クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【PL19ー20/第9節 クリスタルパレス戦】重要だった先制点!ジェズスが存在感を示す!!

代表ウィークを挟んでの久々のリーグ戦。順位表とポイントは取り敢えず気にせず、勝利を積み重ねたいところです。

 

GK:エデルソン

DF:カンセロ、フェルナンジーニョ、ロドリ、メンディ

MF:デ・ブルイネ(→フォーデン)、ギュンドアン、ダビド(→ストーンズ

FW:ベルナルド、ジェズス、スターリン

 

DFラインが注目となっていますが、本職CBを起用しないペップらしい選択してます。そしてサイドバックにはカンセロとメンディを引き続きチョイス。

 

クリスタルパレス:0ー2:マン・シティ】WIN

 

後半に2度ほど危ういシーンをGKエデルソンで凌ぎましたが、概ねシティが問題なく上回ったと言えるのではないでしょうか。両CBにフェルナンジーニョとロドリを起用しビルドアップに好影響を与え、パレスが自陣での守備を選択したことでハーフコートゲームの様相を呈します。パレスは深い位置でラインを設定したことで、4−5のラインがゴール前を固めており、こじ開けるのには苦労しています。

 

ジェズスのゴールで流れに乗る

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前半そのままだと前回の嫌なイメージがよぎるかなと思われましたが、先発起用のジェズスが期待に応えてくれましたね。アグエロとのポジション争いに打ち勝てないジェズスですが、その分気合はどの試合でも見て取れます。この日も動きそのものは代表帰りにしても軽快で、ポストワークにドリブル突破など精力的にプレー出来ています。アグエロと比較した場合に、より広範囲でプレーできプレスバックなどのスピードが終盤でも落ちないのはジェズスの良いところかなと感じます。只、それだけだと絶対的エースであるアグエロを上回るのは難しく、やはりゴールを決められるかが分かれ道となるでしょう。アグエロには一撃がありますからね。その面でチームにとっても待望の先制点をジェズスが決めたのは大きいです。ベルナルドのクロスもピンポイントでしたが、ジェズスも良いポジショニングと動きのタイミングでマークを外しているのは流石。

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1点入ればある程度前に出て来ざるを得ないパレスを尻目に、しっかりカウンターで追加点を早々に奪ったのも良かったですね。スターリングの浮き球のアイデアも、ダビドの飛び出しからのダイレクトボレーもどちらも素晴らしい。特にダビドは処理の難しいボールを意図してGKの股抜きする凄み。“マーゴ”の異名通りの魔法を堪能できるのはシチズンの特権ですね。右サイドで繰り出されるベルナルドのキープからデ・ブルイネのクロスと同様に、左サイドでのダビドが絡む一連のコンビネーションは円熟の域です。

 

守備陣も攻守に危なげなくプレー

 

さて気になるDFラインの出来ですが、まぁかなり押し込んだ展開でしたので、取り敢えずは目立ったボロが出ることなく終えたと言えるでしょう。よりぎこちなかったのはロドリですね。アンカーとCBでは見える景色もプレッシャーも違いますので、慣れないのは致し方ないんですけど、隣のフェルナンジーニョが器用にこなしてますんで、感心して観てました。本当にフェルナンジーニョは戦術的に優れた選手で、テクニカルな面では少し物足りない分もCBとして考えた時には非常に上質となります。こう考えるとやはりバルサ時代のマスチェラーノが過ぎってしまうんですが、ペップも同じかもしれませんね。

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サイドバックも今日は注意深くプレーしていたかなと思います。観ていてダメだなと思ったシーンは1〜2度ほどで、特に右のカンセロはウォーカーとは違った持ち味で楽しめそうです。カンセロの本日の軽いプレー(笑)は個人的には1回くらいだったと思います。メンディは解説の戸田さんも言ってましたけど、個人的にもシンプルにサイドで使った方が良いですね。以前は内よりのポジションもさせてましたけど、今季はオーソドックスなサイドバック的な使い方をしてますので、これで良いと思いますね。メンディは小難しいこと考えずにサイドを走らせてクロスを上げさせるのが効果的ですね。

