クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第11節 サウサンプトン戦】凡戦中の凡戦だが、展開的には超盛り上がる!!やっぱウォーカーは嫌いになれない!

日本でも寒くなってきましたが、バッチリ風邪をひきました。そしてまるで風邪がうつったのか凄まじい凡庸なプレーに終始したシティでしたが、遂にウォーカー劇場が幕を開けたのだった!!

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、フェルナンジーニョストーンズ、アンへリーニョ

MF:デ・ブルイネ、ギュンドアン、ダビド(→ジェズス)

FW:ベルナルド(→フォーデン)、アグエロ(→オタメンディ)、スターリン

 

アンへリーニョが初先発ですね。DFラインはとにかく負傷者が多いので、レギュラーに食い込むくらいの頑張りが欲しいところです。フェルナンジーニョは変わらずCBで、ストーンズとコンビを組みます。

 

【マン・シティ:2−1:サウサンプトン】WIN

 

辛くも勝利をもぎ取りました。スーパー危なかったですね。相手に簡単にゴールを許しちゃいますし、攻撃のリズムは一向に上がらず、これどこのチームなのってくらい単純なクロスを放り込む様は、まさに凡庸でした。今季は守備の緩慢さもそうですし、攻撃の精度も今一つの状態が続いています。チームからグッと上がってくる様なモノが見えないのが、リーグ2連覇したシーズンとの違いにも見えます。もしかしたらと言うか、多分勝っても負けてもペップの任期は今シーズンまでになりそうな気がしますね。契約上は1年残ってますけど、やっぱりペップチームの維持ってかなり難しいように思います。

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さて、そんな試合で結果的に逆転できたのは展開としては大いに盛り上がらしていただきましたよ。前半で0−1でリードされて折り返した段階では、とても逆転出来そうにない感じでしたし。

そんな中で逆転に導くのがウォーカーとは思いませんでしたね(笑)ここ最近は凡ミスや緩慢なプレーも多く、カンセロも加入とあって絶対的な地位では無くなってきていたウォーカーですが、持ち前の肉弾戦車っぷりを見せつけてくれました。怒濤のオーバーラップが鳴りを潜めていましたが、デ・ブルイネのパスから右サイドを深く抉るとライン上からマイナスの弾丸クロスを送り、アグエロの同点弾を演出しています。本当に弾丸スピードで早々お目に掛かる事はないクロスですが、それをちゃんと合わせるアグエロにも脱帽ですね。

 

この試合、数え切れない程のクロスを入れたシティですが、その殆どをブロックされています。やはり大柄なアタッカーが居ませんので、DFの高い山を越えてピンポイントでFWに届けるのは至難の技ですから、最低限サイドの深い位置を取ってからのマイナスのクロスを入れたいところです。過去2シーズンはそれを巧みに出来ていた訳ですが、今季はこのシーンがかなり少ないように感じます。まぁ相手も5−3−2の3ラインがかなり深い位置で守っていましたので、スペースを取るのは一苦労だったかもしれませんが、セインツの守備も人数こそ掛けて粘り強くは対応しても、そこまで際立って良い守備を披露していた訳でもありません。単にシティのプレーテンポの遅さがそれに至っている最大の要因だと思われます。ワンタッチでの崩しも殆どないのも、テンポが上がらない一因でしょうしね。

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それでもウォーカー自身がロスタイム前に逆転弾を叩き込み、興奮の坩堝に。オタメンディも投入して、試合を必死にクローズさせました。逆転弾を決めてからの選手を含めたスタジアムの熱量はかなりあったと思いますけど、あのテンションを序盤から見たいものですね。内容的には落としてもおかしくない凡庸な試合。しかもこの日だけではなく、今季はよく見る光景です。ペップも色々対応しているとは思いますが、コントロールし難くなってきているのかもしれませんね。前半途中から鬼気迫る表情でチームに支持を送り続けていましたし、何かを変えなければとは思っていそうです。まぁその一つの選択肢が“自分がチームを去る”になりそうな気もします。フォーデンの為にも残って欲しいですがね。

 

結果論として勝ち点3を得られた事は評価できます。それ以外に評価すべきところが殆どないのが困りますが、次はCLを挟んでリバプールとの大一番ですから、流石に目の色が変わるでしょう。ここ落とすとリーグ終了になっても可笑しくないですから、是が非でも勝ち点3を狙って欲しいです。

 

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