クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

FFP違反!!どうなる今後のマン・シティ!?

FFP違反によるCL出場停止!!

寝起きからのキツ〜いお目覚めの一撃!!UEFAがマン・シティに対して、FFP違反によりCLから2シーズンの締め出しを宣告。そう言えば調査されていたのをすっかり忘れてました、、シティとしてはフットボールクラブお得意のCASに上訴作戦に出た訳ですが、どうなることやら。個人的には、財務の事に対して詳しい訳ではないので詳細を把握できませんが、まぁ違反はしてても可笑しくないなというのはあります。今回の処罰の対象は2012−2016シーズンまでの4シーズンに於いて、スポンサー収入の水増し不正があったとの事ですが、果たしてCASに訴えが通るのか、またその間処分が保留となるのかによりクラブの未来図は変わってくるでしょう。という事で、いくつかのパターンを妄想してみたいと思います。

 

想定される未来

 

想定される未来としては大きく3パターン程あるかと思います。

 

①CASに訴えが通り処罰が撤回される→ワォ!fuckin最高だぜ!!

②CASに訴えが通り処罰が軽減される→まぁ致し方なし

③CASに訴えが退けられ処罰を喰らう→グッバイCL!!グッバイペップ!!

 

まず①ですが、これはかなり状況としては厳しいと思われます。ビッグクラブ達は多かれ少なかれグレーなゾーンというのは持ってると思いますが、今回はドイツ方面からのリークを元にスタートし、結果黒と判断されています。且つ、シティとしては処分が2度目ですから、全くのお咎めなしはあり得ないでしょう。

 

となるとシティズンとしては②を期待したいところです。1番ラッキーなのは罰金のみで済むこと。しかし、FFP違反だっていうクラブに対して罰金とは、中々洒落が効いてますね。それが望み薄な場合、2シーズンではなく1シーズンのみで済むことですね。1シーズンのみであれば選手や監督の出入りにおいて、まだ体裁を保てる可能性は高まります。

 

また、①にせよ②にせよ重要なのは上訴中に処分が保留となるかどうかも注目です。考えられるのは保留されずにそのまま執行となり、1シーズン経ってる間に判決で残り1シーズンの処罰が軽減されるとかは、妙にありそうです。ここも選手の出入りに影響を及ぼしますから、状況を追っていく必要があります。

 

そして③のパターンも普通にあり得るかと思います。まぁ今までを考慮すると他クラブでも、処分軽減が起こったことはありますから、どうなるか分かりません。しかし、想定として上訴棄却も考えておくべきです。この場合、選手や監督の退団は避けざるを得ず、どこまでのレベルにキープ出来るかが注目となります。

 

クラブを退団する可能性のある人達

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仮に処分をそのまま食らえばCLに出場出来ない為、移籍市場で大きく後手に回る可能性があります。特に既存の主力で脂の乗った年齢の選手達は、退団を決意したとしても可笑しくないでしょう。ここで主力を考察。

 

退団しそうな人々

監督:グアルディオラ

選手:スターリング、サネ、デ・ブルイネ、ベルナルド、ジェズス、ロドリ、ラポルト

 

まずペップは来季までの契約を残しますが、今季終了時で退団する可能性は大いにあります。そもそもこの判定が無くても退団する可能性があると私は思ってましたので、これが最後の一押しになる事はあり得るでしょう。またペップ自身も恐らく今のチームでのサイクルの終わりを感じ取っているでしょうし、シティで新たなサイクルを始めるより別のクラブでサイクルをスタートさせる方が、可能性としては高いと思います。フォーデンを育ててもらいたい気持ちはありますが。

 

そしてクラブに取って失って怖いのは、CL出場権だけでなくペップ・グアルディオラというステータスを失うことです。間違いなく今のシティはペップが指針となっていますし、彼の元でプレーしたいと馳せ参じた選手も多くいるでしょう。クラブとしてのブランド力を劇的に補ったのがペップな訳ですから、それが居なくなれば厳しい立ち回りになるのは必然とも言えます。

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選手としてはスターリングやサネを筆頭とした中堅に差し掛かるアタッカーは引く手数多でしょうし、彼等もリーグを2連覇している以上CLのタイトルを求めるでしょう。1シーズンなら待てるかもしれませんが、2シーズンは流石にキツい。やはり、CASの行方が鍵を握ります。監督ペップと共にデ・ブルイネがユーヴェに移籍。クロスを送った先にはクリスティアーノってのは悪いジョークでしょうか?

 

今こそ出番!?EDS!!

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仮に監督・選手の流出が起こった場合、個人的に一つ期待したいのはEDSの選手達ですね。マン・シティの下部組織の優秀さは知られてますし、良質で将来有望な選手が集まってます。トップ昇格しているフィル・フォーデンは勿論のこと、これを機会にエリック・ガルシアやトミー・ドイルらが飛躍するっていうのは個人的には悪くない未来かもしれません。

 

CL出場がなく補強もFFPで動きにくいなら、内部昇格はアリだと思いますし、その期間を上手く利用できるかもしれません。今までは下部組織に投資している割には、トップチームはそれ以上に凄まじく付け入る隙が少なかったですしね。下部組織の投資の回収方法が選手売却であったのが、積極的な起用機会に変化するのには良い機会と捉えてもいいでしょう。んっ!?それって某ロンドンの青いチームの気が、、?(笑)まぁこれにはクラブレベルをどの程度に合わせるかもあるので、エティハドの首脳陣達がそれを望んでいるとは考えられませんが。

 

一応、個人的な期待の若手を挙げときます。

 

DF:エリック・ガルシア、ハーウッド=ベリス

MF:フィル・フォーデン、トミー・ドイル、アドリアン・ベルナベ、ベンハミン・ガレ

FW:ナビル・トゥアイジ

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この中から一人でも多くの選手が定着できると良いなぁとは思います。

 

どうせ来るペップ後のシティ。フロントもサポーターもクラブも試されている。

 

何にしても後は処罰の動向次第ですし、悪事?は働けどフロント自体は優秀ですから、一時的な弱体化はあれど意外に上手く立て直すことも可能なのではと淡い期待も持っておきます。私はペップ到来と共にシティを観始めたんですが、これからのシティの行先の方がある意味面白そうだと思ってしまうのは、古いファンではないからでしょうか。どうせサイクルも終わるしペップ後に俄然興味が湧くというもの。

 

今回のことがあろうが無かろうが、ペップ後は遅かれ早かれやってきますので、問題なのはタイミング的にダブルパンチになる可能性がある事ですね。フロントもサポーターもクラブ全体を試されるようになるのでしょう。個人的にはシティの今後を自分なりに発信できればと思います!!

 

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