クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

サネ、バイエルンへと旅立つ!!

f:id:kumagoro31:20200705183712j:image

先日にはなりますが、マン・シティFWレロイ・サネがドイツの盟主バイエルン・ミュンヘンへと移籍することが発表されましたね。契約更新に断りを入れた時点で、今夏か来夏かという違いでしたが、シティとしては残り1年という契約期間を考えれば十分な移籍金を得られた移籍となり、両クラブとサネを含めた3者が納得の素晴らしい移籍(バイエルン様様です、流石!!)となったのではないでしょうか。

 

サネは在籍期間中に数多くのタイトル獲得に貢献しており、最終シーズンは怪我もあり不本意なモノとなってしまったでしょうが、素晴らしい4シーズンだったと言えます。

 

サネの立ち位置がドイツ帰還を決意させてしまったか

f:id:kumagoro31:20200705183727j:image

2シーズン目にはレギュラーに定着したサネでしたが、毎年強力な新加入選手が加わる中で、主力としての完全な立場の確立はできず、それが今回の移籍の一つの要因でしょう。3シーズン目に、ベルナルドがフィットし大車輪の活躍を見せると、この頃からスターリングが左ウィングへとポジションを移し始めます。

シティのウィンガーとしては現状スターリングとマフレズがファーストチョイスとなっており、サネは負傷もありましたがスターリングを押し除けてまでスタートで起用されるかと言われると難しく、彼ほどの実力者がベンチからピッチを眺めるのは気持ちの良いモノではないでしょう。

 

個人的な考えでも少なくとも現時点に於いて、スターリングより上か?と問われればYESとは言えず、移籍も致し方なしと思います。只、彼の抜群のスピードと縦への突破力はやはり魅力でシュートやクロスも上手く、特にリバプールのようなハイレベルな相手であればあるほど効果を発揮する故、手放すには惜しい逸材でもあります。

何度かレビューの際に触れた気はしますが、引いたスカッドを組む相手には中々効率性を発揮するのが難しく、そこでのレパートリーを増やせるかどうかが鍵だったのかなと思います。特にこの場合、中央に切り込む必要があり左利きのプレーヤーとしてはやりにくさがあった事でしょう。右ウィングで使うイメージがペップにはなかったのでしょうかね。その辺は気になりますね。

 

サネとスターリングの爆速カウンターは見てて最高に気持ちよかったので勿体ないです。多分バイエルンブンデスリーガなら、今のシティより心地よくプレーが出来るのかなとも思います。背番号も10を与えられるようですので、期待も半端ないでしょうがやってくれるでしょう。

 

サネが去った来季のウィングは

 

さて規定路線とは言え、ウィンガーの駒が足りなくなったのは事実。来季はどのような構成になるでしょうね。どうしてもシティの場合、FFPの裁判次第なので、現時点ではなんとも言えません。

 

仮に現布陣が残った仮定でも、スターリングとマフレズだけでは厳しいかなと思います。ベルナルドはとても優れたプレーヤーですが、やはりサイドより中央でのプレーの方がいいと思います。来季はダビドも退団なので、フォーデン含めてベルナルドを中盤に回して補うことが主たる仕事になるでしょう。

 

そうすると人数的に足りていないので、何にせよ獲得が必要になったのは間違いないでしょう。只、恐らく来週末には判決が出ますし、どのような結果でも今回のことを考えると派手に動き回ることは困難と考えます。またチームとしても今季問題となったDFラインの補強の方が優先順位としては高く、どこかの若手有望株かアカデミーからのチョイスにもなるかもしれませんね。サンチョやディアスが残ってればなぁとも思いますが、フォーデン、ガルシアに続く若手の突き上げも期待しときましょう。

 

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村