【プレミアリーグ17ー18】第20節ニューカッスル戦
素晴らしいパフォーマンスを披露したボーンマス戦から、智将ベニテス率いるニューカッスルに乗り込みます。北部は流石にかなり寒そうですね。
シティスカッド。
前節復帰したダビドはまたも欠場でギュンドアンが先発。また前線もサネとジェズスがベンチスタートでベルナルドが先発入りです。左サイドバックにはダニーロを起用ですね。
5バックで自陣を堅めるのは、大抵のチームが採用してきますね。
前半(0ー1)ー:スターリング
波風のないような静かな前半でした。理由は2つ、ニューカッスルが自陣で引いて守った事と、シティも攻撃面に於いてスピードアップ出来るような局面が少なく、紅白戦のようなハーフコートゲームで淡々と攻め続ける展開に終始しました。
前半の最大のトピックスは主将のコンパニが再び怪我をして、早々に交代になった事ですかね。これで純粋なCBはオタメンディとマンガラに、若手のアダラビオヨくらいという中々に逼迫した状態にはなりました。それでもCBとの交代をジェズスで前線を2トップにするのはペップらしさでしょうか。
この4ー4ー2は完全に機能したかは微妙ですが、それでも前半はスターリングのゴール含めて3〜4度は裏への抜け出しが成功していました。特に良かったのはアグエロで、最近のプレーは目を見張ります。流石にジェズスも自身の立場含めて、焦りがあるかもしれません。それくらいアグエロのプレーは際立っており、惜しむらくは訪れた決定機を決めてくれれば、この試合は早々にクローズに出来ただろうにという事でしょうか。
後半(0ー0)ー:ー
前後半に築いた数多くのチャンスをモノに出来なかったツケが終盤に回ってきますが、何とか凌ぎました。ベニテスは運にも恵まれましたが、粘り強くプランを進めれたお陰であわやという機運を持ち込むことには成功しました。持ち駒の中で、しっかり勝ち点の確保を狙ってゲームプランを立てたんだというのはしっかり分かりました。残り10分手前くらいからは、危ない試合になってしまった。
シティの攻撃は左サイドを中心に行われましたが、逆サイドのベルナルドはあまり持ち味を発揮出来ませんでしたね。スターリングのプレーがコンスタントに良いだけに、ベルナルドは難しい立場にありますね。もしかしたらウィングよりもインサイドハーフでの起用の方が良いかもなぁとも思いましたが、インサイドハーフは絶対的な選手もいるのでそれも難しそうです。
ダビドの不在を感じる試合ではありましたが、ギュンドアンのプレーは良かったと思います。散らしのパスは問題なく、プレスからのボール奪取も何度か披露し、狭いスペースで受けても前を向けるので、良い縦パスを通してましたね。もう少しファイナルサードでのアイデアが出たら更に面白い存在になれそうです。
総括(0ー1)WIN
穏やかな前半からは一転、終盤だけは苦しみました。ゴールは取れる時に取っておかないとというのは昨季思い知ってますけど、まぁこんな試合もありますね。それでも勝利で終わらせてられるのは今季の強さと言えるかもしれません。
CBの補強は急務となりましたが、噂のあったファン・ダイクはリバプールで決まったようなので、誰を獲得するんでしょうか。