クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL18ー19・第5節フラム戦】際立ったベルナルド!!サネを含め初先発組みも自身の価値をアピール。

【マン・シティ:3ー0:フラム】WIN

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スカッド:マン・シティ(HOME)

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GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディラポルト、デルフ

MF:ベルナルド、フェルナンジーニョ、ダビド

FW:スターリング、アグエロ、サネ

 

スカッド:フラム(AWAY)

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GK:ベッティネッリ

DF:クリスティ、オドイ、モーソン、セセニョン

MF:セリ、マクドナルド、ヨハンセン

FW:ビエット、ミトロビッチ、シュールレ

 

スコアラー:マン・シティ(サネ、ダビド、スターリング)

スコアラー:フラム(ー)

 

【トピックス】

週末のフットボールが帰ってきましたね。そして代表ウィークの間にヨーロッパサッカートゥデイを手に私も準備万端です。代表選手を抱えるシティはローテーションしながら、主力のコンディションがまずは重要ですね。

対するフラムも昇格組とは思えぬ陣容です。ビエット、シュールレ、ミトロビッチといったアタッカーに中盤でセリなどタレントが居ます。そしてビッグクラブ注目のセセニョンのプレーが気になりますね。

 

【総括】

速攻、遅攻両面で素早いパスワークからの攻撃が冴えました。フラムは4ー3ー3のコンパクトな布陣でしたが、割と高めのライン故に裏のスペースが狙え、前半早々からリードが奪えたのも大きかったですね。攻撃をリードしたのはインサイドでプレーするベルナルド。攻守両面でのハイパフォーマンスでチャンスを多く創出しました。今季の彼はここまで非常に良いプレーを継続的に披露しています。負傷中のデ・ブルイネとはタイプが違いますが、彼の不在を十分に補ってますね。

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また今季初先発組みとなったサネとデルフの左サイドも、ダビドと好連携を披露しました。不穏な報道もあったサネですが、時間が経つにつれて良くなっていきました。今季は左サイドを根城にプレーするのがメンディかサネかという選択になるのかもしれません。デルフはメンディ程のダイナミックさはありませんが、中盤の選手らしくより気の利いたポジショニングが出来ます。前方のサネに合わせたポジショニングとプレーは流石。メンディが今後中に入ったプレーで状況判断など向上させていければ、サネとメンディの同時起用も見られるかもしれません。

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守備面もハイプレスが際立っていて、殆どが敵陣でのボール奪取に直結しています。フラム前線の起点であるミトロビッチにも何もさせず、たまに押し込まれそうな際にも帰陣の速さが凄まじかったですね。オタメンディのパフォーマンスは上々でしたし、ウォーカーは右サイドでも後半の左サイドでも圧倒的な対人の強さを誇っています。流石に左サイドはやり辛そうでしたが。

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フラム期待のセセニョンですが、攻守両面に於いてイングランドの先輩であるスターリング、ウォーカーのコンビでレッスンを施しました。スターリングはもっとゴールが欲しかったのは事実ですけどね(笑)

 

早めの交替策でチャンピオンズリーグへの布石も打てたシティ。終盤疲れは見えましたが、試合を上手くクローズ。チャンピオンズリーグ楽しみですね。

 

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【PL18ー19・第4節ニューカッスル戦】不安過ぎるもウォーカー弾!!分厚い守備を撃ち抜くロケットで撃破!!

【マン・シティ:2ー1:ニューカッスル】WIN

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スカッド:マン・シティ(HOME)

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GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズラポルト、メンディ

MF:マフレズ、フェルナンジーニョ、ダビド、スターリン

FW:ジェズス、アグエロ

 

スカッドニューカッスル(AWAY)

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GK:ドゥブラフカ

DF:イェドリン、ラッセルズ、フェデリコ、クラーク、ドゥメット

MF:ケネディ、ディアメ、キ、ペレス

FW:ロンドン

 

スコアラー:マン・シティ(スターリング、ウォーカー)

スコアラー:ニューカッスル(イェドリン)

 

【トピックス】

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前節ウルブズの頑張りに勝ち点を取りこぼしたシティ。上位チーム以外の対戦では勝ち点を確実に稼いでいきたいところです。この日はコンパニ加入10周年(素晴らしい!!)のセレモニーもありましたが、気になるのはサネの状態で、ベンチ外ですが今後の不安要素にならなければ良いんですが。

