クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第17節 アーセナル戦】躍動したデ・ブルイネ!!後半は完全にゲームをコントロールする

ユナイテッドとのダービーに敗れたシティ。リーグ戦での取りこぼしはこれ以上は避けたいところです。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディフェルナンジーニョ、メンディ(→ジンチェンコ)

MF:スターリング、ロドリ、デ・ブルイネ、ギュンドアン(→マフレズ)、フォーデン(→ベルナルド)

FW:ジェズス

 

CLで優れたプレーを披露したフォーデンはサイドハーフで先発です。珍しいのは明確に4−2−3−1のスカッドを組んできたこと。

 

アーセナル:0−3:マン・シティ】WIN

 

共に不調に悩む両チームの1戦でしたが、シティもびっくりな位にアーセナルの不振の方が極まってましたね。エジルの苦悶の表情と怒りは凄まじく、ベンチに座り続けるラカゼットの表情も何度も画面で抜かれてましたね。エメリで上手くいかずに解任して、暫定でクラブOBのリュンベリが率いている訳ですが、シティよりはるかに大変そうでした。

 

前半で3ゴールも不安はあった

 

実質前半だけで決まったような試合でしたが、盤石って程には感じませんでしたね。これは前節敗れたユナイテッド戦と同じで、速攻を仕掛ける部分が多く、迫力ある攻撃でアーセナルゴールに迫った反面、アーセナルにも攻撃させる余地を残していました。また、シティの今日のスカッドは中盤が正三角形で珍しく4−2−3−1でいっており、デ・ブルイネをトップ下に配して左右にフォーデンとスターリングだった訳ですが、速攻では威力を発揮した分、手数を掛けてという感じにはなりませんでしたね。フォーデンとスターリングの位置を変えてからの方がよりスムーズだったかなと思います。

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守備時にはいつも通り4−4−2で守っていましたが、上手く守っていたとは思います。特に速さのあるペペにはメンディと戻ってプレスを掛けるフォーデンと2対1の状況を作れており、アーセナル側のフォローの薄さも相まってよく対応出来ていました。エジルは自身が思ったような形でボールを受けられず消せてましたし、オーバメヤンも怖さを感じるようなシーンはなかったですね。唯一、怪しかったのはマルティネッリとウォーカーのマッチアップ。ある程度攻め合う形でスペースのあった前半は分の悪いシーンも見受けられました。ウォーカーはフィジカル系には強いんですが、クイックネスのある選手には少し苦しめられる傾向にあります。それでも後半にゲームを落ち着かせると、何事もなかったので良かったです。

 

ユナイテッド戦との違いは決めたか否か

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効いたのは電光石火のゴールでしょう。もっと言えば2点目でしょうか。割とアグレッシブに来ていた印象のアーセナルですが、この日のシティはデ・ブルイネ筆頭にファイナルサードでのクオリティがあり、攻め合いの中でゴールに着実に結びつけたのが勝因と言えますね。デ・ブルイネのミドルは言わずもがなですが、他のゴールシーンでも精度がありましたし、スピードアップした中でも確実に遂行したのは良かったです。相手GKレノのファインセーブがなければ、試合通してあと3点は追加できた可能性があります。やはりゴールはチームにとっての良薬となりますね。

 

そして前半3点差としたことで、後半は落ち着いてプレー出来ましたし、追加点は得られなかったものの文字通りアーセナルには何もさせなかったかなと思います。後半早々には交代させられたフォーデンですが、CL程ではないにせよ精力的に動いて攻守に良いプレーしてましたね。

 

不調なチーム同士がどうなるかなと観ていましたが、想像以上のアーセナルの惨状により、良い勝利を得られました。試合後にペップとリュンベリが結構話し込んでいましたが、“あなたそれどころじゃないんじゃ?”とは思いましたけど他所の事なんでスルーしておきましょう。シティとしては久々の無失点としましたので、次のレスター戦踏ん張ってほしいですね。

 

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