【プレミアリーグ16ー17】第20節バーンリー戦
早い、早過ぎるよプレミアリーグ。電光石火の日程に当ブログの更新も間に合わない。。。ついこの間リバプールに敗れ、5位に転落する悲しさを味わった筈なのに。という事で少し雑なレビューをどうぞ。
シティのスカッドです。
アグエロ、シルバ、ストーンズはベンチスタート。代わりにイヘアナチョとナバスが出場機会を得ています。過密日程も考慮してそうですね。
バーンリーはこちら。
前半(0ー0)ー:ー
ボールは保持して何度かチャンスも創出。惜しむらくばイヘアナチョは1点くらい欲しかったですね。特に試合開始5分程度で得たチャンスは決めきりたかった。
また前半最大のトピックスはフェルナンジーニョの1発退場。シティにとっては厳しい判定となりましたがフェルナンジーニョ自身が危険なタックルをしたのは確かです。前々からそうですが、フェルナンジーニョの守備はかなり荒い。チームの最も大事なポジションでこのプレーはいただけません。
結果、10人となりましたがそれでも機能性は大きく失われる事はありませんでした。その要因はヤヤの存在。10人になってからは殆ど1人でピッチ中央をカバーしていました。頼りになります。
後半(2ー1)クリシー、アグエロ:ミー
後半は頭から温存していたアグエロとシルバを投入。10人ながらに互角に渡り合うと2つの素晴らしいゴールが生まれました。クリシー、アグエロには拍手を送りたいですね。
流石に後半終盤はチーム全体も下がってしまいましたが、状況的には仕方ないですね。その分、スターリングやデ・ブルイネ、アグエロのカウンターは機能しました。
失点シーンはセットプレイの混戦から押し込まれました。ブラボに対してキーパーチャージがあったのではないかというシーンですが、確かにバーンリーの9番に手で押されてるんですけどプレミアの今までを考えればファウル程の接触ではないかなと思います。
終盤5分の長いアディショナルタイムも粘り切って連敗せずに済みました。
総括(2ー1)WIN
プレミアならではの荒い試合でした。接触プレーがプレミアリーグの醍醐味の一つかとは思いますが、怪我人出そうな感じで危ないなと思います。というかレフェリーの基準もよく分からないですし。
只、それでもフェルナンジーニョはプレーの改善をして欲しいですね。という事で『ペップ、ガルシアを起用するチャンスですよ』とポジティブに考えてみたり。でも今迄を考えるとフェルナンドの起用かな。。。
シティ16ー17 前半戦総括【チーム編】
ウィンターブレイクのないイングランドですから絶賛シーズン中なんですけど、一応シーズン折り返し地点ということで前半戦の振替をしてみたいと思います。
プレミアリーグ:5位(12勝3分4敗)
開幕6連勝(公式戦では10連勝)とスタートダッシュに成功したシティでしたが、スパーズ戦に完敗すると以降は不安定な結果を得る事となりました。
連勝期間中はポジティブな面も出ていました。ボールの動かし方には明確な意図が見られ相手を外す事も出来るようになっていました。只、試合内容が手放しで良かった訳でもなかったので行き過ぎた期待感を持たれているなと感じていましたが、チームは案の定停滞してしまいましたね。いくつか理由を考察してみると、一番はやはりプレミア特有のタフで縦に速い展開に苦しめられたかなという印象です。
そうなったのは他のチームもそうですが、シティもその枠から抜け出ていないということですね。バルサを長年追ってきた私からすると、ペップが率いていた時代よりも遥かに縦に速い。急ぎ過ぎに感じることも多々ありますね。縦にお互い速くなるとボクサーがガードなしで撃ち合うようなもので事故が起こりやすいと感じます。
ビッグクラブ達もその傾向が強いのは最早お国柄なんでしょう。故にジャイアントキリングが起こりやすいし、正直な話シティはもっとゲームをコントロールすべきと感じていますがペップはどうなんでしょうね。遅攻になった際のファイナルサードの崩しは選手のクオリティを大いに問われるので、現時点で物足りなさもありますし。バスを掻い潜る程の名手が今のシティには。。。単純な技術的ミスも多過ぎです。
