クマごろうの独り言

三十路を越えたクマのオス。フットボール中心に気になること

【プレミアリーグ17ー18】第1節ブライトン戦

遂に開幕しましたプレミアリーグ17ー18。開幕戦はAWAYで昇格組ブライトンとの対戦です。プレシーズンでの好調を持ち込みたいところです。

 

シティスカッド

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概ね想定通りの構成で、個人的に予想と外れたのはボランチフェルナンジーニョですね。ベンチには新加入のベルナルドや若手のフォーデンが引き続き招集されています。

 

ブライトンスカッド

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4ー4ー2の典型的なイングランドスタイルのチームでしょうか。正直、35年振りの昇格という事も相まって全然情報を持ってません、、、

 

前半(0ー0)ー:ー

 

 他の試合結果にも現れるように開幕戦はいつだって難しいものですね。ペップが睨んだ通り難しい展開となりました。ブライトンはプレミア昇格の開幕戦という事でHOMEスタジアム含めて、かなりモチベーションが高かったです。

 

最序盤に出足鋭いブライトンは、開始早々からシティとのハイプレス合戦を展開。かなり上下のスピード感のある状況になりました。最初にボランチフェルナンジーニョかぁと見てましたが、この展開を読んでいたのかヤヤよりも活かせる状況だったのは間違いないでしょう。プレービジョンに優れるヤヤですが、ハイテンポな状況に継続的に着いていくのは難しいですからね。

 

只、10分前後でそれも終わりシティはいつもの様にボールを支配し、ブライトンはゴール前に分厚い壁を作ります。これがかなりしんどかった。正直、バタバタした展開の最初にゴールをあげれてた方が楽でしたね。

 

ボールポゼッションは安定し、即時奪回のハイプレスも良く効いてましたので、ずっと押し込む展開だったんですが、押し込みすぎてスペースがまるでない。またブライトンの守備意識や集中力が非常に高く、ファイナルサードに向けてなかなかスピードアップ出来ませんでしたね。

最大の決定機はダイレクトのパスを3本繋いで放ったジェズスのヘディング。アグエロとダビドのワンツーで背後を取ったのも、アグエロのクロスに対して相手CBとの駆け引きでマークを上手く外したジェズスも良かったですね。マークを外す際に身体が少し流れた為あまり強いシュートにならなかったですが、それでもGKの逆はついていたんですがビッグセーブでした。これで余計にブライトンの意気が上がってしまうのが皮肉。

 

多くのチャンスを作れなかったシティ。こういう試合はどうしても増える可能性があるので、何かしらアイデアを生みたいですね。後、ストーンズの不注意なパスミスはいただけなかったな。

 

後半(0ー2)ー:アグエロ、OG

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後半も先制点を上げるまでは難しい試合となりました。セットプレイのピンチもありましたし、アグエロに訪れた決定機を大きく外してしまった際には、リバプールチェルシーコースなのか?と疑念を抱きましたが、流石に2度目の決定機をアグエロ汚名挽回のフィニッシュ。先制点で大いに落ち着けました。 

 

先制点のシーンでもそうですが、停滞した攻撃とは裏腹に大いに効いたのがハイプレス。デ・ブルイネが猛烈なチェイスからボールを奪うと、ダビド→アグエロと繋ぎ先制点を齎しました。追加点のオウンゴールも元はアグエロの粘りからこぼれ球を拾った流れですから、ショートカウンターは武器になります。

 

交替策で気になったのは起用法。2トップに入ったスターリングとベルナルドは共に中盤色のあるプレーヤーであり、ジェズスとアグエロとは違った持ち味を発揮できそうです。まあバルサ時代の3トップにFWではないチアゴやセスク、ダニを起用したり、バイエルン時代にゼロセンターバックをしたりとペップならやりそうな事ですね。相手によってシステムも組み合わせも変わるでしょうから、ペップの戦術眼に期待を寄せましょう。

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また上手くいかなかった左サイドも、展開によって変える必要がありそうです。ダニーロは悪くはありませんが、今日のような試合ではサイドの深い位置でボールを持っても、1度右足に切り替えさなければならずブレーキとなってしまいます。サネであればそのまま突破やクロスに持ち込めるので、復帰するメンディも含めて、ここも今後のキーポイントとなるかもしれません。

 

期待の若手フォーデンにプレミアデビューの瞬間は訪れず、今後に期待しましょう。

 

