クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

キャプテンの旅立ち。コンパニがシティでのキャリアに3冠で別れを告げる

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ヴァンサン・コンパニ。シティの主将であり頼れるCBが3冠を置き土産にチームを離れることになりました。正直、個人的には契約延長するのではと思っていたので、少し意外でした。タイトル獲得後のペップとの熱い抱擁も今となれば別れの意味が含まれていたのかもしれませんね。イングランドで11シーズンを過ごした中で、今季も含めてプレミアリーグを4度制し、近年のシティの歴史そのものと言える存在だと言えます。

 

彼を始めて知ったのはアンデルレヒト時代。私は期待の若手フットボーラーを探すのが好きなんですが、コンパニは数多くいた中の一人でした。今も優れた若手を輩出するアンデルレヒトではありますが、当時はコンパニ以外にヴァンデン・ボーレがいて、個人的に注目していたのは後者だったりします。まぁその後のキャリアを考えれば私の見る目のなさに愕然としちゃいますが(笑)コンパニはHSVに移籍したところまでは追ってましたが、シティでのキャリアを見だしたのはペップが監督に就任してからとなります。

 

近年は怪我との戦いが多かったコンパニですが、出場すれば流石のプレーを見せていましたね。この3シーズンでのプレーを見る限りでは、まずフィジカルの強さは特筆であり、縦へのチャージは鋭かった。これは基本相手サイドでプレーすることの多くなるシティにとっては重要で、相手FWへのロングボールの対応で潰せるというのは大きなアドバンテージとなっています。高さも当然ありますし、攻撃時においてペップの元でビルドアップも割と上手くやっていたと思います。たまにミドルレンジのパスを読まれてカットされる事はありましたが、反面鋭い縦パスを通すシーンもいくつかあり及第点とは言えるでしょう。印象に残ったシーンとしてはユナイテッドとのマンチェスターダービーでのゴールもありますが、やはりリーグ連覇において重要なシーンとなったレスター戦でのミドルシュートでしょうね。チームを牽引し続けたコンパニには感謝しかありません。

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イングランド史上初となる国内3冠という素晴らしいシーズンを最後にシティを去るコンパニ。移籍先はキャリアをスタートさせたアンデルレヒト。選手兼監督という事なので、コンパニなら素晴らしい監督になりそうな予感はあります。なんてたってペップの陶酔を受けている訳ですし。コンパニの今後のキャリアも成功を収めてほしいですね。さらばキャプテン!!

 

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