クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第22節 アストン・ヴィラ戦】素晴らしいパフォーマンス!!選手の特性が存分に活きている!!

年始最初のレビューが快勝の試合になって、気分上々です。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:カンセロ、ストーンズフェルナンジーニョ、メンディ

MF:デ・ブルイネ、ロドリ、ダビド

FW:マフレズ、アグエロ、ジェズス

 

好調マフレズとウィングでの起用となるジェズスが注目です。CB陣ではストーンズも帰ってきて、ラポルトも間近に。

 

アストン・ヴィラ:1−6:マン・シティ】WIN

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快勝も快勝でしたね。中盤をコントロールしたシティは攻守にヴィラを圧倒し、前半だけで勝負を決めます。最終的にはアグエロハットトリックでアンリの外国人得点記録を塗り替えるという素晴らしい結果も手にしました。

 

流動的な攻撃陣。左右非対称な配置は選手の違い。

 

ロドリより前の5枚は非常に流動的にスペースへ顔を出し続けました。ヴィラは5−3の2ラインでより中央を閉めた形を取っていましたが、その割にロドリから楔の縦パスが入れられました。アグエロもトップの位置に構えるよりは引いてきて顔を出したり、ジェズスとポジションチェンジしたりと多彩な動きを見せました。先制点自体はマフレズの仕掛けからの単独ゴールでしたが、チームとして常に複数の選択肢を用意する事で生まれたゴールとも言えます。

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また今季途中からの傾向として左ウィングの位置どりも変わってきています。以前はスターリングにしろビルドアップ時はサイドラインに張る事が多かったですが、現在ではより内寄りのポジショニングが意識されています。この試合では左ウィングとしてプレーしたジェズスですが、相手のWBと右CB、そして右IHのできるトライアングルの中央で受ける様にしていました。こうする事でダビドをより中央よりでプレーさせると共に、メンディの為のスペースも確保しています。

基本的に誰かが幅を取る役割をする訳ですが、あまり器用でないメンディには偽SBとしてポジショニングするより、サイドでプレーさせた方が快適です。逆に右サイドでは、カンセロではなくマフレズが張る事が多いですね。これはマフレズの打開力を活かしたいのと、何よりデ・ブルイネにハーフスペースでの前後の動きをさせる為となり、選手の特性により変えている事が分かります。

 

肝としてはサイドに張る選手は必ずおり、その中で4枚がポジションを変えながらプレーするという事ですね。マン・ユナイテッド戦でもベルナルドの偽9番起用など、マークの的を絞らせない対応は今後もしていくのでしょう。

 

中盤をコントロールすれば、守備のクオリティも上がる

 

また守備面でも多くがポジティブに働いていました。この日はハイプレスが良く効いていましたし、何よりもラインを下げずに戦えたのは良かったですね。今季は4−4−2の守備を構成して構えるシーンも多かったですが、両ウィングとも高めの位置からプレスを掛けており、WBのケアだけでなく両脇のCBにも圧力を掛けれています。そうする事でコースも制限し、ロドリが中心でサポートする事でボール回収をスムーズに行なっていました。マフレズのカットからアグエロのゴールは最たるモノですかね。

 

これが出来ていたのもボールをコントロールし、中盤を支配していたからですね。ハーフコートゲームに持っていけた事と、選手同士が近い位置でプレー出来た事により、プレッシングの強度は高まり即時奪還に繋がりました。そうするとCBは縦パスへの対応に集中し易いですし、メンディとカンセロも余裕を持ってプレー出来ます。やはり、ペップのチームはこういう守備の仕方の方が良いと思いますね。

 

素晴らしいプレーを継続できるか

 

これが本来のシティのプレーだとは思いますが、これが続かないのが今季の特徴でもあります。冬の市場では噂は飛び交いますが、ペップの言う通り補強はなさそうでしょう。今居るメンバーで今日のパフォーマンスが継続出来れば、何か一つくらいはタイトル狙えるかもしれません。リーグは最早不可能ですが、良い形でシーズン終盤に臨みたいですね。

 

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