 

守備面でバタついたのはやはりセットプレーとカウンター絡みでしたが、どちらもエデルソンの好セーブで凌ぎました。頼もしい守護神が控えていると守備陣も安定しますから、このまま好調を続けて欲しいですね。

取り敢えず勝利で勝ち点3。ジェズスも過密日程が控えるとあってフル出場できましたし(CLはアグエロ先発でしょう)、フォーデンも僅かとはいえ起用できました。ベンチも含めて良いポジション争いしないとシーズン最後まで持ちませんので、この日の勝利は良かったです。

 

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【PL19ー20/第8節 ウルブズ戦】ミスのオンパレードでの自滅、、これはタイトルを争うチームでは、、

酷い週末となってしまいました。週明けからのお仕事の活力とは残念ながら成らず。人生とは世知辛いねぇ。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー(→ジンチェンコ)、オタメンディフェルナンジーニョ、カンセロ

MF:ギュンドアン、ロドリ、ダビド(→ジェズス)

FW:マフレズ(→ベルナルド)、アグエロスターリン

 

サイドバックに回されたのはカンセロ。その他ではマフレズが継続してチャンスを得ています。SNSでのやり取りが問題視されてしまったベルナルドには出場停止を課されそうなんですが、それは違うんじゃと思わずにはいられませんね。

 

【マン・シティ:0ー2:ウルブズ】LOSE

 

う〜ん。手痛いですね。3ー5ー2の布陣を敷くウルブズは、ほぼ5バック気味に自陣での守備を耐え抜きました。かなり深い位置での人海戦術で、スペースをほぼ埋めてましたね。シティとしてはボールを握っていましたし、チャンスも多くはないですが作れました。しかし、待望のゴールが生まれることはなく終盤2発のカウンターで敢えなく撃沈しました。ウルブズとしてはプラン通りって感じだったでしょうね。

 

余りに多いイージーなミスでリズムを手放す

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結果的に後半のカウンター2発で沈んだ訳ですけど、実際には前半だけでパスミスからのカウンターで3度もピンチに陥っています。正直、前半だけで勝負が決しておかしくない程低レベルなプレーしてましたね。試合スタート時は左サイドバックに位置するカンセロからアイデアのあるパスも出ており、寧ろ良い感じだったんですが、相手へのプレゼントパスで大いにバタつくと、再びリズムを取り戻すのにかなりの時間を要しました。シティにとってのビルドアップは、決定機に至るための重要なフェーズであるにも関わらず、ああいったプレーをしてしまうのは理解しづらいですね。ハイプレスで窒息した訳でもなく、本当にイージーな対応でした。

 

守備面でもう一つ問題だったのは1体1のプレーも軽かったという事ですね。相手CFのヒメネスは上手くこちらの守備を剥がしますし、アダマのスピードは非常に危険だった訳ですけど、それに応対したオタメンディとカンセロのプレーはイマイチでした。まず1発で行き過ぎですし、躱された後の反応も薄い。タイトなマークとは全く言えなかったと思いますね。カンセロは攻撃面で存在感を出すシーンもあった反面、リスクも常に付き纏い、諸刃の剣って感じがしましたね。オタメンディに関しては、難しい状況とはいえもっと良い判断が出来たと思います。あの感じだといよいよエリック・ガルシアをリーグでも試していいのでは。

 

少ないスペースに手を焼き、フィニッシュも上手く行かず、、

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攻撃陣で気を吐いたのはダビドだったのは間違いないでしょう。積極的に5−3のライン間に顔を出し、チャンスを作ろうとしていました。スペースを消される中では彼のプレーがより貴重になります。スターリングも常に2枚に監視されるような状況では、厳しかったのは確かですね。その上1人がアダマですから、キツかったと思います。

 

先発の3トップが停滞する中、ベルナルドとジェズスを投入し4ー4ー2に移行すると攻撃は加速しましたね。ジェズスは運動量とスピードで活力を与え、カンセロの飛び出しに上手くスルーパスを合わせました。折り返しのベルナルドへと完璧な崩しでしたが、アグエロに当たってシュートは決まらず。この後に失点しているだけに本当に惜しまれます。

