【プレミアリーグ17ー18】第29節チェルシー戦
アーセナルを破ったシティの相手は、今度はチェルシー。前半戦ではデ・ブルイネのスーパーミドルで勝ちましたが、ダブル達成なるか。
シティスカッド。
ギュンドアンが再びボランチを務めます。今日の左サイドバックはジンチェンコを起用。
コンテお得意の3バックに、前線はビッグマンを置かない3トップ。
前半(0ー0)ー:ー
圧倒した前半は全ての時間帯をチェルシー陣内で進めます。ボランチに入ったギュンドアンが抜群の安定感でボールを捌きゲームメイクすれば、ダビドとデ・ブルイネもいつも通りの好パフォーマンスを披露。そしてサネのドリブルのキレは本当に素晴らしいです。
ゴールこそ奪えませんでしたが、ワンタッチプレーの連続からチャンスを作れば、守備でもネガティブトランジションが高速且つチームとして連動が取れており、ボールの奪い方も徹底されています。チームは高次元で機能していたと言えるでしょう。
その中でも特に惹かれたのはギュンドアンとサネのドイツ人コンビ。ギュンドアンは怪我から復帰して出場機会がかなり増えたので、パフォーマンスも上がってきています。フェルナンジーニョ欠場からボランチでの起用となりますが、ビルドアップが安定しているだけでなく、2列目に通す縦パスが秀逸です。サネは、パスワーク中心のチームにあって圧倒的なスピードを活かしたドリブル突破が有効ですし、その突破力は欠かせないピースとなっていますね。
後半(1ー0)ベルナルド:ー
後半もほぼチェルシー陣内で進める事となりますが、重要なのは開始早々にゴールを上げれたこと。やはりいくら攻めても点が入らないのはジリジリ来ますからね。チェルシー自体もロースコアでの展開を狙っていたと思いますし、前半閉じこもって0で抑えていたのはプラン内だったでしょうから、その意味でもゴールを早い時間帯でこじ開けられたのはシティにとっては重要でした。
ベルナルドも出場機会が増えるにつれてパフォーマンスは上向いており、前節での良い感触をこの試合にも持ち込めたのではないでしょうか。後半もギュンドアンを中心としたパスワークでイニシアチブを取っていきます。終盤、チェルシーはCFを投入し盛り返しましたが、充分ではありませんでしたね。シティが上手くプレスを敢行した為、殆ど有効なカウンターはなかったでしたし、前線の優れた個を発揮させませんでした。
総括(1ー0)WIN
前節とは逆でスコア以上に相手を上回った試合と言えるでしょう。チェルシーは元々堅守速攻型のチームだとは思いますが、それでもこの試合は低く構えすぎましたかね。いずれにしてもチェルシー相手のシーズンダブルは素晴らしい。
リーグタイトルまであと4つ。早くその瞬間が観たいですね。