クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第30節 バーンリー戦】躍動の両ウィング!!ソリッドなバーンリーを粉砕!!

コロナ再開後2戦目となるシティ。ショーン・ダイシ監督率いるバーンリーをHOMEに迎え撃ちました。

 

GK:エデルソン

DF:カンセロ、オタメンディフェルナンジーニョ、ジンチェンコ

MF:ベルナルド、ロドリ、ダビド

FW:マフレズ、アグエロ、フォーデン

 

過密日程も考慮に入れての先発8枚替え。DFラインに至っては全員交代での起用です。前節負傷したエリック・ガルシアは意識は戻っているようで取り敢えずは一安心。ここからは総力戦となりそうな気配ですね。

 

【マン・シティ:5−0:バーンリー】WIN

 

思い掛けない大差での試合となりました。前半始まって先制するまでは、バーンリーのソリッドな4−4−2に時間掛かるかもなぁと思って見ていましたが、終わってみれば大量得点でしたね。先制点でのショートコーナーからの得点は、4点目でも発揮されデザインされたものでしょう。身長差のあるシティでは兎角不利になりがちなセットプレイですが、今回は上手くハマったと言えます。また勝負を決したVARで得たPKは、逆側だったら絶対文句言ってたと思えるくらいラッキーでしたが、前半終了間際という時間帯も考えると大きな幸運と共に勝利を決めたと言えそうです。ただ、バーンリーのコンパクトなゾーンとハードワークは素晴らしかったですし、またそれをシティが内容で上回っていたことも事実として付け加えておきます。

 

ジンチェンコの優れたパスと、マフレズの躍動

 

攻守共に効果的にプレー出来ていたシティですが、秀逸だったのがジンチェンコの斜めのパス。アグエロがバーンリーのDFラインを押し下げる動きを見せると、僅かに空いたスペースを見逃さず2ライン間で上手く浮いたダビドへ通したプレーはとても良かったです。そこから右サイドへという展開は前半だけで2回あり、得点こそなりませんでしたが狙い通りのプレーだったと思われます。フォーデンとの縦関係は上手く合わないシーンもありましが、中央に寄ったプレーも器用にこなし、ダビドとの連携はスムーズでした。

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また前節に引き続き先発となったマフレズは動きの良さが目立ちましたね。サイドで受けて仕掛ける形が出来始めると、得意のドリブルで相手守備網を翻弄。2点目の個人技は左足を囮りにしての深い切り返しと躍動していましたね。2年目の今季は、現状のウィングとしてはスターリングに次ぐ2番手の序列を確固たるモノにしつつあると思います。守備面でのプレスも怠りませんし、サイドバックと挟み込む意識もありますので、かなりペップのフットボールにハマってきた印象です。

 

ペップが名指しで後継者に指名するフォーデン

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アカデミー育ちの若き逸材フォーデンは、途中出場となった前節に引き続きゴールを奪う結果を掴みました。左ウィングとしては、ややプレーが窮屈そうな印象は持ちましたが、その高いテクニックと敏捷性でプレーは及第点以上だったと言えます。先制点は素晴らしいシュートでしたし、ダメ押しとなるゴールも、ジェズスからのボールに上手く合わせましたね。

長年シティの中盤を支えたダビドの後継者に指名されている訳ですが、誰もが彼に任せても問題ないと思えるポテンシャルを持っていることは明らかですので、良い成長曲線を描いてくれたらなと思います。

 

守備面ではフェルナンジーニョオタメンディのコンビで、高さに不安はあったものの、セカンドボールの回収を大方出来てましたのでバーンリーにチャンスらしいチャンスは無かったですね。完勝と言っていい出来ではないでしょうか。

惜しむらくは前節のエリック・ガルシアに続き、負傷となってしまったアグエロですね。筋肉系の故障と思われますが、大事なCLのタイトルレースに残ってますので、軽傷を祈りたいところです。

 

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