そしてそのベルナルドですが、マフレズよりも明かにスムーズにプレーしていましたね。右サイドから中心にドリブルでボールを運び、相手を引きつけました。引きつけた後のクロスがデ・ブルイネの不在を感じさせたのは事実ですが。

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さて失点の直接原因となってしまったカンセロですが、攻撃面でのクオリティはありましたね。前半でも左サイドから上手くスターリングやダビドと絡んでましたし、自分でもドリブルで行けるのはデカイですね。只、ボールロストしたシーンでもそうですが、基本的にプレーが軽いのは目につきます。この辺がペップの元で改善されていけば面白そうかなと思います。

 

さて自ら酷いゲームにしてしまった感はかなりありますが、それでもゲームは続いていきます。リバプールを意識してか必要以上にプレッシャーを感じていそうだったので、勝ち点も離れた事ですし取り敢えずリバプールの事は置いといて、シティらしいフットボールの質の高さを取り戻して欲しいですね。

 

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【CL19ー20/GS第2節 ディナモ・ザグレブ戦】専守防衛のザグレブ対攻め立てるシティ!!そしてVAR対ペップのリアクションの攻防!!

サラリーマンのおっさんには堪えるCL観戦。という事でLIVEは無理なので、結果も知っての観戦です。やっぱ生じゃないと見方や感想も変わる気はしますが、仕方なし。だって社会人だもの。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:カンセロ、フェルナンジーニョオタメンディ、メンディ

MF:ギュンドアン、ロドリ、ダビド

FW:マフレズ、アグエロ(→ジェズス)、ベルナルド(→スターリング)

 

リーグ戦からメンバーチェンジを結構してます。

 

【マン・シティ:2ー0:ディナモ・ザグレブ】WIN

 

結果は知ってますし、大方のニュースで試合展開も知ってましたのでその確認をしました。ザグレブは最初2トップ気味にスタートさせてますが、早々に5−4の2ラインに変えています。守備自体も前から当たるのではなく、自陣に篭りロドリを見る選手が最前線という状況が長く続きましたね。只、戦力差を考えれば納得のいく判断でしょうし、結果後半途中までゼロを維持したわけですからザグレブのプランはある程度までは上手くいっていたと言えるでしょう。

 

またザグレブ側の視点としてダニ・オルモには注目しましたが、何如せん守備に追われる時間が多過ぎましたね。只、バルサの元カンテラーノという事で、”テクニックに自信あります感“は少ないボールタッチの際でも良く分かりました。股抜きで躱そうとする閃きや、結果ファウルにはなりませんでしたがカンセロとロドリの間を抜けていったシーンが彼の真骨頂なのかな。ステップアップの噂も数多い選手ですけど、主要リーグの中堅クラブくらいが良い気もしますね。

 

際立つロドリのパフォーマンス

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さてシティですが、自陣に引かれる守備の中でもチャンスは構築してますし結果2ゴールで勝ってますから、大きな問題はなかったと言えるでしょう。派手なパフォーマンスだったのは途中出場のスターリングですが、際立ったプレーを見せたのはロドリとフェルナンジーニョだったと個人的には感じています。

特にロドリのプレーはMFとしてとても上質です。攻守に非常に高いレベルで安定しており、守備面でのネガティブトランジション時の迅速なボール回収は目を見張ります。また攻撃面でもビルドアップでしっかり捌けるのは勿論ですが、縦パスを刺せるのが素晴らしい。テクニックとアイデアに自信があるのか割と持ち運べますし、アンカーより前目でのプレーになっても質が落ちていないのも良い驚きです。後半は気が早ってなのか幾つかのミスが見られましたが、彼もまだ若いので更なる成熟が期待できるでしょう。

またCBでのプレーが続くフェルナンジーニョですが、本日も安定したプレーを披露しています。特に素早く間合いを詰めての潰しは、前掛りなチームにあってカウンターを防ぐのに極めて効果的でした。この辺は守備的MFならではの判断っぽくて、面白いですね。ペップのイメージではバルサ時代のマスチェラーノと同じ考えなんでしょうかね。

