クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19−20/第28節 アーセナル戦】帰ってきたフットボール!!快勝の裏でエリックが、、、

遂にフットボールが帰ってきました。朝4時にアラームセットし、久々のフットボールを堪能しましたが、やっぱサポーターって大事だなぁと感じたのと、エリック・ガルシアの状態が気になりますね。

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ガルシア、ラポルト、メンディ

MF:デ・ブルイネ、ギュンドアン、ダビド

FW:マフレズ、ジェズス、スターリン

 

メンバー表見て大抵の人がワォっ!!ってなったであろうエリック・ガルシアの先発。フォーデン同様に期待の目を掛けられる若手が、コロナ再開後初のスターティングメンバーに。またアグエロではなくジェズスが先発です。

 

【マン・シティ:3−0:アーセナル】WIN

 

シーズンでこれだけの中断してリーグ再開というのは、どのチームどの選手も経験なく、結果の読めないスタートとなった訳ですが、想像よりは良いスタートを切れたのではないかと思います。出だしこそミスも目立ちましたが、前半中盤からはシティペースとなり決定機も数回迎えましたので、上手くプレー出来ていたと言えます。

 

アーセナルは序盤からハイプレスを仕掛け、ボールを持っては後方からのビルドアップを試みるなど、アルテタ監督らしいというかペップらしいフットボールを展開しようとしていましたね。プレスを仕掛けられたシティ側のビルドアップでは、ラポルトとガルシアの両CBはかなり安定していましたから、割と安心して見ていられたかと思います。先発した若きガルシアですが、右CBに入ったことによりスムーズなプレーを披露していましたね。前半に1度クロスへの対応で、後手を踏んだのは反省点ではありますが、攻守ともに十分なプレーを披露しています。

 

前半で2人も負傷交代するアーセナル!代わりに登場したダビ・ルイスが、、、

 

アルテタ監督にとって不運だったのは前半だけで2人も負傷してしまった事でしょう。中盤のジャカとCBのマリを早々に失う事となります。前半だけで交代枠を2枚も使う羽目になれば、ゲームプランが狂ったと言わざるを得ないですね。長い中断明けでの試合では、起こり得ることではありますし、シティ側で起こってもおかしくは無い訳ですから、幸運と共にフィジコ達が頑張ってくれたと言えるかもしれません。

 

またマリと交代で入ったダビ・ルイスが、ゲームの明暗をハッキリと分ける要素になっています。まぁ彼は基本的にルーズなプレーヤーではありますが、シティ先制点でのクリアミスや、マフレズへの対応が遅れてのPK献上&退場という離れ業をやってのけ、直接的な敗因となったのでした。

 

実際にはシティの必然の勝利と言っても過言ではない

 

2つの負傷交代とダビ・ルイスの個人レベルでのミス。それが直接的な要素とはなりましたが、実際にはシティの必然の内容だったと言えます。アーセナルのハイプレスにも動じず掻い潜っては速攻でチャンスを作り、相手が守備ラインを徐々に下げて言っても、容易にスペースを突けました。要するにハイプレスの後の守備がなく、人は居てもそこまでタイトでは無いので、シティとしてはダビドが上手くスペースを使いながら、割と快適なプレーだったのではと思います。

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そもそも先制点を獲る前半終了間際までで、2〜3度ほどの決定機を作っている訳ですから、GKレノで保っていたようなものです。また相手のビルドアップに対しても、ジェズスがゲントゥージを切りながら上手くプレスを掛けてくれたお陰で、困難に陥るシーンは殆どなかったです。それこそデ・ブルイネが自陣エリア手前で、思いっきりミスした時くらいかと思われます(今日のデ・ブルイネの出来は良くなかった)。

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アンカーに入ったギュンドアンはコンディションが整っていたのか、攻撃時にはクオリティのあるパス、守備時でも寄せの速さを見せました。GKエデルソンのロングフィードは相変わらずの優れ物で、また途中出場となったアグエロとフォーデン、ベルナルドも存在感を見せ、5人の交代枠はシティにとっては良い方向に転がりそうな気配があります。

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再開後の素晴らしいリスタートとなりそうなシティでしたが、唯一の問題がガルシアの負傷。飛び出したエデルソンとの衝突でしたが、その威力が凄まじく物々しい雰囲気となり、担架で運ばれることに。現状でも状態が分かっておらず、負傷した場所も極めて危険な為、無事を祈らざるを得ません。折角のスタメンアピールの場となり、及第点のパフォーマンスだっただけに、続報を待ちましょう。

 

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遂に再開!!マン・シティおさらい

想像以上のコロナウィルスを体験し、ようやくつまらない日常にフットボールが帰ってきますね!!

