【プレミアリーグ16ー17】第7節トッテナム戦
遂に迎えた首位攻防戦、無敗同士のスパーズとの一戦です。
シティのスカッドはこちら。
ボランチにフェルナンドか、、、ペップは意外に評価しているのか?そして期待のギュンドアンはベンチスタート。大一番で大丈夫なのかこの中盤?そしてノリートではなくナバスが先発。ノリートそういや退場してたっけ。
そしてスパーズ。
要注意人物エリクセンやデル・アリも揃って先発。やっぱ強力なスカッド持ってますね〜。正直に言えばユナイテッドより恐いメンツです。
前半(2ー0)OG、アリ:ー
だからあれ程序盤でやられるなと前節思い知ったろうに。何故に繰り返すかね。コラロフはクリアミスはセルティック戦に続いて連チャンです。あの失点はダメージあります。
スパーズはセルティック戦程、前からガンガンにプレスを掛けてきた訳ではありません。ですが、しっかり整ったラインと行くべきところのプレスはよく統率されていて、セルティックよりも洗練されていましたね。
後方からのビルドアップは、セルティック戦程悪かった訳ではありません。これはストーンズが起用された事が大きいのですが、中盤が抑えられて何も出来ずチャンスをほとんど構築出来ませんでした。やはりフェルナンドでは攻撃時に置いて何かをもたらせる選手ではないんですよね。またフェルナンジーニョはボランチでの起用の方が今のところインサイドハーフより効果を発揮出来そうです。チャンスになりそうというシーンでは大概シルバからのパスな訳ですが、プレーに関与する機会が少なかったです。だからギュンドアンを起用した方が良いんだけどなぁと思ってみたんですが、ペップよ何を思う?
まぁ中盤が上手くやれないんで前線も孤立停滞する事となります。特にスターリングは完全にウォーカーに抑え込まれてしまってました。まだナバスの方が何とか出来そうかなという感じです。
只、守備に関しては大きく問題を作られていた訳ではないんですよね。確かにソン・フンミンとデル・アリは良いコンビでした。好調さをよく表していて精力的にボールに絡んではスピードとスキルでチャンスを作りそうでした。それでも1点目はアンラッキーでしたし、2点目はプレスにハマってショートカウンターから持っていかれましたが、それ以外で大きなピンチを作らせていません。結局のところ中盤でリズムを作れなかったのが失点に直結している訳です。
後半(0ー0)ー:ー
後半もトッテナムのプレスに手を焼きます。ペップは早々にフェルナンドに変えてギュンドアンを投入。スタートからギュンドアンで良かったなと思いましたが、それでもトッテナムに苦しめられてましたね。
結局のところまだこれを打開できる程のプレークオリティに達していなかったという事でしょう。開始早々のアグエロが抜け出したシーンでゴール出来ていればあるいはとも思いましたが、まぁトッテナムの完勝でいいでしょう。
途中出場のイヘアナチョとサネの両若手も何とか打開しようとしていましたが、然程効果的ではありませんでした。サネはいくつかプレーに絡んでましたが。
全体的には選手の距離感が少し遠いでしょうか。ピッチの所為もあるかもしれませんが、縦に間延びし過ぎですね。前線に高い選手がいる訳でもないですから、やはりプレスを去なすだけのパスワークを持たなければ厳しいですね。
総括(2ー0)LOSE
遂に今季初黒星がつきました。まぁここまで順調過ぎた感もありましたし、スパーズ相手ではあり得た結果でしょう。連勝が続くほどにメディアも持ち上げてましたが、これで少しは落ち着いてチームの状況を追っていけるのではないでしょうか。
選手の技術的、戦術的なスキルもまだ充分ではありません。ペップのフットボールを実現するには優れた選手は不可欠です。求める次元が高すぎるというのはありますがね。ペップがどれほどポジショニングを改善しても最後にプレーするのは選手ですからどんなプレーをするかはクオリティに左右されるのです。
またトッテナムはチームとして素晴らしい練度でした。ポチェッティーノが長年掛けて作りこんでいるだけあります。ソンとアリは非常に動きも良く、エリクセンは要所で上手いなと思わせるプレーを披露してました。また守備陣の堅さは目につきました。シティも2、3度は決定機作ったんですがそれもロリスに止められ、中央は堅く1対1も強かったですね。
チームの試金石となる試合はシティの実力がまだ本物ではない事がハッキリしました。セルティック戦で垣間見えたビルドアップの拙さはまだレベルアップが必要です。代表ウィークを挟みますが次節エバートン戦での連敗は避けたいところです。