クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ17ー18】第2節エバートン戦

最後の出番となった第2節のシティ。ライバル達はユナイテッドが2連勝を達成し、スパーズとチェルシーの1戦はチェルシーがモノにしています。シティも続きたかったですが、、

 

シティスカッド

f:id:kumagoro31:20170823001415j:image

前節とほぼ同様の布陣です。唯一の変更点は左ウィングバックで、ダニーロではなくサネがチョイスされています。

 

エバートンスカッド

新加入のクラーセンとシグルズソンは共にベンチスタート。ルーニーとピックフォードは先発。

 

前半(0ー1)ー:ルーニー

 

昨季のシティを見ているような前半でしたね。ボールのイニシアチブを握り、チャンスも数度生み出しましたが結果に結び付けられず、逆にたった1度のチャンスをルーニーの2戦連発弾で失点してしまいました。得点シーンのルーニーは冷静なショットが流石でしたね。

f:id:kumagoro31:20170822223058j:image 

前半の問題点は決定力以外の何物でもなく、先に訪れた4度のゴールチャンスを1本でも決めれていれば結果は大きく変わっていたでしょう。しかし実際には3度アグエロが決めきれず、ダビドのシュートはポストを叩き、ジェズスに至っては力のないボレーとなりました。

 

守備は失点したもののサネのミスから始まっており、その他のシーンでは全く危なげなかっただけに余計に勿体無い展開となってしまいます。また、勿体無いでは右のカイル・ウォーカーの退場も痛かったですね。一つ目のイエローは致し方ないにしても、2つ目のイエローは厳し過ぎるように感じました。後半にはエバートン選手とオタメンディとの競り合いで明らかな手を使い叩かれてますがカードすら出ず、少なくとも今日のジャッジには一貫性は無かったですね。

 

とは言え、1番の問題は先程も指摘した通り決定力ですので、自分達で首を絞めているのは間違いありません。この光景は昨季も何度も見ているだけに歯痒さが残りますね。

 

後半(1ー0)スターリング:ー

f:id:kumagoro31:20170823001519j:image 

後半はペップショーと言っても過言ではありませんでした。試合中の修正能力で彼以上の監督は正直思いつかないくらいレベルが高いですね。勿論それは持ち駒があるからでもありますが、それを差し引いても凄い。

 

まずは10人となったシティは後半頭からジェズスに替えてスターリングを投入。スターリングはそのまま右サイドに入るのですが、攻撃時にはトップに入ったりと持ち前の機動力で人数の少なさを感じさせません。

 

そして、エバートンが前半以上に引いた事もあり10人でも押し込めると判断すると、CB(ストーンズ)を1枚削るとダニーロを入れ4バックに。これはサイドバックは高い位置にポジションを取るので事実上の2バック。更に畳み掛けます。

 

また時間が経ち間延びしてくると、イマイチ調子の上がらなかったサネを下げベルナルドを投入します。と同時にデ・ブルイネがボランチ気味にポジションを取る事で、縦パスをどんどん通して攻撃を加速させます。これらの手段により1人少ない筈のシティが完全に押し込み、決定機を作っていきます。

f:id:kumagoro31:20170822223127j:image 

、、、が、入らない。スターリングの動きはかなり良かったですが、肝心のシュートが明後日の方向へ。右サイドを一気に活性化させたダニーロのシュートもピックフォードに防がれ、こりゃダメなパターンかなと思っていましたが、残り10分程で実らせます。スターリングの3度目の正直のボレーは強烈にネットを揺らしました。苦労が実って良かった、、、

 

総括(1ー1)DREW

f:id:kumagoro31:20170823001604j:image 

”Don't look back in anger”の大合唱からスタートしたホーム開幕戦は2つの要素を見せました。1つは昨季何度も見た姿、2つ目はそれでも最後は押し切って同点ゴールまでもっていけたことですね。昨季のままでは恐らく敗戦していた事でしょう。そこが進歩とも言えますし、只もっと楽に勝てるだろという点においてはまだまだとも言えますね。

 

ジェズスは退場の煽りを喰らった訳ですが、実際のところこの試合に関してはスターリングの方が効果的だったのは間違いないです。と言うのも、ビルドアップの際に頻繁に見られましたが、2列目とのポジションチェンジによりバイタルエリア手前に降りてきてボールを受けるシーンが数多くありました。明らかな意図的なプレーですが、この受けた後の選択肢がストライカーであるジェズスやアグエロではそこまで多くなかったという事ですね。プレーヤーのタイプとしてもスターリングの方が器用ではあるので上手くいったとも言えます。

 

ライバルのモウリーニョさんが見にきていたのでギャフンと言わせたかったところですが、足元掬われてしまいました、、、只、後半のチームスピリットは目に見張るものがありましたから、今後への期待はして良いんじゃないでしょうか。

 

にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村