クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19ー20/第7節 エバートン戦】緊迫の攻防!!エデルソンのビッグセーブで勝ち点3!!

大勝した後での難しいゲームを予想しましたが、その通りに難しい展開となりました。GKエデルソンに救われましたね。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディフェルナンジーニョ、ジンチェンコ

MF:デ・ブルイネ(→ベルナルド)、ロドリ、ギュンドアン

FW:マフレズ、ジェズス(→アグエロ)、スターリング(→ダビド)

 

出場機会の不満が記事になっていたジェズスですが、カラバオカップに続いての先発。ここからはカップ戦も増えますから出番は自ずと増し、多少は不満も緩和されるでしょう。

 

エバートン:1ー3:マン・シティ】WIN

 

インテンシティの高い相手でしたね。シティは序盤からボールを保持して押し込みましたが、最後の精度に欠け緊迫した状態が長く続いてしまいました。

今日際立ったパフォーマンスを披露したのはGKエデルソンとFWマフレズの2人。エデルソンは守備で、マフレズはゴールで貢献してくれています。

 

向上する右サイドのパフォーマンス

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幸先良く先制した攻撃陣ですが、前節の大量得点のようにはいかずチャンスは迎えるもののゴールに結びついたのは少なかったですね。今季のリーグ初先発となったジェズスは貴重な先制点をゲットしましたが、追加点のチャンスはありましたから、決定力は高めていかなければなりませんね。只、先制のシーンはシティお得意パターンで、右サイドで溜めて折り返しをデ・ブルイネがダイレクトで高速クロスを送り、ファー寄りのジェズスが合わせています。デ・ブルイネのクロスは大抵ピンポイントでDFラインを越え、GKも届かない位置にいきますのでビッグチャンスに。デ・ブルイネのキック精度あっての攻撃ではありますが、その再現性たるや恐るべしです。

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先制点にも絡んだマフレズは、直接FKで貴重な決勝ゴールをマーク。FK自体は美しく素晴らしいものでしたが、それ以上に当人の試合全体のパフォーマンスも良く好調を維持しています。ドリブルの仕掛けやデ・ブルイネとのコンビネーションは大分良好になってきており、ウォーカーも含めて右サイドの関係性は昨季より向上しています。またマフレズの守備意識も合わせて向上しており、ネガティブトランジションの反応はかなり良くなってます。勿論、守備そのものが得意な訳ではありませんから、対人で上手くいかないシーンはありますが、『まずは当たりにいく、次にプレスを掻い潜られたら素早く帰陣してポジション及びスペースを埋める』というのは、意識しているのが見てとれます。

 

守護神のビッグセーブがチームを救う

 

また守備面ではエバートンの縦に速い攻撃に多少手を焼いています。サイドのブラジル代表リチャーリソンがスピードとパワーを持ったドリブルで推進力があり、対面のジンチェンコは苦労している印象でしたね。シティのチーム全体の守備は大きな問題こそありませんでしたが、ファーストプレスを潜り抜けられ自陣での守備となると少し危うさがあります。その中でアンカーのロドリの守備力はかなり助けにはなっています。フェルナンジーニョのように広範囲をカバーする訳ではありませんが、次の手を読むポジショニングの良さと、相手のキープしたボールを掻っ攫うのは非常に上手い。

失点シーンではフェルナンジーニョのクリアミスからではありましたが、まぁ今の怪我人の状況を考慮に入れれば致し方ないでしょう。個の力があるエバートン攻撃陣は、流れの中からのシュートがそう多かった訳ではありませんが、CKを取るところまでは十分に達しており、シティとしてはセットプレイは常にリスクが付き纏いました。相手CBミナの高さに大分やられましたからね。

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そういう状況でハイパフォーマンスを披露したのがGKエデルソン。チームを救うビッグセーブを3度披露しています。DFラインの裏へカルバート=ルーウィンに抜け出られた際の、飛び出しでコースを消し身体に当てています。エリア内でもありましたし、少しでも送れていたらゴールになっていたでしょう。また、CKからの至近距離のミナのヘディングも見事な反応で2つ防ぎました。シーズンの中でこういった苦しい試合は訪れるものですが、ここで踏ん張れるかで特にGKのパフォーマンスは結果に大きく反映されるだけに、今日のエデルソンは個人的にはMOTMですね。

 

後半70分程まではかなり危うい展開になりそうでしたが、こういった試合をモノにしたのは大きいです。選手のモチベーションも上がりますし、ここで勝ち点3を得るかどうかでシーズンの成否が決まる可能性だってありますから大きな勝利と言えると思います。

 

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【PL19ー20/第6節 ワトフォード戦】前半だけで衝撃の5発!!そして後半は気持ち良く寝落ち!!

