【PL18ー19・第29節ボーンマス戦】ゲームを完璧にコントロールしたシティ。ジンチェンコが成長している!!
リバプールとの激しい首位争いが続くシティが、ボーンマスに乗り込んでの1戦です。シーズンも終盤に差し掛かり、いよいよ一つのミスも許されないような状況に突入しますね。
シティスカッド。
GK:エデルソン
MF:デ・ブルイネ、ギュンドアン、ダビド
【ボーンマス:0ー1:マン・シティ】WIN
ボーンマスは、基本キングを残しての5ー4の2ラインを自陣深くに設定しています。その関係上かDFラインからのビルドアップは無理なく行え、ほぼハーフコートゲームとなりました。押し込む展開でいくつかのチャンスも作りだしましたが、流石に籠っているだけあってゴール前人数が多いのと、シティ自体がラストのところで精彩を欠きゴールを上げるのに苦労しましたね。特に相手GKのボルツがビッグセーブを連発していましたので、ゲームをコントロール出来てはいるものの先制点を上げるまでは嫌な感じでした。
加えて、ハーフタイム前後で2枚の交代が起きており、デ・ブルイネとストーンズが交代となっています。デ・ブルイネは負傷でしたが、ストーンズは何でしたかね。
只、やってくれたのは交代出場したマフレズ。今季加入のウィンガーは、ここまで期待通りとは言えず序列的にも低かったですが、その分気合い入ってましたかね。ジンチェンコとダビドを中心として左サイドで形を作ると、最後は右に展開してマフレズの右足での一撃!!得意の左足でなかった事が返って意表を突いたかもしれません。
ジンチェンコはビルドアップで左サイドの攻撃にかなり関与しており、またミスも少なかったです。守備時もプレス出来てますし、1対1も以前より頑張ってますから、メンディ復帰するにせよ新たな本職SBを獲るにせよ、来季も手元に残しておきたいと思える存在になっていますね。
点さえ入れば全く問題なく、70分過ぎから流石にボーンマスも選手交代を使い、前へのプレスを敢行してきましたが、ダビドが中盤深くに降りてきてビルドアップを安定させたのは流石。少し不安定だったのはギュンドアンで、今日はパスの精度がイマイチでした。また縦パスも少し狙い過ぎの感があり、2つくらい引っ掛けられてカウンター喰らう可能性がありました。
まぁ守備時のネガティブトランジションが抜群に良く、殆どのボールは即時に奪還していたので問題は起きませんでした。
あとはアグエロのアイデア満載のループが決まっていれば最高だったんですけどね!!
これでマージーサイドダービーを控えるリバプールに少しはプレッシャーを与えられたんじゃないでしょうか。どちらが先に取りこぼすかの我慢比べになりそうですから、今日の勝利は大きいです。