 

ネガティブトランジションがこのチームの真髄

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またチームとして称賛されるべきだなと思ったのは、先制点も無事ゲットした試合終盤での守備ですね。この試合殆ど攻め続けてますし、こういう展開だと割とネガティブトランジションが緩んだりするもんなんですが、疲れ気味の終盤でもボールの即時奪還を繰り返していて、速いプレスが敢行出来ています。終盤にカウンター受けそうかなと思ったシーンで、ギュンドアンが猛然と追いかけてプレッシャーを掛けてたのは、本当に良いプレーでしたね。これがこのチームの特性かなと思うと、ペップも鼻高々じゃないですか。フォーデンも出場僅かでゴールがあったしね。

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そのペップですが、ジャッジ周りでのリアクションが特に面白かった(笑)相変わらずVARはシティにとって旨味がない状況なんですが、ちゃっかりペップはイエロー貰っちゃいましたし、その後でアグエロのVARでPK取られなかった時のペップのリアクションが、、、(笑)何遍もカメラに抜かれてましたね。アグエロのシーンは私個人的にもPKだった様に見えましたけど。どっかで良い事あるといいなペップ!って感じでした。

 

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【PL19ー20/第7節 エバートン戦】緊迫の攻防!!エデルソンのビッグセーブで勝ち点3!!

大勝した後での難しいゲームを予想しましたが、その通りに難しい展開となりました。GKエデルソンに救われましたね。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、オタメンディフェルナンジーニョ、ジンチェンコ

MF:デ・ブルイネ(→ベルナルド)、ロドリ、ギュンドアン

FW:マフレズ、ジェズス(→アグエロ)、スターリング(→ダビド)

 

出場機会の不満が記事になっていたジェズスですが、カラバオカップに続いての先発。ここからはカップ戦も増えますから出番は自ずと増し、多少は不満も緩和されるでしょう。

 

エバートン:1ー3:マン・シティ】WIN

 

インテンシティの高い相手でしたね。シティは序盤からボールを保持して押し込みましたが、最後の精度に欠け緊迫した状態が長く続いてしまいました。

今日際立ったパフォーマンスを披露したのはGKエデルソンとFWマフレズの2人。エデルソンは守備で、マフレズはゴールで貢献してくれています。

 

向上する右サイドのパフォーマンス

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幸先良く先制した攻撃陣ですが、前節の大量得点のようにはいかずチャンスは迎えるもののゴールに結びついたのは少なかったですね。今季のリーグ初先発となったジェズスは貴重な先制点をゲットしましたが、追加点のチャンスはありましたから、決定力は高めていかなければなりませんね。只、先制のシーンはシティお得意パターンで、右サイドで溜めて折り返しをデ・ブルイネがダイレクトで高速クロスを送り、ファー寄りのジェズスが合わせています。デ・ブルイネのクロスは大抵ピンポイントでDFラインを越え、GKも届かない位置にいきますのでビッグチャンスに。デ・ブルイネのキック精度あっての攻撃ではありますが、その再現性たるや恐るべしです。

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先制点にも絡んだマフレズは、直接FKで貴重な決勝ゴールをマーク。FK自体は美しく素晴らしいものでしたが、それ以上に当人の試合全体のパフォーマンスも良く好調を維持しています。ドリブルの仕掛けやデ・ブルイネとのコンビネーションは大分良好になってきており、ウォーカーも含めて右サイドの関係性は昨季より向上しています。またマフレズの守備意識も合わせて向上しており、ネガティブトランジションの反応はかなり良くなってます。勿論、守備そのものが得意な訳ではありませんから、対人で上手くいかないシーンはありますが、『まずは当たりにいく、次にプレスを掻い潜られたら素早く帰陣してポジション及びスペースを埋める』というのは、意識しているのが見てとれます。

 

守護神のビッグセーブがチームを救う

 