CL快勝してのリーグ戦です。ここからはリーグカップもスタートし、過密日程が続きますね。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー(→カンセロ)、オタメンディ(→ガルシア)、フェルナンジーニョ、メンディ(→アンジェリーノ)

MF:デ・ブルイネ、ロドリ、ダビド

FW:マフレズ、アグエロ、ベルナルド

 

CLに引き続きのCBコンビです。取り敢えずはスタンダードにこれでいきますかね。そして変わらずベンチにはガルシアが控えます。CL出番のなかったアグエロが先発復帰ですね。

 

【マン・シティ:8ー0:ワトフォード】WIN

 

開始10分少しで勝負を決めました。4ゴール目まではプレミア最速でのゴールだったようですね。まぁシティとしては殆どのシュートがゴールになるような展開でしたので、楽ではありましたね。ワトフォード目線として立った場合、試合の分かれ目は1失点後のデウロフェウのカウンターだったでしょう。シティとしてはビルドアップのミスからカウンターを受け、カバーに入ったオタメンディもあっさり躱されましたが、エデルソンが上手く対応してくれました。この後シティが次々と追加点を決め、ワトフォードの集中も切れましたので早々の決着となります。

 

という事で戦略的には早々に決着付いたのと、ワトフォードもきちんとした戦いにならなかったので、ここからは個人についていくつか気になった点を。後半は所々寝落ちしてしまいました(苦笑)

 

サイドバックの課題

 

まずはそのカウンターの原因を作ったメンディですが、それ以外にもビルドアップの横パスをミスったシーンは数えて4回もあります。しかも前半のみの出場でしたので、45分で4回です。ちょっとこれは流石に多過ぎる。加入から3シーズン経って、殆ど怪我で出場はない訳ですが、メンディを活かせるイメージはサイドの高い位置に走らせた時くらいしか思い付かないんですよね。何となくメンディは最終的にシティに慣れることないかなぁと思ってます。

 

また代わって入ったアンジェリーノは今季初登場ですかね。プレシーズンでのアピールに大失敗して、以降出番がなかった訳ですが、メンディ後の後半は比較的プレー出来ていた方かなと。まぁ試合も決まった後だったというのもあるとは思いますが試運転としては良かったんじゃないですかね。メンディに負けじと良いクロス上げてますし、メンディよりは器用ですし。只、それでもジンチェンコがファーストチョイスなのは当面は変わらないと思います。

 

また右のカンセロも割と長い時間プレーできました。今日は彼のテクニカルな面が良い方向に出やすい試合だったと思います。自身で突破出来るのは良いことかなと思います。まずはプレミアの上下動の激しさとタフさに慣れていくことが大事ですね。

 

3者共にプレータイムが短いので、こういった展開は活用出来ますし、今後のカップ戦などで出番は増えると思いますから、そこからどれだけレギュラー陣を突き上げられるかが重要です。

 

CB問題はエリック・ガルシアがもっと観たい!!

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現在シティの問題点となっているCBですが、オタメンディはこの日も危なっかしいシーンはありましたが、アシストやゴールを決めた事で少し気持ち的にも楽になってくれれば良いなと思います。特にCKからの競り合いに勝利してチームのゴールに貢献した際には、咆哮してましたし積もる思いもあったかなと感じましたよ。この4シーズンで特に良かった時もあった訳ですから、出来ない事はないと思うんですよね。2シーズン前のパフォーマンスを取り戻してくれれば嬉しいですね。

 

