クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【チャンピオンズリーグ17ー18】グループステージ第2節シャフタール戦

連勝中と好調のシティ。週末のリーグ戦ではチェルシーとの大一番がありますが、その前にCLで難敵シャフタールと対戦しました。

 

シティスカッド

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前節リーグ戦に続いてサネが先発。今回はスターリングがベンチスタートで、アグエロとジェズスが3トップを形成します。メンディ負傷の左サイドバックにはデルフをコンバートしました。

 

シャフタールスカッド

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東欧の雄シャフタールと言えばブラジル人選手。現在も多くの主力を構成しており、ベルナルドやタイソンなど厄介な選手を抱えています。

 

前半(0ー0)ー:ー

 

とてもイーブンな前半でした。シティのプレスは連戦の影響もあってかいつも程の強度はありませんでしたが、それよりもシャフタールが恐れずにボールを持った事が効きましたね。シャフタールは無理にロングボールを放り込む事は少なく、中盤もしっかりボールを使ってプレーしようとしていました。それがシティのたたみ込む様な攻めを出せなかった要因でしょうか。

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前半のシティで良かったのは4人。まずはオフェンスでは好調のサネとデ・ブルイネがリードします。こういった拮抗した試合では、デ・ブルイネの1発のスルーパスやサネの単独突破が違いを生み出します。2、3度は決定機になりそうでしたが、どれもゴールネットを揺らす事は出来ませんでした。

 

相手がボールを持っての守備を強いられたディフェンス陣で良かったのは、フェルナンジーニョストーンズ。縦パスの出所にしっかりチャージ出来ていたのはフェルナンジーニョで、今季のストーンズは随分充実しているように見えますね。カバーリングや読みは特に良いですし、今季は1対1でやられるシーンもあまりありません。逆に前半不安定だったのはウォーカー。パスカットされるシーンが多くてあまり乗れていない印象でした。

 

後半(2ー0)デ・ブルイネ、スターリング:ー

 

後半も比較的シャフタールはボールを持ってプレーしようと試みていましたが、より動きが改善されたのはシティの方でしたね。シャフタールも前に出ようとしてくれる分だけ、シティにも攻撃のスペースが生まれ、決定機を幾度か作りました。

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待望の先制点もデ・ブルイネのゴラッソにより早々に得ましたが、追加点には苦労しました。今日はPKも外してしまい、アグエロの日ではなかったという事ですかね。それより気になったのはジェズスの扱い。後半早々の交代にかなり不満そうでしたし、ペップも話を言い聞かせるようにジェズスに向き合っていましたが、アグエロや他のアタッカーも軒並み好調なだけに、次世代エースには厳しい状況かもしれません。

 

ジェズスは比較的広範囲に動いてプレーするのでウィングでもイケそうな感じはするんですが、個人的にはウィンガーとしては厳しそうな気がします。彼の最大の特徴は抜け目のなさと思ってますし、それを活かすにはやはりゴールに近いポジションが良いです。2トップなら問題ないですが、3トップでは中央じゃないと難しいかな。まぁ2トップにするとサネやスターリングが起用しにくいという贅沢な悩みが、、、まぁペップに上手くやってもらうしかないでしょう。

 

その熾烈なポジション争いをしているアタッカーでは、交代選手が結果を残しておりチームとしては充実が伺えます。スターリングは今季ゴール数が格段に増え、見ていても貪欲さが溢れていますね。

 

総括(2ー0)WIN

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シャフタール強かったと思います。自分達もプレーをするんだというのがよく見て取れましたし、その中心にいたブラジル人選手達は流石に上手かった。

 

それでもトータルで見れば充分妥当な勝利だったと思いますし、デルフは左サイドバックをよくプレーしたと見ています。攻撃時のボランチでのプレーや周囲との連動もありましたし、守備面でも大きな穴になった訳ではありません。途中映ったメンディが松葉杖で現れていましたが、怪我が長引くようなら当分はダニーロやデルフをこのポジションで起用する事になりそうなので、頑張ってもらいたいです。

 

さぁこれで次節はチェルシー戦。勝ちたいですなぁ。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第6節クリスタルパレス戦

ペップにとって元チームメイト対決になるかと思っていたパレス戦。解任第1号となってしまったデ・ブールに代わりホジソンが指揮を取ります。

 