バイエルン時代から縦に速いフットボールも織り交ぜロングボールもかなり活用するようになったと聞きますが、シティも前線に速い選手はいますしキックの得意なデ・ブルイネが居ればカウンターに力を入れたくなるのかもしれません。只、現時点だとまだチームそのものがボールを保持してゲームを掌握し相手を攻略できるレベルに至っていないからというのが本音なのかなと思います。
また守備を問題視されていますが、個人レベルでの集中力や対応力には確かに疑問があります。しかし攻守とは一体になって然るべきなので、失点が多かったのはこれもゲームを上手くコントロール出来ていないからだと私は思います。間延びしたチームはスペースを与えやすいですし、結果プレスも効かず相手のカウンターを許してしまいます。また、凡ミスも多過ぎてリズムも出ないんですよね。行くべきところとポゼッションするべきところの使い分けをしていきたいですし、それを本来司るのがギュンドアンだったかなとは思いますが、復帰を待つしかないです。
ビッグマッチではユナイテッドとアーセナルに勝利し、スパーズとチェルシー、そしてリバプールに敗北と分が悪いです。只、実際の今季で完敗と感じれられたのはスパーズ戦のみ。年末最後のリバプール戦を見るとチーム自身に大きな不安を感じてしまいますが、今季は辛抱するしかないのかと思ってしまいますね。
チャンピオンズリーグGS:2位(2勝3分1敗)
チャンピオンズリーグでは見所は当然バルサ戦だった訳ですが、1勝1敗に終わりました。内容と結果は逆でしたけど。カンプノウでは一つの大きなミスで失点するまでは内容的には非常に良かったですが、高い代償を払わされましたね。逆にエティハドでは序盤から押されましたが、相手のミスを拾ったゴールから一気に勢いに乗りました。CLではないですが、内容と結果が一致しない試合はリーグも含めて結構ありましたね。
もう一つのターニングポイントとなったのはAWAYセルティック戦でしょうか。この試合で3ー3の試合を演じ公式戦連勝が途絶える訳ですが、苦難の始まりとなりました。またその内容を鑑みてもペップ改革と持て囃されたものが、まだまだ道半ばも来ていないことが分かった訳ですから。前から勢いよくプレッシャーをかけるセルティックにポゼッションは 安定せず、そのクオリティを疑問視される事となりますがそれは今でも劇的な改善には至っていません。
それでもバルサと同グループでの2位通過は、現実的なところに落ち着いたと言えますし、及第点じゃないでしょうか。ラウンド16ではリーグアンのモナコに決まりました。ペップは安定的なベスト4に残れるチームを目指すとしていますが、レベルアップを急いだ方が良さそうです。
【プレミアリーグ16ー17】第19節リバプール戦
新年明けましておめでとうございます。少し遅くなりましたが、2016年終わりのマッチです。2位リバプールとの対戦ですが、結果は非常に残念なものになりました。悲しい年明け。。。
それでは悲しみのスカッド。
シティはアグエロが出場停止処分から復帰し、リバプールはエースのコウチーニョが負傷で欠場です。
前半(1ー0)ワイナルデュム:ー
入りは悪くないかに見えたシティでしたが、早速やらかしてくれました。この前半だけで3つのカウンターをリバプールに許す訳ですが、そのどれもがシティの只の凡ミスから始まるという残念仕様。そしてこれが結果的に決勝点になる訳ですから、まぁこれで勝てって言う方が難しいかもしれません。
失点シーンでは、コラロフが何て事はない落としをミスし掻っ攫われるとそのまま逆サイドのララーナまで展開され、ここでも簡単にクロスを上げられ(おい、サバレタ!)そして数的優位にも関わらずフリーでヘディングを撃たれる始末です。シティの守備は基本ゾーンですが、こういうシーンでは人についた方が上手くいくかもしれません。相手を捕まえきれないシーンはこの試合以外でも結構目に付きます。只、そもそもコラロフのミスがなければ無かったシーンです。フットボールにミスは付き物ですが、あのレベルの凡ミスをしていては駄目ですね。
技術レベルの乏しさは守備だけでなく、攻撃面でもリズムが与えられず。デ・ブルイネとシルバがボールを持てば僅かに可能性を感じさせてくれますが、それに周りがついてこれていない印象です。
リバプールは積極的なプレスでスピード感もありましたが、この前半に至っては問題だったのはシティ自身という感じですね。
後半(0ー0)ー:ー