またこの日もCBとしてのプレーとなっているフェルナンジーニョは、今日も流石の落ち着き。CL戦と同様にロングフィードも見せていましたし、良いなと思えたのはデウロフェウへの対応。唯一脅威となり得たデウロフェウ相手の1対1を難なく勝利したのは脱帽です。最初にオタメンディがやられていただけに余計に感じましたね。

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そして途中出場となった期待の若手のエリック・ガルシア。寝落ちできちんと見れなかったので何ですが、少なくとも私が見れた限りでは守備面でもビルドアップでもスムーズにやれていた印象です。特に自陣エリア内付近での守備対応もクリーンに対処出来ていて、落ち着いてるなと感じました。彼も多分カラバオカップでは出場機会がもっと与えられるでしょうから、このCB不足のピンチでチャンスを掴めば面白いかな。

 

合計8ゴールの攻撃陣は圧巻!!

 

8ゴールはオマケみたいなものですが、攻撃陣にもいくつか言及を。まず攻撃をリードしたインサイドハーフの2人はいつも通りの素晴らしいプレーで勝利に導きました。リンクマンとして高性能を発揮したダビドは先制点もマーク。デ・ブルイネも負けじと高速クロスと推進力でゴールとアシストをマークしています。

また、マフレズは最近キレのあるプレーを披露していますが、彼は先発スタートが存在感を発揮しやすいのだと思います。途中出場だと試合に入り込めない事がよくありますからね。彼が上手くプレーしてくれればスターリングにも休養が与えれます。ベルナルドは、ハットトリックしたのはシティでは初ですかね。ベルナルドの足にピタリと吸い付くボールタッチはいつ観ても素晴らしい。

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攻撃陣爆発したことにより気持ちよく勝利し、後半は度々気持ちよく寝落ちしました(笑)カップ戦は普段見れないメンバーが見れるでしょうから、また違った面白さを体験出来そうです。

 

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【CL19ー20/GS第1節 シャフタール戦】CBが次々と離脱する中でのクリーンシート!!

失意のノリッジ戦を終えて、次に舞い込んだストーンズの負傷!気付いたら放出可能性もあったオタメンディだけ残ってましたとさ。そんな中でのCL開幕戦で難敵シャフタールです。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー(→カンセロ)、オタメンディフェルナンジーニョ、ジンチェンコ

MF:デ・ブルイネ(→ベルナルド)、ロドリ(→メンディ)、ギュンドアン

FW:マフレズ、ジェズス、スターリン

 

予想通りフェルナンジーニョのCB起用です。ベンチにエリック・ガルシアが入っていますので、コンバート以外のチョイスでは彼を選択肢に入れているのでしょう。また、前線でもマフレズやジェズスが先発です。

 

シャフタール:0ー3:マン・シティ】WIN

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急造CBでどんなプレーになるかと思いましたが、それもあってか手堅くプレーしたと思います。昨季フェルナンジーニョがCBでプレーした際には、ビルドアップ時にポジションを上げてダブルボランチを形成していましたが、今日はオーソドックスなCBとしてのプレーでしたね。この辺は、左に居たのがジンチェンコだったのもあったかもしれません。

シティもシャフタールも守備時には4ー4ー2のラインをしっかり敷き、引く時には引いていますが3ラインの距離感がかなり近い為、互いに手堅い試合となりました。

シティは中央も固めてましたので、裏へのボールくらいでしたかね危なかったのは。基本的にDFライン裏はGKエデルソンのテリトリーですので、概ね上手く対処していたと思います。1度判断が中途半端で危ないシーンがありましたが、そのくらいでしょうか。

 

左利きCBの重要性

 

CBとしての並びもオタメンディは右の方が良いと思います。左CBだと不器用さが目立ってしまいますし、フェルナンジーニョの方がまだマシでしょう。今日はフェルナンジーニョからのサイドチェンジも2本程ありましたし、しかしそれでも左利きのCBがいるかどうかはビルドアップの面では大きいと感じましたね。フェルナンジーニョの場合、ソツなくこなしてくれましたが効果的とまでは言えないでしょう。

やはり、右に持ち変えてからのフィードではワンテンポ遅れますし、また鋭い縦パスを差し込むのも難しいですしね。まぁそれでもソツなくこなしてくれるだけで有難やな現状なんですけど(笑)

