クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL20−21/第15節 ニューカッスル戦】チャンスはそれ程でもなかったが、攻守にコントロールし完勝!

ギュンドアンは覚醒し、カンセロはカンセロを超えたカンセロになったのだ。そう、スーパーカンセロである。

 

シティスカッド

 

先発

GK:エデルソン

DF:カンセロ、ストーンズ、ディアス、アケ

MF:ロドリ

   デ・ブルイネ、ギュンドアン

FW:スターリング、フェラン、ベルナルド

 

最終

GK:エデルソン

DF:カンセロ、ストーンズ、ディアス、アケ

MF:フェルナンジーニョ

   デ・ブルイネ、フォーデン

FW:ベルナルド、アグエロスターリン

 

事前情報としてウォーカーとジェズスがコロナ感染が発表され欠場でしたので、カンセロとフェランが先発起用です。

 

【マン・シティ:2−0:ニューカッスル】WIN

 

コロナ感染で2人欠場の中、カンセロがサンマクシマン辺りに狙われると嫌だなぁと思ってたら、彼もコロナでした。コロナ感染者めっちゃいますね。それでもアルミロン辺りに何かされても嫌だなぁと思ってましたが、そこにはカンセロを超えたカンセロが居たのでした。きっとどこかでクリリンがやられていたに違いない。また、ニューカッスルにはもっとグダグダなイメージを勝手に持ってましたけど、今日は5−4−1の3ラインもコンパクトにプレッシャーかけてましたし、押し上げるところや引いて守るところ、結構きちんと統一されていたと思います。故に崩し切るのに少し苦労していた感はあります。

 

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シティとしては大半でボールのイニシアチブを持った展開を作れた訳ですが、崩しのキーとなったのはカンセロ。4バックの4枚は攻撃時にはカンセロをインサイドハーフ気味に中央に押上、3バックを形成。3枚とロドリでビルドアップを行うのと、カンセロがアタッカーとの中継地点に上手くなっており、そこからのチャンスは多く見られました。偽サイドバックとして中央寄りのポジショニングにより、ウィンガーがタッチライン際に開いて受ける形は以前もありましたが、この日の前半ではサイドに開くスターリングにボールを預けてから、中央のカンセロとのコンビネーションでサイドを抉るというシーンが結構見られましたよね。カンセロは非常に器用な選手なので、ライン裏に通すボールとか上手いんですよ。また、後半になるとベルナルドがカンセロの位置に入り、カンセロ自体は右サイドに張る形となりましたが、良いクロスもあげていました。現在のシティでは攻撃のアイデアが豊富な選手なので、見事に当たった感じです。守備でも割と最近はやる気見せてますし、守備機会自体が少なかったですが、1対1でも良い対応を見せていました。彼の課題は継続性と淡白な気質なので、このまま一皮剥けると良いんですが。

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また、ここのところ動きの質が非常に高いギュンドアンは、この日も前めでプレー。先制点の時のようにゴール前まで顔も出せていますし、ロドリよりも少し高めでボールを受けることで、チームの前進を手助けしています。彼がどれだけ攻撃をリード出来るかがシティにとっては重要ですし、それによりデ・ブルイネの負担を如何に軽減するかなので、今は割と良い状態になりつつあるのではないでしょうか。また、ようやく先発起用が続くベルナルドもボールの預けところとしては非常に優秀で、密集地でも苦にしないコントロールの良さは、ギュンドアンと合わせてもっとゲームに関与して欲しいですね。

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安定感の増す守備陣は、ディアス中心にシャットアウト。左に入ったアケも対人強いので、安心して見ていられますね。セットプレイでも3枚CBがいると高さが出ますし、この3バックは悪くないですね。ディアスはビルドアップ時にラポルトほど攻撃的な良いボールを供給する訳ではないですが、捌くには十分ですし、彼の守備者らしい安定したプレーがシティにとっては珍しく良い感じです。

 

過密日程で欠場者もいますが、良い勝利でした。負傷者はこれ以上出したくないですが、復帰したアグエロも流石に前線に迫力をもたらしてましたし、乗り切って順位を少しでも上げときたいですね。

 

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