シティスカッド

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ここまでスタメン起用の続いたジェズスはベンチスタート。代わりに好調なサネがウィングに入り、スターリングとアグエロで3トップを組みます。その他はいつもの面々。

 

パレススカッド

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大柄なFWベンテケが居ますので、わかりやすい基準点を持ちます。彼のポストプレイや空中戦とタウンゼントのドリブルが注意でしょうか。

 

前半(1ー0)サネ:ー

 

先制点を取りましたが、危ない前半でした。危険に晒されたのはパレスの良さと言うより、シティの調子があまり上がりませんでしたね。

 

崩しのアイデアは出ておりファイナルサードは上手く攻略してチャンスも多く作りましたが、反面ビルドアップでの何気ないミスが多く、そこからのカウンターの対応に終われました。1度くらいなら兎も角、前半内で4〜5回はあったのは多過ぎですね。中盤は中日のカップ戦では温存していたので比較的フレッシュな筈ですが、良いプレーと緩慢なプレーの落差がありました。

 

守備面で向上の一途を見せるのはストーンズ。今季は見違えるようで、的確なカバーリングや1対1の対応と守備の安定感に一役買っています。前半は悪い形で取られてからのカウンターが多かったので、難しい守備を強いられましたが、最後の寄せなどでポストも含めて凌げたのは良かった。今日の感じだと失点していたら結構厳しかったと思います。

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得点シーンではサネとダビドのワンツーが素晴らしく、ここまでゴールの続くサネが待望の先制点をあげました。サネとダビドのコンビネーションは得点シーン以外にも数度見られ、とても良好な関係であると同時に裏に抜けるサネのスピードにパレスは対応出来ていませんでしたね。ピンチもありましたが、チャンスも多く作れた前半でした。

 

後半(4ー0)スターリング②、アグエロ、デルフ:ー

 

前半の危なっかしさが完全に消え失せたシティは怒涛の攻めで、完全にゲームを掌握するとゴールラッシュでねじ伏せました。正直、もっとゴールは入ってもおかしくありませんでした。ギアを何段も上げたのは、ロッカールームでペップの檄が飛んでいたかもしれません。それぐらい変わりましたね。

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全体的にビルドアップの精度の増した後半は、アグエロが一気にパフォーマンスを上げました。得点こそ1点のみでしたが、ポストプレイや前節でのスーパーゴールのような単騎突破も見せ、身体のキレが良いことが伺えます。またインサイドハーフの2人は言うまでもなく素晴らしく、カウンターやクロスなど多彩なゴールシーンを演出してみせました。

 

こうなると様々なテストを行うのがペップ。最終の4バックにはウォーカーのCBやデルフのSBなどが見られました。メンディ負傷の影響で交代出場したダニーロは右サイドに移ってから、ダイナミックな上がりなど本領を発揮し、左サイドバックに入ったデルフは攻めの際にはボランチとしてプレーするなど、最後まで工夫がありました。デルフは昨季もスーパーゴールを決めた記憶ですが、この日の締めくくりのゴールも素晴らしかったですね。

 

総括(5ー0)WIN

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非常に調子が良いです。結果と共に内容も伴っていますので、結構イケると思います。只、前半のような少しフワッとしたようなプレーをしてしまうと、次節の対戦相手であるチェルシーには痛い目を喰らうでしょう。ペップも最終的には納得のいく勝利だったと思いますが、前半の出来には不満だったと思います。

 

昨季の王者であるチェルシー戦には、最初から気合いの入ったプレーが見られる事を期待しましょう。この試合に勝利出来れば、いよいよ本物の強さを身につけるかもしれません。

 

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【カラバオカップ17ー18】3回戦WBA戦

いつの間にか始まってましたが、謎のカラバオカップ(笑)名称がよく変わる所謂リーグカップですね。カラバオはどうやらタイの企業のようで、チェルシーとパートナーシップがあるっぽい。チェルシー簡単には負けられないんでしょうかね。

 

残念ながらフルマッチで観れてませんので、ハイライト含めた雑感です。

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結果は1ー2でAWAY側のシティが無事勝利を収めました。ニュースやハイライトを見る限りでは、結構難しい試合になってしまったみたいですね。只、それでも最終的には勝利で飾れているのはポジティブな要素かなと思います。