後半はある程度押し込んでボールを持てる時間も増えましたが、リバプールのタイトな守備に手を焼きましたね。後半も両者に大きなチャンスはほとんどなく、その分だけ前半の失点が重くのしかかりました。
後半も見られたのは技術レベルの低い凡ミス。高額なプレーヤーとは思えない程の体たらくです。試合終盤にシティサポーターから発煙筒が投げ込まれていましたが、それだけフラストレーションが溜まった試合と言えるでしょう。
個人のレベルの低さはさておき、気になるのは攻撃面での連携の拙さ。ここはペップが取り組むべき課題ですし、現状カウンター以外からチャンスを構築できないのは大きな問題です。縦に早く間延びした状態はリバプール含めた他のプレミアチームの土俵でしょうから、シティとしては分が悪いですね。両サイドバックが押し上げる時間が後半まであまり無かったのもリズムが生まれなかった要因かもしれません。
総括(1ー0)LOSE
非常に痛い敗戦となりました。凡ミスからやられるシーンは一体今季何回見た事でしょう。ペップがスタイルを変えるか、選手を変えるかの2択になりそうです。
ペップは現選手達に満足と言いますが、私的には不満大有りです。またペップ自身にも不満はあり、スタイルは変えないとこちらも言いますが、随分プレミア的なチームになっていますね。まぁ技術レベルの問題もありますので致し方ないこともあるんでしょうが、求められているのはこれじゃないと思いますよ。
意図のない単純な縦パスや繋ぎの部分での信じられないようなパスミス。とても不安な年明けを迎えましたよ。これでシーズン前半戦って5位ですか。順位以上に内容に不満なのが辛いです。。。
若きサイドバックが武者修行に
休みのないプレミアリーグですが、冬の移籍マーケットも活発になってきています。シティではジェズスがようやくチームに加わりますね。
そんな中、チームの若きサイドバックが2人レンタルでの武者修行となったようです。スペイン人サイドバックのマフェオとアンジェリーノは来夏までジローナへレンタルされる事となりました。
現状シティのサイドバックは、両サイドともベテラン達で良好なパフォーマンスとは言い難いので、若い彼等には期待しているのですが。プレシーズンやカップ戦では良いプレーも見せていました。
リーガのセグンダ(2部)に所属するジローナで出場機会を確保して欲しいですね。そして来季はトップチームの戦力になるのが理想ではあります。
【プレミアリーグ16ー17】第18節ハル戦
前節アーセナルとの上位対決を制し連勝で3位浮上中のシティ。次節のリバプール戦に向けてもこのハル・シティ戦は勝利をモノにしたいところ。
シティのスカッドはこちら。
フェルナンジーニョが処分明けで即座の先発。ストーンズも3試合振りの先発ですかね。
前半(0ー0)ー:ー
ある程度前からプレスを仕掛けてきたハルでしたが、後ろのビルドアップはある程度安定していました。復帰したフェルナンジーニョと好調のヤヤが中盤をリードしていました。フェルナンドよりも攻守バランスの良いフェルナンジーニョの復帰はチームに安定感を与えましたね。
またヤヤはペップからすっかり信頼を取り戻したように思います。まぁほとんど代理人とのバトルなのでヤヤ本人は上手く調整出来たという事でしょう。ヤヤは深い位置からパスを供給。特に適したタイミングで縦パスを通せるのは良いMFの証です。
問題だったのはそれより先のクオリティ。一旦最初のプレスを掻い潜るとハル自体は自陣でブロックを敷き守備を固めますが、そこを崩せません。こういった場合に選手のクオリティを問われる訳ですが、前半はイマイチでした。打開力に長けたウィンガーが乏しく、最近好調のスターリングに期待したいところです。
守備面はポストプレーをいくつか許しましたが、大きな決定機は作らせず、いつゴールを決められるかがポイントとなりそうです。ストーンズは打撲系の怪我で無念の交代となりました。
後半(0ー3)ー:ヤヤ、イヘアナチョ、OG
後半は前半よりも上下動の多い試合となり幾分オープンな展開に。決定機は相変わらず乏しかったですが、それぞれシティはデ・ブルイネのシュートがポストを叩いたのと、ハルはセットプレーからヘディングで迫りましたがこれはサニャがクリアしました。
