クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【CLラウンド16/セカンドレグ・シャルケ戦】卓越した裏抜けで完勝!!どこまで行けるかCL!!

結構な試合で波乱の起きているCLラウンド16。1番の波乱はマドリー敗退だったかもしれませんが、PSGも敗退と強豪が絶賛敗退中です。こうなると、前振りっぽくて密かに嫌な感じだなと思っていましたが、シティは全く意に介しませんでした。

 

シティスカッドです。

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GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ダニーロラポルト、ジンチェンコ

MF:ベルナルド、ギュンドアン、ダビド

FW:スターリング、アグエロ、サネ

 

このメンバーを観て、すぐにツッコミが入りそうなダニーロさん。CBですよ。フェルナンジーニョの時のような可変式でもなく純粋にCBのポジショニングです。ペップらしい。

 

【マン・シティ:7ー0:シャルケ】WIN

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まぁこの試合は前半で終了です。もっと言えば先制点でほぼジ・エンドですね。1stレグでアウェイゴールを3つ取っていたシティにとっては、1点加えるだけでシャルケは3点以上必要になる為、かなり厳しい状況になりますからね。なので、シャルケはスタート時点で2点必要だったにも関わらず、5ー4のブロックを敷いて対応していました。故にシティとしては何度か縦パスで崩そうとしていましたが、30分過ぎまではゴールを奪えずだったんですけどね。

 

拮抗を崩したのはギュンドアン。この日のギュンドアンボランチの位置から2列目への速い縦パスや、3トップを裏に抜けさせるロブボールと、使い分けの判断と精度が抜群で素晴らしい出来でした。実際、彼からのロングボールでベルナルドのPKを演出。そして、アグエロの2点目となるプレーもスターリングにパスと、攻撃の起点として存在感を放ちました。リーグ戦で観られたような危ないシーンもなかったですし、このポジションの選手パフォーマンスが上がると、チームの安定感や試合運びに好影響をもたらしますね。

 

シャルケとしては、後半60分過ぎからハイプレスをしていましたが、3ー0になった後だとあまり効果的とは言えませんでしたね。精神的なゆとりも相まってシティのビルドアップは精度が落ちませんでしたしし、シャルケ陣内でスペースが享受できた為、終わってみれば7ー0の大差となりました。ブンデスリーガは観ていませんが、シャルケは今季ズタボロの様ですし、この敗戦は堪えるでしょうね。

 

試合以外で気になったのはVARの存在。シティはVAR推進派ですし、私もその方がよりフェアではあると思っています。しかし、この試合ではかなりの回数VARでの確認が行われており、度々試合が中断しました。まぁそれだけ際どいDFラインとの駆け引きをシティの両ウィンガーは繰り広げていたという事でもありますが。VARはもう少し流れがスムーズになり、進行を崩さないようになると良いですね。

こればっかりは慣れもありますから、都度検証を行いながら高めていってもらいたい。

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シティは大勝した上に、早い段階で主力を温存、そしてフォーデンやジェズスにもゴールが生まれるという最高なシチュエーションで終えました。ラポルトとデルフを交代すると4バックにCBが一人もいないという実にペップらしい采配となりましたが、チームが能動的にプレーする限り大きな問題は起こらないという事を証明してくれました。今度はFAカップですが、総力戦で乗り切りたいですね。

 

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