【CL19ー20/GS第2節 ディナモ・ザグレブ戦】専守防衛のザグレブ対攻め立てるシティ!!そしてVAR対ペップのリアクションの攻防!!
サラリーマンのおっさんには堪えるCL観戦。という事でLIVEは無理なので、結果も知っての観戦です。やっぱ生じゃないと見方や感想も変わる気はしますが、仕方なし。だって社会人だもの。
シティスカッド。
GK:エデルソン
MF:ギュンドアン、ロドリ、ダビド
FW:マフレズ、アグエロ(→ジェズス)、ベルナルド(→スターリング)
リーグ戦からメンバーチェンジを結構してます。
【マン・シティ:2ー0:ディナモ・ザグレブ】WIN
結果は知ってますし、大方のニュースで試合展開も知ってましたのでその確認をしました。ザグレブは最初2トップ気味にスタートさせてますが、早々に5−4の2ラインに変えています。守備自体も前から当たるのではなく、自陣に篭りロドリを見る選手が最前線という状況が長く続きましたね。只、戦力差を考えれば納得のいく判断でしょうし、結果後半途中までゼロを維持したわけですからザグレブのプランはある程度までは上手くいっていたと言えるでしょう。
またザグレブ側の視点としてダニ・オルモには注目しましたが、何如せん守備に追われる時間が多過ぎましたね。只、バルサの元カンテラーノという事で、”テクニックに自信あります感“は少ないボールタッチの際でも良く分かりました。股抜きで躱そうとする閃きや、結果ファウルにはなりませんでしたがカンセロとロドリの間を抜けていったシーンが彼の真骨頂なのかな。ステップアップの噂も数多い選手ですけど、主要リーグの中堅クラブくらいが良い気もしますね。
際立つロドリのパフォーマンス
さてシティですが、自陣に引かれる守備の中でもチャンスは構築してますし結果2ゴールで勝ってますから、大きな問題はなかったと言えるでしょう。派手なパフォーマンスだったのは途中出場のスターリングですが、際立ったプレーを見せたのはロドリとフェルナンジーニョだったと個人的には感じています。
特にロドリのプレーはMFとしてとても上質です。攻守に非常に高いレベルで安定しており、守備面でのネガティブトランジション時の迅速なボール回収は目を見張ります。また攻撃面でもビルドアップでしっかり捌けるのは勿論ですが、縦パスを刺せるのが素晴らしい。テクニックとアイデアに自信があるのか割と持ち運べますし、アンカーより前目でのプレーになっても質が落ちていないのも良い驚きです。後半は気が早ってなのか幾つかのミスが見られましたが、彼もまだ若いので更なる成熟が期待できるでしょう。
またCBでのプレーが続くフェルナンジーニョですが、本日も安定したプレーを披露しています。特に素早く間合いを詰めての潰しは、前掛りなチームにあってカウンターを防ぐのに極めて効果的でした。この辺は守備的MFならではの判断っぽくて、面白いですね。ペップのイメージではバルサ時代のマスチェラーノと同じ考えなんでしょうかね。
ネガティブトランジションがこのチームの真髄
またチームとして称賛されるべきだなと思ったのは、先制点も無事ゲットした試合終盤での守備ですね。この試合殆ど攻め続けてますし、こういう展開だと割とネガティブトランジションが緩んだりするもんなんですが、疲れ気味の終盤でもボールの即時奪還を繰り返していて、速いプレスが敢行出来ています。終盤にカウンター受けそうかなと思ったシーンで、ギュンドアンが猛然と追いかけてプレッシャーを掛けてたのは、本当に良いプレーでしたね。これがこのチームの特性かなと思うと、ペップも鼻高々じゃないですか。フォーデンも出場僅かでゴールがあったしね。
そのペップですが、ジャッジ周りでのリアクションが特に面白かった(笑)相変わらずVARはシティにとって旨味がない状況なんですが、ちゃっかりペップはイエロー貰っちゃいましたし、その後でアグエロのVARでPK取られなかった時のペップのリアクションが、、、(笑)何遍もカメラに抜かれてましたね。アグエロのシーンは私個人的にもPKだった様に見えましたけど。どっかで良い事あるといいなペップ!って感じでした。