クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第23節 クリスタル・パレス戦】こんな試合、前にもあったなぁ。取り敢えずストーンズとVARは仕事をしていない、、、

前節大勝したんでね、勢い乗りたいんですけどね。まぁこんな感じですよね、今季のシティ。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:カンセロ、ストーンズフェルナンジーニョ、メンディ

MF:デ・ブルイネ、ギュンドアン、ダビド(→ジェズス)

FW:スターリング(→ロドリ)、アグエロ、ベルナルド(→マフレズ)

 

好調マフレズはベンチスタート。ロドリに代わってギュンドアンをアンカーにチョイスしてますね。

 

【マン・シティ:2−2:クリスタル・パレス】DREW

 

前にもありましたよね、こういう試合。確かデ・ブルイネのスーパーミドルで勝利出来たかと思った矢先に失点してドローっていうの。あれはシェルビーのゴールだったからニューカッスル戦でしたかね。まぁどちらにせよ今季のシティを象徴するかのような内容でしたね。残念、無念。

 

明確になりつつある左サイドのソリューション

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入りは悪くなかったと思います。特にシティにマッチし切れないでいたメンディの活用法は、かなり明確になりつつあります。前節でも書きましたが、左ウィングはサイドに張らず内よりのポジションを取り、メンディに上下動させるものです。メンディの動き自体が比較的シンプルになってますので、本人も焦らないでプレー出来てる様子が見えますし、左サイドはウィングとインサイドハーフ、メンディのトライアングルで相手DFラインの4−5で空くコーナーフラッグ付近のエリアによく侵入していたと思います。

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あとはそこからの得点が欲しいところですが、パレスの守備陣もサイドを空けるのは致し方なしという印象で、割り切って中央を跳ね返すことに専念していましたので、ファイナルサードでのもう一工夫が必要かと思います。アグエロの逆転ゴールはメンディのクロスからでしたが、本当にようやくって感じでしたからね。只、メンディはクロス以外に気に入っているプレーがあって、この試合でも記憶のある限りで3本は通していたんですけど、サイドから4−5の2ライン間に入れる斜めのパスは精度・速度共によく、良いパス!!って思えるシーンが結構ありました。あれは特にダビドを活かす上で重要なパスなので、今後も継続してパフォーマンス高めてほしいですね。オイ!!ってミスもまだあるけど(笑)

 

気になる守備の強度とストーンズ

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この試合でも気になった守備面ですが、前節程ではないにせよ前からのハイプレスでボールをカットするシーンは見れましたね。これはシティの基本守備なので良くやってくれてるんですが、どうも中盤のプレー強度が今季は気になりますね。フェルナンジーニョをCBとして使っている影響が出ているのは否めませんが、プレスで囲んだと思っても割とボールをガチャガチャしながら結局すり抜けられるのがよくあります。シティとしては取り切らないといけないシーンですし、逆にここで抜けられると相手にスペース与えてしまいますので、一気にゴール前まで運ばれてしまいます。チームも押し下げられて体力使いますし、下手こいてそのまま失点も今季多いですから、対応する必要があるでしょう。

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もう一つはストーンズのプレーが2年前のシーズンをピークに一向に上がってこない事ですね。この試合も相手CFトスンに起点を作られてしまっています。前から行く以上、あそこで起点を作らせては絶対にダメで、空中戦での競り合いにもストーンズが上回るシーンが殆どなかったのは如何なものかと思います。失点シーンに関しても1点目のファーサイドストーンズの対応でしたけど、ほぼ競り合う事も出来ず折り返されています。セットプレイの守備はチームが抱える大きな問題点ではありますが、だからこそ彼の様な長身CBが負けていては話にならないでしょう。

同点ゴールを喫したシーンでは、カンセロのマークが外れているのがそもそもの問題とはいえ、ザハと1対1になった際にヤラレるなと直ぐに思えてしまう事が彼の信頼性の低さを物語ます。2シーズン前は本当に良かったんですけどね。度重なる負傷が影響しているのだとは思いますが、コンパニが退団した今季は本来なら柱になっていけないんですけどね。

 

最後マークを外してしまったカンセロですが、それ以外はザハを抑えるという大役を全うしていただけに残念でした。まぁカンセロだけでなく逆転ゴール後はチーム全体のメンタルがイっちゃってましたので、自制するって難しいですね。ペップもロドリ投入で明確なメッセージを入れようとしましたが、兎に角今季は焦っているシーンがよく目についてしまいます。

 

守備者はきっとハンドは取られない

 

またこの試合で良くわかったのは、最早守備側はいかなる状況でもハンドでPKを与えることなんてないでしょう。1点を追う中で、クロスに対応したパレス守備陣のハンドがあったと思いますし、実際主審はPKのホイッスルを吹きましたがVARにてノーハンド。ルールブックも読み返していますが、あれがハンドにならない明確な理由がよく分からないんで、誰か分かるなら教えて!!

そもそもプレミアは主審のジャッジを基本的には尊重するんじゃなかったでしたっけ?いっそのことGKを10人くらいゴール前で固めても良いんじゃないって皮肉を言いたくなる程、酷いジャッジだと思いますよ。別にシティに限った話ではなく、ここまで酷いと各チームから非難が上がってるのも当然だと言えます。どのチームも納得のいかないジャッジに直面している事でしょう。VARによって八百長すら可能ではと思えてしまう程ですから、何か対策を取らないとフットボールの面白味は欠けていくだけです。

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まぁ散々なハッピーバースデーとなった指揮官ペップ・グアルディオラですが、大きな課題を抱えているチームを改善するという監督冥利に尽きる誕生日プレゼントを貰っているので、もうちょっと頑張ってもらいましょう。あとラポルト君、何か美味そうなモノ食ってる場合じゃないですよ(笑)

 

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