目は人数は揃っているにも関わらず、単純にデルフがマーカーを全く見失っているのが問題で、クロスや裏への対応でデルフはかなりミスしていました。そもそも能動的なプレスが効いていない状況では、本職ではないデルフには荷が重くなってしまいます。つまり攻守においてハイプレスが効かせられないというのが、大きく響いているのです。
シティとしてはハイプレスが非常に重要な要素なので、ここが中途半端だとあらゆる面がスカスカになります。
またメンタル面もまだまだとは感じますね。強いチームはこういう状況でも勝ち点を拾いますし、昨季とは勝手が違うなと感じます。欧州の覇権を狙うようなクラブは、ここ1番での強さがありますし、そういったものはシティにはまだない。安定的には強いですが、逆境を跳ね返す選手が居ないってところでしょうか。決めてたらってシーンは後半何度かあった訳ですからね。
これで首位リバプールはおろか、トッテナムにも抜かれ3位に一気に後退、、、年明け早々のリバプール戦で勝利出来なければ、リーグは事実上の終戦です。まぁ、その前にまずは連敗から脱出する必要があるのですが。。。