【CL19ー20/GS第1節 シャフタール戦】CBが次々と離脱する中でのクリーンシート!!
失意のノリッジ戦を終えて、次に舞い込んだストーンズの負傷!気付いたら放出可能性もあったオタメンディだけ残ってましたとさ。そんな中でのCL開幕戦で難敵シャフタールです。
シティスカッド。
GK:エデルソン
DF:ウォーカー(→カンセロ)、オタメンディ、フェルナンジーニョ、ジンチェンコ
MF:デ・ブルイネ(→ベルナルド)、ロドリ(→メンディ)、ギュンドアン
FW:マフレズ、ジェズス、スターリング
予想通りフェルナンジーニョのCB起用です。ベンチにエリック・ガルシアが入っていますので、コンバート以外のチョイスでは彼を選択肢に入れているのでしょう。また、前線でもマフレズやジェズスが先発です。
【シャフタール:0ー3:マン・シティ】WIN
急造CBでどんなプレーになるかと思いましたが、それもあってか手堅くプレーしたと思います。昨季フェルナンジーニョがCBでプレーした際には、ビルドアップ時にポジションを上げてダブルボランチを形成していましたが、今日はオーソドックスなCBとしてのプレーでしたね。この辺は、左に居たのがジンチェンコだったのもあったかもしれません。
シティもシャフタールも守備時には4ー4ー2のラインをしっかり敷き、引く時には引いていますが3ラインの距離感がかなり近い為、互いに手堅い試合となりました。
シティは中央も固めてましたので、裏へのボールくらいでしたかね危なかったのは。基本的にDFライン裏はGKエデルソンのテリトリーですので、概ね上手く対処していたと思います。1度判断が中途半端で危ないシーンがありましたが、そのくらいでしょうか。
左利きCBの重要性
CBとしての並びもオタメンディは右の方が良いと思います。左CBだと不器用さが目立ってしまいますし、フェルナンジーニョの方がまだマシでしょう。今日はフェルナンジーニョからのサイドチェンジも2本程ありましたし、しかしそれでも左利きのCBがいるかどうかはビルドアップの面では大きいと感じましたね。フェルナンジーニョの場合、ソツなくこなしてくれましたが効果的とまでは言えないでしょう。
やはり、右に持ち変えてからのフィードではワンテンポ遅れますし、また鋭い縦パスを差し込むのも難しいですしね。まぁそれでもソツなくこなしてくれるだけで有難やな現状なんですけど(笑)
攻撃面ではギュンドアンとロドリのパフォーマンスはかなり良かったですね。ロドリはかなり効いています。以外にボールを持ち運べますし、パスの選択肢や精度も充分あります。ボールロストするシーンも無かったんじゃないでしょうか。彼のパフォーマンスが上がると共に、あそこは安心して見ていられます。ギュンドアンは、精力的に動けてましたし、飛び出しのタイミングやパスカットからのショートカウンター発動など、間が良いですし読みも良い。いつもの感じでラストが残念な時もありますが、今日はゴールも決めてますし賞賛されるべきでしょう。
久々ピッチの両SBの出来は、、
その他ではSBのカンセロとメンディがプレー。カンセロは初戦同様プレーが軽いです。フワフワしてますね。攻撃面ではテクニックを見せようとするシーンもあり、小技を披露していますが連携面はこれからって感じです。守備は気になりますが、特に1対1での対応が軽い。簡単にアタックして、あっさり躱されるのを見てると、、、
メンディは久々に見ましたが、まぁ変わらずメンディって感じ丸出しです(笑)ポジショニングやビルドアップのぎこちなさは、ジンチェンコが睨む程ですし、、只、サイド上がっていれるクロスは良いんですよね。今日は決定機にはなりませんでしたが、メンディのクロスは相手守備に殆ど掛からないんですよね。密集地をバンバン抜けていくので、味方と合えばゴールが生まれそうな予感があります。彼の場合は、兎に角稼働日数を増やさないと話にならないので、怪我なくを祈りましょう。また、この状況ではアンジェリーノの序列はかなり低いですね。
取り敢えずシャフタールのブラジル人達は優れていますが、そんなシャフタール相手にクリーンシートで勝利したのは意味がありますね。シャフタールのMFタイソンはテクニックだけでなく、ブラジル人らしいアイデアを持っているのが良いなと思います。
当分はフェルナンジーニョをCBで回しそうですが、リーグカップも始まるのでそうなればエリック・ガルシアもチャンスを与えられそうですから期待しときます。