 

メンバーにはカップ戦という事もあり、普段先発で出れていない選手達が顔を揃えます。

最大のトピックスは、前節リーグ戦で復帰を遂げたギュンドアンが早速負傷してしまったという悲しい事実、、、幸い軽傷のようですが、どのくらい掛かるんでしょうね。ギュンドアン自体は先制点のサネのゴールを呼び込んだ飛び出しなど、存在感を出してたっぽいんですがね。

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MOMはサネで決まりでしょうかね。先制点に決勝点と全ゴールを叩き出しました。特に2点目はベルナルドのスルーパスから、ドリブルで中に切り込みミドルを決め、非常に良い流れでしたね。サネは中々先発がありませんが、3トップのウィングならファーストチョイスで良いかなと思わせてくれるパフォーマンスは見せています。

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その他、ブラボは失点シーンを見ると股抜きされていて不安感ハンパないですが、一応ファインセーブも見せていました。今季初出場でシティ選手として300試合を達成したヤヤのプレーがどうだったのかは気になるところ。

 

今季はよりターンオーバーを使いたいと思いますし、その為の戦力も揃えているので、複数のコンペティションを勝ち抜いてタイトルを獲得してくれる事を期待するとしましょう。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第5節ワトフォード戦

ゴージャスなスタンド対決となった好調ワトフォードとの1戦。マン・シティとしては当然エルトン・ジョンよりノエル・ギャラガーにご機嫌で帰ってもらいたいところ。

 

シティスカッド

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引き続き4ー3ー3。今回はベルナルドに変わりスターリングが先発。その他はいつも通りで、サネはベンチスタートが続いています。

 

ワトフォードスカッド

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前半(0ー3)ー:アグエロ②、ジェズス

 

好調同士の1戦はシティが主導権を握ることに成功しました。途中までは攻めながらも最後のシーンでワトフォードは集中しており、やらせません。先制点が取れないとシンドくなりそうだなと思っていましたが、デ・ブルイネとアグエロが素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

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待望の先制点となったセットプレイは勿論の事、シティの攻撃の多くに絡みチャンスを作りだしました。デ・ブルイネはボールの流れとスペースへの動きが非常にスムーズで、アグエロのポストプレイも効果的でした。アグエロはジェズスとの連携も問題なく2点目と3点目を2人でもたらしてくれました。

 

ジェズスは前節などでもそうですが、プレスの掛け方や相手からのボール奪取が上手い。守備が上手いというより抜け目のなさが凄いですね。

シティの守備機会はそれほど多くなかったですが、ピンチになりそうなのはCBからの縦パスが相手に掛かってしまった際でしたので、あの辺はビルドアップ時の状況判断を高めていければ未然に防げますね。

 

後半(0ー3)ー:オタメンディアグエロスターリン

 

前半で3点差をつけた事で楽になったなと思ってましたが、後半序盤はかなり劣勢に立たされました。前半よりもワトフォードが高い位置で強いプレスをかけてきましたので、掻い潜った際にはシティのビッグチャンスが生まれる反面、どうしても引っかかってしまう事もありアップダウンの激しい展開になってしまいました。ワトフォードの姿勢は素晴らしいものでしたが、試合を落ち着かせられたのはまたもセットプレイ。ショートコーナーからのクロスでオタメンディが豪快に合わせました。今季はセットプレイでよく得点が取れており、押し込んで手詰まった際の大きな武器になる予感です。

 

またクロスという点で、メンディが後半は活き活きしてましたね。怒涛のオーバーラップから弾丸のようなクロスを何度も上げていました。触れれば1点ものもありましたね。

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チームとしては4点差とした事で、選手達を休ませる事が出来ました。最もホットなトピックスはギュンドアンの復帰でしょう。それに伴いデ・ブルイネとダビドの2枚看板を休ませる事が出来、ギュンドアンとベルナルドという新しい中盤を構成しました。ギュンドアンは相変わらずの視野の広さと柔らかいボールタッチを披露してくれて、大きな戦力アップに繋がりそうです。ベルナルドとの連携も問題なさそうです。

 

