クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【マン・シティ】ここまでの動向と新シーズンについて

プレミアリーグ2連覇を含む国内3冠を達成したマン・シティは、来たるシーズンに向けても色々動き出してますので、ここまでの状況をおさらいついでに振り返ります。

 

現チームメンバーの動向

 

まずは現チームのスカッドについてですが、主将コンパニが遂にシティを離れて地元クラブ(アンデルレヒト)でプレイングマネジャーという立場でスタートを切りますね。コンパニがインタビューでも語っていますが、ペップの優秀な“生徒”であった事は間違いないでしょうから、指導者としてのキャリアも期待したいですね。そんなコンパニの下にはかつての戦友ナスリが加入したようなんで、それも楽しみです。ベルギーリーグは日本人もたくさん居ますから、コンパニ監督の下でプレーする日本人選手が出てくるかもしれませんね。

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そしてダビド・シルバ。こちらも最古参組で、19ー20シーズン終了後の退団を明言しましたのでラストイヤーとなります。是非ダビドにはビッグイヤーを掲げて欲しいところです。退団後は恐らくラス・パルマスに帰るのではと思いますが、Jリーグの噂もありますね。来たら勿論嬉しいですが、個人的にはダビドも故郷に帰るで良いと思います。お子さんの事もありますしね。

真に注目すべきは、ダビド後かなと思います。世代が変われば、その人こそがシティの顔であり次代のリーダーという事になるでしょうからね。まぁ取り敢えずは新シーズン、ダビドのラストダンスに期待をかけましょう。

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退団情報以外では、2選手が契約更新しています。右サイドバックカイル・ウォーカーと左サイドバックのジンチェンコですね。ウォーカーは不動のサイドバックではありますが、ポカが多いのが玉に瑕。それでも彼のフィジカルはやはり大きな武器ですから、ポカだけ気をつけてもらいたいですね。ジンチェンコは左サイドバックをしっかりこなし、今やデルフよりも序列は上と言っていいでしょう。メンディは怪我が多過ぎて、全然信用出来ませんしね。ジンチェンコは背番号も11に変更して、新シーズンは更なる飛躍をしてくれる事を願いましょう。

 

新加入選手は現時点で2人

 

さて、ここからは新加入選手です。

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まずはシティへの買い戻しが決まったアンジェリーノ。シティの下部組織でレンタルを繰り返しましたが、完全移籍となったPSVでレギュラーとして活躍し、晴れてシティに買い戻しとなりました。アンジェリーノとマフェオのスペイン人両サイドバックには期待していましたので、個人的には素直に嬉しいニュースです。メンディという存在の扱いをどうするかによりますが、取り敢えずは左サイドバックのレギュラーをジンチェンコとアンジェリーノで争わせるでしょう。状況によってはジンチェンコは本職の中盤で起用もできますし。となるとデルフは移籍するかもしれませんね。

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そしてシティ的にはビッグディールとなった“ロドリ”ことロドリゴエルナンデスです。クラブ史上最高額を投じての獲得は、シティ最大の懸念事項であるフェルナンジーニョ後釜問題を解決に導いてくれる事でしょう。22歳のスペイン代表MFは、ブスケッツ2世と言われているように高身長で手足が長い。ボール扱いにも長けており捌けるし、相手を去なすことも出来ます。また、アトレティコで加入1年目でレギュラーを掴んでいたように守備面でも信頼が置けます。アトレティコの試合をフルではあまり観ていませんが、何せシメオネが信頼して起用していたという事実が、物語ってくれるかと思います。こうなると来季終了までの契約であるギュンドアンはどういった決断を下すでしょうね。昨季終盤には守備面でもある程度計算が立ち、アンカーも充分やれてましたからね。

 

現況2名の獲得となっていますが、ここで打ち止めの可能性もあるかもしれません。個人的にはそれでも良いかなと思っています。懸念だったアンカーのポジションを最高の補強が出来、左サイドバックも拡充できたとなれば、戦力的には高いレベルにあると思います。主将コンパニの抜けた穴は痛いですが、昨季存在感を薄くしたストーンズをもっと信頼していいかなと思います。17ー18シーズンでは素晴らしいパフォーマンスでしたし、レギュラーで自信を与えれば、ラポルトと良いパフォーマンスしてくれるでしょう。退団選手が更に出てこなければ、余程良い選手でない限り獲得する必要性はないと思います。

 

現時点での19ー20メンバー序列(個人的希望含む)

 

基本システムである4ー3ー3ベースですと個人的希望含めこんな感じです。

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トップはやはりアグエロに軍配が上がるでしょう。只、ジェズスは私お気に入りなので、これを覆すような活躍を期待します。ウィンガーのファーストチョイスはスターリングとベルナルドの逆足コンビ。マフレズは最終節で活躍してますが、まだ安心してスタメンって感じではないですね。去就微妙なサネも、出場時のスタッツは悪くないし寧ろ結構良いんですが、左ウィングだと引いて守られる事が増えたリーグ戦では、スペースがなく使いにくいのかもしれません。リバプール戦のようにビッグマッチだと寧ろスペースが出来て輝くんですが。

 

中盤3枚の前2人はダビドとデ・ブルイネの2枚看板。しかしここは、新鋭フォーデンにギュンドアン、ベルナルドやジンチェンコも起用できますから一番充実してますね。ダビドの年齢やデ・ブルイネの怪我の状態を考慮すれば他の選手にも、ローテーションで出場機会は結構訪れると思います。

アンカー(※)には、新加入ロドリをチョイス。まぁ最初の内は素直にフェルナンジーニョな気がしますが、ペップお気に入りのフェルナンジーニョを追いやるくらいのポテンシャルがあると期待します。特に個人的にはフェルナンジーニョより攻撃に於けるタスクを向上してくれると期待します。また、ギュンドアンでも昨季を観る限りでは充分いけると思ってます。

 

守備ラインは、サイドバックにはウォーカーとアンジェリーノ。右のウォーカーは、退団可能性のあるダニーロや噂に上がるカンセロが来ても不動でしょう。ポカはあるにせよ攻守においてウォーカー以上のサイドバックを探すのは結構大変だと思いますよ。左は両者とも期待してますのでジンチェンコと迷いましたが、本職サイドバックであるアンジェリーノを個人的には観てみたいかな。シティにも居ましたから、馴染むのにも問題ないでしょう。CBコンビはラポルトを軸としてストーンズを相方に推します。新加入はいらないと思います。オタメンディまで退団したら誰かは獲るでしょうが、それ次第でしょうか。GKはエデルソン以外には考えられないので、シティでは一番の不動ポジションとなりますね。

 

まだマーケットは変わらず動いてますし、入れ替わりがあれば随時記事を更新していこうかなと思います。プレシーズンは日本にも来ますし、早く彼等のプレーが観たいですね。南米組とマフレズはバカンスで良いと思いますが、来るんでしょうか。何にしてもペップ4年目が待ち遠しい!!

 

※シティが英国なのと昨今ではこの方が分かり易いので、今後ワンボランチからブログ内では呼称変更します。

 

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