【プレミアリーグ16ー17】第18節ハル戦
前節アーセナルとの上位対決を制し連勝で3位浮上中のシティ。次節のリバプール戦に向けてもこのハル・シティ戦は勝利をモノにしたいところ。
シティのスカッドはこちら。
フェルナンジーニョが処分明けで即座の先発。ストーンズも3試合振りの先発ですかね。
前半(0ー0)ー:ー
ある程度前からプレスを仕掛けてきたハルでしたが、後ろのビルドアップはある程度安定していました。復帰したフェルナンジーニョと好調のヤヤが中盤をリードしていました。フェルナンドよりも攻守バランスの良いフェルナンジーニョの復帰はチームに安定感を与えましたね。
またヤヤはペップからすっかり信頼を取り戻したように思います。まぁほとんど代理人とのバトルなのでヤヤ本人は上手く調整出来たという事でしょう。ヤヤは深い位置からパスを供給。特に適したタイミングで縦パスを通せるのは良いMFの証です。
問題だったのはそれより先のクオリティ。一旦最初のプレスを掻い潜るとハル自体は自陣でブロックを敷き守備を固めますが、そこを崩せません。こういった場合に選手のクオリティを問われる訳ですが、前半はイマイチでした。打開力に長けたウィンガーが乏しく、最近好調のスターリングに期待したいところです。
守備面はポストプレーをいくつか許しましたが、大きな決定機は作らせず、いつゴールを決められるかがポイントとなりそうです。ストーンズは打撲系の怪我で無念の交代となりました。
後半(0ー3)ー:ヤヤ、イヘアナチョ、OG
後半は前半よりも上下動の多い試合となり幾分オープンな展開に。決定機は相変わらず乏しかったですが、それぞれシティはデ・ブルイネのシュートがポストを叩いたのと、ハルはセットプレーからヘディングで迫りましたがこれはサニャがクリアしました。
ゴールが生まれたのはドリブル突破から。スターリングが右サイドから狭い局面に空いたスペースに侵入しPKをゲットしました。やはり膠着した試合ではこういった局面打開に長けたプレーが必要となりやすいです。その点でノリートは少し物足りなかったですね。
先制点を奪えばそこからは落ち着いて試合を運び、カウンターからの流れでデ・ブルイネからシルバと繋ぎ、最後は途中出場のイヘアナチョが難なくゴール。これは良い崩しでした。
乗っているスターリングは3点目となるOGも誘発し、好調さを印象付けました。
総括(0ー3)WIN
終わってみればクリーンシートで危なげなく勝利を収めましたが、スコア差以上に手こずった印象です。フェルナンジーニョとヤヤ、そしてシルバとデ・ブルイネが上手く絡む事によりボールの主導権は握りましたが、ゴール前の迫力に欠けました。
それでもスターリングが良いアクセントとなっていますし、次節はアグエロが復帰しますのでファイナルサードのクオリティアップを図りたいです。
年末年始もプレーするイングランドでは大一番リバプール戦を迎えます。良い年越しが出来ると良いんですがね。期待しましょう。