FW武藤が加入して日本人的にも注目度アップの”北の雄”ニューカッスルチェルシー戦で披露した5バックなど戦術に長けるベニテスというのが、シティ的には嫌な感じがします。

 

【総括】

想定通りの5バックで自陣に籠るニューカッスルに、想定通りに苦労するシティ。幸先よく先制までは良かったんですが、かなりの苦労を強いられました。珍しくオーソドックスな4ー4ー2のシティは、相手の3CBの両側で2トップが受けようとするのですが、分厚い中央部分に引っかかるパスが多かったように思います。

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そうなるとサイドが一つのキーになりそうですが、左のスターリングは良かったんですが右のマフレズは少し孤立気味で、まだ持ち味発揮とまではいかないですね。先制点にしても高い位置でのボール奪取からスターリングが素晴らしいシュートを決めましたが、可能性の高い決定機というのが前半は多くなかったと思います。

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攻撃面に関して後半の方が向上しました。只、これも大きかったのはウォーカーのゴール。あれで随分メンタル的に余裕が持てましたからね。またシステムとしてもバイタルで上手くボールを持てなかった2トップから4ー3ー3に移行する事で、ボールも上手く流れ出しましたね。それに伴いダビドの存在感が増し、DFラインの裏を突くシーンも増えました。結果的にこれ以上ゴールをあげる事は出来ませんでしたが、決定機は作れてましたね。終盤のアグエロの決定機逸にペップがブチ切れてましたけど(笑)

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守備面では、そもそも殆どシーンがありませんでしたので上出来とも言えるのですが、1本のシュートで失点は悲しいモノがあります。ニューカッスルはロンドンが起点となれるか(と言うかアバウトなボールにも身体を張って無理できるか)が攻撃のポイントでしたが、ストーンズはよく対処していたんですけどね。まぁ本当にワンチャンスだったシーンで走り抜いたイェドリンを褒めるべきなのか、メンディ及びスターリングの左サイドで誰が見るべきだったのかは議論出来そうです。最終戻ってたのもジェズスだったしね。

 

苦しみましたが勝ち点3ゲットです。イングランド勢が上々のパフォーマンスでチームを引っ張ってくれました。試合外で気になるのはサネの状態ですね。シーズン序盤からスタメン起用がなく、サネ自身も不貞腐れている様にも見えるシーンも若干目についてましたから。ペップはかなりドライなので、再び重要なピースとなってくれないと困るんですが。昨季も序盤は先発少なかったと思いますので、これからかもしれませんけどね。そう祈りましょう。

 

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【PL18ー19・第3節ウォルバーハンプトン戦】低調な内容のシティ。早速、勝ち点を取りこぼす、、、

ウォルバーハンプトン:1ー1:マン・シティ】DREW

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スカッドウォルバーハンプトン(HOME)

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GK:パトリシオ

DF:ドハーティ、ベネット、コーディ、ボリ、オット

MF:コスタ、モウチーニョ、ネヴェス、ジョタ

FW:ヒメネス

 

スカッド:マン・シティ(AWAY)

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GK:エデルソン

DF:ウォーカー、コンパニ、ラポルト、メンディ

MF:ダビド、フェルナンジーニョギュンドアン

FW:ベルナルド、アグエロスターリン

 

スコアラー:ウォルバーハンプトン(ボリ)

スコアラー:マン・シティ(ラポルト

 

【トピックス】

開幕2連勝とチーム状態は好調なシティですが、怪我人が多発中です。デ・ブルイネに続きGKのブラボが負傷離脱。試合外で不安要素があります。

逆に開幕2戦で勝利のない昇格組ウルブズですが、パトリシオやモウチーニョにシティ補強の噂にも上がったネヴェスなどのポルトガル勢が多く、ベンフィカヒメネスなどリーガNOSの新旧主役達がいつの間にか揃ってるんですね。知らなかった(笑)バレンシアでも暗躍したメンデス改革は今回は果たして、、、

 