スターリングと途中出場したサネの若手ウィングは、激しいポジション争いの真っ只中ですが頑張ってもらいたいですね。特にサネはベンチスタートが続いてますのでフラストレーションの溜まる事もあるでしょうが、サネのスピードが後半から来るのは相手チームにとっては嫌でしょうからね。効果的な采配でもあります。スターリングは気合が出まくってましたが、最後のPKがご褒美だったでしょうか。

 

総括(0ー6)WIN

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チームはとてつもなく好調です。また昨季の連勝時のようなものではなく中身が伴っているところが、今季はやってくれると思わせます。アグエロは特に素晴らしく、今のプレーが続くならセンターフォワードのファーストチョイスで良いと思います。ハットトリックとなった3点目のゴールは圧巻でした。

 

満足のいく勝利にノエルはご満悦になったかな(笑)!?ギュンドアンも復帰し、更にチームの熟成を図っていきたいですね。

 

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【チャンピオンズリーグ17ー18】グループステージ第1節フェイエノールト戦

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いよいよ幕開けとなりました今季のチャンピオンズリーグリバプール戦での勢いそのままに優れたパフォーマンスを披露してくれました。

 

シティスカッド

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負傷が心配されたエデルソンですが、ヘッドギアを付けての登場(チェフかな!?)。またフィールドプレーヤーの実際の並びは4ー3ー3で、ベルナルドが右ウィングで先発です。

 

フェイエノールトスカッド

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若いボエティウスやフィルヘナは期待の新星だった記憶はありますが、現在どの程度のレベルなのでしょうか?選手達より監督のジオの方が馴染みがありますね。

 

前半(0ー3)ー:ストーンズアグエロ、ジェズス

 

この上ない前半でした。得点も、開始早々に先制点と早い時間帯での追加点、一旦試合が落ち着き始めたところでの勝負を決める3点目。後半にトドメの一撃と良いタイミングで取れました。完全にゲームをコントロール出来ていましたし、シティとしては申し分ないです。

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全体的に優れたパフォーマンスでしたが、右サイドの連携が特に良かったです。右ウィングに入ったベルナルドがポイントで、彼は中盤のゲームメイクにも参加しながら右サイドの裏にスペースを提供し、ウォーカーやデ・ブルイネの飛び出しを促していました。走り込む2人はどちらもクロスが良いですからアグエロやジェズスは飛び込み甲斐があったんじゃないですかね。実際、2点目は右サイドの高連携からアグエロがボレーを突き刺しました。

 

逆に左サイドは、ジェズスがストライカーでありサイドでのプレーの選択肢が多い訳ではないので、メンディの攻め上がりはあまり見られませんでしたね。まぁ右サイドとのバランスを取ったのかもしれませんが。左サイドとしては凡庸でしたが、ジェズス自体はアグエロとポジションチェンジしながら抜け目のなさを発揮し3点目をゲットしているあたりが面白いです。

 

また先制点を上げたストーンズは、リバプール戦でも出色の出来でしたがこの試合でも素晴らしいパフォーマンスを披露しました。特に鋭い縦パスを何本も通してましたし、ビルドアップが安定してましたね。

 

後半(0ー1)ー:ストーンズ

 

事実上、前半で勝負のついたこの試合で後半もポゼッションでリードし、きっちり追加点も上げ試合をクローズさせました。

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後半はいくつか守備機会がありましたが、ここでもストーンズは良いプレーしていました。カバーリングは的確で早かったし、外に釣り出された際の1対1でも問題なく制しています。締めのゴールは今日のパフォーマンスに相応しかったと思います。

 

そして終始攻撃をリードしたデ・ブルイネも堂々としていました。ゲームメイクにクロスにセットプレイと大車輪の活躍。途中交代によりメンバー構成の変わった中盤でも存在感を発揮しました。

 

交代選手ではスターリング、サネは自身の持ち味を出していましたし、デルフは今季初出場で無難にこなしました。

 

総括(0ー4)WIN

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リバプール戦での好調さそのままに勝利を収めました。両チームにレベル差は確かにあり、問題なくプレーする事が出来ましたね。

 

ベルナルドのパフォーマンスが、かなり上がっています。右サイドでも良いプレーは披露していましたが、後半インサイドハーフに入っても上手くプレー。小回りの効くキープにパスのアイデアも多彩でこれからが楽しみです。