という事で、レビューが主なこのブログもそろそろ再開させよう(笑)

 

まぁ随分空きましたので、前回までのマン・シティは、、、って事でおさらいです。

 

リーグは絶望的、チャンピオンズリーグに懸けるシティ

 

中断期間中にシーズンどうするの!?と色々騒動があって、国によってはシーズン終了を判断したところもありましたね。プレミア含めた4大リーグは、そのビジネスの巨大さも手伝ってか、シーズン終了まで試合が行われる事と相成った訳です。シーズン中断ならリバプールの優勝含めて判断はどうなるんだって色々言われましたが、これで誰の文句も出ないで良かったと思います。まぁギュンドアンも語っていたように、リーグは事実上の終戦してますから、シティとしてはCLに懸けるしかないですね。

 

またコロナ渦中に騒動を引き起こした問題児が居ますね。そう、ウォーカーさん、あなたですよ。敢えて中身には触れませんが、その有り余るパワーを是非試合で発散して欲しいもんですね。多分、2人くらいは1度に対応できる筈(笑)また、盗人に入られたマフレズさんにも替わりに対戦相手からゴールを奪うことをお勧めしときます。

 

リーグはアーセナル戦からのリスタートです。

終戦状態とは言え、相手の指揮官はミケル・アルテタですから両者気合が入りますね。互いに守備陣に問題を抱えるチーム同士ですが、シティとしてはこの長い中断期間を利用して、負傷者が戻ってきているのは良いことです。そしてアルテタの代わりにアシスタントに収まったのが、ファンマ・リージョですから、シティファンのみならず日本人としても注目となりますよね。

CBラポルトの状態がシティ1番の問題点ですが、ここが解消されているなら嬉しい中断ですね。幸か不幸か試合勘は等しくみんな無くなった訳ですし。去就問題のあるサネも問題なくチーム練習に加わっていますから、選択肢は増えますね。

 

試合勘という訳ではありませんが、反面今までのシーズンの流れがフラットになるは、CL制覇を目指すシティにとって吉と出るか凶と出るかは分かりません。マドリーとの第1戦でアウェーゴールを奪って勝利し、更にマドリー主将のラモスを退場に追いやった事実は変わりませんので、優位な立場にあるのは確かですが、その良い流れも一旦リセットされてしまったのは案外痛かったのかもしれないなという懸念があります。マドリーの“理不尽な強さ“は勝利の伝統がないクラブには、高い壁となります。まぁそれを超えてこそのチャンピオンズリーグな訳でもありますから、サクッと超えてもらいたいですね。

 

フットボールと共に裁判も再開、FFPの行方は

 

そしてフットボールと共に再開されたのが、CASの裁判。FFP違反によりUEFAからCL2年間の出場禁止と罰金を通達されたシティですが、それを不服としてCASに訴えています。場合によっては欧州高等裁判所まで戦う意志を見せているシティですが、現状の状況では厳しそうではあります。これに関しては裁判結果を待つほかありませんが、通達通り2年間締め出されればチームの状況は大きく変わる事でしょう。既に公聴が実施され、7月上旬での判決となる予定です。

 

また以前にも書きましたが敗訴した場合、主力はチームを離れる公算が高くなります。デ・ブルイネは既に言及している通り、選手にとって2年は長い。特に彼のような今まさに絶頂を極めんとする選手からすると、欧州最高峰の大会に参加できないのはあり得ないことでしょう。またベテラン達も去りどきのタイミングとなり得る気がします。指揮官ペップ・グアルディオラも少なくとも契約期間内は残りそうですが、その後の予断は許されないでしょう。只、思った以上に意外とシティに残るのもありな気がします。現行フロント陣がバックアップし続ければ、そこそこの長期政権が出来る気もするんですよね。勿論そこそこくらいですよ。

 

仮にシティにとって痛い判決をいただいた場合に、残りそうな面々って誰でしょう。一応、ペップ残留及び4部リーグ降格はなしを想定してみます。

GKで言うとエデルソンは引き抜きの可能性も大いにありますが、年齢や2025年までの長期契約も考えれば残るのはアリと考えます。ペップのフットボールにハマる貴重な選手でもありますしね。ブラボは年齢やパフォーマンスを考えてもサヨナラコースでしょう。

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守備陣では問題児ウォーカーやストーンズオタメンディラポルトは居なくなっておかしくありません。ラポルトだけは何としても残したいところですが、彼こそ引く手数多でしょう。左サイドバックのメンディはそもそも移籍先を見つけるのに苦労しそうなので、残留想定ですね。彼の規格外なプレーは好きですが、如何せん怪我が多く戦力としては計算しづらいです。ジンチェンコは選手が多く出ていけば、案外本来の中盤でのプレーが見込めるかもしれませんね。若きエリック・ガルシアは古巣バルセロナからの触手もありそうですが、残留で良いんじゃないでしょうか。