総括(0ー2)WIN

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いやぁ勝って良かった(笑)ほんと途中までは、危ない試合だなと思ってました。こういう時に限ってアクシデントは起こり易いですからね。そこを攻めあぐんだとは言えキッチリ勝利を収めたのはポジティブな要素と見れるかもしれません。

 

既に他試合では波乱が起きてますので、今回の勝利は素直に喜んだ方が良いでしょう。シティとしてはもう少し前に出てくる相手の方が、かえって与し易いと思います。

 

次節は大型補強を敢行しているエバートン。勝って勢いに乗りたいですね。

 

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開幕目前!!ペップ・グアルディオラ体制2年目展望

いよいよシーズン開幕が迫ってまいりましたプレミアリーグですが、開幕前という事で17ー18マン・シティスカッドを確認しておきましょう。

 

メインは3バックか!?

 

昨季のメインシステムとなりました4ー3ー3(もしくは4ー1ー4ー1)。試合中にサイドバックボランチの位置取りをする事で3バックになる事はありましたが、最初から3バックはあまり多くなくオプションの印象でした。しかし、新加入のサイドバック達によりプレシーズンでは3バックが度々テストされています。概ね上手くいったプレシーズンの内容を経て、本格的に3バックにシフトする可能性が高そうです。

 

左右のウィングバックに、ウォーカーを筆頭にダニーロやメンディなどタフで走力のある選手が加わった事により、サイドの幅と上下動を担保し昨季にはなかった強みとなりそうです。サネはこの新しいポジションでも躍動しそうな気配があります。

 

勿論、昨季からの4バックは安定感がありますので、試合相手や状況に応じて変化させながら戦っていくのは間違いないでしょう。ペップフットボールの一つの鍵としてシステムの多様性がありますので、様々な選択肢が持てるのは昨季にはなかったポジティブな要素と言えそうです。

 

また多様性という観点では選手起用にも言えます。昨季のシティは、それまでの選手達をベースにしていましたので、補強がいくつか失敗した事もあり起用の選択肢が多いと言える状況ではありませんでした。今季は前線にベルナルドを加え、ジェズスもスタートから使える状態にあります。ギュンドアンが本格的に復帰してくれば更なる充実と、3トップ或いは2トップと組み合わせも豊富に出来そうです。

 

シティ17ー18予想スカッド(3ー1ー4ー2) 

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という事で予想ファーストチョイスと次点の選択肢を考察します。システムはプレシーズンを踏まえ3ー1ー4ー2。

 

GKには新加入のエデルソン。昨季に問題となったポジションの一つで、プレシーズンを見る限りでは良いシュートストップを見せてくれています。2年目のブラボは巻き返したいところ。

 

3バックは、主将コンパニとストーンズオタメンディの3人。プレシーズンではその強さを活かしてコンパニが存在感を放ち、安定した守備を披露しています。不安なのはコンパニが怪我した場合とバックアッパーで、現状では若手のアダラビオヨと去就不透明なマンガラしかいません。なので市場が閉まる前に補強があるかもしれません。

 

ワンボランチにはヤヤがファーストチョイスになるでしょう。昨季にも代理人とのいざこざが解消されるとスタメンとして好パフォーマンスを披露しており、ペップの信頼も厚いと思われます。次点にフェルナンジーニョ。機動力は高いですが、荒い守備が玉に瑕。若手のガルシアがレンタルとなりましたので、ここは2枚で回すしかないですね。

 

今季のシティシステムで目玉とも言えるのが左右のウィングバック。右はウォーカーが不動のファーストチョイスと思える程の圧倒的なパフォーマンスを披露しています。左は選択肢が豊富で、好プレーを披露したダニーロは想像以上に良いですし、コンバートされる可能性のあるサネも自慢のスピードを活かす機会は増えそうです。そして負傷で出遅れてはいますが、こちらも期待の新戦力であるメンディは復帰すればスタメン争いに加わる事でしょう。

 

充実のインサイドハーフはダビドとデ・ブルイネの2枚看板。タイプの違う2人は昨季も好プレーを披露してますので、今季も大いに期待しましょう。特にデ・ブルイネには更なる飛躍を遂げて欲しいですね。またまだ復帰出来ていないですが、ギュンドアンが加われば大きな力になる事は間違いないです。昨季も出場した際には高いパフォーマンスを発揮していますから、怪我のみでしょう。新加入のベルナルドもこのポジションでの起用が可能です。2トップの場合は、インサイドハーフがメインの戦場になりそうです。

