クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ16ー17】第31節チェルシー戦

アーセナル戦に続き中2日での首位チェルシー戦です。

 

シティスカッド

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過密日程を考慮してのメンバー選考だとは思いますが、長期離脱でほとんど出場機会のなかった主将コンパニとデルフが先発とかなりの不安なサプライズ。

 

チェルシースカッド

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アザール、カンテ、ジエゴ・コスタなどの今季の主役達がスタメン。ペドロとセスクの元バルサ教え子達も先発入り。

 

前半(2ー1)アザール②(内PK1):アグエロ

 

拮抗した前半は前線のタレントの差が出たでしょうか。正直、両チーム共あまり良い形での攻撃はほとんどありませんでした。

 

失点シーンのアザールのシュートはカバジェロファンブルしてしまいましたが、ダメなのはそこまでの守備。ハイプレスを抜けられると受け身の守備がとにかくルーズになってしまいます。スペースに抜ける選手を誰も見てないんですよね。う〜む、、、

2失点目は、ペドロが上手かったですね。彼の機動力と敏捷性、スペースへの動き出しは本当に素晴らしい。ペップが見出した選手に見事ヤラレるという悲しさ。

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攻撃面もボールこそ保持した展開でしたが、良い攻撃は少なかったです。とにかくパス回しが遅い。タッチ数が多いのでスピードアップが中々出来ません。サネがワンタッチからアグエロとのワンツーで裏を抜けそうなシーンが一度あったんですが、ああいうのが増えないと守備陣を崩すのは容易ではないですね。得点は前から詰めた事によりGKクルトワのミスを見逃さなかったのは良かった。 得点後にサネが抜け出して1対1になったのは、名誉挽回とクルトワの飛び出しが良かったですね。

 

後半(0ー0)ー:ー

 

後半は自陣にチェルシーが構えた事により、前半より更にハーフコートゲームとなりましたが、シティの効果的な攻撃はそう多くなく、数少ないチャンスもゴールからは見放されてしまいました。

 

チェルシー側の後半のチャンスはアザール1本でしたから、後はどうやって点を取るかですが難しいですね。ワンタッチプレーの増加は必須ですし、強力なドリブラーも必要でしょう。チェルシーが効果的なのはドリブルで違いを生み出せる選手がいる点。アザールは勿論ですが、今日はペドロが非常に効いていました。

 

シティのドリブラーと言えばサネかスターリングとなるのですが、スペースの少ない状況ではサネのスピードを活かしづらかったでしょう。デ・ブルイネは連戦の疲れからか精彩を欠いていましたね。 守備陣はよくクローズアップされてしまいますが、攻撃陣の精度やアイデアもイマイチです。

 

総括(2ー1)LOSE

 

シーズンでのダブルをされてしまった訳ですが、どちらの試合もチェルシーに上回られたという感はほとんどありません。というかチェルシー強いなという印象が実際にはそれ程ありません。残念なのはそれ以上にシティのクオリティに疑問符が付いてしまうという事です。

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ペップとしてはかなり厳しいイングランド初挑戦となっている訳ですが、かなりフラストレーションが溜まっているように思えます。今季は粘って最低限のCL出場権を確保し、勝負の2年目へと行ってもらいたいです。 

 

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