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中盤では、多くの名手が去っていく可能性があります。既にFFP関係なく退団なのがダビドですが、35歳のフェルナンジーニョもいずれ頼れなくなります。デ・ブルイネは宣言通り出ていくでしょう。その場合は軍資金を少しでも残してもらえると良いですね。契約更新したギュンドアンもドライに出ていける選手な気がします(完全にイメージだけですが)。となると、若き至宝のフォーデンとロドリは是が非でもキープしましょう。そしてこちらも長期契約中(2025年まで)のベルナルドが主軸として残ってくれれば御の字ですね。

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アタッカーも中盤と同じく総取っ替えになる可能性が、、、既に去就報道が頻発するサネは売却規定路線です。バイエルンとの金銭交渉ですが、どう考えても分が悪く、売れる間に換金した方がいいと考えます。またスターリングも引く手数多でありますし、アグエロも2年間となれば退団しておかしくないでしょう。ジェズス、マフレズも流出可能性ある訳ですが、スターリングとジェズス(共に2023年までの契約)はキープして欲しいと個人的には思ってます。

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考えただけでもチーム崩壊危機な訳ですが、どちらにせよFFPがある以上、もう少しアカデミーを活用する道を模索しなければならないかもしれません。シティのアカデミーは非常に優秀で、優れた才能を確保しています。現状ではトップチームへの供給とはなっておらず、どちらかと言えば換金対象といったところです。故にフォーデンを筆頭としたアカデミー出身者に、スター選手と融合が叶えば最高ですが、これを機に少しでも促進できれば良いですね。

 

何にしても判決を待ちましょう。リーグ降格しない限りは、試合は観れますし。

そしてフットボールの再開を期待しましょう!!

 

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【PL19−20/第29節 マン・ユナイテッド戦】痛恨のシーズンダブル献上、、、!!サイクルは終焉しているのか!?

深夜から悲しみに暮れたマンチェスターダービー。これでウルブズに続いてのシーズンダブルを献上することに。

 

GK:エデルソン

DF:カンセロ、フェルナンジーニョオタメンディ、ジンチェンコ(→メンディ)

MF:ベルナルド(→マフレズ)、ロドリ、ギュンドアン

FW:フォーデン、アグエロ(→ジェズス)、スターリン

 

チャンピオンズリーグも控える中でのダービーに、フォーデンを先発に抜粋しています。また、負傷のデ・ブルイネはベンチ外です。

 

【マン・ユナイテッド:2−0:マン・シティ】LOSE

 

冬の市場でブルーノ・フェルナンデスを獲得後に、チームが向上しているユナイテッド。実際対戦してみても、良い選手だというのは分かりますね。ポジションの取り方の上手さがあり、プレー選択もシンプルで速いですね。ボールのないところでもチームをしっかりサポートしており、良いフリーランもありました。使われなかったけど。シティとしては、ペップらも試合後語ったようにパフォーマンス自体は悪くなかったと思います。特に先制点を献上するまでは、プレスに対しても素早いパス交換で躱していましたし、ファイナルサードの課題はまたあるにせよ決定機も作りました。只、やはりモチベーションの高い相手に対して、先制点を許すとあらゆる面で苦しくなります。一瞬の隙と言えばそれまでですが、勝負を分けた瞬間と言えるでしょう。

 

ポゼッションに対するマンツーはトレンド!?

 

この試合もそうでしたが、最近ポゼッションを重視するチームに対してマンツーで付くのってトレンドなんですかね。個人的にはバルサの試合もずっと追ってますので、顕著に見えます。そして実際、苦労しちゃうんですよね。マンツーの付きかたとして多いのも、高い位置から2CBとアンカーに付き、それに合わせて両サイドバックインサイドハーフに対しても積極的に人を捕まえにいきますね。また、高い位置からのプレスですがGKまでは積極的に行かず、GKからのキック先を狙うイメージですね。

 

ユナイテッドも基本は上記の通り前からハメていき、掻い潜られた時には自陣で5バックを敷いていくスタイルで戦っています。構成としてはシンプルなモノですが、故に動きも統一しやすくシティとしては手を焼きました。何より、ユナイテッドのアスリート能力の高さがシティにとっては苦戦する要因となります。まぁそれでも今日のシティのビルドアップは割とスムーズに出来ていましたので、プレスは観てる分にはヒヤヒヤしますが、実際のミスは少なかったように思います。これは、左サイドバックに入ったジンチェンコの良い影響と思いますが、問題だったのは押し込んだ際に左サイドに張るスターリングが見事に抑えられてしまったことですね。

 

ワンビサカに屈するスターリング、存在感を出せなかったフォーデン

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ジンチェンコ起用の場合、偽サイドバックとして中央によったポジションを取りますが、その場合サイドに張る選手はスターリングとなります。CLマドリー戦のようにサイドを切り裂いて欲しかったスターリングですが、本日はそうは行かず。対面するワンビサカに圧倒される結果となってしまいました。ワンビサカの身体能力の高さには恐れ入ります。スターリングが入れ替わりそうなシーンでも食らいついちゃいますし、パワーはもちろんスピードも引けを取らない凄まじさで、シティ自慢のウィンガーが沈黙してしまいした。ジンチェンコとメンディが交代した事で、中央寄りのポジションに移る事により動きが活性化し、決定機も終盤迎えますが僅かに届かず、今日はいいとこなしとなりました。