【総括】

インテンシティの高いゲームは厳しいものとなりました。ウルブズの5ー4で組んだ2ラインは縦横共にコンパクトで距離感もよく、シティは良い形でバイタルエリアにパスを中々入れれません。残りのCFヒメネスフェルナンジーニョをケアしていた為、シティの攻撃も外側を迂回するシーンが多く、中々テンポアップに繋がらないです。ウルブズの守備は引き過ぎるでもなく、前へ押し上げる時のプレスはチーム全体が連動しており、意思統一がしっかりしていましたね。

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またウルブズのメンデス顧客のタレント達は、確かなボールスキルを持っており”只守備をしているだけ”ではないのが、シティにはプレッシャーになってましたね。時折見せるボールキープや捌き、いくつかの仕掛けは、チャンスを作るには足らずとも、リズムを相手に明け渡さないという意味では十分でした。シティにとっての失点自体はセットプレイからで、ハンドを見逃されたものではあります。只、シーン的には完全にマークを外されており、前節同様セットプレイの対応は今後の課題となりそうです。それ以外のピンチはシティのミス絡みで、特にコンパニのビルドアップは非常に危うく、失点に直結しそうな大きなミスを2つはしてたのも問題です。

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それでもシティの攻撃陣はいくつかのシーン、特に失点直後にリアクションを見せ気を吐きました。チャンスになったのは、やはりバイタル付近にボールを入れられたシーン。アグエロもしくはインサイドハーフの2人が受ければ、そこからコンビネーションで崩しにかかりました。最後の所でGKパトリシオのビッグセーブも含めてウルブズの粘りに、こじ開けるまでは至らず。ポスト直撃弾も2つはありましたし、後半のダビドの受けたファウルは確実にPKでしたが、ジャッジは取らず!!

 

ペップは試合中、苦悩の表情を浮かべていましたが、交替策はそこまで効果的には働きませんでしたね。1人目のジェズスに関しては、バイタルでのボールを引き出すプレーや、クロスの受け手の増加という意味でも効果を発揮したと思います。サネとマフレズに関しては空転する事が多く、システムも4ー4ー2に移行した為、カウンターをよく受けるようになってしまいました。まぁ案外、相手の守備が堅いので敢えてノーガードの打ち合いを望んだのかもしれませんが。だとすると危うい賭けになりそうでもありました。

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勝利出来る可能性も十分に(不可解なジャッジも)ありましたが、ドローが妥当とも思える程相手は頑張りましたね。どう考えても今日喜んでいるのはウルブズであり、失態を犯したのはシティな訳です。まぁ非常に残念ではありますが、切り替えていくしかないですね。

 

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【PL18ー19・第2節ハダースフィールド戦】W杯への逆襲!!観たいフットボールがここにある!!

【マン・シティ:6ー1:ハダースフィールド】WIN

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スカッド:マン・シティ(HOME)

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GK:エデルソン

DF:ストーンズ、コンパニ、ラポルト

MF:ベルナルド、ダビド、フェルナンジーニョギュンドアン、メンディ

FW:アグエロ、ジェズス

 

スカッドハダースフィールド(AWAY)

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GK:ハマー

DF:スミス、スタンコビッチシンドラーコンゴ

MF:ハデルギュナイ、ビリング、ロウェ、プリッチャード

FW:サビリ、ムニエ

 

スコアラー:マン・シティ(アグエロ③、ジェズス、ダビド、OG)

スコアラー:ハダースフィールドスタンコビッチ

 

【トピックス】

衝撃のデ・ブルイネ負傷離脱のニュースに、W杯を経由したシーズンはコンディショニングが難しい事を痛感します。昨季もフルで出まくった彼には丁度いい休養と捉えましょう。という事で、注目はインサイドハーフの構成です。前節アーセナル戦では中盤のコントロールが甘かったのもありますしね。

プレミア初昇格で見事残留を果たした”テリアーズ”。シティにとっては昨季はゴールを決めるのに苦労した印象です。

 

【総括】

昨季同様に自陣でコンパクトな2ラインを敷いたハダースフィールドに対して、ペップは3ー5ー2をチョイスしましたが、大きな成果をもたらしたと言えます。ハダースフィールドの4ー4の2ラインは中央寄りのコンパクトな布陣でしたが、それを見越した幅を取るメンディと、それに合わせる2トップという意図はよく出ていたと思います。

