【プレミアリーグ17ー18】第24節ニューカッスル戦
前節リーグ初黒星を喫したシティ。ラファ・ベニテス率いるニューカッスルとの試合に臨みます。
シティスカッド。
ダビドがスタメン復帰した他、注目は左サイドバックに入ったジンチェンコ。カップ戦でも起用されていますが、リーグ初スタメンとなります。
リーグ前半戦では徹底して引いて守ったニューカッスル。戦術的な変更はあったでしょうか。
前半(1ー0)アグエロ:ー
前からガンガンにプレスをかけてきたリバプール戦で黒星を喫しましたが、ニューカッスルは自陣で守る事を選択しました。まぁリバプールとニューカッスルでは明らかにタレントで差がありますし、クロップとベニテスはそもそも毛色の違う監督ですしね。
という事で、この日もほぼハーフコートゲームに終始します。シティとしては、やはりダビドが居るとボール回しがより円滑になります。この日の攻撃の中心を担ったのもダビドとサネのいる左サイド。ここはシティにおける崩しの肝となります。またデルフの代わりに出場となったジンチェンコですが、安定した良いプレーをしていたと思います。攻撃時においてはデルフよりも面白いパスが出ますが、元々の攻撃的MFらしさが出ているのでは。ダニーロは右利きなので、どうしても左サイドでは窮屈なプレーになりがちですが、イニシアチブの握れる試合ではジンチェンコ良さそうです。
攻撃は何度もチャンスを作りましたが、ゴールは1点のみ。デ・ブルイネのクロスにアグエロが頭で合わせました。まぁ多分触ってなかったと思いますが、このゴールによって彼の200試合出場はよりメモリアルになったので良いでしょう(笑)
後半(2ー1)アグエロ②(内PK1):マーフィー
後半も前半同様のハーフコートゲーム。左サイドはサネの突破力を中心に、右サイドはスターリング、デ・ブルイネ、ウォーカーの連携とクロスでチャンスを作っていきます。また固定のポジションに囚われない動きでニューカッスルを撹乱していきます。
リバプール戦で失意の途中交代となったスターリングはピッチを躍動。ダビドとのワンツーで抜け出すとPKをゲットしました。守備面でもプレスが機能してほとんど何もさせませんでしたが、一瞬の隙を突かれ縦パス1本で抜け出され失点してしまいます。マークすべきなのはジンチェンコで、もう少し中央よりのポジショニングが必要だったかとは思いますが、まぁこの辺は致し方なしですね。ジンチェンコは守備面で少しの不安を露呈しましたが、それ以外のシーンでは概ね問題なくプレーしており、プレスやルーズボールを拾ったり出来てましたので、起用しながら様子を見ても良いと思います。
2ー1で嫌な流れになるかと思いましたが、サネの才能が発揮されます。中央左寄りからドリブルをスタートすると3〜4人の相手にゴール前まで持ち込みクロス。アグエロがPKと合わせてハットトリックを達成します。サネのキレのあるドリブルはもちろん、あの局面でもきちんと中の状況を見れているのが素晴らしいですね。
総括(3ー1)WIN
リーグ初黒星による嫌な流れは来ませんでした。素晴らしい!!それだけ、タレント力もチームの成熟度も高くなったということではないでしょうか。
終盤にディアスが出て来て活発なプレーを見せたように、ジンチェンコや怪我のフォーデン含めて若手の突き上げに期待したいですね。サンチェスはどうやらユナイテッドのようですし、前線は人数がいないですから。
ここからまた勝ち点落とさずにいきたいですね。