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また右サイドでもカラバオカップ決勝と同様にウィンガー起用となったフォーデンですが、この日は突破するシーンも殆どなく、マフレズが入った事によりインサイドハーフに移ってからの方がパフォーマンスは良かったですね。惜しいシュートも1本ありましたが、デ・ヘアの牙城は崩せず。存在感は希薄だったと言えるでしょう。

 

後半は押し込むもマンネリ感が、、、

 

後半はプレスの緩んだユナイテッドに対して攻め立ててますが、ウィングが機能しないので停滞感は否めず、自陣にできた広大なスペースはリスクと背中合わせではありました。アグエロがほんの僅かにオフサイドになっていなければ、スターリングがゴール前の決定機に合わせれていれば、失点シーンのFKでファウルを取られていなければ、、、振り返る事は出来ますが今季はどれも既視感強いです。負傷者などがいるのも事実ではありますが、現チームとしてのピークはやはり過ぎている気はします。

 

来季の残留が濃厚なペップがチームをどう再建するかも注目です。まぁCAS次第なところではありますが。それでも今シーズン残ってますし、まだ2つタイトルの可能性が残っている訳ですからチームの意地を見たいですね。

 

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【FA杯5回戦 シェフィールド・ウェンズデイ戦】押し込む展開も最後のクオリティが上がらず、、

過密日程を続けるシティ。リーグ杯を制して無事タイトル獲得となりましたが、今度はFA杯に臨みます。

 

シティスカッド

 

GK:ブラボ

DF:カンセロ、ストーンズオタメンディ、メンディ

MF:ベルナルド、ロドリ、ダビド

FW:マフレズ、アグエロ(→スターリング)、ジェズス

 

最近ではジェズスのウィング起用も増えてきました。ベンチ外となったデ・ブルイネの状態が不安要素ですね。

 

【ウェンズデイ:0−1:マン・シティ】WIN

 

スタッツでは圧倒しましたが、チャンピオンシップ(2部)の相手とはいえ苦労してましたね。相手のプレス位置がハーフウェイラインを超えてからでしたので、それも相まって殆どハーフコートゲームという展開になりました。CBへのプレッシングもそれ程でもありませんでしたが、時に5−4となる2ラインも中央は閉じられており、攻撃を加速させる縦パスはそれ程入れられませんでしたね。特に前半は本数少なく停滞した要因かと思われます。またストーンズオタメンディの両CBのパスの不安定さは目につきましたね。何度もズレてましたけど、ペップの怒り爆発シーンがカメラに抜かれてました(笑)

 

楔のパスを如何に通すのか

 

とは言えボール保持の時間帯は長く、シティの守備面は安定していましたので、試合自体はシティがどの様にゴールを奪うのかという事に焦点が当たったかと思います。

ウェンズデイの中盤は4枚でかなり中央寄りでしたので、シティのボール回しはその外で円を描く事が多かったです。これだと、相手に圧迫感は与えられませんので、何処かで楔を差し込みたかったですね。前半ではロドリから1本ありましたが、中央密集していたので出来ればCBからのパスが欲しいところでした。

 

また縦方向が厳しかった場合に、斜めからバイタルエリアに向けたパスも欲しかったところ。実際、左サイドからはメンディ、右サイドからはマフレズが斜めのパスにトライしており、通った時にはダビドやアグエロが絡みスピードアップしてましたね。メンディは中の選手の特徴も絡んでかクロスはイマイチですが、この斜めのパスは得意です。ここも回数増えればよりチャンスは増えたんじゃないかなと思います。

 

最後のクオリティを上げろ!!

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この試合結果的にはウノゼロで終わる訳ですが、後半増加したチャンスを鑑みればもっとゴールを獲るべきでしょう。ゴールは水物とはいえ、20本以上のシュートに、枠内でも9本はあった訳ですからもっと楽に試合を運びたいですよね。如何に試合を支配して相手チームにほぼチャンスを与えなかったとしても、1点差なら何が起こるか分かりませんし相手の集中力も切れませんね。

今季はこういう試合も多いと思いますし、それによりリーグで失った勝ち点も多いでしょう。チャンスの量を考えればもっとゴールの数は増えていいです。チャンスが少なければチームとしての問題でもありますが、シティの場合は個のクオリティを求められて然るべきです。最後のスターリングも1体1を仕留めて欲しかったですね。

 

今後の試合もリーグが終了しているだけに、獲れるタイトルはカップ戦のみですから、一発勝負の緊張感では尚のことゴールがモノを言います。優位に立つCLでもマドリーはその1発を持つチームですから、気をつけなければいけませんね。リーグで悔しい思いをしている分カップトレブルと洒落込めれば少しは溜飲も下がるというもの。ゴールを期待しましょう!!