 

2トップ採用の際はメインキャストが新旧エース。アグエロとジェズスの共存は昨季後半から試していますし、他チームからは驚異の存在となって欲しいですね。プレシーズンで絶好調だったスターリングは、厚みの増した前線でも存在感を放つ事が出来ればワールドクラスへのステップを一つ上がれる事でしょう。3人共にローテーションによってある程度の出場機会は望めると思いますので、タイトルを取る為にもこの内誰かはリーグ戦での20ゴール以上が必要になってくると思います。

 

4バックなら(4ー1ー2ー3)

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昨季メインで使った4ー3ー3ならこんな感じになるのでは。CBはオタメンディストーンズのどちらかがコンパニと組み、左サイドバックは怪我から復帰すればメンディに変わると思います。

変わってくるのは3トップの扱い。この場合、センターフォワードアグエロとジェズスで争い、サイドをベルナルドやサネ、スターリングで争う事になるでしょう。

 

システムや所属メンバーのポジション的には、こちらの方がバランスの良いスカッドにはなりそうです。どちらにしてもバックアッパーで足りなそうなのは、ボランチとCBが若干薄いくらいですかね。となるとやっぱりコンパニには怪我されちゃ困るな(笑)

 

シーズン成否はストライカーとDF陣

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この上なく好調なプレシーズンでしたが、これを実際のシーズンで見せられないと意味がありません。それはチームが1番分かっているでしょうし、その意味でもシーズン開幕戦には内容の伴った勝利を求めたいです。

 

そして結局のところシーズンの成否を占うのは、第1にはストライカーがゴールという結果を残せるかに掛かっているでしょう。昨季、内容に結果が伴わない試合が数多く見られましたが、決定機を決められないツケを払わされています。デ・ブルイネが”ポストの呪い”に掛かっていましたが、アグエロも重要なシーンで決められず苦労しました。プレシーズンで早速何本かポストに当てているのは、恐怖を感じます、、、という事でアグエロ筆頭にジェズスやスターリングなど前線の選手がゴールを決めなければいけませんし、ストライカー達がゴールを決めれればチームも良いリズムを得られると思いますので、開幕ゴールを誰があげるのか期待したいと思います。

 

また、ゴールが決まらない上で接戦を悉く落としたのは守備陣の責任でもあります。特にGKはストライカーの得点同様にビッグセーブがチームに勢いをもたらしますので、エデルソンや2年目の挽回を期すブラボには獅子奮迅の活躍をお願いしたいです。上位陣には、やはり良いGKが良いセーブを見せてますからね。また3バックとなった事でストーンズも落ち着いてプレー出来るかもしれないです。コンパニも強く当たれる事で楔のパスをほぼカットしてますし、3バックの両脇に関しては走力自慢の新ウィングバック達がカバーしてくれるでしょう。

 

最後にこれだけのスカッドを用意してもらったペップ・グアルディオラ監督ですから、タイトル獲得は至上命題ですね。昨季の夏冬マーケットの際にもっとガンガンに変えていくのかと思ったら、案外そうでもなかったのでどうかなと思ってましたが、2年目になってようやくペップと相乗効果を発揮できそうなスカッドが揃ってきています。まずはプレミアリーグの覇権を奪ってもらいましょう。

 

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フェルナンドがトルコ移籍に

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マン・シティは、ブラジル人MFフェルナンドのガラタサライへの移籍を発表しました。フェルナンドは守備的MFとしてプレーしましたが、昨季はボランチの3番手で今季も序列の変化はない為、シティにとってはチームの人員整理となりました。

 

頑張る姿勢はあったフェルナンド

 

昨季のプレシーズンからフェルナンドのプレーを見ましたが、やはり守備に特徴のあるMFはペップの戦術には不向きだったかと思われます。特にワンボランチのポジションはDFラインと前線とのハブとして有効に機能しなければ、チーム全体のリズムを損なう事になるので、その点でフェルナンドは見劣りしてしまったかなと思います。

 

とは言えフェルナンド自体には、プレーはともかくその姿勢は個人的には好きでした。プレシーズンではこれはしんどいなと思って見てましたけど、シーズンの途中途中で見た際に、結構つなぐ意識であるだとかそういったものが不思議と見られたんですよね。彼の中でこのチームに合わせようとしている姿勢がですね。

 

それでも残念ながら戦力として捉えた際には厳しかったのも事実。彼のトルコでの幸運を祈りましょう。

 

ワンボランチに変化はなしか!?