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キレキレだったのはW杯で散々だった人々(笑)”W杯直前の監督解任劇を喰らった”スペイン代表MFダビドは際立った存在感を発揮します。中盤のパスワークは勿論、ボックスの角へのランニングやボールを受けてからのドリブルとラストパスとビッグチャンスを立て続けに演出しました。後半早々のFKは完璧でしたね。

先制点では”そもそもブラジル代表で正GKではない”エデルソンの必殺ロングパントで、”ボロボロのチームとなったセレステビアンコ”FWアグエロが抜け出し、華麗に制しました。その後にハットトリックも決めてお役御免となっています。多分1人で5点くらいは決めれましたね。

またブラジル代表では”無得点で叩かれまくった”FWジェズスが、キレのある動き。シュートを焦りすぎている感があったのですが、それでも落ち着きを与えるゴールをメンディと2人で作り出しましたね。彼もあと3点くらいは決めれそうだったけど。

 

そしてこのシステムで最大の恩恵を受けたであろうはメンディ。ウィングバックでの仕事は基本的にはサイドの幅を目一杯取り、そこから縦への勝負やクロスなど、メンディの得意分野が存分に発揮されました。戦術的に難しいデルフの様な使い方より、こっちの方が単純に彼のモンスター感が出て良いですね(笑)

 

守備に関してはプレスバックがとにかく早くほぼ何もさせませんでしたね。ネガティブトランジションで直ぐに囲い込むのは昨季と同様のハイパフォーマンスで、攻撃面では乗り切れていないギュンドアンも守備面での切り替えは非常に良かったです。ハダースフィールドにとって唯一のキーとなったセットプレイで失点したのはいただけませんが、その他では充分なプレーだったと言えます。

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素晴らしいフットボールを存分に楽しめたのは、個人的にはW杯への逆襲と捉えました。勿論、ハダースフィールドはフランス代表ではありませんし、ナショナルチームはクラブと違いここまでの練度を高めるのは難しいとは理解していますが。やはり能動的なフットボールはアイデアが大事ですし、ペップのフットボールスタイルは今季も楽しめそうです。

 

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【PL18ー19・第1節アーセナル戦】危なっかしい開幕戦。メンディは時々殺したくなる(笑)

アーセナル:0ー2:マン・シティ】WIN

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スカッドアーセナル(HOME)

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GK:ツェフ

DF:ベジェリン、ムスタフィ、ソクラティス、ナイルズ

MF:エジル、グウェンドゥジ、ジャカ、ラムジームヒタリアン

FW:オーバメヤン

 

スカッド:マン・シティ(AWAY)

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GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズラポルト、メンディ

MF:ベルナルド、フェルナンジーニョギュンドアン

FW:マフレズ、アグエロスターリン

 

スコアラー:アーセナル(ー)

スコアラー:マン・シティ(スターリング、ベルナルド)

 

【トピックス】

コミュニティシールドを制したマン・シティ。プレミア開幕戦は、新監督エメリ率いる新生アーセナルですね。新加入は結局マフレズ1人だけだった今季のシティは、ペップのやり繰りがモノを言いそうです。

アーセナルは長年率いたヴェンゲル体制が遂に終焉を迎え、エメリと共に新しい時代に足を踏み入れようとしてます。新加入選手も複数加入しており、ICCチェルシー戦も観ましたが事前情報ではチームがまだ読めません。

 

【総括】

アップダウンの速い試合は、まだまだ昨季の調子には程遠いなと感じた試合。特に前後半の序盤と終盤はアーセナルに勢いがありました。それでもリードで終えれたのは、左右両方のサイドの攻防にシティが上回ったからですね。特に攻撃面に関しては新加入のマフレズ、今回は左サイドに入ったスターリングが対面のサイドバックを凌駕する事で、チャンスは多く創れました。スターリングのゴールは素晴らしかったです。

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そのスターリングを筆頭にコンディションが良さそうなのはイングランド代表組。ウォーカーは昨季はあまり多くなかった爆発的なオーバーラップを何度か見せていますし、ストーンズはビルドアップの起点としても、1対1の守備でも打ち勝てています。