 

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【CL19−20/ラウンド16/1stレグ レアル・マドリー戦】白熱の攻防!!ベルナベウを制す!!

ピッチ外のゴタゴタから少し離れることの出来るフットボールの時間を堪能できました。仕事の多忙の中、早起きして良かった〜。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディラポルト(→フェルナンジーニョ)、メンディ

MF:マフレズ、ギュンドアン、デ・ブルイネ、ロドリ、ジェズス

FW:ベルナルド(→スターリング)

 

ペップお得意の奇策が過ぎりましたが、意味のあるメンツだったと思います。

 

レアル・マドリー:1−2:マン・シティ】WIN

 

CLらしい非常に緊張感の溢れる試合でしたね。スタート時点から予想されていたモノとは別の展開だったと言えますが、両者の思惑も出ていたかなと思います。またジェズスのポジションなど、ペップのCL奇策したい病が発生したかと不安を過った人も居たはずですが、結果的には練りに練ったプランで良かったですね(笑)

 

予想外の展開の前半も、内容は互角

 

戦前の予想ではシティがボールを保持して、マドリーがカウンターを狙う展開かと思われましたが、蓋を開けてみればマドリーの強烈なプレッシングに手を焼く事となりました。一番驚いたのはマドリーの守備意識の高さですね。前から人にハメていくタイトなプレスと、守備時で引いた時でも両ウィングがプレスバックで挟みに来るなど、ネガティブトランジションの速さなども含めて、これリバプール?ってくらいの驚きがありました。マドリーって一つの型にハマらない強さを持っていると思いますが、あんな顔も持っていたとは。

これが大一番だという事をマドリー側も意識していたという事の現れかもしれません。中盤の3枚はいずれも守備力と運動量を持っていましたし、ヴィニシウスとイスコの守備意識が一番意外でしたね。

 

そしてシティも普段とは違った顔を見せました。マドリーのマンツーでの守備とは違い、シティの守備は4−4−2のオーソドックスなゾーンですが、4の左に入ったのがジェズスという選択。ここはスターリングが万全でない故のチョイスだったかもしれませんが、この選択が効いていました。ベルナルドは運動量こそ豊富ですが、スピードとパワーは優れていないので、よりアスリート能力の長けるジェズスを持ってきたのでしょう。実際、この試合ではジェズスのインターセプトはかなりキーとなりましたし、勝利の立役者の一人となったのは言うまでもありません。また、ここまで守備を意識したペップも珍しいかなと。AWAYという事もあり、まずは失点しない事を優先したと思われます。攻撃時でもダブルボランチは崩してませんでしたし、システム的には4−2−3とベルナルドといった感じで、ベルナルドはフリーマンとしてポジションに拘らないポリバレントな動きをしていました。

 

マドリーのプレスに苦しむ事となったシティは、ビルドアップが上手くいきませんでしたが、エデルソンのビッグセーブも含めて守備面で集中していたので、相手に多くのチャンスは作らせませんでしたね。また、シティの攻撃面では前線までボールが送れた際には、デ・ブルイネが主だってチャンスを創出。ジェズスのビッグチャンスも演出しました。

 

圧巻デ・ブルイネ!!そして救世主ジェズス、覚醒しろ!!

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この試合で特筆にあたるパフォーマンスを披露したのが、デ・ブルイネとジェズス。デ・ブルイネは普段に比べればボールに触れられる頻度自体が少なかった為、回数で言えばそう多くなかったかもしれませんが、シティのビッグチャンスは常に彼から生まれていましたね。前半のビッグチャンス然り、まずボールを受ける前のポジション取りが秀逸で、受けた時点では既に相手よりも優位に立てていることが素晴らしく、そしてそこから繰り出される正確無比なパスは改めて言及する必要もないでしょう。同点ゴールとなるジェズスへのアシストも、ハーフスペースで受けてエリア内に侵入し、ロブのボールをピタリと合わせました。ついでに、呪いのPKを克服もしてくれる(笑)流石!!

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そして名前の通り救世主となったジェズスですが、私はまだ満足していませんよ。今日は守備面では左サイドのケアから、攻撃時にはDFラインの裏を取るという、タフネスを求められるタスクを任せられ、それに応えて非常に良いパフォーマンスだったと思います。加えて起死回生の同点ゴールに、ラモスの退場誘発となるインターセプトからの仕掛けも素晴らしかったです。ですが、前半のビッグチャンスは決めたかったですし、シーズンで考えれば決定機を外していることの方がまだ多いと思いますからね。彼はこの試合に限らずプレー自体は良いモノが多いです。後は試合で決定的なプレーヤーになれるかどうかの違いだけだと思いますし、そこがアグエロとの差にもなっている訳ですから、マドリー戦が引き金となって覚醒してくれるのを願うばかりですね。