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攻撃面ではギュンドアンとロドリのパフォーマンスはかなり良かったですね。ロドリはかなり効いています。以外にボールを持ち運べますし、パスの選択肢や精度も充分あります。ボールロストするシーンも無かったんじゃないでしょうか。彼のパフォーマンスが上がると共に、あそこは安心して見ていられます。ギュンドアンは、精力的に動けてましたし、飛び出しのタイミングやパスカットからのショートカウンター発動など、間が良いですし読みも良い。いつもの感じでラストが残念な時もありますが、今日はゴールも決めてますし賞賛されるべきでしょう。

 

久々ピッチの両SBの出来は、、

 

その他ではSBのカンセロとメンディがプレー。カンセロは初戦同様プレーが軽いです。フワフワしてますね。攻撃面ではテクニックを見せようとするシーンもあり、小技を披露していますが連携面はこれからって感じです。守備は気になりますが、特に1対1での対応が軽い。簡単にアタックして、あっさり躱されるのを見てると、、、

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メンディは久々に見ましたが、まぁ変わらずメンディって感じ丸出しです(笑)ポジショニングやビルドアップのぎこちなさは、ジンチェンコが睨む程ですし、、只、サイド上がっていれるクロスは良いんですよね。今日は決定機にはなりませんでしたが、メンディのクロスは相手守備に殆ど掛からないんですよね。密集地をバンバン抜けていくので、味方と合えばゴールが生まれそうな予感があります。彼の場合は、兎に角稼働日数を増やさないと話にならないので、怪我なくを祈りましょう。また、この状況ではアンジェリーノの序列はかなり低いですね。

 

取り敢えずシャフタールのブラジル人達は優れていますが、そんなシャフタール相手にクリーンシートで勝利したのは意味がありますね。シャフタールのMFタイソンはテクニックだけでなく、ブラジル人らしいアイデアを持っているのが良いなと思います。

当分はフェルナンジーニョをCBで回しそうですが、リーグカップも始まるのでそうなればエリック・ガルシアもチャンスを与えられそうですから期待しときます。

 

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【PL19ー20/第5節 ノリッジ戦】オタメンディさん!後ろっ!!!

いやぁ、インターナショナルマッチウィーク後は難しいとは十分に分かっていてもですね、、、それよりもラポルトの負傷ってデカいなぁと感じたノリッジ戦ですねぇ。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズオタメンディ、ジンチェンコ

MF:ギュンドアン(→デ・ブルイネ)、ロドリ、ダビド(→ジェズス)

FW:ベルナルド(→マフレズ)、アグエロスターリン

 

ラポルトが約半年の離脱となりそうな状況で、ストーンズが復帰。トップチーム唯一の本職CBコンビを組みます。その他ではギュンドアンが先発で、この辺はCLとの兼合いを考慮しながらになるでしょう。

 

ノリッジ:3ー2:マン・シティ】LOSE

 

3失点しての敗戦です。リバプールが既に開幕5連勝だった為、手痛い敗戦ですね。3失点というのがラポルト欠場の影響か?と問われれば、そうとも言えるし、そうでないとも言えるって感じですかね。実際の失点に関しては、シティの自滅に近い形でしたので組織としてやられた印象はありません。指摘するなら最初の失点であるCKですかね。ゾーンで守ってましたけど、殆どフリーで打たれちゃってますから。シティにとって失点リスクの高いCKですが、ある程度マンツーで見た方が良いのかもしれません。

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それ以外の2失点は基本的にヒューマンエラーです。2失点目はロドリが剥がされた所からスタートするカウンターでの失点でしたが、ストーンズがラインを上げたのにも関わらず、ウォーカーはノリッジを追っちゃいましたね。ロドリはひっくり返された時点でファウルでも良かったかもしれません。多分、フェルナンジーニョならファウルしていたでしょう。ですが、これはそこまで大きな問題ではなく、ウォーカーの方は1番サイドから見てた筈なので、こっちの方が痛い。今日のウォーカーは終始不安定な内容でしたね。表情にも動揺の色がはっきりと見て取れましたし。まぁ3失点目はアレですね。お察しって感じです。オタメンディさん、、、、