ゴールが生まれたのはドリブル突破から。スターリングが右サイドから狭い局面に空いたスペースに侵入しPKをゲットしました。やはり膠着した試合ではこういった局面打開に長けたプレーが必要となりやすいです。その点でノリートは少し物足りなかったですね。
先制点を奪えばそこからは落ち着いて試合を運び、カウンターからの流れでデ・ブルイネからシルバと繋ぎ、最後は途中出場のイヘアナチョが難なくゴール。これは良い崩しでした。
乗っているスターリングは3点目となるOGも誘発し、好調さを印象付けました。
総括(0ー3)WIN
終わってみればクリーンシートで危なげなく勝利を収めましたが、スコア差以上に手こずった印象です。フェルナンジーニョとヤヤ、そしてシルバとデ・ブルイネが上手く絡む事によりボールの主導権は握りましたが、ゴール前の迫力に欠けました。
それでもスターリングが良いアクセントとなっていますし、次節はアグエロが復帰しますのでファイナルサードのクオリティアップを図りたいです。
年末年始もプレーするイングランドでは大一番リバプール戦を迎えます。良い年越しが出来ると良いんですがね。期待しましょう。
【プレミアリーグ16ー17】第17節アーセナル戦
チェルシー戦以来のビッグマッチです。上位に喰らいつく為にもHOMEで勝ち点3を得たい試合。前節での勝利を活かしたいですね。
シティのスカッドはこちら。
欠場者の多いメンバーの中で、フェルナンドとサネが先発。ストーンズは2試合続けてのベンチスタートとなりました。ペップも思うところがあるのかもしれません。
アーセナルはこちら。
サンチェスにエジルと豪華な攻撃陣を持っていますね。新加入のジャカはどんな感じなんでしょうね。アーセナルは今季CBのムスタフィが良いと聞いてましたが出てませんね。
前半(0ー1)ー:ウォルコット
前半はほぼイーブンの展開だったと思います。入りも悪くないかなぁと思っていた矢先の失点は痛かったです。
CB前の良いスペースで受けたサンチェスがスルーパス。受けたウォルコットは難なく決めてみせました。気になったのは2点。1点目は今迄もそうですが、ふっと集中が途切れるシーンがあり今回はオタメンディは餌食になってしまいました。もう少し何とか出来たと思いますが。
2点目はGKブラボの精神状態。失点時はまたまた1対1にさらされた訳ですがシュート自体は厳しいコースではありませんでした。もちろん貰ってから打つまではウォルコットも速かったんですけどね、少し自信喪失気味というか決められた際の表情に深刻だなと感じてしまいました。
それ以外の守備は概ね身体を張って多少崩されても何とかしてましたし、右サイドのサバレタはやられ気味でしたが粘りました。
攻撃面ではスターリングとシルバがボールを持つと何かは起きそうなんですが、精度や連携に欠けました。シルバは自身のイメージしているプレーとメンバーの動きがあっていない様で、苛立つシーンが見えますね。先発のサネは単騎での突破で多少は魅せてくれましたが、まだチームの動きに合っていない感じです。
とは言え悪くはない前半でした。
後半(2ー0)サネ、スターリング :ー
後半は開始早々に同点に追いつけたことで、一気に勢いに乗りました。 同点シーンもスターリングとシルバのパス交換からサネが抜け出しました。サネは僅かにオフサイドっぽかったですが良しとしましょう。左サイドに移ってから勢いが出ました。
ここから躍動するシティ。前への推進力と共に敵陣で良い距離感でプレー出来るシーンが多かったのでプレスが良く効きました。アーセナルはかなり後ろに重心がいっていましたし、人数はゴール前にかけてましたが後手に回っているのかプレー強度はイマイチでしたね。
シルバは良く動きながらボールを動かしリンクマンとして機能していましたし、デ・ブルイネは高速クロスやサイドチェンジなど少し毛色の違うプレーで貢献しました。何より追加点となったシーンではデ・ブルイネの驚異的なロングパスからスターリングが突破から豪快に打ち込みました。
スターリングは前節から積極的な仕掛けが目に付き、この試合でも驚異となっていました。そこに今回のようなゴールが加わっていくと一皮剥けるかもしれません。フェルナンドとヤヤもこの試合は良く効いてましたよ。
後半は、ほとんどアーセナルには何もさせませんでした。エクセレント!!