 

その他では、ウォーカーとギュンドアンは良い仕事をしていました。ウォーカーの帰陣の速さは、チームに於ける保険の一つであり、それはマドリー戦でも例外ではありませんでした。流石に深い位置でヴィニシウスを正対して相手にすると難しいシーンもありましたが、彼によって防げたモノも多くありました。またギュンドアンも落ち着いたプレーでボールの逃げどころとなっており、相手の逆を取るボールキープはマンツーでキツいプレスに遭っていたチームにとっては、非常に有益な存在でした。

 

ロドリとオタメンディは失点シーンでは大いなるミスを犯しましたが、ペップも一つ位は折込済だったかもしれませんね。ロドリはハイテンションにやられたのか残り10分くらいは体力的にキツそうでしたが、終わってみれば12km以上の走行距離で試合トップでしたし、そりゃ疲れるねって感じでした。寧ろ気になったのはロドリのビルドアップのパスがここ数試合よく引っかかることですね。ボランチの選手としては致命傷になりかねないので、疲労によるものからなのかは、注視する必要があります。

 

敵地ベルナベウでの勝利は非常に大きい

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ラポルトが再び負傷し、ミスから先制点も献上した試合で逆転しました。周囲の喧騒を吹き飛ばすパフォーマンスを敵地ベルナベウでマドリーという明らかにクラブとしての格が上のチームに対して、よくやったと思います。以前の記事で、今季のパフォーマンスが変わるキッカケになるのはマドリー戦と書いた記憶がありますが、それを実現できるかもしれません。勿論この後の2ndレグ次第であるのですが。

そういう意味ではラモスの退場はマドリーに取って意味あるモノになる可能性がまだある訳ですよね。あそこで躊躇無くいけたのは、ゲームの展開と次の2ndレグを考えれば理には叶っていると思いますし、ある意味凄い。アウェイゴール3本目よりも主将欠場を取った訳です。

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ペップはゲームプランから、スターリング投入タイミングなど冴えていましたね。大きなアウェイゴールも2つゲットしました。只、やはりマドリーは一発の力を持ったクラブですから、まだ180分の内の半分が過ぎただけと、残りエティハドでも燃えることを期待します。

 

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FFP違反!!どうなる今後のマン・シティ!?

FFP違反によるCL出場停止!!

寝起きからのキツ〜いお目覚めの一撃!!UEFAがマン・シティに対して、FFP違反によりCLから2シーズンの締め出しを宣告。そう言えば調査されていたのをすっかり忘れてました、、シティとしてはフットボールクラブお得意のCASに上訴作戦に出た訳ですが、どうなることやら。個人的には、財務の事に対して詳しい訳ではないので詳細を把握できませんが、まぁ違反はしてても可笑しくないなというのはあります。今回の処罰の対象は2012−2016シーズンまでの4シーズンに於いて、スポンサー収入の水増し不正があったとの事ですが、果たしてCASに訴えが通るのか、またその間処分が保留となるのかによりクラブの未来図は変わってくるでしょう。という事で、いくつかのパターンを妄想してみたいと思います。

 

想定される未来

 

想定される未来としては大きく3パターン程あるかと思います。

 

①CASに訴えが通り処罰が撤回される→ワォ!fuckin最高だぜ!!

②CASに訴えが通り処罰が軽減される→まぁ致し方なし

③CASに訴えが退けられ処罰を喰らう→グッバイCL!!グッバイペップ!!

 

まず①ですが、これはかなり状況としては厳しいと思われます。ビッグクラブ達は多かれ少なかれグレーなゾーンというのは持ってると思いますが、今回はドイツ方面からのリークを元にスタートし、結果黒と判断されています。且つ、シティとしては処分が2度目ですから、全くのお咎めなしはあり得ないでしょう。

 

となるとシティズンとしては②を期待したいところです。1番ラッキーなのは罰金のみで済むこと。しかし、FFP違反だっていうクラブに対して罰金とは、中々洒落が効いてますね。それが望み薄な場合、2シーズンではなく1シーズンのみで済むことですね。1シーズンのみであれば選手や監督の出入りにおいて、まだ体裁を保てる可能性は高まります。

 

また、①にせよ②にせよ重要なのは上訴中に処分が保留となるかどうかも注目です。考えられるのは保留されずにそのまま執行となり、1シーズン経ってる間に判決で残り1シーズンの処罰が軽減されるとかは、妙にありそうです。ここも選手の出入りに影響を及ぼしますから、状況を追っていく必要があります。

 

そして③のパターンも普通にあり得るかと思います。まぁ今までを考慮すると他クラブでも、処分軽減が起こったことはありますから、どうなるか分かりません。しかし、想定として上訴棄却も考えておくべきです。この場合、選手や監督の退団は避けざるを得ず、どこまでのレベルにキープ出来るかが注目となります。

 

