クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL20−21/第14節 サウサンプトン戦】怒涛のプレッシングに大苦戦。虎の子の1点を守備陣が守り切る。

2戦連続ドロー中のシティ。ゴールは遠いが、守備陣の粘り強い対応は今までのシティにはないものですね。カンセロの頑張りに感動(笑)

 

シティスカッド

 

先発

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズ、ディアス、カンセロ

MF:ロドリ

   デ・ブルイネ、ギュンドアン

FW:ベルナルド、フェランスターリン

 

最終

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズ、ディアス、カンセロ

MF:ロドリ

   デ・ブルイネ、ギュンドアン

FW:マフレズ、ベルナルド、スターリン

 

ベルナルドが久々の起用で先発しています。ベンチにもいないラポルトって怪我だったっけ?

 

サウサンプトン:0−1:マン・シティ】WIN

 

いやぁ強いですねセインツ。というか、この時期にこのプレッシングをされるとかなりキツいです。今季ここまで上位に居るだけの理由がある訳ですね。実際のスコアはウノゼロと地味だった訳ですが、互いにチャンスは作りましたしスコアがもっと動いていても可笑しくなかったです。そう考えれば守備陣は良く無失点で終わらせたと思いますし、CBコンビを中心に最後まで粘り強く対応してましたね。昨季までのシティだと基本的に押し込むので守備機会自体が少なく、守備時は大抵ボールロスト後のカウンターなので大ピンチ→即失点みたいな感じですが、今季は重心後ろで粘ってます。

 

負けても可笑しくない試合でしたが、元気のあるうちに1点取ったのが大きかったです。開始早々から前半30分頃までは動きも早く精度もありましたが、時間経過と共にトーンダウンし、後半は序盤を除いては引いて守ってカウンターという今季のシティでした。ユナイテッドとのダービーの際になんて退屈なんだと、これならペップじゃなくていいなとも思いましたが、あれだけ疲れが目に見えてわかると、流石に仕方ないかと言えるでしょうね。現実的になって勝ち点拾っている訳です。まぁペップも基本的に選手時代からも含めて勝者の立場でいた訳ですからね、そりゃぁ勝つ為なら変化も受け入れるってとこでしょう。

f:id:kumagoro31:20201220101949j:image

それでも前半の序盤では良い攻撃できてました。ギュンドアンの位置はこの日も高めで4−3−3の方が攻撃のクオリティが上がります。デ・ブルイネの負担も下がるでしょうし、ギュンドアンの出来というのは今後のチームの鍵となるでしょう。守備時に於けるロドリと2人でフィルターとしての機能、ビルドアップの際のリンクマンとしてのリードに、ファイナルサード近辺でのギャップをつくプレーと、任されるタスクが多岐に渡るので存在感を増していって欲しいですね。

f:id:kumagoro31:20201220102003j:image

久々の登場となったベルナルドも良いパフォーマンスでした。彼がいるとボールの落ち着く先としては重要となります。特に今日のセインツのようにインテンシティの高いプレスを受けた際に、ファウルをもらったりDFをひっくり返したりと、潰されるシーンもあったにせよチームを大きく助けていました。ペップもセインツのプレスを掻い潜れないと判断したのか、途中からフェランをサイドに持っていき、ベルナルドはほぼフリーマンとしてデ・ブルイネやギュンドアンのサポートをしていました。シティ自体のプレッシングでも、デ・ブルイネの運動量がガクッと落ちる中、良く走りカバーしていました。後半の絶好機を決めれていれば、その頑張りも報われたことだったでしょうが、勝利の一因となったのは間違いないです。

f:id:kumagoro31:20201220102016j:image

反面攻撃陣では、デ・ブルイネとスターリングのコンディションの低下は明らかなので、そろそろ休ませた方がいいと思います。デ・ブルイネは後半随分落ちましたし、スターリングに至っては得点シーン以外での見せ場はなく、良い形でのカウンターでも寧ろチームの停滞を招いていました。フォーデンはもっと重用して良いだけのプレーを見せてると思いますがね。ペップの胸中やいかに。

 

守備陣は4−4−2の3ラインで自陣にしっかり構えましたが、セインツの右サイドの攻撃は脅威で対面のカンセロは守備に追われました。ただ、カンセロも良く守備していましたね。1対1でも軽い守備はなかったですし、何度かボール奪取を披露しています。セインツのCBからのサイドチェンジのロングボールが正確でウォルコットやピータースがフリーで受けることが多かったですから、前でもう少し規制をかけるか、スターリングがもっとカンセロの負担を減らしてやるかするべきでしたね。それでも中央へのクロスもディアスとストーンズでカバーし、危ないシーンはあったものの無失点で終えられました。

 

我慢の試合が続きますが、コンディションをケアしないと危なそうです。

 

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村