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そして最も優れたプレーを披露したのはベルナルド。スタートはインサイドハーフで、後半途中からは右ウィングに出てプレーしましたが、攻守に存在感を発揮しています。プレシーズンやコミュニティシールドの好調そのままに、献身的なプレスとカバーに、貴重な追加点と大車輪の活躍を披露しました。

 

逆に不安定だったのはギュンドアンとメンディ。ギュンドアンは鼻の手術によりバットマンとなっていますが、今一調子が上がっていないのかパスミスが多い。メンディは殆ど新加入みたいなモンですが、良くも悪くも昨季のシティにはなかったキャラクターです。上下動の馬力は凄まじいですが、ビルドアップ時には足元の覚束なさや判断の悪さも見せています。また守備面でも勢い任せの感が否めず、自慢のフィジカルで無理が効かないシーンがあるとハッキリ言えば穴になりそうな予感です。後半2点目で見せたようなオーバーラップでクロスというのが最大の持ち味ですが、デルフのような偽SBでは不器用さが目立ってしまいますね。

 

アーセナルですが、エメリ監督になって前から連動したプレスや後方からのビルドアップという、チームとしてやろうとしている意図がピッチに見えていたのは確かな変化ではないでしょうか。現時点での問題は当たり前ですが、精度が追いついていないということですね。特にビルドアップはかなり怪しいです。ツェフの不安定さを見るとエデルソンの異質さが際立ちますね。とか言いたかったんですが、エデルソンは後半にらしくないミス3連発をかますという、、、(苦笑)まぁ勿論流石ツェフというようなビッグセーブもあったわけですが。

プレスについては、アーセナルの守備は4ー3ー3のような並びになる事が多かった気がします。これはシティが攻撃時に3バックを形成する頻度が多いことと、中盤中央も厚くする事により高い位置でボール奪取をしたいという意図が見えます。実際にそこで嵌められて、フェルナンジーニョギュンドアンがミスを誘発されて危ないシーンもありました。

前半を修正して後半盛り返したのも含め、エメリ監督の元かなり組織的なチームにアーセナルは変わっていきそうですね。

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各選手の調子やコンディションはイマイチで、後半残り15分くらいから運動量と共に随分集中力も落ちましたが、それでも無失点で開幕勝利を上げれたのは大きいですね。

 

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今季初タイトル!!コミュニティシールドを制す

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ひっそりとマン・シティ今季最初のタイトルを獲得しました!!何故ひっそりかと言えば放送がなかったからですね。DAZNで見れないゾーンって誰かが叫んだとかどうとか、、、

という事でハイライトしか観てませんので、試合の考察なしでパッと見の感想だけです。

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取り敢えずアグエロの2ゴールは流石ってところでしょうか。どちらのゴールもマークを外す動きに、正確な強烈ショットと”クン”らしいプレー。こないだまでバカンスしていたのも御構い無しのエースですね。ハットトリックも十分チャンスがありましたが、リーグ戦に取っておくという事で。

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またペップ・グアルディオラ監督が名指しで賞賛したMFコンビもアピールしています。若きフォーデンはクラブで最も期待されており、昨季もトップチームでも試合には出ていますが、今季は更に出場時間が増えるんじゃないでしょうか。また2年目を迎えたベルナルドはインサイドハーフでプレーしていますが、プレシーズンからの好調っぷりを継続しているようです。

現在のインサイドハーフは、ダビドとデ・ブルイネの2枚看板が主役ではありますが、2人の躍動でペップの頭を大いに悩ませて欲しいですね。

 

その他、先週から選手も戻ってきていますから今度はアーセナル戦に向けて調整していく必要がありますね。ペップが仄めかしたMFは誰なんでしょう。コバチッチだとか噂も出ていますが、ボランチは1枚は必要だと思ってるでしょうね。またそれでも戦力的にはかなり充実してますから、やはりW杯組のコンディション調整が鍵を握りそうです。

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何はともあれ先ずは一冠目!!GO!CITY!!

