クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【W杯番外編】アグエロのゴラッソが飛び出すも、、、

日夜熱戦の繰り広げられているW杯。日本代表の試合も目前ではありますが、列強国の試合は色んな楽しみがありますね。フランスの試合は全部は観れませんでしたが、アルゼンチン戦を観戦しました。中々に深刻な状態の様ですね。

 

アグエロのゴラッソ!!オタメンディの守備は、、、

 

マン・シティ所属では、アグエロオタメンディの居るアルゼンチン。その他カバジェロゴールマウスを守り、メッシは勿論マスチェラーノとペップの教え子が割と多くいますね。

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数少ないチャンスで存在感を出したのは”クン”アグエロ。シティのエースがエリア内での強烈な反転シュートを突き刺し、先制点を奪い取ります。目立ったシーンはこの一つしかなかったんですが、アグエロの持ち味が出てましたね。エリア内でのポジショニングにボールへの反応速度も申し分なく、何よりあのスピード感あるボールを完璧にトラップしてしまうあたりにセンスが凝縮されています。小柄ですが純粋な9番である事が分かりますね。

 

アグエロのゴラッソで幸先良く先制した筈のアルゼンチンですが、アイスランドに直ぐ様同点にされてしまいました。失点シーンもでしたが、守備機会はそれ程多くないもののアルゼンチンの守備はマークが随分ルーズになっていますね。人数が足りていても人が全然見れていなかったり、誰かがリードすべきですが、アルゼンチン代表だと誰なんでしょうね。まぁキャリアを考えればマスチェラーノの気はしますが。オタメンディはそういう立場ではないんでしょうか。

 

最も深刻なのは攻撃陣

 

守備もイマイチだったアルゼンチンですが、それ以上に深刻なのは攻撃陣。アグエロ含め世界最高クラスのアタッカーを数多く擁するにもかかわらずの体たらくです。ある意味では原因となっている一つの理由がメッシなだけに皮肉なモノ。世界最高の選手がいるが故の悩みとは贅沢にも感じますが。

 

アルゼンチンの攻撃パターンが1つしかないというのが大問題で、如何に世界最高選手と言えども展開が分かっていれば抑えるポイントを絞れます。ましてアイスランドは非常にソリッドで堅い守備を自陣に敷いているのですから。メッシには最低2人、局面によっては3、4人マークに当てています。

1人の大エースが攻撃のメインキャストを張るのは決して珍しい事ではありません。それこそ比較されやすいクリスティアーノ・ロナウドが初戦で大暴れしている訳ですし、初戦の結果はメッシとは雲泥の差があったと言わざるを得ませんね。

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メッシ自身は得点こそあげていませんが攻撃の全局面に絡みチャンスを作り出しています。惜しいシーンもありましたし、PKを外したので印象は良くないかもしれませんがね。問題なのはメッシがあまりにも格上の存在になってしまった事です。アグエロイグアインディ・マリアなど錚々たるメンツが居てもなお突出してしまっている。故にあらゆる局面でメッシになってしまいます。普通のチームならゲームメイクは中盤が、ドリブル突破はウィンガーが、ゴールはストライカーがと分担されるものが全てメッシに。メッシが誰よりもゲームメイク出来、誰よりも突破が出来、誰よりもゴールをあげる事が出来てしまう。故にメッシ。

 

せめてゲームメイクだけでも代わりを担える選手がいればと思いますが、アルゼンチンの中盤はその手のタイプがあまりいないんですよね。となると、得点源を他のストライカーに委ね、メッシはチャンスメイクをメインのタスクとする位しか現実的にはない気もします。何れにせよこのままメッシが1人で4人を相手取るようなままでは、またも涙に暮れそうな予感がしてしまいますね、、、

 

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