【プレミアリーグ17ー18】第30節ストーク戦
勝ってリーグタイトルに近づきたいシティ。この後、試合が空きますので良い形で終えたいです。
シティスカッド。
ジェズスとスターリングが先発に復帰し、フェルナンジーニョも帰ってきました。CBはコンパニとオタメンディで最近ストーンズの出番が減ってきた気がします。
地味に好タレントを抱えるストーク。ヘセとシャキリとチュポ・モティングは中々強力です。また最後尾にもバトランドが構えます。
前半(0ー1)ー:ダビド
良い形で先制点を奪えました。アグエロが負傷離脱した前線に入ったジェズスが素晴らしいポストワークでスターリングを飛び出させ、完璧なクロスを走り込んだダビドに合わせました。崩しのプレーとしては流れるような素晴らしいものでした。
想定通りにポゼッションで相手を押し込んでプレーをするシティの中で、良いプレーを披露したのはスターリング。久々の復帰となりましたが、エネルギッシュなプレーを見せてくれます。ベルナルドとの最大の違いはやはりスピード。より純粋なウィングとしてのプレーを見せられるスターリングが入ると、チームの崩しにスピード感が出ます。対面にもサネがいるわけですから崩しのキーマンに両翼がなっていました。
またゴールのダビドは複数のプレーに関与しチームにリズムを与え続けています。少しミスが目立ったのはジンチェンコ。見ているところは良いんですけど、ボールが合わない事が多かったですね。シャキリとやり合って多少苛立っていた面もあるかもしれません。
守備面は2度程ゴール前に迫られる事もありましたが、得意のハイプレス含めて上々の出来だったと言えるでしょう。
後半(0ー1)ー:ダビド
後半はプレーの質が更に向上し攻め立てます。その中でも2点目のシーンはまさにペップのフットボールを象徴するプレーで最高のゴールとなりました。ゴールシーンはボールを奪われたところから始まります。即時奪回すべく選手が連動してスピードのあるプレスでボールを取り戻すと、フェルナンジーニョがダビドを前を向いてプレーさせる最高のパスを入れ、貰ったダビドはジェズスとのワンツーで敵陣を完全に攻略。ハイプレスとパスワークという”ザ・グアルディオラ”的なファンタスティックなゴールを決めました。
この他にも多くのチャンスを作りだしましたがゴールは割れず、スターリングの決定機は本人も決めたかった事でしょう。
途中ストークもクラウチという特別な高さを投入しますが、そもそも良いボールを上げさせるような余裕をストークに与えませんでしたので、シティはよく対処していたと思います。
総括(0ー2)WIN
素晴らしい2つのゴールでブリタニアを攻略。いよいよもってダービーでの優勝が現実味を帯びてきたのではないでしょうか。
復帰してきたスターリングはかなり意欲的なプレーを見せ、ジェズスもらしさを見せてくれてますので今後も期待大です。
エバートン戦延期につき、チームは試合が空きますのでキャンプでしっかり整えてさらなる向上を狙いたいですね。