 

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【プレミアリーグ17ー18】第4節リバプール戦

インターナショナルウィーク明けにいきなり強豪リバプールとの1戦を迎えました。事前情報で主将のコンパニが負傷欠場を聞いてましたので、嫌な空気がしましたが、、、

 

シティスカッド

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コンパニ負傷の影響で4バックになると思っていましたが、ダニーロをそのままコンパニの位置に使い3バックを選択。ウォーカーとダニーロのセットで問題のマネをカバーしようという考えでしょうか。その他は大体一緒で、2トップなのでアグエロもジェズスと仲良く先発。

 

リバプールスカッド

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想定通りのメンバーでしょうね。こちらもコウチーニョの欠場が決まっていましたので大きなサプライズは無く、自慢の3トップが恐いですね。

 

前半(2ー0)アグエロ、ジェズス:ー

 

前半は一進一退の展開ながら、より多く意図したプレーを展開できたのはリバプールの方じゃないでしょうか。本当にカウンターが鋭い。

 

シティで問題を感じたのはオタメンディフェルナンジーニョの2人。前からリバプールにハメられた際のビルドアップで、この2人はかなり怪しいです。前記事でも記載しましたが、リバプールのスピード感に対応するフェルナンジーニョなんでしょうが、寧ろビルドアップで問題を抱えることで却ってカウンターの機会を多く与えてしまったのではないかなと正直思います。やっぱりフェルナンジーニョはダブルボランチで起用すべき選手という印象ですね。オタメンディは純粋にサラーのスピードにやられ放題になってしまいました。

 

肝心の相手のエース・マネにはいくつか危ないシーンを作られましたが、どちらかと言えばサイドをやられるよりフェルナンジーニョの真横でボールを持たれた時にチャンスを作られました。こちらはワンボランチのシステム上の問題点でもあると思います。

 

それでもシティに良いシーンがなかった訳ではなく、苦しみつつもデ・ブルイネのスルーパス1本でアグエロが抜け出し待望の先制点を挙げてくれました。パスも勿論良かったですけど、きちんと決めたアグエロは素晴らしかった。チームが難しい時に齎されたゴールであり、こういうシーンで決めるのがエースの仕事ですね。

 

この試合最大のトピックスとなったマネとエデルソンの接触シーンですが、一発退場は至極妥当ですね。寧ろ何試合か出場停止になるかもしれません。マネに悪意は無かったと思いますがあまりに危険なプレーでした。エデルソンは即刻病院送りとなり、かなり深刻な状況になりましたが、最後にスタジアムに帰ってきてましたので、大きな事故にならなくて良かったです。プレミアリーグはタフなチャージが一つの持ち味ではあるとは思いますが、危険なタックルはシティの選手も含めて結構見かけます。リーグ全体で問題視すべき事だと私は思いますけどね。

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数的優位と長時間の中断を経た後の展開をしっかり落とし込んだペップは流石ですね。終わりまで一方的に押し込み、ジェズスの追加点が生まれました。これも大きく試合を左右する重要なゴールだったと思います。

 

後半(3ー0)ジェズス、サネ②:ー

 

後半は完全に一方的な展開となりましたので、試合内容は割愛。気になった部分を上げておきます。

 

まずは残り唯一の問題点サラー対策として、やはりオタメンディの位置変えましたね。ダニーロと入れ替えるんですがここが一つ面白くて、単純に3バックで入れ替えたというよりダニーロは左に入ってるんだけど、基本的にボランチフェルナンジーニョとダブルボランチを組んでるんですよね。左サイドのメンディは依然高い位置取りなので4バックとも言えない変則。これは、1人多くなっている数的優位を踏んでの事だと思いますが、ダニーロが思いの外上手くやるんでイケるなって感心してました。

 

途中でお役御免になったジェズスがサネに交代すると、更に変則的なシステムに。表記も難しいんですが、これも上手くハマりそのサネが2発ぶち込んで試合を締めくくってくれました。サネは今季はシステム変更に伴い、少し出場機会を減らしていましたが非常に良いリアクションを見せてくれました。ペップには大いに悩んでいただきたい。

 