また守備面ではエバートンの縦に速い攻撃に多少手を焼いています。サイドのブラジル代表リチャーリソンがスピードとパワーを持ったドリブルで推進力があり、対面のジンチェンコは苦労している印象でしたね。シティのチーム全体の守備は大きな問題こそありませんでしたが、ファーストプレスを潜り抜けられ自陣での守備となると少し危うさがあります。その中でアンカーのロドリの守備力はかなり助けにはなっています。フェルナンジーニョのように広範囲をカバーする訳ではありませんが、次の手を読むポジショニングの良さと、相手のキープしたボールを掻っ攫うのは非常に上手い。

失点シーンではフェルナンジーニョのクリアミスからではありましたが、まぁ今の怪我人の状況を考慮に入れれば致し方ないでしょう。個の力があるエバートン攻撃陣は、流れの中からのシュートがそう多かった訳ではありませんが、CKを取るところまでは十分に達しており、シティとしてはセットプレイは常にリスクが付き纏いました。相手CBミナの高さに大分やられましたからね。

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そういう状況でハイパフォーマンスを披露したのがGKエデルソン。チームを救うビッグセーブを3度披露しています。DFラインの裏へカルバート=ルーウィンに抜け出られた際の、飛び出しでコースを消し身体に当てています。エリア内でもありましたし、少しでも送れていたらゴールになっていたでしょう。また、CKからの至近距離のミナのヘディングも見事な反応で2つ防ぎました。シーズンの中でこういった苦しい試合は訪れるものですが、ここで踏ん張れるかで特にGKのパフォーマンスは結果に大きく反映されるだけに、今日のエデルソンは個人的にはMOTMですね。

 

後半70分程まではかなり危うい展開になりそうでしたが、こういった試合をモノにしたのは大きいです。選手のモチベーションも上がりますし、ここで勝ち点3を得るかどうかでシーズンの成否が決まる可能性だってありますから大きな勝利と言えると思います。

 

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【PL19ー20/第6節 ワトフォード戦】前半だけで衝撃の5発!!そして後半は気持ち良く寝落ち!!

CL快勝してのリーグ戦です。ここからはリーグカップもスタートし、過密日程が続きますね。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー(→カンセロ)、オタメンディ(→ガルシア)、フェルナンジーニョ、メンディ(→アンジェリーノ)

MF:デ・ブルイネ、ロドリ、ダビド

FW:マフレズ、アグエロ、ベルナルド

 

CLに引き続きのCBコンビです。取り敢えずはスタンダードにこれでいきますかね。そして変わらずベンチにはガルシアが控えます。CL出番のなかったアグエロが先発復帰ですね。

 

【マン・シティ:8ー0:ワトフォード】WIN

 

開始10分少しで勝負を決めました。4ゴール目まではプレミア最速でのゴールだったようですね。まぁシティとしては殆どのシュートがゴールになるような展開でしたので、楽ではありましたね。ワトフォード目線として立った場合、試合の分かれ目は1失点後のデウロフェウのカウンターだったでしょう。シティとしてはビルドアップのミスからカウンターを受け、カバーに入ったオタメンディもあっさり躱されましたが、エデルソンが上手く対応してくれました。この後シティが次々と追加点を決め、ワトフォードの集中も切れましたので早々の決着となります。

 

という事で戦略的には早々に決着付いたのと、ワトフォードもきちんとした戦いにならなかったので、ここからは個人についていくつか気になった点を。後半は所々寝落ちしてしまいました(苦笑)

 

サイドバックの課題

 

まずはそのカウンターの原因を作ったメンディですが、それ以外にもビルドアップの横パスをミスったシーンは数えて4回もあります。しかも前半のみの出場でしたので、45分で4回です。ちょっとこれは流石に多過ぎる。加入から3シーズン経って、殆ど怪我で出場はない訳ですが、メンディを活かせるイメージはサイドの高い位置に走らせた時くらいしか思い付かないんですよね。何となくメンディは最終的にシティに慣れることないかなぁと思ってます。

 

