クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第16節 マン・ユナイテッド戦】黙るノエルと、ほくそ笑むファーギー、、、NOoooo!!!

前節のレビューでスールシャールに引導をって書いたら、逆に引導を渡されそうになってる!!素早い伏線回収アリガトウゴザイマス。こン畜生がッ!!

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズ(→オタメンディ)、フェルナンジーニョ、アンへリーニョ

MF:デ・ブルイネ、ロドリ(→ギュンドアン)、ダビド

FW:ベルナルド(→マフレズ)、ジェズス、スターリン

 

オタメンディ以外は快勝した前節と同様のスカッド。まぁこれが今起用できるベストメンバーってとこでしょうかね。

 

【マン・シティ:1−2:マン・ユナイテッド】LOSE

 

ダービー特有の雰囲気に呑まれた訳ではないんでしょうが、相手の土俵に付き合いすぎましたね。なるべくしてなった敗戦と思われます。前半の内にスーパー不機嫌になりました(苦笑)

この試合面白いようにユナイテッドのカウンターを浴びたのは前半でした。後半はまぁ大分コントロール出来てましたけど、酷かった。ユナイテッドの前線にスピードがあるのは、十分分かってたと思うんですけどね。

 

ゲームをコントロール出来なければ、フィルターが掛からない

 

ペップ就任初年度に多く見られたゲーム展開だなと思って見てました。攻撃陣は迫力あるアタックを披露する一方、縦に速い展開はチームを間延びさせユナイテッドには美味しいスペースを提供する事となりました。こういった際にゲームをコントロール出来る存在がいれば良いんですが、今季の低迷のストレスからなのか歯止めが効きませんでしたね。通常、中盤で誰かが落ち着かせてくれれば良いものをダビドもデ・ブルイネも攻め急いでいました。

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ペップがどのようなゲームプランをチームに授けたかは分かりませんが、少なくとも前半早い段階で危険要素は見え隠れしていただけに、ダビドやロドリ辺りに指示出しても良かったんじゃないかなと思います。あれだけ速い展開になってしまうと、前節素晴らしかったロドリが対応出来ないシーンが多々ありましたし、ウォーカーが凄まじく頼りになったのもチームの問題を浮き彫りにしたとも言えます。

特にデ・ブルイネは攻め気の強い選手ですし、一撃必殺のパスを持っているだけに余計に狙いにいってしまいますが、この日はそれが通る事はなくチームの守備時間を増やす遠因にはなったと思います。それでも後半にジェズスに送ったクロスは完璧でしたけどね。

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よくペップが率いるチームでメッシが居ないから勝てないと目にしますが、この試合で言えばチャビが居れば良かったなぁという感じです。今のバルサが以前と違うのもチャビが居なくなった事が大きいでしょう。

また、もし攻めを急ぐのであれば、少なくともフィニッシュの局面までは持っていかなければダメです。その点、今季は最終局面またはその前段階含めての僅かなズレ(意図及び精度)が多いと思います。シンプルに怪我人による影響なのか、メンタル面なのか、はたまた両方か。

 

焦るチームの状況が、ゲームを不安定なモノにしているのは間違いなく、ユナイテッドのカウンターを自ら引き入れたツケは大きかったですね。

 

問題があっても切れるカードが少ない

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ゲームコントロール以外でもアンへリーニョの守備に関してクローズアップされてましたが、戸田さんの言う通り間合いがかなり遠く、問題になっていたのは確かでしょう。最初のプレスのシーンでは思い切ってアタックしてパスカット出来てましたけど、オープンな展開になるにつれ、人数少ない状況で広大なスペースを含め相手にしなければならず、可哀想な面は一応あります。それでも右サイドのウォーカーのタフさが際立っていましたので、アンへリーニョのところが余計に目立つ格好にはなりました。

何かを変えてやる必要は勿論あった訳ですけど、だからってメンディというのは個人的には賛成しかねます。長期離脱開けてから随分経ちますが、低パフォーマンスに終始してますし、メンディ入れることによって逆に更なるカウンターを招く危険性の方が高かったかなと思えてしまいますから。ジンチェンコ居ない今は、アンへリーニョの方がまだマシですし、やはり人を変えるよりオープンな展開自体を避ける方にチームを持っていくべきだったでしょう。

 

その他、点が欲しいと思っても変化をつけられるのは現状マフレズくらいしか居ませんし、そのマフレズにしたって好不調の差が激しいです。今日は結構勢いに乗ったと思いますけど。サネが居ないというのもこの辺りに影響してきますね。

 

守備陣ではこの試合で更にストーンズが負傷してます。怪我の程度は分かりませんが、遂にトップの本職CBはオタメンディ一人ですか。笑えねぇ、、、

この日は唯一のゴールを挙げてくれたし、戦士だけにある意味頼もしかったですが、平常時を考えれば危なっかしいのは変わらず。困ったもんですね。

 

ペップ、今こそ調理しがいがありますよ

 

中々のパフォーマンスでダービーに敗れ去った訳ですけど、問題続出の今こそペップの立て直しに期待したいですね。元から本人が言ってるようにチームの高いモチベーションを維持するのが3年程度なら、この4年目は鬼門でもある訳ですよね。既にリーグは2連覇してますから余計に。そこに、信じられない程の怪我人の数に、ムカつく位に役に立たないVARと、面白いように嵌ってしまってるんですけど、だからこそどうするか見てみたいです。

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以前にも今季で退任するんじゃないかなと書きましたが、この試合でペップ自身が“自分の進退”に引導を渡してしまった可能性は結構あると思ってます。チームを変えるより、自分がチームを変わるという。それでも、来季はダビドも居なくなる訳ですし、頑なに否定している冬の移籍市場も含めて、チームのテコ入れして欲しいですね。リーグはもう難しいにせよ、CLはまだ残ってますし国内タイトルもカップ戦ありますし。お友達のチキと一緒に抜本的な改革となる次の一手を打ってくれる事を期待します!!

 

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