最後にエデルソンに変わってプレーしたブラボは全く守備機会はありませんでした(1回飛び出しがあったかな)。前半リバプールペースでも対応出来たのはエデルソンの活躍あってですから、ブラボはしっかりやって欲しいと思います。

 

総括(5ー0)WIN

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エデルソンの負傷という事を除けば、結果は最高のモノとなりました。FW達のゴールは勿論、無失点で終えた事も収穫です。コンパニいなくてどうなるかなと思ってましたが、今日のストーンズの守備は非常に効いていたと思います。

 

エデルソンとコンパニがどの程度で復帰するかは分からない為、しばらくはストーンズとブラボに頼らなければなりません。お互いシティ2年目の成長を見せてくれる事を期待しましょう。

 

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インターナショナルウィーク明けは難敵リバプール!!

インターナショナルウィークも終了し、何はともあれW杯出場を決めた日本代表のみなさんオメデトウ。良かったなぁと思って明けたシティの次戦は、超難敵リバプール!!正直、かなり厳しい戦いになるでしょう。

 

リバプール戦で新加入SBの価値が試される

 

プレミアリーグでの個人的な嫌な対戦チーム第1位である”マージーサイドの赤”。第2節でも青い方に苦しんだし、マージーサイドとはあまり相性が良くないのかもしれません。

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リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督とペップはドイツ時代から良きライバルではありますが、クロップの作るチームはペップのフットボールと非常に噛み合わせが良いんですよね。ペップはご存知ボールを持って主導権を握りたがるのに対し、前線からのハイプレスと高速カウンターを武器にするクロップは厄介な相手です。

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そしてその高速カウンターを仕掛ける3トップが強力。特に左ウィングのマネは、プレミアリーグではアザールと並ぶトップレベルの選手だと思っています。そして今季は右ウィングにこれまたスピードに自信を持つサラーを獲得し、センターのフィルミーノとのコンビネーション良く一気に攻め立てます。

 

そこで真価を問われるのが、一新されたシティの新加入サイドバック達ですね。今夏大金を使い総入れ替えしたポジションですので、その実力を示してもらいたいです。恐らく右は出場停止明けのウォーカーで、左は前節初出場を果たしたメンディでしょう。どちらもスピードとアップダウンを繰り返すタフさも併せ持っており、ガチンコ勝負に期待しましょう。

 

中盤の攻防も注目のマッチアップ

 

また前線だけでなくリバプールの中盤はヘンダーソンを筆頭に運動量の多い選手が揃っており、ハイプレスとカウンターを支えています。バルサ移籍に失敗し失意のコウチーニョがどうなるかは分かりませんが、現状の3人でも充分機能するんでしょう。

 

シティとしてはプレスを掻い潜って展開していく必要があり、こちらも3人の中盤の働きがポイントになりますね。特に開幕3戦とも自陣に引いて守る相手に苦労していますので、ファイナルサードの崩しの部分でアイデアと精度を求められそうです。リバプールがこれまでの対戦チームと同様にドン引きでくることはないでしょうが、この役割を主に担うダビドがシティ攻撃陣にとって重要なポイントになると思います。

 

そしてもう一つのポイントはビルドアップの起点とDFラインの防波堤にもなるボランチですね。恐らくフェルナンジーニョが先発になりそうですし、リバプールのスピード感を考慮しても理に適っているとは思いますが、私はあまり評価してないんですよね。まぁ確かにヤヤでは付いていくのがシンドいでしょうから、、このポジションはかなりシティのネックですね。意外にイケそうなのはデ・ブルイネのボランチ起用。攻撃のパスは言うまでもなく、運動量は豊富なので状況にもよりますが、ギュンドアン復帰してくれば中盤の構成は再検討しても良いかもしれません。

 

無敗対決を制するのは!?

 

インターナショナルウィーク明けの難しさもありますが、リバプールプレミアリーグ内で最も厄介な対戦相手と踏んでいます。昨季も見る限りでは非常に厄介なだけに、ここで勝利出来れば今季はやれそうだと思えそうです。

 

宿敵クロップ率いるリバプールもここまで無敗だけに、好ゲームになるのは間違いなく、シティには勝って気持ちよい日曜日を迎えさせて欲しいですな。

 

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