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只、よりラポルトの不在を感じたのは攻撃面ですかね。やっぱりビルドアップの上手い左利きのCBって貴重だと実感します。復帰したストーンズは割と淀みなくプレーしていましたが、右利きのオタメンディからは逆サイドへの正確なフィードは期待できませんし、引いて守る相手守備に対して、それでも通すような鋭い縦パスも無かったですね。また、左でスタートしたスターリングが何度かラインの裏を狙っていましたが、裏へのロングボールって1度も無かったんじゃないだろうか。それに伴ってか両サイドバックからのビルドアップも、今日は随分アイデアや精度に欠きます。ウィングのサイドを変えたり、ジェズス入れて4ー4ー2にしたり、ペップは色々変化を付けようとしてましたが、イマイチ効果は薄かったかもしれません。2トップにしてからは随分押し込め、シュートも増えましたが、ノリッジ守備陣もそれに伴いゴール前に密集しちゃったかもしれませんね。それでも2点取って、同点まで持っていけそうな気配があったのは大したものだなと思いましたが、今日の攻撃は結構停滞してしまった印象ですね。

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あとはノリッジは本当によくプレーしていました。セットプレイを活かす、シティのミスを活かす、DFは兎に角最後まで粘る。そしてホームのサポーターの大声援で後押しと、シティを負かす為の要素を見事に達成しましたね。ロスタイム近辺のノリッジサポーターの様子を見ていたら、今日は勝てないなと率直に感じました。

 

これでリバプールと更に差が開いた訳ですが、それよりもラポルト不在をどう乗り切るかを考えた方が良さそうです。この後も恐らくシティは勝ち点を積み重ねてくれると信じますが、苦しい試合展開になった時にラポルト不在を痛感する気配。デ・ブルイネの長期離脱でもなく、サネの長期離脱でもなく、ましてメンディの年中有休でもなく(泣)シティにとって1番欠場して影響の出る選手を失ったという事ですね。冬の市場で誰か獲るかもしれませんが、ラポルトのバックアップというのはかなり難しい選択に思います。最終的にはラポルト復帰まで上手くやり繰りするって結果に落ち着く気もします。

 

深夜にキッツいな〜って試合でした。オタメンディさん!後ろっ!!!

 

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【PL19ー20/第4節 ブライトン戦】ブライトンに驚き!!丁寧なビルドアップとマンツー気味のプレス!!勝負の明暗はタレント力

既にリバプールとの一騎打ちとなりそうな様相となってますが、かなり厳しい戦いとなったブライトン戦です。スコアは大差なんですがね、試合を観ていた方は難しい試合だった事は分かると思います。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディラポルト(→フェルナンジーニョ)、ジンチェンコ

MF:デ・ブルイネ(→ギュンドアン)、ロドリ、ダビド(→ベルナルド)

FW:マフレズ、アグエロスターリン

 

前節からギュンドアンとベルナルドが交代です。途中出場でイマイチだったマフレズは、試合に入り込めるかが重要です。

 

【マン・シティ:4ー0:ブライトン】WIN

 

終わってみれば大差のスコアとなりましたブライトン戦。シティのゴールはどれも素晴らしく、チームの連動性、個の決定力など傑出していました。しかし、それ以上にブライトンのプレーに驚きがあったんですよね。思うにブライトンにシティの様なタレントが居た場合、果たして結果はどうだったでしょうか?反対の結果もあったかもしれませんね。

 

ブライトンの人数を掛けた丁寧なビルドアップ

 

基本的にブライトンは運動量多く、攻守のあらゆる局面に於いて数的優位を作ろうと試みています。ブライトンに取ってAWAYでのシティ戦で、ビルドアップを繋いで行こうとするのはかなり難しい筈ですが、挑戦し幾度も上回っています。シティのプレスは基本的に4ー4ー2で、トップのアグエロインサイドハーフのダビドが前からコースを切って寄せていき、そこに両ウィングなどが連動して狭めていくのですが、この日のブライトンのシステムは3ー4ー3でビルドアップにGK含めて7人程度使っています。故にアグエロが3人のCBにプレスを掛けても、2人余ります。ブライトンの3CBの左CBであるバーンは、サイドバック気味にポジションを取ることも多く、マフレズがバーンに寄せるべきか、WBを見るべきかで迷っているシーンが散見されました。また、ダビドもダブルボランチのどちらか見ても、足りていないシーンがありますね。