クラブを退団する可能性のある人達

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仮に処分をそのまま食らえばCLに出場出来ない為、移籍市場で大きく後手に回る可能性があります。特に既存の主力で脂の乗った年齢の選手達は、退団を決意したとしても可笑しくないでしょう。ここで主力を考察。

 

退団しそうな人々

監督:グアルディオラ

選手:スターリング、サネ、デ・ブルイネ、ベルナルド、ジェズス、ロドリ、ラポルト

 

まずペップは来季までの契約を残しますが、今季終了時で退団する可能性は大いにあります。そもそもこの判定が無くても退団する可能性があると私は思ってましたので、これが最後の一押しになる事はあり得るでしょう。またペップ自身も恐らく今のチームでのサイクルの終わりを感じ取っているでしょうし、シティで新たなサイクルを始めるより別のクラブでサイクルをスタートさせる方が、可能性としては高いと思います。フォーデンを育ててもらいたい気持ちはありますが。

 

そしてクラブに取って失って怖いのは、CL出場権だけでなくペップ・グアルディオラというステータスを失うことです。間違いなく今のシティはペップが指針となっていますし、彼の元でプレーしたいと馳せ参じた選手も多くいるでしょう。クラブとしてのブランド力を劇的に補ったのがペップな訳ですから、それが居なくなれば厳しい立ち回りになるのは必然とも言えます。

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選手としてはスターリングやサネを筆頭とした中堅に差し掛かるアタッカーは引く手数多でしょうし、彼等もリーグを2連覇している以上CLのタイトルを求めるでしょう。1シーズンなら待てるかもしれませんが、2シーズンは流石にキツい。やはり、CASの行方が鍵を握ります。監督ペップと共にデ・ブルイネがユーヴェに移籍。クロスを送った先にはクリスティアーノってのは悪いジョークでしょうか?

 

今こそ出番!?EDS!!

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仮に監督・選手の流出が起こった場合、個人的に一つ期待したいのはEDSの選手達ですね。マン・シティの下部組織の優秀さは知られてますし、良質で将来有望な選手が集まってます。トップ昇格しているフィル・フォーデンは勿論のこと、これを機会にエリック・ガルシアやトミー・ドイルらが飛躍するっていうのは個人的には悪くない未来かもしれません。

 

CL出場がなく補強もFFPで動きにくいなら、内部昇格はアリだと思いますし、その期間を上手く利用できるかもしれません。今までは下部組織に投資している割には、トップチームはそれ以上に凄まじく付け入る隙が少なかったですしね。下部組織の投資の回収方法が選手売却であったのが、積極的な起用機会に変化するのには良い機会と捉えてもいいでしょう。んっ!?それって某ロンドンの青いチームの気が、、?(笑)まぁこれにはクラブレベルをどの程度に合わせるかもあるので、エティハドの首脳陣達がそれを望んでいるとは考えられませんが。

 

一応、個人的な期待の若手を挙げときます。

 

DF:エリック・ガルシア、ハーウッド=ベリス

MF:フィル・フォーデン、トミー・ドイル、アドリアン・ベルナベ、ベンハミン・ガレ

FW:ナビル・トゥアイジ

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この中から一人でも多くの選手が定着できると良いなぁとは思います。

 

どうせ来るペップ後のシティ。フロントもサポーターもクラブも試されている。

 

何にしても後は処罰の動向次第ですし、悪事?は働けどフロント自体は優秀ですから、一時的な弱体化はあれど意外に上手く立て直すことも可能なのではと淡い期待も持っておきます。私はペップ到来と共にシティを観始めたんですが、これからのシティの行先の方がある意味面白そうだと思ってしまうのは、古いファンではないからでしょうか。どうせサイクルも終わるしペップ後に俄然興味が湧くというもの。

 

今回のことがあろうが無かろうが、ペップ後は遅かれ早かれやってきますので、問題なのはタイミング的にダブルパンチになる可能性がある事ですね。フロントもサポーターもクラブ全体を試されるようになるのでしょう。個人的にはシティの今後を自分なりに発信できればと思います!!

 

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【PL19−20/第25節 トッテナム戦】黄金の負けパターン!!問題解決はかなり難しい、、

久々にモウリーニョ監督との対決となったペップですが、見事に負けてしまいました。しかし、モウリーニョは良いキャラクターしてますね。

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディフェルナンジーニョ、ジンチェンコ(→退場)

MF:デ・ブルイネ、ロドリ、ギュンドアン

FW:マフレズ(→ジェズス)、アグエロ(→カンセロ)、スターリング(→ベルナルド)

 

ストーンズラポルトの両CBはベンチ外です。

 

トッテナム:2−0:マン・シティ】LOSE

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もうね、お家芸って言っても過言ではないですね。入りから良い感触でプレー出来ていましたし、PK含めて3〜4度はゴールチャンスが巡ってきてるんですけど。まぁ決めれないし、相手のたった数度しかないシュートで失点しちゃうんですから。ペップのフットボールでよく見る敗戦です。ゴールデンパターンですよ!モウリーニョ率いるスパーズはよく粘った甲斐があったでしょうし、シティの自滅っぷりが最高に応えますね、、、