総括(2ー1)WIN
素晴らしい試合でガナーズを打ち倒しました。この勝利はチェルシーについていく為にもチームにとって非常に大きな1勝になったように思います。これで暫定2位浮上ですね。
若いウィンガー2人が結果を残したのも収穫です。アーセナルがびっくりする程引き篭もったので、守備陣も大崩れする事もなくプレスも良く効きました。
今日のような試合を続けれれば良い結果はついてくるでしょうから、維持してチェルシーにプレッシャーをかけたいです。
【プレミアリーグ16ー17】第16節ワトフォード戦
チェルシー戦からの連敗ですっかり首位との勝ち点差が離れてしまったシティ。チームの調子を上向かせる為にもHOMEでの勝利を狙います。
シティのスカッドはこちら。
アグエロ出場停止中のトップには本日はノリートが収まります。注目はヤヤ・トゥレ。ボランチの位置でどういったプレーを披露するか見ものです。
ワトフォードはこちら。
意外に知っている選手が多いですね(笑)ヤンマートやキャプー、アムラバトなどこんな所に居たのねって感じです。
前半(1ー0)サバレタ:ー
前半の入りは前節レスター戦から学んだのか、いきなり集中力なくというシーンはなかったですね。前半通してボール保持出来ており、概ねゲームはコントロール出来ていたかと思います。
課題だった守備は、ボールを保持して押し込むことで守備機会自体を減らし、また選手間の距離も前節より良くプレスに引っ掛けれるシーンが何度か目に付きました。1対1のシーンでやや軽い場面はありますが、それでも2〜3人がカバーに回るなど大きな綻びはありません。
攻撃面ではヤヤもしくはギュンドアンがワンボランチで状況に応じてプレーし、スキルの高い2人は円滑にボールを回すのに役立ちました。ヤヤは守備面での不安もよぎるかと思いましたが、そういうシーン自体が少なく、上下動の激しい試合ではなかった為、良い面の方が出たかなと思います。
只、ファイナルサードでの崩しはまだまだでスルーパスも上手く合わないシーンがよくあります。シルバもクリシが上がってこずロストしたシーンではかなり怒ってましたね。この辺は改善の余地ありです。スターリングとデ・ブルイネで崩したシーンは良かったですし増やしていきたいところ。
先制点の場面では、中央ノリートがDFラインの狭間で頑張ってキープしたのが効きました。左サイドのデ・ブルイネに渡った時点でワトフォード守備陣はボールウォッチャーになっており、反対サイドでフリーのサバレタにデ・ブルイネから流石のピンポイントクロスを合わせ待望のゴールを奪いました。
大きなアクシデントはギュンドアンの負傷。接触プレーで痛め、その後一旦プレーしましたがやはり交代に。去り際の様子から察すると大きな怪我の可能性もあります。ギュンドアンは中盤で落ち着かせたり、縦にボールを推進させられるキープレーヤーであり、ペップにとっても非常に痛いでしょう。
後半(1ー0)シルバ:ー
後半もほぼ試合はコントロール出来ていたかと思います。ワトフォードのチャンスは実質アムラバトがクリシを躱して上げたクロスを合わせられたシーン一つでした。まぁアレを決められてたらまた分からない試合になってましたが。
負傷のギュンドアンからフェルナンドに代わってもボールキープは概ね上手くいってました。ワトフォードがかなりの肉弾戦を仕掛けてましたので、そういう面ではフェルナンドは地味に貢献していました。ガッツリ削られていたのはデ・ブルイネ。かなり厳しいマークで目立ったプレーはあまりありませんでした。
良かったのはスターリングとノリート。ノリートのガムシャラさというのはこのチームにはかなり貴重に映ってみえます。先制点も彼の頑張りからでしたし、後半もナバスと交代するまで攻守で貢献していました。左サイドを突破したシーンは決めたかったですね。
そして特筆したのはスターリング。特に後半はガンガンに仕掛けて攻撃をリード。ドリブルで相手を翻弄するプレーはここ何試合かあまり見られなかったので、ああ言うのが増えるとパスもより活きるかなと思います。
最後は4人でプレスをかけてボールを奪取すると、そのままカウンターでシルバがゲット。勝負を決めました。
総括(2ー0)WIN
かなり気合を入れて試合に入ったんだと思われます。先制点のサバレタのガッツポーズを見ると、チームがここまでかなり苦しんでいたのが分かります。
守備もクリーンシートを達成しましたが、これは前線や中盤でプレスが掛かるシーンが多かったから。やはりボールをキープし、チーム全体を押し上げた状態でプレーした方が良いと思います。勿論カウンターのリスクは増しますが、この試合でも1対1で抜かれるシーンはありましたので、構える守備よりも積極的なプレーの方が却って良いですね。
ヤヤのプレーも良かったです。スピード面で危なっかしいプレーは有りましたが、この試合に限れば読みと長い手足を駆使して守備面でも穴になるシーンは少なかったかと思います。
これで連敗からは脱出。次節はアーセナル戦となりますので今日のような気合は見せて欲しいですね。