 

ビルドアップに人数を掛けてフリーの選手を作り、繋いでいくことでハイプレスを掻い潜り、更に驚くのはスペースが出来れば、恐れず前に出て行ったことでしょうか。故にシティは守備面で少なからず問題を抱え、エデルソンのビッグセーブにも助けられることとなります。只、ロドリのポジションの埋め方はかなり良かったと思いますし、勿論シティのプレスによりボールを奪取するシーンもありました。ブライトンのミスもよくあったんですが、それはブライトンの選手とシティの選手のクオリティを考えれば当然かなと思います。

 

マンツー気味のハードなマークにも手を焼く!!

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またブライトンの守備はマンツーとゾーンを使い分けるような守備で、いつものプレミアリーグでの対戦の様に、5バックでドン引きという感じでは全くなかったです。シティのビルドアップに対してブライトンの前3枚が、直接ラポルトオタメンディのCBコンビとアンカーのロドリを見て消してきます。そうするとジンチェンコとウォーカーの両サイドバックが空きそうですが、ここにも相手WBがそのままハメていくという人に対する守備というのを良く見かけました。この場合ロングフィードが効きそうですが、途中ラポルトが負傷交代したのもあって、効果的な配給は少なかったですね。いつもよりビルドアップは窮屈でしたし、ラポルトの負傷はかなり痛いです、、、

また対人で付くだけでなく、押し込まれた場合には5バックを作りスペースを消そうとしていましたね。この使い分けも結構効いていたと思います。

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まぁマンツー気味に人に付く故に、剥がしてしまえばスペースが出来るので、そこは“スペースの達人”ダビドが上手く利用はしていました。シティラストシーズンの彼は、今季もここまでハイパフォーマンスで、この日も先制アシスト含めて大いに躍動してくれました。前節微妙だったマフレズも動きが軽快で、ウォーカーやデ・ブルイネがオーバーラップをしてくれると良い形を作れますね。アグエロの得点力、特にシュートの上手さには脱帽です。得点に関する信頼という点において、現時点ではジェズスと比較にならない程高いですね。

 

勝負を分けたタレント力、でもブライトンはかなり面白い

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この様に勝負を分けたのはチームの練度もさる事ながら、タレント力の差でしょう。例えばそれはブライトンではなく、ビッグ6の様なタレントがプレーしていたらどうだったでしょうか?かなり難しい試合にされてしまったかもしれません。何にしてもブライトンは新監督になって面白いチームになりそうじゃないでしょうか。シティの方は流石のプレーも見れましたし、フェルナンジーニョの安定感には感嘆しますが、これでCBの層がかなり怪しくはなりました。ラポルトが重傷じゃなければ良いんですが、、、

 

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【PL19ー20/第3節 ボーンマス戦】ラポルトのフィードで2発!!素晴らしいバイタルエリア攻略!!

悲しいスパーズ戦を乗り越える重要な1戦。ペップ就任以降、ボーンマスに全勝とは気づいていませんでしたが、その記録は継続される事となります。開幕3連勝で早くも首位に立っているリバプールと今季もデッドヒートとなりそうですね。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー(→カンセロ)、オタメンディラポルト、ジンチェンコ

MF:デ・ブルイネ、ギュンドアン(→ロドリ)、ダビド

FW:ベルナルド(→マフレズ)、アグエロスターリン

 

先発はロドリのポジションのみ変更。ギュンドアンが初先発ですね。昨季終盤でプレーしていたアンカーでの起用です。CBには引き続きオタメンディ

 

ボーンマス:1ー3:マン・シティ】WIN

 

前節より内容的にはあまり良くなかったですね。スパーズ戦が良かったってのもありますけど、ボールがあまり足に付いていないシーンが目立ったかなと思います。序盤は特にボールロストからカウンターを受けてましたし、もしかしたら解説等も言っていたように芝の状態をいじってたかもしれません。(バルサ時代にはよくこの手の事はありましたね、芝を長くするとか、水撒かないとか)