 

という事で現チームでは、3バックでも4バックでも基本の中盤は逆三角形の布陣で変化ありません。やはりワンボランチの安定感がチームを左右する訳ですが、メンバーや序列に昨季からの変化はなさそうです。

 

ファーストチョイスは契約を1年延長したヤヤ、次点でフェルナンジーニョという選択肢ですね。昨季も殆どをこの2人で回してますので、今季も変わらないかなと思います。ヤヤは何だかんだでペップのフットボールをよく体現してくれていて、フェルナンジーニョよりもヤヤの方が上手だと個人的には思います。フェルナンジーニョは活動量の多さがヤヤには無い良さではありますが、プレーが少々雑になるのが玉に瑕。

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ガルシアは個人的には一押しなのですが、プレシーズン全く使われていないのが少々気になってたら、提携先のジローナへマフェオらと共にレンタルされました。ジローナへは計4名のシティ選手が加わります。一皮剥けて帰ってきて下さいね。

  

獲得の噂もあまりありませんし既にかなりの投資を行っていますので、2人というのは少ない気もしますが今季はこれで行くと思います。只、来季以降を考えればどちらもover30ですから、いずれ補強ポイントにはなっていくでしょう。もしかしたら、復帰するギュンドアンもこの位置で起用されるかもしれませんね。

 

取り敢えずフェルナンジーニョ、退場しないでね。 

 

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【プレシーズンマッチ2017】ウェストハム戦

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シーズン開幕前のラストマッチとなるハマーズ戦ですね。ハマーズへは馴染みの顔との早い再会となりました。

 

シティスカッド

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画像とは全く違い今回も3バックをテスト。右サイドにはダニーロが起用され、サネが左サイドで初先発です。そのほかはスパーズ戦と同様で、ベンチに新加入のベルナルドが控えています。

 

ハマーズスカッド

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シティから加入のジョー・ハートパブロ・サバレタが出場。こちらもベンチにチチャリートが控えています。

 

前半(1ー0)ジェズス:ー

 

攻撃的な3バックは今の所かなり上手くハマっています。特に効果を発揮しているのはプレス面で、ツートップのジェズスとアグエロが相手CBとGKに圧力をかけ、サイドの2人も高い位置で嵌めているので相手に余裕のあるビルドアップをさせていません。サイドの位置で取れればショートカウンターを繰り出せますし、苦し紛れのロングボールにはコンパニを筆頭に跳ね返しています。

 

先制点はまさにそのプレスが活きたシーン。アグエロが第1プレスを掛けた後に、サイドに流れたボールをダニーロが第2プレス。ここでボールを奪取すると連動して詰めてきていたデ・ブルイネがフリーでクロスを上げ、ジェズスが仕上げました。良い守備から取った得点はチームとして機能している証拠であり、このプレーをシーズン中に発揮出来るかが重要となります。

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待望のゴールを決めたジェズスは、ボールの引き出しが上手く、ワンタッチで叩くパスがきちんと合えば更に良い攻撃が仕掛けれそうです。そして先発起用となったサネは、縦へのスピードという彼最大の特徴を活かせそうな雰囲気を醸し出しています。サイドでの1対1や前方のスペースへの飛び出しなど、左ウィングバックでの起用は彼の特性を考えれば活きる可能性は充分にありそうです。

 

中盤の3人は既にクオリティが分かっている選手たちなので安心して見てられますね。ダビドのコンディションは随分上がってきたように思います。ビッグチャンスが沢山あった訳ではありませんが、ゲームはほぼ完璧にコントロール出来ていたと思います。

 

後半(2ー0)アグエロスターリング:ー

 

後半も同様にプレー出来ています。また60分過ぎで多くの選手を入れ替えても良いプレーが出ていますので、チームの状態は上々と呼べるのではないでしょうか。

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2点目はワンタッチでのスピードアップが上手くいきました。サネが前方にワンタッチでスペースへ送ると、飛び出したダビドがこちらもワンタッチでクロス。走り込んだアグエロが難なく流し込みました。これでアグエロ、ジェズスとスパーズ戦で外しまくった両エースに待望のゴールが生まれたのはペップも安堵したことでしょう。良かった良かった(笑)