また代わって入ったアンジェリーノは今季初登場ですかね。プレシーズンでのアピールに大失敗して、以降出番がなかった訳ですが、メンディ後の後半は比較的プレー出来ていた方かなと。まぁ試合も決まった後だったというのもあるとは思いますが試運転としては良かったんじゃないですかね。メンディに負けじと良いクロス上げてますし、メンディよりは器用ですし。只、それでもジンチェンコがファーストチョイスなのは当面は変わらないと思います。

 

また右のカンセロも割と長い時間プレーできました。今日は彼のテクニカルな面が良い方向に出やすい試合だったと思います。自身で突破出来るのは良いことかなと思います。まずはプレミアの上下動の激しさとタフさに慣れていくことが大事ですね。

 

3者共にプレータイムが短いので、こういった展開は活用出来ますし、今後のカップ戦などで出番は増えると思いますから、そこからどれだけレギュラー陣を突き上げられるかが重要です。

 

CB問題はエリック・ガルシアがもっと観たい!!

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現在シティの問題点となっているCBですが、オタメンディはこの日も危なっかしいシーンはありましたが、アシストやゴールを決めた事で少し気持ち的にも楽になってくれれば良いなと思います。特にCKからの競り合いに勝利してチームのゴールに貢献した際には、咆哮してましたし積もる思いもあったかなと感じましたよ。この4シーズンで特に良かった時もあった訳ですから、出来ない事はないと思うんですよね。2シーズン前のパフォーマンスを取り戻してくれれば嬉しいですね。

 

またこの日もCBとしてのプレーとなっているフェルナンジーニョは、今日も流石の落ち着き。CL戦と同様にロングフィードも見せていましたし、良いなと思えたのはデウロフェウへの対応。唯一脅威となり得たデウロフェウ相手の1対1を難なく勝利したのは脱帽です。最初にオタメンディがやられていただけに余計に感じましたね。

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そして途中出場となった期待の若手のエリック・ガルシア。寝落ちできちんと見れなかったので何ですが、少なくとも私が見れた限りでは守備面でもビルドアップでもスムーズにやれていた印象です。特に自陣エリア内付近での守備対応もクリーンに対処出来ていて、落ち着いてるなと感じました。彼も多分カラバオカップでは出場機会がもっと与えられるでしょうから、このCB不足のピンチでチャンスを掴めば面白いかな。

 

合計8ゴールの攻撃陣は圧巻!!

 

8ゴールはオマケみたいなものですが、攻撃陣にもいくつか言及を。まず攻撃をリードしたインサイドハーフの2人はいつも通りの素晴らしいプレーで勝利に導きました。リンクマンとして高性能を発揮したダビドは先制点もマーク。デ・ブルイネも負けじと高速クロスと推進力でゴールとアシストをマークしています。

また、マフレズは最近キレのあるプレーを披露していますが、彼は先発スタートが存在感を発揮しやすいのだと思います。途中出場だと試合に入り込めない事がよくありますからね。彼が上手くプレーしてくれればスターリングにも休養が与えれます。ベルナルドは、ハットトリックしたのはシティでは初ですかね。ベルナルドの足にピタリと吸い付くボールタッチはいつ観ても素晴らしい。

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攻撃陣爆発したことにより気持ちよく勝利し、後半は度々気持ちよく寝落ちしました(笑)カップ戦は普段見れないメンバーが見れるでしょうから、また違った面白さを体験出来そうです。

 

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【CL19ー20/GS第1節 シャフタール戦】CBが次々と離脱する中でのクリーンシート!!

失意のノリッジ戦を終えて、次に舞い込んだストーンズの負傷!気付いたら放出可能性もあったオタメンディだけ残ってましたとさ。そんな中でのCL開幕戦で難敵シャフタールです。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー(→カンセロ)、オタメンディフェルナンジーニョ、ジンチェンコ

MF:デ・ブルイネ(→ベルナルド)、ロドリ(→メンディ)、ギュンドアン

FW:マフレズ、ジェズス、スターリン

 

予想通りフェルナンジーニョのCB起用です。ベンチにエリック・ガルシアが入っていますので、コンバート以外のチョイスでは彼を選択肢に入れているのでしょう。また、前線でもマフレズやジェズスが先発です。

