【プレミアリーグ16ー17】第5節ボーンマス戦
今季開幕からの連勝を伸ばし続けているペップ・シティ。HOMEでのボーンマス戦です。
シティのスカッドはこちら。
ギュンドアンがチャンピオンズリーグに続いてのスタメンで、プレミアデビューとなります。またイヘアナチョがリーグでは変わらずアグエロの代わりに。そしてスタメン以外で気になるのは、プレシーズンマッチで非常に気に入ったアレイクス・ガルシアがベンチ入りしている事ですね。
こちらはボーンマス。
レンタル加入のウィルシャーやリバプールから来たアイブなど、キャリアをもう一度好転させようとしている選手がいますね。特にウィルシャーはデビュー時のインパクトから随分ケガで停滞してますので何とかフルシーズン戦い抜いてもらいたいもんです。
前半（2ー0）デ・ブライネ、イヘアナチョ：ー
チームの好調そのままに、圧倒した前半でした。ポゼッションは終始安定し、ダイレクトプレーでDFラインを崩せてますし、とにかくプレスをサボらないので相手にほとんどプレーをさせません。そのプレーぶりにサポーターからも何度も拍手が起きてましたので、選手は更に気分良くプレー出来ていることでしょう。
ストーンズを休ませたCBでは、コラロフがエンジン全開。対角上のスターリングに送るロングフィードを5〜6本は通し、またミドルレンジからの強烈なシュートに、猛烈なオーバーラップからの鋭いクロスなどこんなCBが他にいるだろうかというようなプレー。もちろん守備面でもチームのプレッシングが非常に効いてますので、縦に出たボールにコラロフやオタメンディがよく反応し潰してました。
また際立ったのはデ・ブライネ。中盤でのプレーは素晴らしく、相手を崩すパスを出せますし先制点となったFKは最高でした。またシーズン初めの頃よりプレーテンポの緩急が改善されています。行くべきところと落ち着かせるところが、上手く分けれていてギュンドアンと共にゲームを上手くコントロールしていました。
追加点となるシーンでは、セットプレーからのカウンターでしたがノリートから高速カウンターを促すパスを、受けたデ・ブライネがスターリングにスルーパス、そのスターリングが折り返しイヘアナチョが流し込みゴール。理想的なカウンターでした。
後半（2ー0）スターリング、ギュンドアン：ー
後半も立ち上がりからゲームをコントロールし、早い段階で勝負を決めてしまいます。2点目と同じ様な形でカウンターを発動すると、今度はイヘアナチョからスターリングでゴール。イヘアナチョは好調でチームのスタイルによくフィットさせてます。
また4点目は素晴らしいパスゲームを展開し、自陣左サイドのクリシから計7本のパスを通しギュンドアンがゴール。その中心となったのはまたもデ・ブライネ。前回もそうでしたが攻撃の中心には常に彼がいましたね。
そして勝負が決するとここからペップの実験場がスタートします。まずはサネが交代出場するのですが代わったのはウィンガーではなくギュンドアンで、スターリングが中盤を試されてます（笑）更に御役御免のデ・ブライネに代わって出場したのは、私の個人的期待度MAXのガルシア。まぁその後、だいぶペースダウンしてしまいましたけど、ガルシアはタッチとパスを観ただけでらしさがあります。
フェルナンジーニョ程の守備力はありませんが、ゲームメイクのビジョンはガルシアの方が上です。このところ攻守の安定感が抜群なフェルナンジーニョを上回るのは難しいかもしれませんが、将来のシティの中盤を仕切れる存在になるのではと期待しています。
試合終盤のノリートの退場は残念なジャッジでした。
総括（4ー0）WIN
開幕5連勝で、無失点も素晴らしいですね。ポゼッションが安定していますので、プレスもよく効く好循環。プレミアのチームはこういったフットボールに慣れていないのかまだ上手く対処出来ていないんでしょうね。いずれは対策もいろいろ取られるんでしょうけど。
MOMはデ・ブライネで文句ないでしょう。シルバがいなくてもこれだけの攻撃が展開できるのは彼の実力の高さを示してますし、中央でタクトを振るのを本人も楽しんでいる様子が見受けられます。
そしてガルシアのプレーが観れただけで私的には大満足です（笑）プレシーズンで観てから、かなり期待してましたので、このまま成長していって欲しいです。
また、スターリングもドリブルは良いアクセントになってますし、これでフィニッシュの精度が向上すればもっと恐い選手になれそうなんですけどね。
連勝を伸ばしテストも出来、シティの好調はまだ続きそうです。