 

途中出場では遂にベルナルドがお披露目となりました。彼の場合はコンフェデ杯の関係もあり、遅れてプレシーズンに入ってますのでまだまだこれからだと思いますが、それでも随所にらしいプレーは出ています。やはりボールコントロールが素晴らしく、密集地でもボールが持てるのはプラス要素です。スターリングへのクロスが決まっていれば記念すべき初アシストにもなったんですが。ハートさんのビッグセーブを喰らいました。

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そのスターリングはそれでも好調をキープしています。幅広く動いてボールを引き出し、このプレシーズンはゴールという結果が一番ついてきて、ペップの頭を悩ましてくれる事でしょう。そして若手組ではフォーデンが一番際立っていました。中盤での落ち着いたプレーは堂々としており、シーズン中も見てみたいなという気にさせてくれます。

 

そして後半の起用法を見ても両ウィングバックに求められているのは、スピードと攻撃的な資質だと言う事です。3バック+ボランチでのダイヤモンドでビルドアップを担うので、サイドはかなり高めの位置を取れます。すると必然的に求められるのは縦への飛び出しや、ドリブルやコンビネーションを利用した突破になりますからね。勿論、守備時には3バックの両端を埋める役目が出てくるシーンもあるかと思いますが、シティの守備はリトリートよりもハイプレスがファーストチョイスなので、あまり問題にはならないと思いますよ。

 

総括(3ー0)WIN

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勝利でプレシーズンを締めくくれたのは、精神的には良い準備で迎えられると思います。正直、プレシーズンは昨季と比較すれば、かなり良いと言えます。まぁペップ体制も2年目に入る訳ですからそのくらいはと思いますしね。あとは、これをシーズン中でも続けていけるかが重要なんですが。

 

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イヘアナチョがレスターへ

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マン・シティはFWケレチ・イヘアナチョのレスター完全移籍を発表しました。若きアフリカンはナイジェリア代表にも既に選ばれてましたが、昨季は出場機会もあまりありませんでした。

 

移籍先はレスターという事で、日本人としては岡崎との共演が気になるところですね。岡崎はシティ戦でミラクルなシュート決めてくれてますので、今季は勘弁してねって感じなんですが(笑)レスターは、結構前線にタレントがいます。岡崎はもちろん、エースのヴァーディやスリマニとかも居ますからレギュラー争い頑張ってもらいたい。

 

シティとしては、昨季加入のジェズスが期待以上にフィットしましたし、アグエロも残留してますから、チャンスはかなり少なかったので致し方なしかなと思います。報道では移籍金は2500万ポンドという事なので、悪くない取引だと思います。

 

まぁ今日の報道はネイマール一色だから、ほとんど注目されてないけど、出場時間の中ではゴールを結構上げていた印象ですから一皮剥けると良いですね。最も印象に残るゴールは、やはりダービーでの1発ですかね。

 

シティ戦以外での活躍を期待しましょう。

 

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【ICC2017】トッテナム・ホットスパー戦

少し遅くなりましたがICCスパーズ戦。プレミアリーグの開幕も迫ってきてますので、良い形で仕上げていきたいですね。

 

シティスカッド

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ダビドがプレシーズン初登場。スキンヘッドにしているので試合中に誰か分からなくなる(笑)システムはマドリー戦と同様の3ー5ー2。ツートップには今回スターリングとジェズス、ウィングバックはウォーカーとダニーロの新戦力を続けてテストです。

 

スパーズスカッド

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メインどころがヅラリ。ウォーカーの抜けたポジションには若いトリッピア。

 

前半(1ー0)ストーンズ:ー

 

とても良い前半でした。ジェズスとスターリングを前線に並べると、しっかりプレスが掛かりパスコースをかなり限定出来ます。そして縦パスにはコンパニが完璧に潰し、前線での起点を作らせません。3バックはそのコンパニを筆頭にプレスと相まって安定した守備を披露していました。

 

前半に関しては危なかったのは2つ。開始早々にトリッピアのアーリークロスから簡単にアリをフリーにさせてしまい、またカウンターからエリクセンのスルーパスにケインが抜け出したプレーも危なかった。どちらもエデルソンのビッグセーブで事なきを得ていますが、気をつけたい所です。

 

只、それ以外のシーンではプレスが有効に効く場面の方が、かなり多く目につきましたしボールと共にゲームをコントロール出来ていたと思いますので、ペップも好印象を抱いたのではと思います。

