クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第35節 ブライトン戦】攻守に圧倒して勝利!!スターリングもハットトリック!!!

前34節ニューカッスル戦で5−0大勝したシティはブライトンとの対戦です。

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ガルシア、ラポルト、メンディ

MF:デ・ブルイネ、ロドリ、ベルナルド

FW:マフレズ、ジェズス、スターリン

 

過密日程にローテーション多用のペップは、前節大活躍のダビドをベンチスタートです。

 

【ブライトン:0−5:マン・シティ】WIN

 

ゲームの内容としても結果としても順当な勝利を挙げました。ブライトンはシンプルな4−4−2で、シティCBや或いはGKエデルソンのところまでプレスを掛けることもあり、前めに重心を置いていましたね。またカウンターの際には2トップがライン裏へと何度も走っていましたので、ハイプレスとショートカウンターが理想のプランだったかなと思います。まぁシティはそれに上手く対応していました。ビルドアップ時にも問題らしいモノはほとんどありませんでしたし、困ればエデルソンからロングフィードも飛びますから。ブライトンも意識はありましたが、それほど強烈でもなかったので少し中途半端だったかなと。

 

円滑なビルドアップ、裏への対応を上手くやれれば

 

守備陣は前述の通り攻守に上手くやっていたと思います。被シュートも3本に抑えてますしね。気になったところと言えば良くも悪くも若いエリック・ガルシア。コロナ後はメインで使われている19歳のCBですが、ビルドアップでの安定感は素晴らしいの一言。寄せられても焦るシーンも殆どないですし、判断が早くパスも正確で停滞させることがありませんね。反面、気になるのは守備時の対応です。特に相手FWの裏への飛び出しへの対応が少し危ういですね。

 

リバプール戦でもマネに再三裏を狙われてましたが、あれはシンプルにマネの速さに手こずっている印象だったんですが、この試合でも1度裏を取られシュートを放たれ、ラポルトに怒られてましたね。見ている限りですが、ガルシアは裏に走る選手に対して追ってつくのではなくオフサイドを取りに行く傾向が高いのかなと思います。前述のシーンでも裏を取られて追わずに手を上げてますし、少し楽に行き過ぎかなと。まぁスピードがあるタイプではないでしょうから、オフサイド取れるのが良いんでしょうけど、シーンによっては安易な選択をしてしまっているかと思います。プレミアのFWはスピードありますし、1発があるのでそこで仕留められてしまう危険性が出てきてしまいます。幸いシュートは外れましたが、改善すべき点でしょう。

 

またリバプール戦でもこの日でも、それを上手くカバーしているのがラポルトとウォーカーですね。特にウォーカーの超人っぷりは守備面でよく役に立っています。正直、獲得するまでは攻撃的なサイドバックのイメージ持ってたんですが、ウォーカーは身体に無理が効くだけにDFラインを高く設定するシティでは守備面で特に頼りになります。勿論、爆速オーバーラップからの高速クロスも素晴らしいですが。

 

スターリングの3発

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攻撃面ではスターリングが素晴らしいプレーを披露しています。バリエーションという意味ではサネの退団が痛いですが、スターリングからポジションを奪うのはかなり難しいと言わざるを得ないほど、彼は成長しています。左からのカットインからの1点目は、シンプルに独力でもたらしたモノであり、得点力不足(特にシュート力不足)を喩屋されていたとは思えない充実振りですね。2点目はウィングながらにゴール量産に直結している理由で、きちんとゴール前に顔を出せるようになったが故。3点目は多少ラッキーな部分はあったかもしれませんが、あれも貪欲にゴールを狙う姿勢がもたらしたと言えます。

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反面ジェズスはゴールこそ決めたものの、物足りなさはあります。決定機も他にもありましたし、ストライカーである以上得点力は求められて然るべきでしょう。4−4の2ライン間でボールを受けて、チャンスは供給していましたけど、最早求められているのは彼なら得点してくれるだろうという期待感を醸し出せるかどうか。勿論、それは日々の試合で積み重ねたゴールへの信頼で成り立つものなので、貪欲にゴールを狙い続けるしかないわけで。彼ももう4年目ですし、いよいよアグエロの退団する時は近いと思われますので、そこまでに確固たる信頼を積み重ねられるかで、シティでの明暗が分かれそうです。

 

リーグは後は怪我しないことを前提にカップ戦への調整となるでしょう。前節ドイルが出場しましたが、若き力も今後も見られるかもしれません。そして狙うはかなり厳しいですがカップトレブルです。期待しましょう。

 

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