 

細かい問題はあるにはあるが、、、

 

互いに4−4の2ラインでのマッチアップは、ほぼ全てのセクションでシティが上回っていたと言えます。ケインの居ないスパーズの前線は、迫力に欠けるものの、ルーカスやソンなどスピード溢れるアタッカー達は脅威だなと試合前は思っていましたが、実際にはシティ両サイドバックの対応が良く出来ており危ないシーンを作られる事はありませんでした。前線からのプレスも効いており、ボール奪取からのショートカウンターで相手ゴールを脅かしています。

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この試合のキーポイントとなったのはPKと退場であるのは間違いないでしょう。アグエロのPKはVARによってもたらされ、モウリーニョの表情は実にユニークでしたが、このジャッジは問題ないでしょう。問題なのは、またもPKを外したこととその後のスターリングのVARですかね。シティのPKキッカー問題は深刻になりつつあります。折角の絶好機なだけに外すとダメージがデカい。ギュンドアンは前回決めた際も読まれてましたし、今回外しそうな雰囲気プンプンしてましたけどね。これだけ多くの選手が外してしまうと、正直次に誰が蹴るにせよかなりのプレッシャーが掛かるのは間違いなく、不穏な流れになりそうで嫌ですね。

PK失敗後のこぼれ球になったシーンのVARは、微妙なジャッジとなりました。シティ側としてはスターリングとの接触自体はあったように見えますが、殆ど相手の妨害にはなってない程でダイブを取られる危険性もあったとは思います。結局、PKもなくダイブもないというジャッジに落ち着きますが、モウリーニョの立ち回りだけが目立って笑えました。まぁスターリングは他にもアリへのタックルで退場しても可笑しくなかったので、シティとしてはラッキーだったと言えるでしょう。

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もう一つのポイントであるジンチェンコの退場ですが、カウンターになるところをボールに構わず止めてますからショルダーにせよ、まぁイエロー出てもしょうがないですね。勿体無かったのはスターリングのVARの際にジンチェンコが既にイエローを貰ってしまっていた事でしょう。只、このプレーで問題なのはそこではなく、カウンターを招いたセットプレイのミスとジンチェンコの前で相手を捉えたギュンドアンが抑え切れていないことでしょう。この試合でも良いレベルのプレーは見せていましたが、全体的にどこか集中力を逸する場面はあり、CKからのボールロストは安易だったと言えます。また、事前にギュンドアンがファウルして止めるべきです。彼がまず捕まえていますし、イエローもない訳ですから、あそこで止めてしまわないとダメですね。ジンチェンコは正直、ソンやルーカスを相手に守備面ではよく抑えていましたし、退場は勿体なかったです。

 

問題が根深いのは、問題がないから!?

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とまぁ、細かくみれば失点シーンのオタメンディの対応とかも問題ではあるんですが、実際この試合は普通に考えて勝てる試合なんですよ。試合後、シティはロッカールームから50分程出てこなかったとの報道ありで、ペップが熱弁を振るった可能性もありますが、これはちょっとやそっとじゃ改善しそうもないなと踏んでいます。何故ならペップ自身が語ったように、パフォーマンスは一定以上あったことです。にも関わらず、負けている。更に、今季はこれが1度や2度ではない事を考えれば偶然と切り捨てる事は出来ず、深刻です。相手より何倍もの決定機を作り、スタッツで勝利し、そして試合に負けるのは、明確な何かを見つけるのが難しく、監督としても修正方法を見出すのが容易ではないでしょう。

 

PKを外しまくるのも、決定機を外しまくるのも、カウンターにパニクるのも、アッサリと解決できるものではありません。PKを獲得出来る程深く侵入出来てないなら、決定機を全く作れない程攻め手に欠くなら、カウンターの度に失点まで行ってしまうのなら(これは微妙だが)、手の打ち方もあるでしょう。しかし実際にはそうではなく、多くの部分で相手を上回るパフォーマンスを見せています。リーグ戦は完全に終戦しておりモチベーションを維持するには難しく、また国内カップは勝ち取るにこした事はありませんが、それだけでは不十分な事は誰もが知るところでしょう。そうなると、唯一浮上のキッカケを手にできるとすれば、CLマドリー戦となるでしょう。ここで今季の不甲斐ない試合のように敗れ去るのか、欧州の巨頭を打ち破れるかでガラッと変わる気はします。というか、ここしかもうない気が。まぁ実際のところは少なくともシーズン終わってあらゆる意味でリセットされるまで、不安定なプレーは続く可能性の方が高いでしょう。現状、マドリー戦を境にチームが変貌するというのが微かな未来の希望です。

 

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