【PL19−20/第31節 チェルシー戦】ペップよ、もうメンディは諦めるんだ、、、
いやぁあっけない幕切れでした。分かっちゃいたけど、やっぱり悔しい!!そしてオメデトウゴザイマス、リバプール。
GK:エデルソン
MF:デ・ブルイネ、ロドリ、ギュンドアン
FW:マフレズ、ベルナルド、スターリング
アグエロが負傷したトップにはベルナルドを起用です。大量にメンバーを入れ替えてやり繰りする中、マフレズが3戦連続先発。信頼されてますな。
【チェルシー:2−1:マン・シティ】LOSE
シティにとってはあまり良いパフォーマンスを発揮できない試合で、ランパード率いるチェルシーが統率の取れた動きで封じ込められましたね。序盤からあまりボールが足についていないなとは思ってましたが、4−5の硬い2ラインにバイタルエリアの攻略が殆どできなかったです。特に中盤中央に構えたカンテと両CBのカバーリングにより、デ・ブルイネとギュンドアンの両インサイドハーフが沈黙。殆ど良い形でボールを持てませんでした。ビルドアップ自体は出来ましたが、守備陣の攻略にまで着手できず良さそうなのはサイドチェンジからのマフレズの突破くらいだったでしょうか。一番優れたパフォーマンスだったのがエデルソンだった時点でお察しですね。
カンテとCBでインサイドハーフが殺される
先に述べましたが、まさにここが苦労させられました。本来であれば、2ラインの間に入ってSBからの斜めのパスをもらいたい所でしたが、密な中盤には通せず。またウィングにボールが入った際のハーフスペース縦への飛び出しもCBがカバーと、チャンスを作る上で重要なポイントを悉く消されてしまいました。これはチェルシーが綿密に対策を取った結果とも言えますし、シティとしてはベルナルドのゼロトップ起用が裏目に出たとも言えます。前節のようにアグエロが相手DFラインを引き下げたような動きに乏しいですし、マークする相手のいない事でCBも思い切ってカバーすることが出来てしまっています。ペップとしてはチェルシーがもっと前からタイトに来るのかと計算していたかもしれませんね。
メンディはいい加減見限るしか、、
勝利の要因はチェルシー側にあったので妥当な敗戦と言えますが、それでも前半はチェルシーのカウンターにも対応していただけに、メンディのミスは高くつきました。実際のところあり得ないミスかなと思います。そこまでプレッシャーのかかっていない状態で、ギュンドアンの指示に全く気付かずお見合いボールを掻っ攫われ、それでも2対1(あるいはデ・ブルイネ含めて3対1)に持っていける状態で、待てずにアタックして見事に躱される。オタメンディかっ!!って叫びたくなるようなお粗末な対応。
オフェンスに関しても、未だにビルドアップのコンビネーションではギクシャクしますし、多くのシーンで相手を探しています。自慢のクロスを送ろうにも明後日の方向に行くことも多数。調子の波も激しくワンダフルなプレーもありますが、怪我と相まって計算しづらい事この上ないですね。正直、少なくともシティで覚醒することはないかなと思います。彼の人間離れしたところはペップのシティでは発揮しにくい。ポカはあるけど、それ以上の貢献ができるウォーカーと比べると左サイドバックの信頼度はかなり落ちます。ここらが潮時でしょう。
デ・ブルイネのスーパーなFK弾も、このチームのピークは過ぎている
それでも後半はジェズスの投入やデ・ブルイネのFKで一気に盛り返しそうでしたし、スターリングのカウンターが決まっていれば、結果も変わったかもしれませんが、この手の試合に勝てないあたりやはり賞味期限が過ぎたんでしょうね。以前にも書いた気がしますし、このチームとしてのピークはもう過ぎてしまっているでしょう。今季の上積みはマフレズくらいなモノで停滞感は随分ありますし、FFPの結果関わらずチームの新たなサイクルを始めないといけないと思います。
基本的に1度ピークを超えた後のチームの再建ってペップがまだしてないことですから、可能な限り長く残って再構築したシティが見てみたいと個人的には思います。そして強力なチームと化したリバプールから王座を取り戻して欲しいですね。