 

ダビドを活かすラポルトのパス

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ボーンマスは5ー4の2ラインを敷いて、自陣に引いて守る事を選択しています。当然スペースは限られて来るわけですが、シティの狙いは2ラインの間でダビドにボールを届けることだったと思います。そこでダビドがボールを持てれば、シティにとっては大きなチャンスとなるからですね。如何に良い形でダビドに渡すか、キーポイントになったのはラポルトです。ボーンマスはビルドアップに対するプレスをあまり行っていません。ハーフコートゲームに落ち着いてからはより顕著で、当然前線1枚で追う形になるので必ずシティの2CBの内1人が空くこととなります。それを活かしていたのがラポルトで、長短織り交ぜたパスの配給でゲームを作り、縦パスで直接通した1点目に、ベルナルドへの斜めのボールで経由させることにより2点目をそれぞれ演出しています。どちらも鋭く速い、精度を伴った完璧なパスでした。

 

ドタバタした守備陣、要因は失い方

 

最初に触れましたが、ボールロストは多くあまり良い試合内容とは思えませんでした。結果、それらは相手のカウンターとして脅威となり、何度か脅かされています。守護神エデルソンのセーブが目立ったことは、チームとしてはあまり上手くいかなかった証とも取れます。後半早々の交代を余儀なくされたギュンドアンですが、個人的にはそんなに悪くなかったと感じています。よく危険なスペースをケアしに行ってましたし、アプローチも速かったですから、インターセプトも出来ていたかなと。但し、彼のフィジカルはどうしても軽いので(これは守備が軽いという意味合いではない)、行き過ぎて反転されたり、取り切れないというシーンを何度か見ました。あの辺をペップは少し考慮に入れたかなと思います。代わったロドリは、狙い通りの安定感をもたらしていたでしょう。失点のFKは相手を褒めるしかないですが、その前のシーンでのラポルトのファウルが痛かったです。

ちなみに残り5分足らずくらいで起用された初登場のカンセロですが、攻守にミスるという中々のデビューとなりました(笑)まぁこれからこれから。

 

 

VARは多分、シティの味方をしてくれない(苦笑)

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最後にどうしても言いたくなったので、VARについてですが全然味方になってくれませんね(泣)スパーズ戦は確かにハンドでしたよ。間違いないですよ。でもね、この試合でのダビドのエリア内での踏みつけられたシーン。VAR発動したにも関わらず、ノーペナルティっておかしくない?間違いなく先にボールに関与して、前に出たダビドに対してDFの足が入ってますよね。あれPKじゃないの???まぁVARは審判のジャッジの補助の様ですから、微妙なジャッジは結局サジ加減ってことですかね。

取り敢えず今のところはシティにとっては踏んだり蹴ったりのVAR。味方をしてくれる日は来るのだろうか?

 

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【PL19ー20/第2節 トッテナム戦】正にデジャヴ!!これ昨季に何か見たやつやん!!

開幕節に大勝して意気揚々と迎えたエティハド最初のゲーム。相手は難敵スパーズを迎えたんですが、もうオチがね、、、

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディラポルト、ジンチェンコ

MF:デ・ブルイネ、ロドリ(→ダビド)、ギュンドアン

FW:ベルナルド(→マフレズ)、アグエロ(→ジェズス)、スターリン

 

ストーンズが負傷との事で、オタメンディラポルトのパートナー。イングランドの市場はもう閉まっているので、こう考えるとオタメンディは移籍の噂もありましたが、放出するとマズいですね。また、ギュンドアンが先発とアグエロも復帰しています。

 

【マン・シティ:2ー2:トッテナム】DREW

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大抵の方はこのゲームに既視感を覚えたんじゃないでしょうか。先制して追いつかれ、ラストに決勝ゴールと思いきやVARで取り消し、、、ポチェッティーノさんは今後VAR大好きマンになる可能性があります(笑)まぁ確かにハンドだったんで今回のジャッジは正しいですけど、前回同様ピッチにいる選手たちはスパーズも含めて全然気付いていなかったのが余計に悔しい(笑)バイエルンのMFチアゴがVARに否定的な記事を見ましたが、ゴール時のエモーショナルな感情は確かに落ちそうで、ゴールの度に気にしなければいけないのはどうかなとは思います。VARが正しいジャッジの為に必要なのも事実なので、上手い運用方法があれば良いなと思いますね。