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そして攻撃面も好プレーは何度も見られ、特に右サイドのウォーカーは優れたパフォーマンスを継続しています。スピードを活かしたオーバーラップは迫力満点で、FWに対して斜めに出すパスは精度が高いです。正直、ここまでは文句のつけようがないくらい。リーグ開幕後もこのプレーを続けてくれれば間違いなく右サイドは強みになりますね。

 

対面のダニーロもここまではポジティブな面の方が多く見られます。右利きの左サイドというのを上手くこなしています。ボールをガードして持てるので、ポストプレーに来たFWに当てるパスや逆サイドのウォーカー或いはデ・ブルイネ目掛けたサイドチェンジは効果的です。チーム全体が連動してプレスが出来ている事もあり、今の所守備面でもネガティブなシーンは見受けられません。一つ注文するとすれば左足での2本のクロスは、あまり良い精度ではなかったくらいでしょうか。

 

そう、なのでチームが優れたパフォーマンスを披露した前半に唯一怒らなきゃいけないのはジェズス。昨季の救世主の1人は、この日有り余るシュートチャンス全て(多分5回)をフイにし、最たるものは完璧なデ・ブルイネのラストパスを思いっきりミスるという、、、そんなんじゃアグエロからエースの座は奪えないぞ!!

 

後半(2ー0)スターリング、ディアス:ー

 

後半も前半同様にゲームをコントロールしたのはシティ。コンビネーション、クロス、セットプレイとバリエーション豊かな攻撃でチャンスを構築していきます。

 

という事で、後半登場したアグエロ先生にジェズス君へのレッスンをしてもらいましょう。シュートはこうやって撃つんだよっと、カーン、、、おい!!3度あった決定的チャンスをものの見事に全て外すアグエロさん。しかも2つはポストに当て、今季のポスト当て選手権でデ・ブルイネを抜いて単独首位に躍り出た訳ですが。、、、泣ける。

 

一応擁護するとアグエロ、ジェズスの2人ともプレーそのものは良かったんですよ。動き出しが良いからボールも上手く引き出せるし、チームのコンビネーションの中にきちんと自分のプレーを混ぜれてましたからね。

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そんな2人にレッスンしたのはスターリングとディアス。共に2試合連続ゴールと好調でアピールに成功しています。スターリングもサネもレギュラーに確約できない程、攻撃陣は充実しようとしています。サネはウィングバックとしては前方によりスペースがある為、面白いように思いますがどうでしょうね。起用時間が短い中でも優れたスピードを披露していますが、今はダニーロをテストしているせいかあまり観れていません。若手のディアスはマドリー戦のゴラッソが自信になっている事でしょう。

 

最後にこの後半のMOMには、私ならナスリを選びます。アイデアとそれを実行するスキルには脱帽します。切り札にナスリはかなり面白いと思うけどなぁ。

 

総括(3ー0)WIN

 

チームはプレシーズン3戦目でかなり良い動きが出来ていました。新守護神のエデルソンも期待できると思います。リーグ開幕まで2週間、更に良い準備をしてもらいたいもんですね。

 

アグエロとジェズス、君達2人は困ったもんだ。良いプレーでもゴールが奪えず落とした勝ち点が、昨季一体何回あったと言うのか。シーズン開幕後の爆発の為に取っておいたという事で、許しておきましょう。マジで頼むよ!!

 

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【ICC2017】レアル・マドリー戦

シティにとってはプレシーズンマッチ第2戦目となります。両者HOMEユニフォームではなかったですが、今季のシティのユニフォームは中々好みです。

 

シティスカッド。 

ダニーロとウォーカーという新加入のハードワーカーがいる事もあってか3バックをテストしています。そしてユナイテッド戦で好プレーを披露したフォーデンが続けて先発起用、ジェズスとアグエロのツートップなど注目点の多い構成。

 

マドリースカッド。 

移籍したモラタとエースのクリスティアーノ不在以外は概ね主力を起用しています。新10番を背負う事になったモドリッチが一番の注目でしょうか。

 

前半(0ー0)ー:ー

 

互いに良い形での攻撃を披露した前半はスコアレスで終える事となりました。25分辺りまではシティの好機を多く見られましたが、現欧州王者もセットプレーからの好機から盛り返しイニシアチブを取りに来ます。シティの動きもユナイテッド戦より体が動くようになっており、プレスやスピーディーな展開も見られました。