 

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開幕間近!!ライバル達の試合を覗いてみる

早いものでW杯が終わって合流が遅れるプレシーズンですが、コミュニティシールドはもう間近。そしてそれが終わればいよいよ長きプレミアリーグのシーズンが再開する訳ですね。シティにとっては目ぼしい補強はマフレズのみで終わりそうな予感ですが、ボランチどうするんでしょうか。試合によってはギュンドアンで十分機能するのは昨季でも分かってはいますが。まぁこの辺は市場が閉まりシーズンが始まれば、ペップと強化部の考えが分かるでしょう。

 

という事で今回は開幕間近のライバルの試合を観戦した感想です。

検証したのはチェルシーアーセナルという、コミュニティシールドの対戦相手であるチェルシープレミアリーグ開幕戦のアーセナルをダブルでチェック出来る、ある意味シティの為の試合(笑)

 

サッリ監督のチェルシーはペップとスタンスが同じ

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分かっていた事ですが改めてナポリの時と同様に、ペップ・グアルディオラとの共通性を多く見せた新監督マウリツィオ・サッリ率いるチェルシーベースとなる4ー3ー3のシステムに、ボールゲームで主導権を握るスタイルとファーストプレスの守備の仕方など、似ている部分がかなりありますね。本当に良いフットボールしてます(笑)

 

意味の薄いロングキックは全くなく、低い位置からでもきちんとビルドアップしていってます。同じイタリア人監督でもコンテ前監督のチェルシーとはまた別のチームになりそうです。戦術上のキーマンになるのは当然ジョルジーニョになるんでしょう。後方からのビルドアップを完璧にサポートし、更にはオドイへの裏へのパスと自身の良さを出しています。もう少し2列目に付けるパスなんかが増えてくると、チームとしてより上手く機能しだしたなという感じになりそうです。あとは後半に何度かアーセナルに仕掛けられたカウンターの様に、守備面でどれだけ防波堤になれるのかも注目ですね。プレミアリーグ特有のアップダウンの激しさがありますから。

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また他の選手に目を向けてみると、なんと言っても素晴らしい活躍の若手ウィンガーであるオドイ!!プレシーズンに活きの良い若手を見るのは良いですね。シティじゃないのが残念なくらい。スピードのある仕掛けのドリブルはデンベレに似てますね。昨季故障もありコンスタントではなかったデンベレよりデンベレっぽい(笑)きっとバルサは見間違えたんでしょう。ローマからマルコムを取り上げたり、インテルからビダルを取り上げたり何かと迷走してるっぽいですし。

またサッリになって活きそうなのはペドロ、セスクの元バルサ組。両者共に勝手知ったるスタイルでしょうし、実際セスクのインサイドからのパス或いは飛び出しはし易いでしょうし、こういう能動的なスタイルではペドロの様なスペースメイクの上手いウィンガーは非常に重要だと思うんですよね。後はダビド・ルイスも多分このフットボールを楽しめるのではないでしょうか。

 

まぁ間違いなくチェルシーフットボールを楽しめると思います。

 

まだまだこれからっぽいエメリ監督のアーセナル

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サッリ監督の様に明確なスタイルの分かる監督は、上手くいっているのかどうかが検証し易いんですが、残念ながらエメリ監督のこれまでを多くは把握出来ていない関係上、まぁ上手くいっているのかよく分かりません。スミマセン(笑)

 

前半はかなり停滞していた様に見えましたが、後半はプレスをいくつか上手くハメてカウンターに繋げていますね。アーセナルは昔からパスは主体にしていても、ペップやサッリのスタイルよりも縦の意識が早い様に感じていましたので、前線にオーバメヤンと居る事でカウンターの方が活きるのかもしれません。

また前にタレントは居るが後ろが脆弱なイメージは、ヴェンゲル時代と同様まだあります。というかチェルシーにいい様に崩され過ぎですし。FWがモラタじゃなかったら後3点くらいは前半だけで取られておかしくない程に。

 

同点ゴールを含めてもアーセナルの良い攻撃には、エジルが関与した時に起こっていますので、彼が如何に良い形でボールを受けられるのかというのが、重要になるのかもしれません。チーム最大のタレントであるエジルオーバメヤン、この2人を活かす道を模索する事になるんでしょう。

 

システムもベースは4ー3ー3なのか4ー2ー3ー1なのかもまだ分からないですし、エメリ監督の手腕を見守りましょう。

 

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