 

VARについてはここまでにしといて、試合内容に関してはシティは良いフットボールをしていました。シュートのスタッツは30対3で圧倒していますし、30本の内10本を枠内に飛ばしているので、ワンサイドゲームになっていても可笑しくはないですね。決定機もかなりありましたので、最後の決定力を問わなければいけませんし、相手GKロリスが一番頑張ったと言えるでしょう。またシュート3本(内1本はケインのハーフウェイ付近からのロングシュート)で2失点を喫した守備に関しても、守備組織やプレス戦術は寧ろ上手くいっていて、まぁ油断と言ってしまった方が良いのかもしれません。

 

サイドで大きく上回った前半

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攻撃面で良かったのは両サイドの攻防で圧倒したからですね。右サイドではベルナルドとデ・ブルイネの仕掛け、左サイドではジンチェンコとスターリングのポジショニングによるビルドアップとスパーズを難なく攻略していきました。ビルドアップのシーンの左サイドは、スターリングとジンチェンコが状況により、片方必ず幅を取り、もう片方が中央でポジショニングを取る事で、ラポルトからのパスを容易に引き出して前進させています。また決定機を多く作り出した右サイドでは、サイドに張ったベルナルドからハーフスペースのデ・ブルイネにパスを出し強烈クロスという、お得意のパターンで2点を奪っています。後半はスパーズにとって特に問題になっていたシティの右サイドを、ベルナルドに対しサイドハーフが戻って守備を見る事である程度対応されていました。

 

シュート3本で2失点は油断!?

 

2失点した守備陣ですが、ほぼ機能していて問題ないです。それはシュートスタッツも物語っていますし、実際試合を見ていてもスパーズに怖さは全くありませんでした。この辺は、シティの攻撃によりスパーズは全体的に重心を落とさざるを得なかったのと、カウンターを仕掛けるにはルーカス以外の選択肢を持っていなかったのが影響したと思われます。スパーズとしてはソンが居たらまた違ったかもしれませんね。

という訳で、シティの守備は全体的に問題はなかったのですが、まず1失点目はエンドンベレからラメラへの斜めのパスが抜群でした。これ、シティの4ー4の2ラインは反応出来てないですし、GKエデルソンのポジショニングを見れば予期していなかったのが分かります。明らかにポジショニングがズレてますし、そこに素直に決められました。エンドンベレのパスが良かったのはフリーで蹴れたのも要因でしょう。シティは前2枚(この日はアグエロとデ・ブルイネ)でCBと守備的MFにプレッシャーを掛けるんですが、概ねよくやってましたが失点シーンではハイプレスで追った際に、掻い潜られた後だったのでアグエロが行けなかったんですよね。まぁ上手くやられたと言った感じです。只、シティも守備時は中盤中央2枚居ますから、ラメラに対してもう少し寄せたかったですね。

2失点目はルーカスに交代直後のCKを決められています。ペップは試合後、マンマークで付いて欲しかったとの事なので、選手たちが単純にミスったと思われます。気持ちの途切れやすいシーンでもありましたから、こういった時にコンパニ退団の影響を感じるのかもしれません。フットボールの質自体は全く変わる事なく上手くいってますから余計にです。CBはラポルトが完全に軸なので、プレー以外でも引っ張ってくれる事を今後は期待していきたいですね。

 

まぁ難敵スパーズ相手に勝ち点を完全に取り零したイメージとなりますが、切り替えていけるでしょう。それよりジンチェンコの負傷具合と、ゴールを取り消され怒り爆発していたジェズスにペナルティがないかが気になります。結構、審判に言ってましたからねぇ。

『よっしゃー!!からのオイー!!』という去年と全く同じリアクションを深夜にかましてしまった私ですが(苦笑)ゲーム内容には満足できました。悔しいぃー!!

 

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