 

シティで良い動きを披露したのはデ・ブルイネ。2列目からの飛び出しや高速パスなど、彼の特徴がよく出ており、インサイドハーフのポジションから幅広く動きチャンスを演出していました。また同じく中盤ではボランチのヤヤからテンポの良い縦パスが数本見られ、特にワンタッチで叩く縦パスは局面を前進させ好機を生み出すキッカケを作ってくれました。若きフォーデンはユナイテッド戦程のインパクトは残せませんでしたが、それでも落ち着いてプレーも出来ていましたし、このリズムに慣れればアイデアをもっと出せるのかなという気が。

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3バックシステムで重要となる”レールを走る選手”。それにあたる左右のウィングバックは、どちらも新顔が持ち前のダイナミズムを披露しています。ウォーカーは本当にタフにアップダウン出来るし、スピードは驚異的です。マルセロは上手さもあるので守備時には難しい部分もありましたが、持ち味は出ていたと思います。そして古巣相手に燃えたであろうダニーロ君は、思っていたより全然良かったです。1本裏を取られたのはご愛嬌ですが、右利きでも上手く左サイドをこなしてるし、攻撃面では割と味方も見えて使えているので結構いけそうだなって感じですよ。

 

ツートップを組んだアグエロとジェズスは、2人で突破するシーンは1度だけでしたがまぁこれからですね。アグエロは1戦目よりも明らかにシェイプアップしてきましたし、ジェズスは相変わらず良い動き。

 

ポジティブな面も多くみえましたが、守備面では流石に後手に回る事も多く、モドリッチとイスコの所でしっかりボールをキープされるとしんどくなりましたね。30分辺りからは運動量も落ちたので、3バックの間を結構狙われてしまいました。結果、GKエデルソンは今の所良いセーブを見せてくれて一安心です。

 

後半(4ー1)オタメンディスターリング、ストーンズ、ディアス:オスカル

 

点差の開いた後半ですが、実際には60分過ぎにマドリーは一気に若手含めた選手を入れ替え、シティも70分過ぎから若手中心に切り替わってますので、2ー0辺りまでが実際のスコアって感じでしょうか。

 

面白かったのは後半頭から起用されたナスリとマンガラ。両者共に放出候補と目されますがナスリはインサイドハーフの一角、マンガラは3バックの左を任されました。考えられる意味合いは通常であれば2つ、本当に試す気があるかショーウィンドウか。ペップの真意は分かりませんが、意外に前者かなと思ってます。根拠としてペップは選手の放出に関してドライな面がある事と、2人が戦力になれる可能性がある事です。

 

ナスリはプレーヤーとしては問題ないです。密集地を苦にしない確かなスキルと膠着状態を崩すアイデア共に抜群で、ICC2戦連続で戦力になれる事を示しています。更にヤヤの運動量が落ちて若手に切り替わっていくとワンボランチを任され、器用にこなすセンスの良さと私はナスリをかなり評価します。そしてペップも結構好きなんじゃないかなと推察出来るんですよね。まぁ先日報道で出ていた事がどこまで真実かは定かではありませんが、不満分子にならないで済むなら確かな戦力になるはずです。

 

またマンガラに関しても3バックという選択肢であれば、そもそもセンターバックの頭数が少ない事に加え貴重な左利きですから、コラロフの退団した今チーム内での価値は少しは上がっていると考えられます。こちらもレギュラーでの起用ではないでしょうから、それを選手自身が消化出来るかどうかかなと思います。

 

最後に2戦目でアピールした若手はディアス。流麗なパス交換から抜け出し得意の左足でゴラッソを決めてくれました。

 

総括(4ー1)WIN

 

プレシーズンマッチですが勝利はいつだって嬉しいものです。多くのポジティブな面が見られたこの試合でベストプレーヤーだったデ・ブルイネは2アシストを披露。唯一ネガティブなのは、デ・ブルイネのFKがポストに当たった事でしょうか(笑)昨季のポスト当て大賞を受賞したデ・ブルイネに早速1本目がカウントされてしまいました。

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スコアは良かったですが、内容はもっと改善できるでしょう。しかし、まだダビドもベルナルドもギュンドアンも出ていない事を考えれば、攻撃陣の選択肢はかなり豊富です。ムバッペは正直いらないので、ペップには面白いチームを作ってもらいたい。

 

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