 

シャフタール:0ー3:マン・シティ】WIN

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急造CBでどんなプレーになるかと思いましたが、それもあってか手堅くプレーしたと思います。昨季フェルナンジーニョがCBでプレーした際には、ビルドアップ時にポジションを上げてダブルボランチを形成していましたが、今日はオーソドックスなCBとしてのプレーでしたね。この辺は、左に居たのがジンチェンコだったのもあったかもしれません。

シティもシャフタールも守備時には4ー4ー2のラインをしっかり敷き、引く時には引いていますが3ラインの距離感がかなり近い為、互いに手堅い試合となりました。

シティは中央も固めてましたので、裏へのボールくらいでしたかね危なかったのは。基本的にDFライン裏はGKエデルソンのテリトリーですので、概ね上手く対処していたと思います。1度判断が中途半端で危ないシーンがありましたが、そのくらいでしょうか。

 

左利きCBの重要性

 

CBとしての並びもオタメンディは右の方が良いと思います。左CBだと不器用さが目立ってしまいますし、フェルナンジーニョの方がまだマシでしょう。今日はフェルナンジーニョからのサイドチェンジも2本程ありましたし、しかしそれでも左利きのCBがいるかどうかはビルドアップの面では大きいと感じましたね。フェルナンジーニョの場合、ソツなくこなしてくれましたが効果的とまでは言えないでしょう。

やはり、右に持ち変えてからのフィードではワンテンポ遅れますし、また鋭い縦パスを差し込むのも難しいですしね。まぁそれでもソツなくこなしてくれるだけで有難やな現状なんですけど(笑)

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攻撃面ではギュンドアンとロドリのパフォーマンスはかなり良かったですね。ロドリはかなり効いています。以外にボールを持ち運べますし、パスの選択肢や精度も充分あります。ボールロストするシーンも無かったんじゃないでしょうか。彼のパフォーマンスが上がると共に、あそこは安心して見ていられます。ギュンドアンは、精力的に動けてましたし、飛び出しのタイミングやパスカットからのショートカウンター発動など、間が良いですし読みも良い。いつもの感じでラストが残念な時もありますが、今日はゴールも決めてますし賞賛されるべきでしょう。

 

久々ピッチの両SBの出来は、、

 

その他ではSBのカンセロとメンディがプレー。カンセロは初戦同様プレーが軽いです。フワフワしてますね。攻撃面ではテクニックを見せようとするシーンもあり、小技を披露していますが連携面はこれからって感じです。守備は気になりますが、特に1対1での対応が軽い。簡単にアタックして、あっさり躱されるのを見てると、、、

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メンディは久々に見ましたが、まぁ変わらずメンディって感じ丸出しです(笑)ポジショニングやビルドアップのぎこちなさは、ジンチェンコが睨む程ですし、、只、サイド上がっていれるクロスは良いんですよね。今日は決定機にはなりませんでしたが、メンディのクロスは相手守備に殆ど掛からないんですよね。密集地をバンバン抜けていくので、味方と合えばゴールが生まれそうな予感があります。彼の場合は、兎に角稼働日数を増やさないと話にならないので、怪我なくを祈りましょう。また、この状況ではアンジェリーノの序列はかなり低いですね。

 

取り敢えずシャフタールのブラジル人達は優れていますが、そんなシャフタール相手にクリーンシートで勝利したのは意味がありますね。シャフタールのMFタイソンはテクニックだけでなく、ブラジル人らしいアイデアを持っているのが良いなと思います。

当分はフェルナンジーニョをCBで回しそうですが、リーグカップも始まるのでそうなればエリック・ガルシアもチャンスを与えられそうですから期待しときます。

 

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【PL19ー20/第5節 ノリッジ戦】オタメンディさん!後ろっ!!!

いやぁ、インターナショナルマッチウィーク後は難しいとは十分に分かっていてもですね、、、それよりもラポルトの負傷ってデカいなぁと感じたノリッジ戦ですねぇ。

 

シティスカッド

 

GK:エデルソン

DF:ウォーカー、ストーンズオタメンディ、ジンチェンコ

MF:ギュンドアン(→デ・ブルイネ)、ロドリ、ダビド(→ジェズス)

FW:ベルナルド(→マフレズ)、アグエロスターリン

 

ラポルトが約半年の離脱となりそうな状況で、ストーンズが復帰。トップチーム唯一の本職CBコンビを組みます。その他ではギュンドアンが先発で、この辺はCLとの兼合いを考慮しながらになるでしょう。

 

ノリッジ:3ー2:マン・シティ】LOSE

 

3失点しての敗戦です。リバプールが既に開幕5連勝だった為、手痛い敗戦ですね。3失点というのがラポルト欠場の影響か?と問われれば、そうとも言えるし、そうでないとも言えるって感じですかね。実際の失点に関しては、シティの自滅に近い形でしたので組織としてやられた印象はありません。指摘するなら最初の失点であるCKですかね。ゾーンで守ってましたけど、殆どフリーで打たれちゃってますから。シティにとって失点リスクの高いCKですが、ある程度マンツーで見た方が良いのかもしれません。

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それ以外の2失点は基本的にヒューマンエラーです。2失点目はロドリが剥がされた所からスタートするカウンターでの失点でしたが、ストーンズがラインを上げたのにも関わらず、ウォーカーはノリッジを追っちゃいましたね。ロドリはひっくり返された時点でファウルでも良かったかもしれません。多分、フェルナンジーニョならファウルしていたでしょう。ですが、これはそこまで大きな問題ではなく、ウォーカーの方は1番サイドから見てた筈なので、こっちの方が痛い。今日のウォーカーは終始不安定な内容でしたね。表情にも動揺の色がはっきりと見て取れましたし。まぁ3失点目はアレですね。お察しって感じです。オタメンディさん、、、、

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只、よりラポルトの不在を感じたのは攻撃面ですかね。やっぱりビルドアップの上手い左利きのCBって貴重だと実感します。復帰したストーンズは割と淀みなくプレーしていましたが、右利きのオタメンディからは逆サイドへの正確なフィードは期待できませんし、引いて守る相手守備に対して、それでも通すような鋭い縦パスも無かったですね。また、左でスタートしたスターリングが何度かラインの裏を狙っていましたが、裏へのロングボールって1度も無かったんじゃないだろうか。それに伴ってか両サイドバックからのビルドアップも、今日は随分アイデアや精度に欠きます。ウィングのサイドを変えたり、ジェズス入れて4ー4ー2にしたり、ペップは色々変化を付けようとしてましたが、イマイチ効果は薄かったかもしれません。2トップにしてからは随分押し込め、シュートも増えましたが、ノリッジ守備陣もそれに伴いゴール前に密集しちゃったかもしれませんね。それでも2点取って、同点まで持っていけそうな気配があったのは大したものだなと思いましたが、今日の攻撃は結構停滞してしまった印象ですね。

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あとはノリッジは本当によくプレーしていました。セットプレイを活かす、シティのミスを活かす、DFは兎に角最後まで粘る。そしてホームのサポーターの大声援で後押しと、シティを負かす為の要素を見事に達成しましたね。ロスタイム近辺のノリッジサポーターの様子を見ていたら、今日は勝てないなと率直に感じました。

 

これでリバプールと更に差が開いた訳ですが、それよりもラポルト不在をどう乗り切るかを考えた方が良さそうです。この後も恐らくシティは勝ち点を積み重ねてくれると信じますが、苦しい試合展開になった時にラポルト不在を痛感する気配。デ・ブルイネの長期離脱でもなく、サネの長期離脱でもなく、ましてメンディの年中有休でもなく(泣)シティにとって1番欠場して影響の出る選手を失ったという事ですね。冬の市場で誰か獲るかもしれませんが、ラポルトのバックアップというのはかなり難しい選択に思います。最終的にはラポルト復帰まで上手くやり繰りするって結果に落ち着く気もします。

 

深夜にキッツいな〜って試合でした。オタメンディさん!後ろっ!!!

 

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